御存じ必殺シリーズを素材にしたウィキです。ファンの皆様方の御参加をお待ちしておりますので、どうかよろしくお願いいたします。

放送日


 1973年4月21日

放送回


 必殺仕置人 1話

脚本


 野上龍雄

監督


 貞永方久

ストーリー


 江戸を騒がせた「闇の御前」と呼ばれる凶悪犯が斬(き)られ、さらし首となった。だが、お咲(今出川西紀)は、その首は捜していた父親だという。
 同情した棺桶の錠(沖雅也)が「替え玉にされた父親の敵を討てば、お咲が三十両出す」と口走ったため、天神長屋に住む骨つぎ師、念仏の鉄(山崎努)らがとびついた。同心、中村主水(藤田まこと)もこの話に乗った。
 主水は牢(ろう)につながれている暗黒街のボス、天神の小六(高松英郎)を連れ出した。小六が指摘したのは、主水も顔見知りの廻船問屋、浜田屋庄兵衛(大滝秀治)だった。そして“仕置人グループ”は庄兵衛が、奉行牧野備中守(管貫太郎)と通じているのをつきとめた。




 
 

名台詞&名場面


 錠「どうにもこうにも我慢できねえ。なにやってんだ、さっさとバラしゃいいじゃねえか、バラしゃ!」
 主水「それだけじゃ足りねえよ」
 錠「じゃ細切れにして肥溜にたたっ込んでやるとか!」
 主水「まだまだ」
 鉄「病気持ちの夜鷹抱かせて鼻っ欠けにしてやるってんのはどうだ?」
 主水「まだまだ」
 鉄「それじゃあそれじゃあ……あー! なんだかゾクゾクしてきやがった。生きてるってのも満更じゃねえな。さあて、あの外道どもどう料理してくれようか」
 主水「まだまだ」
 鉄「ばかやろ。まだなにも言ってねえや」
 主水「いきるないきるな。男三十過ぎていいかっこしようなんざ、落ち目んなった証拠よ」

ポイント


 ●記念すべき「必殺の顔」中村主水が初登場。

 ●それに相応しく「主水がいかにして闇の稼業に入って行ったのか」の心理プロセスが秀逸。

 ●また同時に、ゲストヒロインとの関係もあって、錠の主役編という要素も相当に強い。

 ●ただその反面、主水や錠に比べて、トップクレジットのはずの鉄の描写が今一つのところがあり、これが本作全体における鉄の主役性を微妙にしているのは否めない。

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