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ゴトロス連邦の自動車(ゴトロスれんぽうのじどうしゃ)とは、ゴトロスの自動車メーカーが生産・販売している自動車である。 ゴトロス資本メインの四輪車メーカーは現在、ビーバー自動車たった1社のみである。



概要

ゴトロス連邦における自動車生産は1955年、国連軍から払い下げられた中古軍用車の部品を流用して製作されたジープ型乗用車が初めてであるが、本格的な自動車生産は、ステイメンモーターワークスと技術提携したビーバー自動車が、アクシア立憲共和国ステイメン・ペスタのノックダウン生産を開始した1962年8月以降といえる。1988年に自動車の輸入が自由化されるまではカーリスト先進諸国のメーカーのモデルをノックダウン生産するケースが非常に多かった。ゴトロス車は小型車から高級車、大型トラック・バスまで車種がフルラインナップされているが、スポーツカーやスーパーカー、ピックアップトラックといった趣味性の強い車種がほとんど存在しなかった。これは、ゴトロス内でモータースポーツ文化が大衆には根付いていないことや、メーカー自体も海外レース参入に消極的であることが理由として挙げられる。その点はゴトロスメーカー側も自認しており、2010年代以降はモータースポーツへの参戦や、高級車・高性能ブランドの立ち上げに努めている。また、ゴトロスの車は安かろう悪かろうで通っている。ゴトロス車は性能が先進諸国の自動車メーカーよりも低いが破格の安さで販売されていることが多い。そのため近年では新興国市場での占有率が先進国市場よりも圧倒的に高くなっている。ゴトロス通貨危機後は生産台数が減少している。

車両クラス

  • 軽自動車
  • 中型車
  • 大型車

主なメーカー・ブランド

四輪・トラック・バス

世界での展開

近年では自動車の輸入数量も増加傾向にあり、シャジャススタンの街中で見かける自動車の大半はコストパフォーマンスに優れたビーバー自動車製のものである。*1

買収

聖暦1992年9月23日にゴトロスの自動車メーカー「ビーバー自動車」はアクシア系企業から買収の提案があったが、ビーバー側はそれを拒否。アクシア側はそれを承諾した。ゴトロス通貨危機後ということもあってかゴトロス国内ではビーバーが買収されることに賛成する人々もいたが、ビーバー自動車社長のサ・タリは「経済復興によりビーバー自動車の経営が良好になる予兆がみられる」として買収を見送った。政府も経済の主力部門として自動車部門を開発しようとしていたため、今回の買収には難色を示していた。

技術力とブランド力の躍進

ゴトロスの自動車における技術力はここ数年でめきめきと増大している。ビーバー自動車などはいかに安く安全な自動車を作れるかを日々研究している。ビーバー自動車が製造した直噴エンジンやハイブリッド車はカーリストの先進諸国を驚かせている。また、近年はカーリスト先進諸国からデザイナーを招へいした結果、デザイン力についてはかつて隔世の感があったカーリスト先進諸国車勢をも脅かすほど大幅に向上。なお、ゴトロス内ではまだゴトロス車の技術は他国に追い付いていないという意見も根強い。2015年2月7日に発表された、ゴトロスのポータルサイトが20代と30代の会社員1802人を対象に実施したアンケートでは、回答者の64.2%が輸入車を購入したいと答え、その理由として「国産車より優れた性能」という回答が最多だった。

今後の展開

ゴトロスの自動車生産は現在窮地に追い込まれていると言えるだろう。アクシアなどの自動車大国はその高い技術力を武器に安定したシェアを誇っている。ゴトロスは破格の安さにより新興国市場のシェアを伸ばしているが、その知名度の低さは絶望的である。また、新興国が新たに自動車ブランドを立ち上げゴトロスのシェアを奪うとも限らないのだ。ビーバー自動車はこれまでの安価な自動車の販売を続けながら高級ブランドの開発を進めることにすると明らかにしている。

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