架空国家を作ろう　亜空世界線

アルフォネシア人民共和国は、デニエスタ帝国連邦の植民地から独立してできたアルフォネシア王国?から、社会主義革命が起きたことによって1977年に建国された。アポルエ大陸の南西端にあるロアナウ半島とその周辺のメゼル島、コラーブ島、ユホーツク島、ゴムール島、ジャビア列島、オハリスク島、他大小合わせて6000を超える島々から構成されている。国民は複数の民族で構成されており、ローナ人、メゼル人、コラーブ人、ジャブ―人、マウサナ人がほとんどの割合を占め、その他の少数民族を合わせて18種類存在する。それと同時に言語も多様化しており、公用語として定められているロアナウ語も都市部やロアナウ半島以外ではしゃべることが出来ない人がほとんどとされているため、公教育による強引な言語統制が進められている。

国号はロアナウ語で『Urllen qudlipp(アーレン・クゥドゥリップ)』、英語では『Alphoneesia People’s Republic』。日本語での正式名称は『アルフォネシア人民共和国』で、『アルフォネシア』、『アルフォネシア共和国』と表記する場合もある。ロアナウ語の「Urllen(アーレン)」は「海」「海の」「全て」などを意味し、「qudlipp(クゥドゥリップ)」は「人々」「集団」「コミュニティ」などの意味がある。

帯極星旗

現在使用されているアルフォネシアの国旗は『横帯極星旗』という名称がつけられている。青色、白色、赤色の帯、中央に四芒星が描かれたデザインとなっている。青は空と海、白は正義と希望、赤は太陽と明るい未来を表すものとなっている。これは王政が崩壊した直後に設立された共和国政府が使用していたものが、そのまま国旗として採用された。

革命組織の旗	王政時代の旗

白獣紋章

現在使用されているアルフォネシアの国章は『白獣紋章』という名称がつけられている。二頭の一角馬と四芒星模様の盾、その上にロアナウワシ、交差した二本の紅槍が描かれたデザインとなっている。紅槍はアルフォネシア神話に登場し、邪神を打ち払うときに使用された2本の「ベナークの槍」が描かれている。

アルフォネシアの国歌である『veeoz fon bloppides(波の声)』は、17世紀後半に民謡としてローナ人らによって作られたとされている。

veeoz fon bloppides　作成･作曲:不明

veeoz lig tallesb pg qurety os ner
rohelnp tob artonechi
enthicpar oraseghit jis ston peir pilop
olr tnt mel foi bloppides

jes taf lionspon gostefeflub chung
mesok iof qo donittsu
ku taltapef nigg telpck ef tyo llo
olr tnt mel foi lefdattnes

簡略歴史年表
年代	出来事
紀元前約100万年頃	現在のロアナウ半島周辺地域で人類が生活を始める
紀元前年	太陽教が伝来する
聖暦972年	滅主教が誕生する
聖暦1691年	デニエスタ帝国連邦によって植民地にされる
聖暦1954年	デニエスタ帝国連邦から独立 アルフォネシア王国が建国される
聖暦1975年	アルフォネシア王国崩壊
聖暦1977年	アルフォネシア人民共和国が建国される

紀元前100万年頃から現在のロアナウ半島周辺地域に古代アポルエ大陸中央部出身の人々が到来。
アポルエ大陸北部や中央部と比較して水も食料も豊富に存在したロアナウ半島周辺には、当時としては大規模な人口を抱えることが出来る場所となっていた。
そのため現代にも残る巨大な石造りの祭殿「モーラ・アプタフノ・タ・ルーク」や巨人の彫刻群である「プチャー・ニ・ローニャ」などが作られるほどの巨大な文明が当時存在したと推測されている。

2度の世界大戦の後に、デニエスタ帝国連邦からようやく独立を果たすことになる。その際、旧ロアナウ王国?の最後の王として君臨していたバージュ・ラポニエル?の直系の子孫にあたるデルパ・ラポニエル?がアルフォネシア王国?の国王として即位。

詳細は⇒「アルフォネシア人民共和国憲法?」

アルフォネシアには元首と定められた地位は存在せず、人民代表の地位がおおよそそれにあたる。
人民代表は憲法によって国家の最高指導者としての地位が与えられており、議会の解散、閣僚の罷免、条約の批准などの強力な権限を有している。
人民代表は本来国民による投票でのみ選出されるが、革命を主導したドレフ・ラクトルが革命以降も人民代表としての地位についている。

国の立法機関として人民議会が置かれている。現在はロフ・ジャイナが人民議会の長である人民議会最高議長の地位についている。

国の最高位の行政機関として統括府が置かれている。現在はセルペチカ・ユエルが統括府の長である国家統括行政長官(首相)の地位についている。

国の最高位の司法機関として中央人民裁判所が置かれている。現在はシスト・オムニエルが中央人民裁判所の長である中央人民裁判所長官の地位についている。

現在の政権与党はアルフォネシア人民革命党?となっている。

アルフォネシアは独立以降、孤立主義的外交方針を取っている。国民の精神感情的に外国との交流を嫌う傾向が強く、特にデニエスタに対する嫌悪感が他国の比ではないためだと考えられている。現在、国際的な枠組みにもほとんど加わらず、社会主義国との交流も希薄となっている。

アルフォネシアの人口の多くはローナ人、メゼル人、コラーブ人、ジャブ―人、マウサナ人が占めている。