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プロフィール

霊烏路空(れいうじうつほ)とは、東方Projectのキャラで初登場は第11弾『東方地霊殿』Stage 6ボスである。

東方地霊殿とは
東方地霊殿(とうほうちれいでん)とは、東方Project第11弾となる作品で、2008年8月のコミックマーケット74にて完成版が頒布された。本作の特徴としては、武器選択の代わりに支援キャラクターのうち1人をパートナーとして選び、選んだキャラクターによって作品中の会話が異なってくることである。
本作では『自機キャラクターがパートナーと組んで異変を解決する』という内容である為、武器選択の代わりに過去作のキャラクターを一人選ぶ事が出来る。キャラは自機一人につき三人(全六人)から一人を選ぶ事が出来、キャラによって自機のショットや支援攻撃が変化する。ちなみに会話イベントも変化するが、支援キャラは『地上から地下の自機に交信し支援している』という設定の為、立ち絵が表示される事は無い。

雪の降る冬の博麗神社。一度地震により倒壊した神社であったが、今はすっかり元の姿を取り戻している。そんなある日、博麗神社の巫女、博麗霊夢を驚かす出来事が起こった。それは博麗神社の近所に突然の立ち上る白い柱、間欠泉である。普段なら何か出来事が起こると彼女は解決に向かうのだが、その出来事は彼女を驚かすと同時に喜ばす物だったのだ。間欠泉は雪を溶かし、周りには人間、妖怪問わず体の疲れを癒す温泉が湧く筈だった。
――しかし、霊夢の希望的観測は外れた。間欠泉から湧いている物は温泉水だけでは無かったのだ。次々とわき出る異形の者達。地霊――地底に住む者達であった。

霊烏路空とは
親友のお燐(火焔猫燐)と同じく古明地さとりのペットである。通称はおくうもしくはお空。地霊殿に住まい、灼熱地獄跡の温度調節を仕事として平和に暮らしていた。(ちなみに温度上昇に必要な燃料はお燐の運んできた死体)
しかし、ある日突然訪問してきた山の神(八坂神奈子と洩矢諏訪子)によりもたらされた八咫烏の力を取り込み、急激に力をつけた。そして、地上を破壊すれば新たな灼熱地獄が生まれると考え、異変が起きる事に。もっとも神奈子たちも侵略の可能性を予感していたようだ。異変の後は、守矢神社に請われて間欠泉地下センターでも何らかの仕事をしている。
『地霊殿』配布から一年後、『非想天則』にプレイヤーキャラとして出演。 多数いる東方キャラの中から『地霊殿』から早速の出演ということで人気の高さが窺える。そして旧地獄が舞台の『東方剛欲異聞』にもボスとして参戦。核融合炉内の灼熱地獄に入り込んだ不純物を排除する仕事をしていたのだが、プレイキャラ達も不純物と勘違いして攻撃を仕掛けてくる。「不純物が喋った!」は中々のパワーワードである。地霊殿以来、再びボスとして立ちはだかってくるのだが、灼熱地獄は足場が悪く、画面の両端がダメージゾーンとなっており、非常に戦いにくい。さらにおくう自身は常に空を飛んでいて、スペルカード発動の要である水もあまり出ない為、ゲームに慣れていないプレイヤーにとってかなりの鬼門。

霊烏路空の種族
「地獄鴉 with 八咫烏」
元々の種族は「地獄鴉(じごくがらす)」である。地獄鴉は地獄の闇から生まれ、地獄の亡者の肉を啄む鴉の妖怪である。最近になって旧地獄が廃棄される前から棲んでいた先住民だと確認された。灼熱地獄の高熱に耐えられる他は、これといって特徴は知られていない(求聞口授、つまり里の人間の認識)。しかし実際は鴉の姿で火球状の弾幕を放つ事が出来る(地霊殿6面)。お空は、そんな地獄鴉の一羽が神の火の力=八咫烏(やたがらす)の分霊を宿した存在である。
なお、神をその身に宿すのは普通の人間や妖怪には容易なことではない。無個性で無名ゆえに自我に執着せず、神格を受け入れる包容力と努力が必要(空虚であると簡単らしい)。現在のお空の状態はいわば「動く分社」であり、霊夢や依姫の「神降ろし」に近いものがある。ちなみに宿主として地獄鴉が選ばれた理由とは核融合炉に旧灼熱地獄跡の高温高圧が必要だった事、八咫烏を降ろすのに、宿主に自身を八咫烏と思いこませるのが容易であったためだとか。

霊烏路空の容姿
右足は「融合の足」。核融合反応によって最終的に作られる「鉄」をイメージさせる形状(あるいは、通称「象の足」、チェルノブイリに在るウランやプルトニウムを含んだ溶岩状の固形物。ただし、核融合と核分裂は別物である。)左足は「分解の足」。電子が絡みついている。右腕は「第三の足」。多角柱の制御棒。胸は「赤の目」。大きな真紅の目が胸から飛び出している。これらは八咫烏の影響により姿が変わった結果で、元からこの姿ではないらしい。ファンタジー(幻想)というよりサイエンスフィクション(空想科学)的。
服装は白のブラウスに緑のスカート。癖毛気味な長い黒髪に緑の大きなリボンをつけている。鴉らしい真っ黒な翼には、上から白いマントをかけており、そのマントの内側には宇宙空間が映し出されている(地球の核を包み込むマントル:mantleと、空という核を包むマント:mantle、そして太陽という核を包み込む宇宙の三つを掛けているものと思われる)。
身長はとても高い。

霊烏路空の性格
素直で真面目なお調子者。他人の言うことを容易に信じ、偶然手に入れた八咫烏の力に疑問も持たず有頂天になるなど、純粋で子供じみた所がある。さらに鳥頭と呼ばれる記憶力の弱さがそれに拍車をかけている。(ただし鳥頭の鳥はカラスではなくニワトリ)ただし、神奈子のことは忘れていた一方で、重要な事柄(主であるさとりや親友のお燐の事など)は決して忘れない。また「異物発見」「炉心の温度低下に注意」など意外に難解な言葉を話していたりもする。
また、神主が
「強い力でも馬鹿に持たせれば悪用すら出来ないって事がよく判ります。ああ、夢のエネルギーなのに。」(Music roomより)
と公式で馬鹿扱いしているが、天然ボケというニュアンスではない。なお実際のカラスの頭(知能)はお空とは逆。なんJ民と張り合えるほど賢い。活用は世の為に、悪用は私欲の為に使う事である。「悪用すら出来ない」とはすなわち、無計画で誰にとっても破滅しかもたらさず、ただ無益な様を皮肉にしている。
『非想天則』にて「新聞とか殆ど読んだことないや」と発言しているが、「全く読んだことがない」とは言っていない辺り、文盲ではなく、地底の環境が新聞を読むのに適してないか、単に興味がないだけという可能性が高い。

霊烏路空の能力
核融合を操る程度の能力である。「八咫烏」は太陽神「天照大神」の使いなので太陽の使い・太陽の化身と云われる。
核融合とは、水素など軽い原子同士を約2億度に加熱することで融合させ、より重い原子と膨大なエネルギーを発生させる反応のことである。なお、本来水素は「水素分子(H₂)」の状態で存在しているが、核融合時はあまりに高温なため、原子一つだけで存在している。ヘリウムや酸素なども同じ。核融合は、水素→ヘリウム→炭素→ネオン→酸素→ケイ素→鉄の順で進行し、進行するほど核融合するために必要な温度が上がっていき、非常に安定している鉄原子になると核融合は終了する。現在の原子力発電などに用いられている核分裂とは違い、核廃棄物がほとんど出ず、プルトニウムなどのレアメタルを使う必要がなく、制御が容易で暴走しにくく、核分裂より効率がよく、より多くのエネルギーが生成できるなどの利点がある。
もっとも身近なもので実用化されているのが水素爆弾である。水爆は、水爆内部にある原子爆弾を爆発させることで水素を2億度まで加熱して核融合爆発を発生させる。自然物などでは「太陽」などが有名である。しかし、太陽レベルの大きさの恒星では温度が足りず、せいぜいヘリウムまでしか核融合ができない。なので、水素を全て使い果たした太陽は、ヘリウムガスがどんどん宇宙空間に放出され、核だけが残った「白色矮星」となる。(ちなみに、太陽の寿命はあと50億年だと考えられている。)ベテルギウスほどの大きさの恒星だと鉄まで核融合反応が進み、恒星内が全て鉄になった時、核融合反応が終了して反発力が失われるため、重力崩壊を起こして超新星爆発が発生する。
ただし、核分裂に比べて反応に必要な温度・圧力が高いために技術的ハードルが高く、水素爆弾は現在の所は原子爆弾で起爆する必要があり、核融合炉は高温高圧の反応プラズマを封じ込める技術開発が困難を極めている。そのため、現在ではまさに夢(幻想)の技術である。
お空はそれらを一人で行うことができる為、もっとも危険な能力の持ち主なのだ。
核分裂反応は、ウランやプルトニウムなどの不安定な原子に中性子をぶつけることで不安定な原子が2つに分裂し、その際に莫大なエネルギーと中性子を3つほど放出する。そして放出された中性子をまた不安定な原子にぶつけて、、、と連鎖させる事ができる反応である。原子力発電所では核分裂の燃料となるウランやプルトニウムでできた「燃料棒」の間に中性子を妨げる「制御棒」を設置し、この制御棒を上げ下げすることで核分裂連鎖反応を制御している。
しかし、なぜか霊烏路空は『非想天則』で爆符「ギガフレア」などをこの制御棒の先から発射していたが、実際の核融合は左手でする描写が原作ではなされていたため、あながち間違いでもなくなった。二次創作ではエネルギーを打ち出す「砲門」が制御棒の先に描かれている場合があるが、『非想天則』のドット絵では何もないただの棒のように描写されている(手間を省いているだけ説も)。

性別

女性

ジャンル

東方

キャラクター特性

ドジっ子
注射攻撃時、医療ミスの確率が5%アップ

キャラ栗武器

贄殿遮那

(成功時台詞)

なんと贄殿遮那制御棒だった。


『残念でした。もう地獄の釜から逃げ出せない。』

『時間すら歪む超高温、
 超高圧の世界は地上の姿を大きく変貌させるでしょう。』

『その究極のエネルギーこそ核融合!』


               「サブタレイニアンサン」
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      『貴方も私と        
        フュージョンしましょ?』

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は引力を持つ小型太陽を発生させ○○を引き寄せた!
○○は逃れることができない!


キャラクリ画像
「☢  CAUTION !!  ☢」という文字は左から右に動き、
非常に大きい「☢」という記号は右から左へ動くらしい。
ちなみに、CAUTIONは「警告」という意味。

(通常クリティカル時台詞)

「うにゅ?」

「ちょこまかと動いても変わらないよ!どうせ見てないから」

「私の究極の核エネルギーは全てを溶かし尽くす!
どうやって私を倒すつもりかしら?」

どなたでも編集できます