最終更新: tyounekogami 2022年10月02日(日) 14:53:36履歴
呪文はそれぞれ異なる技能として扱い、技能と同じようにして習得します。ほとんどの呪文は「知力/難」の技能ですが、一部の強力な呪文は「知力/至難」です。呪文には技能なし値がありません―呪文を使うためには、実際にその呪文を知っていなければならないのです。
呪文を学ぶ場合は「魔法の素質」のレベルを知力に加えることができます。例えば知力12「魔法の素質3レベル」のキャラクターは、知力が15あるものとして呪文を習得することができます。加えて、「魔法の素質」が1レベルごとに呪文を習得するのに必要な時間が(CPではありません)10%低下します。ただし最大でも「魔法の素質 4レベル」で本来の60%までです。例:「魔法の素質3レベル」の魔術師は通常の70%の時間で呪文を習得できます。「魔法の素質」のレベルの上限はGM次第です。ふつうのGMは3〜4レベルを上限に設定するでしょう。
あなたが知っている呪文が少なくないなら、「呪文書」を作ることをお勧めします。これはあなたが知る呪文の一覧で、それぞれの技能、エネルギー消費、準備時間、持続時間などが書かれています。呪文書があれば、ゲームの手間がずいぶんと省けるでしょう! 呪文書用のシートは『魔法大全』の255ページにあります。
[[教師を見つける>魔法の学習#Finding_a_Teacher]]魔法の学習の難しさは、その世界における魔法の役割――特に普及の度合い――に大きく依存します。魔法が珍しくない世界では、他の手仕事と同じように魔法が教えられているはずです。魔術師に弟子入りしたり、学校に入って学習するわけです。一方、魔法が珍しい世界では、教師は遠くはなれた僧院や塔に篭もっているかもしれません。魔法が禁じられているなら、教師となる魔法使いは姿を隠しているはずです。
魔法を志す者が教師を見つけだしても、自分が生徒になることを認めさせねばなりません。 お金をとって教える教師もいれば、訓練と引き換えになんらかの奉仕を求める教師もいるでしょう。中には前もって見返りを求めず、いざというときに生徒がみずから使命を悟ることを期待する教師もいます。
他の知力基準の技能と同じように、教師がいなくても魔法を学ぶことはできます。ただし、自分が読める言語で書かれた優れた魔法書がなければいけません。その条件を満たしたとしても、教えてくれる者がいなければ習得に倍の時間がかかり、必要なキャラクターポイント (CP) 1点あたり 400時間が必要になります (「魔法の素質」の効果によって習得に必要な時間を減らすことができます)。適切な書物を見つけるのは、教師を見つけるのと同じくらい難しいのです。
即席魔法のある世界 (194 ページ)なら、魔法の教師は存在しないかもしれません。そうした世界では、魔法使いは実験と数多くの苦難から魔法を身につけていきます。
魔法関連参照用の定型文
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