「誰一人として死者を出さないということ以上の正義は存在するのか!?」
メインデータ
画像
名前レメディオス・カストディオ
remedios custodio
種族人間種(人間)
分類現地出身
異名聖王国最強の聖騎士
カストディオの天才姉妹
役職聖王国九色「白色」
聖王国聖騎士団団長
聖王国解放団団長
住居ホバンス一等地(実家)
属性
カルマ値:200位
種族レベル人間種のため種族レベル無し
職業レベルパラディン(ジーニアス)
ホーリーナイト
イビルスレイヤー
など
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サブデータ
誕生日中火月24日身長
年齢妹より2歳年上性別
趣味鍛練全般(部下のそれも含まれる)家族ケラルト(妹)
登場書籍声優

種族 Lv. 職業 Lv. 合計 Lv.

概要

 レメディオス・カストディオは、ローブル聖王国の聖騎士団長である。九色の白色。
 神殿の最高司祭、神官団団長であるケラルトの2つ上の姉。
 作中でヤルダバオトに敗北して撤退した後は聖王国解放軍団長となり、使節団をまとめて他国へ支援を求めた。

外見

 整った顔立ちをした茶髪の女性*1
 眼光は鋭く冷たい雰囲気を醸し出している。

 装備品は歴代の聖騎士団団長が着用した銀色の全身鎧とサーコートを装備している。
 そして四大聖剣の1つである聖剣サファルリシアを持っているが、強い剣を持つと基礎を疎かにするという理由で普段は持ち歩かない。

性格

 非常に頭が悪く物事を忘れる事もしばしば。頭を使わず頑固である*2。政治や魔法の話をされると理解が出来ず頭痛がする模様*3
 ただ言動に裏表は無く、その無邪気さがカルカケラルトの疲弊した心を癒す事もある*4
 戦闘では平時と打って変わって、妹からは「野生の勘」と呼ばれる「聖騎士としての勘」*5で適切な判断を下す。軍議でも優れた判断力を見せるので周囲から信頼されている。妹から「地頭は悪くない」と評価されているが、勉学を捨てたお陰でここまで強くなれたと思っている*6
 
 頭を使わず頑固であるため絶対の正義を実行出来る。「人間の子と友人の亜人の子が二人いて、人間の子から亜人の子への助命嘆願が出ている場合に亜人の子を殺せるか」というカルカが悩み躊躇うような場面でも、何の迷いも無く亜人の子を殺す事が出来る。カルカが聖王に就任する際の宣言に対する誓いを胸に正義を実行しており、自身の行為が善であるという事を固く信じ間違いであるとは決して思わない。
 聖王女の願いの遂行に関しては狂信的であり、疑念が向けられると声色が変わり、凍り付くような寒さを宿した声になる*7
 後述のヤルダバオトとの戦闘でカルカやケラルトを失ってからは性格が変貌している*8
 人質を取られるとその人質も救出しようと敵の言い分を聞くため戦況が悪化する事もある*9

強さ

 聖王国最強の聖騎士であり実力は英雄の領域にまで到達し*10、聖騎士団団長としては歴代最強と言われている*11
 自らの筋力の他、装着している全身鎧は軽く動きやすいため誰よりも早く駆けつける事が出来る*12。ヤルダバオトと戦うまでは内心、自身の膂力・脚力は人間種最高峰を自負していた*13
 作者によれば周辺国家最強では無く、漆黒聖典のある人、エンリの部下のゴブリンに続く、聖騎士として第三位の実力を持つ*14
 レベルだけならガゼフよりも上である*15

作中の動向

 勉学より戦闘のほうが向いていると判断し全てを鍛錬に費やし聖王国の最上位の強者となった*16。本来は団長ではなく突撃隊長等が適役であるが、聖騎士として実力が余りに高く捨て置く事が困難だったため団長に就任。

 作中では 城塞都市カリンシャに軍勢を率いたヤルダバオトが出現。精兵の聖騎士団や神官団と交戦に入るが、本気の姿になったヤルダバオトによって敗北。聖王女カルカ・ベサーレスと妹のケラルト・カストディオは行方不明になり、自分だけが何故か生き残る。

 その後は聖王国解放軍団長となり、要害にある天然の洞窟を拠点に活動する*17。他国の支援を求め、使節団を率いて王国に向かい、「蒼の薔薇」からモモン宛ての紹介状を書いてもらう。アインズ・ウール・ゴウン魔導国に向かい魔導王との謁見。その後、魔導王が宿に訪れ、単独で自ら協力する提案をされ了承、他国の国王を連れて聖王国に舞い戻る。

 帰還後は、解放軍を率いて捕虜収容所に出撃。しかし、人間を人質に取る亜人が出てくると理想と現実の板挟みとなって手をこまねく。結局アインズの桁外れな魔法で状況を解決してしまう。小都市ロイツで聖王女カルカの兄であるカスポンド・ベサーレスを救出。南部聖王国と合流を提案するが、カスポンドの説得で敵を呼び込んでからの籠城戦を行うことになる。
 予想を遥かに超える大軍に包囲された結果、またしてもアインズの大活躍によって解放軍が勝利を収めた。アインズだけの活躍と言われる事が気に入らず、「魔導王とヤルダバオトはグルだ!」とオーバーロード聖王国編の核心を突くも、何の根拠もない言いがかり同然の言葉であったため相手にされなかった。

 その後、都市にヤルダバオトが出現。見る影もなくなったカルカに我を失い突撃するも軽くあしらわれてしまい、さらに魔導王とヤルダバオトとの戦いを見て己の無力さを思い知る。蘇生魔法の使える妹(ケラルト)に最後の希望を託していたが、ネイアたちが城塞都市カリンシャから持ち帰った、頭部だけの妹を見て狂乱。以後は腫れ物のように扱われ、何人かの聖騎士と共に訓練に専念するように命じられる。

 北部聖王国と南部聖王国が合流して行われた戦場ではヤルダバオトの側近悪魔である鱗の悪魔スケイル・デーモンを早々に撃破。しかし、復帰したヤルダバオトによって解放軍が瓦解寸前になってしまう。結果として亜人軍を率いて現れたアインズがヤルダバオトを撃破し、解放軍は大都市プラートと首都ホバンスの奪還に成功する。
 それ以後は国にまだいるかもしれない亜人を討伐するために自宅で療養中。頃合いを見て処分される予定。

武技

魔法

関連項目

その他

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