四世三公の名門、袁家の人物。
袁紹の従弟。
贅沢を好み、苛烈な税金を取りたてて民の恨みを買った。
名門貴族の悪い部分を全て持ち合わせたような人物で、政治家としての能力は低かった。
董卓の遷都の後、部下であった
孫堅が荒れ果てた洛陽から玉璽を見付け出し、紆余曲折を経て袁術の手に渡る。
その玉璽を頼りに自ら仲王朝を拓き皇帝を自称するが、敵を増やす以上の意味を為さず、孤立していく。
前述の悪政により徐々に勢力を弱め、皇帝僭称の影響で各方面との同盟もなかなかうまくいかない。
呂布に敗北し、
曹操に追われ、血縁の袁紹に援助を求めるも、その救いの手が届く前に病気でこの世を去った。
コメントをかく