人間が動物、獣人、モンスターなどに変身する描写(獣化)を含んだ小説を公開したり、作品を紹介したりするサイトです。

「おかしをくれなきゃ、いたずらするぞ!」

今日は楽しいハロウィン。子どもたちが、ご近所の家を回ってお菓子をおねだりして回っています。

みんな今日は色々素敵な格好をしています。だってふだん、中々こんな格好は出来ません。恥ずかしいって思う子もいますし、お母さんが許してくれない子もいます。だけど今日は特別な日。人間の子どもたちにとって、お菓子ももらえて、普段出来ない格好も出来て、夜遅くに外に出ることが出来る、とっても貴重な素敵な日なのです。

「おかしをくれなきゃ、いたずらするぞ!」
「あら、かっこいいオオカミさんとかわいいネコさんね。待っててね、今あげるからね」
「ありがとう、おばさん!」

ここにも2人、今まさにおかしをもらったお友達がいます。首に青いスカーフを巻いて、ふわふわの尻尾をつけて、鼻先を黒く塗ってオオカミ男のメイクをした男の子ヨシくんと、黒いネコ耳とネコ尻尾をつけて、赤い首輪を付けてネコそっくりに振舞うナエちゃんです。2人はお菓子が一杯つまったバスケットを手にして、嬉しそうです。

「はい。おかしをあげるから、いたずらしないでね」
「ありがとう!」

2人は声を揃えてお礼を言いながら、おばさんからお菓子を受け取りました。そしてそれをそれぞれバスケットに入れると、外の道路に駆け出しました。

「いっぱいもらったね」
「うん!いっぱいもらっちゃった!」

走りながら話し掛けて来たナエちゃんに、ヨシくんは大きな声でそう答えました。2人は幼馴染で、いつも一緒に行動します。遊ぶのも、出かけるのも一緒。それが凄く楽しくて、凄く嬉しくて、凄く心が暖かくなるんです。どうしてこんなに暖かい気持ちになるのか、まだ小さい2人にはちょっとわかりませんでしたが、暖かい感じは何より優しくて、ますます2人は一緒にいたくなりました。

「そろそろ、夜も遅くなったし私のおうちにかえろうか」
「うん!そしたら、2人でたくさんおかし食べようね!」

そして2人はナエちゃんのおうちに向かって走ろうとしました。しかし、ふと目の前に別の子どもたちがいたので、ぶつかっては大変と思い足を止めました。だけど、目の前の子ども、何だか変なかっこう。小さな2人には上手く説明出来ないけど、何だかちょっと不気味なかっこうしているのです。すると目の前の子どもたちは突然大きな声で、ヨシくんとナエちゃんに向かって言いました。


「おかしをくれなきゃ、いたずらするぞ!」
「えぇっ!?」
「ちょっとまってよ、僕たちも子どもだよ!」

ナエちゃんとヨシくんは目をまんまるにして驚きながらそう答えました。だって、ヨシくんもナエちゃんも子どもです。いくらハロウィンだからって、子どもが子どもからおかしを貰うなんて。

「だって、君たちいっぱいおかしをもってるじゃないか!」

目の前の子どもは、おかしが一杯入ったヨシくんとナエちゃんのバスケットを見て、そう言いました。たしかに、
2人はおかしをたくさんもっています。だけどこれは2人ががんばって、ご近所を回って集めたおかしです。折角のおかしを、知らない子どもに簡単に渡したりはしたくありません。

「おかしがほしければ、大人の家にいけばいいじゃないか!」

ヨシくんは、まるで本物のオオカミみたいに口を大きく開けて叫びます。目の前の子どもはそれに少し驚いたのかびくっとなりましたが、すぐに言葉を言い返してきました。

「いいもん!おかしをくれなきゃ、いたずらするもん!本当に、いたずらしちゃうんだから!」

すると子どもの目が突然鋭く光り始めました。それにはヨシくんもナエちゃんもびっくりです!だって今まで、目が光る子どもにあったことなんてありません!しかも、まるで懐中電灯で照らされているみたいに、まぶしく光ったのです!

「うわっ!?」

だけど、しばらくするとその光はやんでしまいました。しかも、さっきまでそこにいた子どもがいなくなっていたのです!

「あの子、どうしたのかしら?」
「知らないよ!早く、帰ろう!」

そう言って、ヨシくんはナエちゃんの方を振り向きました。するとその瞬間ナエちゃんはビックリした表情で叫びました!

「ヨシくん!顔が!」
「え?顔?」
「毛が生えてきてるわ!」
「えぇ!?何だって!」

ナエちゃんの言葉に、ヨシくんは慌てて自分の顔を手で触ります。目線も頑張って下に向けます。するとたしかに、ふわふわとした白い毛が顔を包んでいるのです。おじいさんのひげでも生えてしまったのでしょうか?ヨシくんは不思議に思っていましたが、ふとナエちゃんの方を見た瞬間、今度はヨシくんが驚いて大きな声を上げました。

「ナエちゃん!耳が!」
「え?耳?」

ナエちゃんはヨシくんの言葉を聞いて、自分の顔の横を触りました。だって、いつもならそこに耳が有るはずですから。ところがどうしたのでしょう!さわっても、そこに耳が無いのです!

「えぇ!?私、耳がなくなっちゃったの?」

ナエちゃんは驚いて叫びます。だけど、叫んだ自分の声はきちんと聞こえているのです。耳が無くなったら音が聞こえなくなってしまうはずなのです。そういえば、今の自分の声は、普段よりも下から聞こえた気がしました。おかしな話です。自分の声なのに、どうして下から聞こえるのでしょう。

しばらく考えていたナエちゃんははっとして、自分の頭の上を触りました。そこにはネコの耳がついています。飾り物のネコの耳です。ところが、飾り物のはずなのに、その耳を触ると、まるで自分の本当の耳を触ったような感じがしたのです!

「大変!私、ネコ耳が本当の耳になっちゃった!」

ナエちゃんは慌てて頭の上のネコ耳を引っ張ったり、折り曲げたりしました。そのたびに、ちょびっと痛いのです。どうやら、本当にネコ耳がくっついて、本当の耳になってしまったようです。だけど、そんなことに戸惑っていると、また大変なものがナエちゃんの目に飛び込んできました。

「ヨシくん!尻尾が!」
「え?尻尾?」

ヨシくんははっとして、自分のお尻を見ました。そこに有るのは飾り物の尻尾です。なのに、なんとその尻尾が勝手に左右にぱたぱたと揺れているのです!風もふいてないのに。

「まさか、僕の尻尾も本物になっちゃったの?」

ヨシくんは慌てて自分の尻尾を触りました。すると、確かに自分の身体を触った感じがしました。ヨシくんの尻尾も本物になってしまったようです。

だけど、そうして2人が互いに不思議なところを言い合っている間に、実は2人の身体はどんどんまだまだ変わっていたのです。

「手が!」

2人の手は指がどんどん短くなって、指先からは人間とは違う、鋭く黒い爪が飛び出しました。更にその手には、ヨシくんには白い毛が、ナエちゃんには黒い毛が生えたのです。

「大変!動物の前足になっちゃったわ!」
「僕達、動物になっちゃうの!?」

ナエちゃんとヨシくんは慌てます。だって、おとぎ話では人間が動物になる話を聞いたことがありましたが、おとぎ話は作り話だと思っていたのです。まさか、本当に人間が動物に変身してしまうなんて!

「さっきの子どもに、おかしをあげなかったからかしら?」
「きっと、いたずらされちゃったんだ」

2人は困った表情を浮かべましたが、そんな2人の不安をよそに、身体はどんどん動物へと変わっていきます。

靴はいつの間にか消えていて、姿を現した2人の足も、まるで手のように、いえいえさっきまで手だった前足のように、短い指と鋭い爪、ふわふわの毛で覆われた動物の後足になっていたのです。手も足も、動物の足になってしまった2人は、真っ直ぐ立っていることが出来なくなってしまいました。だって、動物は真っ直ぐ立ったりしません。4本の足で立ちます。

そして、四本の足だけじゃなく、全身も毛で覆われていき、身体の形も大きさも、変わっていきます。ヨシくんは一回り、ナエちゃんは二回りも三回りも小さくなっていきます。そしてその身体は、ヨシくんはやっぱり真っ白。お尻からはフサフサの尻尾が生えています。反対にナエちゃんは真っ黒。生えている尻尾は、細長いものです。

そしてその頃には2人の顔も変わり始めてました。ヨシくんの顔は、鼻先はメイクじゃなくて本当に黒くなっていて、鼻がずんと前に長く伸びて、口は大きく裂けています。口の中には鋭い牙が生えています。ナエちゃんの顔も、ヨシくんほどではありませんが、鼻が少し前に尖っています。そして鼻の横からはすっと伸びた細くて硬いヒゲがぴんと生えているのです。

いよいよ2人は怖くなって、また叫ぼうとしました。ところがです。

「ウォ、ウォウン!」
「ミャ、ニャォン!」

2人は声を出してビックリしました。自分の知ってる自分の声じゃなかったのです!それはまさに、オオカミの鳴き声と、ネコの鳴き声。
2人は慌てて自分の隣に居るはずの幼馴染の姿を確認しました。

ナエちゃんの目の前には、白くて大きくてかっこいい、青いスカーフを巻いた一匹のオスのオオカミがいました。金色の瞳をくりくりさせて、驚きと戸惑いの表情で、ナエちゃんのことを見ています。

ヨシくんの目の前には、黒くて小さくてかわいい、赤い首輪を着けた一匹のメスのネコがいました。やっぱり、金色の瞳をくりくりさせて、驚きと戸惑いの表情で、ヨシくんのことを見ています。

そして2人は、いいえ、もう2匹といったほうがいいのでしょうか。慌てて自分の姿を、もう一度確認するのです。そしてまた一つ、叫びました。

「ウォ、ウォーーーン!?」
「ニャォ、ニャォーーン!?」

恐らく「オ、オオカミーー!?」とか、「ネ、ネコーー!?」とか叫んだのでしょうが、当然あたりに響き渡ったのは、オオカミとネコの甲高い遠吠えなのです。

(僕、オオカミになっちゃったんだ!)
(私、ネコになっちゃった!)

2匹はようやく大変なことになってしまったことを、認めました。ヨシくんは白いオオカミに、ナエちゃんは黒いネコになってしまったのです。人間が動物になってしまうことが、本当に有ったのです。でもどうしてでしょうか。

(あぁ、きっとあの子どもたちに、おかしをあげなかったからいたずらされちゃったんだ!)

オオカミは頭の中でさっきのことを思い出してそう考えました。そうと分かれば、あの子どもを捜さなきゃいけません。その考えをネコに伝えようとします。

『ナエちゃん!あの子どもを捜そう!』

すると、鳴き声とは別の声が自分の身体から飛び出したのをオオカミは感じました。そしてネコもそれが聞こえました。今度はネコが同じようにオオカミに言葉を伝えようとします。

『言葉が話せないのに、通じてるわ!』
『きっと、テレパシーみたいなものなんだ!』

そのことに気付いたオオカミとネコは喜びました。2匹は別の動物です。もしオオカミ語とネコ語が別々にあったとしたら、話すことさえ出来なかったのです。だけど、どうやらこのテレパシーが通じるのは2匹の間だけのようです。

『でも、どうやってあの子どもを捜せばいいの?』

ネコは首をかしげて、オオカミを見上げながら問いかけてきます。そう聞かれたオオカミも首をかしげます。オオカミはとっても鼻が利きます。こうしてじっとしていても、今まで人間の男の子だったときには気付かなかった、色々な匂いを嗅ぎ取ることが出来るのです。だけど、あの子どもたちの匂いは分かりません。匂いを感じないのです。

『とりあえず、あちこちさがしてみようよ。おかしをほしがっていたんだから、きっとまだ何処かにいるはずだよ』

オオカミはそう言うと、あたりをキョロキョロと見渡しました。そして、自分がオオカミになったことで地面に落としてしまった、おかしの入ったバスケットを見つけ、口でくわえました。

『あの子どもたちに、お菓子をあげて元に戻してもらおう』
『うん!』

ネコは頷くと、オオカミと同じように自分のバスケットを口にくわえようとします。だけど、ネコの身体にはバスケットは大きすぎます。とても咥えて歩くことなんて出来ません。

『仕方ない、僕が2つとも持つよ』

オオカミはそういうと、ネコが咥えようとしていたバスケットもその大きな口で、自分のバスケットと一緒にくわえました。流石に2ついっぺんに咥えると苦しそうでしたが、何とか持ち運ぶことは出来そうです。

『ごめんね、ヨシくん』
『大丈夫だよ、さぁ行こう!』

ちょっと申し訳無さそうな表情を浮かべるネコに対して、オオカミはバスケットを咥えたままだけど優しい表情を浮かべた。そして、
2匹はあの子どもたちを捜して町の中を走り回ります。お菓子をくれる家を一軒一軒確認したり、お菓子を貰おうとする子どもたちを一人一人確認したり。2匹とも、元のヨシくんとナエちゃんに戻りたくて一生懸命にあの子どもを捜しました。


だけど、あの子どもたちは一向に見つかりません。そうしている間に、どんどん夜は深くなり子どもたちはみんな自分の家に帰っていきます。あの子どもたちも、ひょっとしたらもう自分の家に帰ってしまったかもしれません。だけど、オオカミとネコは帰ることが出来ません。だって、オオカミの姿とネコの姿では、ヨシくんとナエちゃんであることは分からないからです。

『きっと・・・ママ、私がナエだって分からないわ』

急にネコが、寂しげなテレパシーを発しながら足を止めてしまいました。

『ナエちゃん、ほら頑張って!あの子どもを見つけて、人間に戻らなきゃ』

オオカミはネコのほうを振り返って、言い聞かせました。だけど、ネコの不安そうな表情は変わりませんでした。

『だって、こんなに探したのに見つからない。どうしよう、このまま見つからなかったら』

ネコは俯いたまま、そう呟きました。ネコのその言葉を聞いて、オオカミも考え込んでしまいました。もしあの子どもが見つからなかったら。

きっと、ヨシくんはずっとオオカミのままですし、ナエちゃんはずっとネコのままです。もしかすると、一生この姿のままかもしれません。そうすると、学校へは行けなくなりますし、家族にだって会えません。ずっと2匹だけで生きていかなければならないのです。オオカミは、それは凄く寂しいことだと思いました。だけど、オオカミははっと気付いたのです。

『もし、このまま人間に戻れなくても、僕たちはずっと一緒にいよう』
『え?』
『僕と、ナエちゃんが2人でいれば、寂しくないよ』

オオカミはそう言って、一旦バスケットを端に下ろしてネコのほうに近づき、ネコの鼻を自分の鼻でチョンと突付きました。そしてオオカミの大きな身体で、ネコの小さな身体を抱きしめてあげました。すると、お互いの柔らかくて優しい毛が、温かくて穏やかな鼓動が、お互いを包み込みました。不安な気持ちが消えていくような、優しい気分になっていきます。するとネコは、今度は自分のほうからオオカミに身体を摺り寄せていきます。

『私も、ヨシくんがいれば寂しくないよ』

ネコは、嬉しそうに目を細めながらそう呟きました。それを聞いてオオカミも、とても心が温かい気持ちになりました。寂しく無いという言葉を言ったり聞いたりすると、本当に寂しくなくなっていくのです。そして、
2匹はこのままずっと2匹の動物のままでもきっと、生きていけるだろうと感じていました。不安はありましたが、もう怖くはなくなっていました。傍にいてくれる大切な存在が入ることが、2匹に勇気を与えていました。

そして2匹は、どこか決意したような表情でゆっくりと歩き始めようとした瞬間でした。ふと目の前に子どもたちがいたので、ぶつからないようにと慌てて足を止めました。おや、2匹はこの展開に記憶がありました。そして目の前に現れた子どもにも、見覚えがあります。目の前の子どもは2匹に向かって大きな声で叫びました。

「おかしをくれなきゃ、いたずらするぞ!」

人間のときより耳が良くなっている2匹には、この声は少しうるさく感じましたが、すぐにはっと気付いて子どものことを見上げます。散々探して見つからなかったのに、まさかこんな形で会えるとは思っていなかったでしょう。向こうの子どもたちも2匹のことに気付いたようです。

「あぁ、ひょっとして、さっきお菓子をくれなかった男の子と女の子?」
「ウォン!」
「ニャア!」

2匹は勢いよく吠えると、首を縦に振りました。すると子どもたちの一人が、ちょっと意地悪そうな表情で言いました。

「どうだった?僕のいたずら、凄いだろ!」

確かに、人間が動物になってしまういたずらだなんて凄いと思う。だけど、今は2匹はやっぱり、2人に戻りたい。戻れないことを覚悟したけれど、こうして今戻れるチャンスがあるんだから、やっぱり戻りたい。

「どうだい?おかしをくれる気になったかい?」

目の前のその言葉に、2匹は再び首を縦に振った。そしてオオカミは、さっき傍に置いた二つのバスケットを、すっと子どもの前に差し出しました。

「じゃあ、お菓子を貰っていくよ!・・・勿論、いたずらもこれでおしまい!」

子どもがそう叫ぶと、また子どもの目が強く光りました。オオカミもネコも、まぶしくて目を開けていることが出来ません。
2匹は目を閉じて、光がやむのをじっと待っていました。そして、光が鎮まる直前に、激しい突風が一つ、吹きぬけていきました。ようやく風も光も収まったことを確認したオオカミはゆっくりと目を開けました。そして辺りを見渡します。

すると、バスケットに入っていたはずのお菓子が、すこしばかり減っていることに気付きました。どうやらあの子どもたちが持っていったようです。オオカミは一つため息をつくと、ふとネコのほうを振り向きました。だけど、そこにはネコはいませんでした。

「ナエちゃん、姿が!」
「ヨシくんだって!」

2人は互いに言われて、自分の身体を確認します。すらっと長い手足。耳も飾りのものに戻って、顔はいつもの自分の顔に戻っていました。
2匹の動物は2人の人間に戻れたのです!

「よかった、戻れたんだ!」
「うん!」

2人は喜びながら立ち上がりました。そしてはっと気付きました。もうすっかり夜遅くになってしまっています。

「早く帰らないと、ママが心配しちゃう!」
「うん!」

2人は手を繋いで走り始めました。今度こそ、本当に自分の家に戻ります。

「ねぇ、さっき人間に戻れなくても、ずっと一緒にいようって約束したよね?」

不意に、ナエちゃんがヨシくんに問いかけてきました。

「うん」
「・・・人間に戻ったけど、ずっと一緒にいようね?」
「勿論!」

ヨシくんは笑顔でそう答えました。それを聞いてナエちゃんも嬉しそうに笑顔を浮かべて、2人は家路を急ぎました。・・・だけど、きっと2人は気付いていないでしょう。まだ、あのいたずらがちょっとだけ残っていたのです。だって、2人のお尻から伸びている、飾り物のはずの尻尾が嬉しそうに揺れていたのですから。

ところで、2人を動物に変えてしまういたずらをしたあの子どもは誰だったのでしょう?そういえば、ハロウィンは「お化けの祭り」なんていう人もいます。もしかすると、ハロウィンを楽しみたいのは人間の子どもだけではないのかもしれないですね。みんなのハロウィン、また来年も楽しいものになるといいですね。

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