架空の世界で創作活動及びロールプレイを楽しむ場所です。

ラピタ王国に所属する首長国

サチヨ・ナムル
Sachiyo・Namul
国の標語:なし
国歌:God Save The Sachiyo

詳細情報
公用語ラピタ語
行政中心地区ハガカレン地区(事実上)
報道機関公営新聞「国民の声」
人口2,600人
憲法ラピタ王国憲法
面積789km²
国教なし
国家方針排他主義
特性未開の地
開発独裁
イケメン至上主義
通貨なし
GDP(合計)貨幣経済が未発達の為換算不可
1人あたり
GDP
建国聖暦1980年
ロイ・ナムル崩壊
時間帯ラピタ王国と同じ
国際電話番号なし
政府首脳
首長サ・チヨ



概要

サチヨ・ナムル(英:Sachiyo・Namul)はラピタ王国に所属する首長国のひとつ。現在の首長はサ・チヨである。政治面では、サ・チヨによる専制政治が行われており、恐怖政治の実施(粛清)とまではいかないがサ・チヨは首長として強い権限を持つ。ボディーガードや秘書は10代後半〜20代の容姿の整った男性を指名している。こうした人々は公務員という扱いを受け、高所得(島内比)である。いわゆるイケメンといわれる男性が優遇されその恩恵を受けやすい社会である。(サ・チヨの旦那は50代である)ロイ・ナムル崩壊後、首長に付いてからというものサ・チヨは自らの権力に陶酔し、イケメンを夜な夜なかき集めてパーティーを行っている。海外のジャーナリストなどの間では権力の暴走が危ぶまれている。経済面ではラピタ王国と同様、通貨という概念が存在しておらず、官公庁等がひしめくハガカレン地区でも物々交換が主流である。官公庁等といってもラピタ本島のタアロアとは違い、コンクリート造りの建物はサチヨ・ナムル総合庁舎のみである。そのほかはみな診療所であっても簡素な茅葺き屋根の建物のみである。外資が次々に参入し、着実に経済成長を遂げようとしているラピタ本島とは違い、外資が一切入ってこないサチヨ・ナムルはインフラ整備などが一切行われておらず、国民の生活はこの世界で最も遅れているといっても過言では無い。サチヨ・ナムルの人々は主に狩猟生活を行っているが、本人たちに(世界と比較して相対的に)自分は貧しいという自覚はない。紀元前から変わらない生活が今日まで営まれている。

国名

正式な名称はサチヨ・ナムルであり英語で表す際は、Sachiyo・Namulと書く。普段の日常会話では地域住民は古くからの地名である「ナムル」を用いる。聖暦1980年(2010年)にロイが首長の座から退いた際、サ・チヨが首長の座に着いたためロイ・ナムルからサチヨ・ナムルと名称が変わっている。

歴史

サチヨ・ナムルの歴史は古く有史以前より人々が住んでいた。ラピタ本島との交易もあったが、極めて小規模なものであった。ロイ・ナムルが崩壊してからはサ・チヨによる政治が始まった。サ・チヨは最初こそ道路整備などのインフラ整備に尽力しようとしたが、資金難により頓挫。今の生活でいいと言い張り、変わろうとしない国民にしびれを切らしてしまったようで現在では毎晩のようにイケメンと豪遊している。

経済

国際通貨基金によるGDPの推計値
  • 域内総生産:19万ドル
  • 1人あたりGDP:76ドル

国民のほとんどが原始的な狩猟生活を送っており、就任当初にサ・チヨが計画したような高付加価値的な野菜や果物の栽培は2022年現在行われていない。工業化は全くと言っていいほど進んでおらず、世界経済からも完全に孤立している。グローバル化とは無縁である。地域内に商店と言えるものはほとんどない。めぼしい産業といえばワニの養殖である。元々ワニの多かったこの地域ではワニによる死傷者が後を絶たなかった。そのデメリットを活かして先代の首長ロイはワニの養殖に目をつけたということだ。その捕まえたワニをラピタ本島まで輸送し、ラピタ本島で革製品に加工するという流れだ。まだサチヨ・ナムルにはワニを革製品に加工する技術がなく、ラピタ本島にワニを売って電化製品や外貨などを得ている。国際通貨基金によると、このワニの養殖産業があるおかげでサチヨ・ナムルの0同然である1人あたりGDPは70ドル程度にまで跳ね上がっていると推定している。また、国際通貨基金は域内総生産におけるワニ養殖産業の割合は7割を占めていると推定している。

商業

基本的に取引は物々交換である。

農業

平野の多い北部では稲作も行われている。近年では先進国諸国がこぞってプランテーション農業を推奨・開発しており、漁業に並んでドル箱部門になろうとしている。しかし、ラピタ本島に比べると全く開発が進んでいない。主な農産物はバナナやココナッツなど。

漁業

エビ・カニなどの生息地であり、漁業が島民の暮らしを支えている。島民男性のほとんどが漁師。21世紀に入った現在でも遭難などによる死亡が後を絶たない。

社会

長らくナムル(サチヨ・ナムル成立以前)は、男性中心の社会であったが、女性であるサ・チヨが首長になったことで社会の常識が変わった。就任当初は「女が首長をするなんて相応しくない」という批判を受けたこともあったが、サ・チヨの手腕で平均寿命や識字率などが向上したことにより、ナムルの男性たちもサ・チヨに対する評価を改めていった。

平均寿命
25.3歳→47.8歳
識字率
14%→26%

また、女性の社会進出も進んだ。サ・チヨは女性の社会進出が著しく制限されているナムルの状況をみて改革をしようと決意した。サ・チヨは女性の管理職の割合が低すぎることに着目し、管理職に女性を多く登用した。しかし、イケメン好きなサ・チヨはイケメンを秘書やボディーガードにするなどせっかく進んだ女性の社会進出を台無しにしようとしていると管理職に就いた女性たちから批判を受けている。また、サチヨ・ナムルの人々は排他的であり、外から来た人間を極度に警戒する。サ・チヨはゴトロス連邦にある港町(ガスコン)産まれのアナヤ人なので人に対して警戒心をそれほど抱かない。

政策

  • 平均寿命の向上
  • 識字率の向上
  • 子供たちによりよい教育を受けさせる

教師不足が深刻化する中、サ・チヨは元教師だったことを活かして高校へ出向き、週に3回程度国語と書道の授業を行っている。

地理

ラピタ王国本島と同様、域内全体が熱帯気候である。ココナッツなど南国ならではの果物が採れる。熱帯気候であるため度々台風が通過し、その度に家屋の損壊やインフラの破壊を招くためサチヨ・ナムルが経済成長できないひとつの原因となっている。

交通

サチヨ・ナムルを半周する道路がある。
しかし、舗装されておらず所々ぬかるみがあり走行する際はあまりスピードを出すことが出来ない。サ・チヨはサチヨ・ナムルにバスを走らせる計画を立案したが、車両購入費用・道路整備費用不足の問題で断念した。

通信・メディア

テレビ・ラジオ中継局
  • ハガカレン中継局(合同庁舎屋上)

テレビがナムルで観られるようになったのはつい最近のことで聖暦1988年頃からである。それ以前はラジオも聞けなかった。多くの場合、ラジオの後にテレビが流入するが、サチヨ・ナムルの場合は逆でテレビが流入したあとにラジオが流入したのである。街頭テレビはないが、代わりに集会所に設置されており、そこに20人程度が一度に集まって鑑賞する。新聞は聖暦1960年代頃から一部の人々(官公庁等に勤務する人々)の需要に応えて公営新聞「国民の声」が販売されるようになった。識字率がおよそ30%台のサチヨ・ナムルでは限られた需要である。

国際関係

ラピタ王国政府に一任している。

地方行政区画

ラピタ王国の行政機関が数多く置かれているハガカレンなど12の地区に分かれている。
  • ハガカレン地区(事実上の首都)
  • ヤリキンバ地区
  • イク地区
  • ケツアナ地区
など

政治

民主主義指数や政治評論家の評価によると、サチヨ・ナムルはサ・チヨによる独裁政治体制であると評価されている。かつて大統領制を採用し民主化を推し進めようとしたが、国内の混乱を招く危険性やラピタ王国政府から反対の意見が出たため白紙撤回された。首長を選ぶ選挙は一応あり、4年に1度首長を信任するか不信任にするかの投票が可能である。不信任が多かった場合首長は解任され、ナンバー2の管理職に着く人が選ばれる。サ・チヨは3回連続信任されているが、不正があったとカーリスト先進諸国から批判を受けている。なお、識字率が30%台であり、選挙の仕組みを理解していない人々が多いことを留意する必要がある。

国民

国民のほとんどがラピタ人であり、アナヤ人はサ・チヨとその旦那のみである。ごく少数だがニスカリマ人やスカセバリアル人、ゴトロス人が居住する。その多くはサチヨ・ナムルに遭難したのちそのまま住み着いたとみられている。サ・チヨはそれらの外国人がスパイの可能性があるとして警戒している。

宗教

独自の土着信仰がある。

文化

伝統的な家屋が並び、長らく男は漁へ行き、女は子供の世話や家事をしたり、民芸品の製作をしたりしていたが、サ・チヨが就任して以来、女性たちの権利が向上すると、女性たちがオシャレを楽しむようになっている。最近の流行は白のワンピースにブランド品のカバンと香水を付けることである。テレビや新聞でリリイ王女が白いワンピースを身にまとっているということを知った女性たちは美しいリリイ王女の姿を自分たちに重ねているのだ。また、サ・チヨなどの外国人により海外のスポーツや娯楽が流入し、カーリスト化の波が押し寄せようとしている。

軍事

ラピタ王国政府に一任している。

科学技術

サチヨ・ナムルで生まれ育った優秀な人々はみなラピタ本島へ出ていってしまうため、サチヨ・ナムルの発展が遅れている原因だとカーリストの専門家は指摘する。それを裏付けるかのようにサチヨ・ナムルの外資投資額はラピタ本島の50分の1以下である。

警察

  • 警察はないが、サ・チヨが指揮を執る治安維持部隊が24時間体制でサチヨ・ナムルの治安を守っている。

有名人

特になし

設定

ラピタ王国を参考にさせて頂きました。

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