１章
最終更新：
seven_arcknight 2024年04月24日(水) 01:04:59履歴
■1-1-1
6人は見慣らぬ森の中で目を覚ました。
各々自身の状態を確認すると武器防具はほぼ失われ、軽装状態へと変化してしまっていた。
さらに千力に至っては子供のような姿にまで弱体化してしまっていたのだ。
➡︎超将軍達は弱体化してしまった！
「ここは一体…目的地には到着できたのか…？」
■1-1-2
6人はひとまず情報収集のため周囲の散策を開始した。
ほどなくして、遠くから悲鳴と戦闘音が聴こえてきた。
悲鳴が聞こえる方へと進むと、武装した兵隊に襲われている小さな村と村を守るように戦う数人の兵士、
そして襲われている村人たちを発見する。
6人はその様子を見るやすぐさま状況を把握、戦闘に乱入した。
➡︎村を襲う兵士との戦いに突入した！
「なんだ貴様らぁ？邪魔をするなっ！」
■1-1-3
装備が失われていようとその身に宿る経験や戦闘に関する知識は失われてはおらず、
徒手空拳で敵兵達を難なく討伐し、村を救い出した。
戦闘が終わると、突如壱力は光に包まれた。
光が消えると壱力は成長した姿《十力》へと姿を変えていた。
戦闘で経験を得て、力を取り戻したのだ。
➡︎壱力は十力へとクラスチェンジした！
「力が…みなぎる！」
■1-1-4
生き残った兵士と村長からこの国の名前がマーキュリアス王国であり、
治めているのは女王エアリアルであること、女王には不思議な力があるらしいこと、
さらに急激に力を増したジュピタリアス帝国に襲われて戦争状態であるという情報を得た。
一行は敵兵が落としていった装備や村人から分けてもらった食料などで準備を整えると、女王の城へと出発した。
➡︎ 元山賊の天地は、敵が落としていった武器防具を早速装備して見せた！
「ヤツらが忘れていった武器、ありがたく使わせてもらおうぜ！」
■1-2-1
城への旅を続ける道中、旅商人と名乗る男と出くわした。
荒鬼はその男から渡された鎧の放つ妖気に惹きつけられ、ついその鎧に触れてしまう。
するとその瞬間、鎧は自らの意志を持つかのように荒鬼に装着されてしまった！
その鎧は触れたものに取り憑き動きを封じて生命力を奪う呪われた装備だったのだ！
➡︎ 荒鬼は呪いの装備に取り憑かれた！
「クッ…、か…体が…。」
■1-2-2
鎧に取り憑かれた荒鬼を前に、旅商人は変装をといた。
その正体はジュピタリアス帝国の騎士プロトケンプファーだった！
さらに隠れていたジュピタリアス兵も姿を表し、戦闘に突入してしまう。
➡︎ 旅商人の正体は帝国騎士プロトケンプファーだった！
「来い！戦い方を教えてやる！」
■1-2-3
呪いの装備で動きが鈍くなった荒鬼を庇いながら戦う一行。
しかし一瞬の隙を突かれ、荒鬼はチェーンハンマーで拘束されてしまう。
➡︎ プロトケンプファーはチェーンハンマーを振るった！
「逃がしゃしねぇ！」
■1-2-4
プロトケンプファーが荒鬼にトドメの一撃を繰り出した。
しかしその瞬間、荒鬼は己の中の光の力を高め鎧の呪いを打ち破った！
➡︎荒鬼は己の光の力を高め、鎧の呪いを克服した！
「超将軍を舐めるなよっ！」
■1-2-5
荒鬼はプロトケンプファーの攻撃を弾き返し、必殺技「鬼岩一閃斬」を放った！
➡︎荒鬼は必殺技を放った！
「鬼岩ッ、一閃斬！！」
■1-2-6
攻撃を受けたプロトケンプファーは左腕を斬り飛ばされ、
腕を失ったプロトケンプファーは部下と共に撤退していくのだった。
➡︎プロトケンプファーは左腕を斬り飛ばされてしまった！
「その鎧でなぜ動けるのだっ！？」
■1-2-7
プロトケンプファーの撤退後、旅商人に偽装するために置かれていた
アイテムがいくつか残されていた。
一行はどんな罠があるかもわからないため放置していこうとするが、
十力はその内の金ピカに光る鎧を自らの過去の鎧を思い重ね、装備してしまう。
すると鎧が光り輝き十力に力がみなぎり、百力へとクラスチェンジした！
➡︎ 黄金に輝く鎧に十力はときめいている！
➡︎ 十力は百力へとクラスチェンジした！
「金色の鎧、やはり馴染む…！」
■1-3-1
城への旅を続ける一行は深い森を進んでいた。
そんな中、突如現れたジュピタリアス兵の待ち伏せを受けてしまう。
敵は今までとは違う、邪悪な雰囲気を放っていた。
➡︎ゴゴゴ…呪導兵士デスアーミーが群れをなして現れた！
■1-3-2
一行は苦戦しつつも敵を退けていく。
しかし突如背後の木陰から新たに四本足の兵士が現れ、弓を放った！
➡︎新たに呪導兵士デスビーストが現れた！
■1-3-3
森での戦いに特化した敵に苦戦してしまう一行。
しかしそこに突如雷を纏った斬撃が飛来し、敵兵を吹き飛ばした！
➡︎謎の騎士は雷の斬撃を放った！
「我が魔法剣受けてみよっ！」
■1-3-4
斬撃が飛んできた方を見ると、そこには青白き鎧を纏った一人の騎士が立っていた。
騎士と共に残りのデスビーストと敵部隊を退けた一行。
戦闘が終わると青白い鎧の騎士が話しかけてきた。
自身がジュピタリアス帝国の騎士ペイルライダーである事、
しかし皇帝の異変と帝国の一方的な侵略戦争に疑念と怒りを覚え離反したのだという。
一行は騎士ペイルライダーを仲間に迎え、王城への旅を再開した。
➡︎魔法騎士ペイルライダーが仲間になった！
「目的は一緒のようだ、同行させてもらう！」
■1-4-1
ついにマーキュリアス城にたどり着いた超将軍たち。
しかし城は既にジュピタリアス兵に加え、呪導兵士デスアーミーの混成軍に取り囲まれ戦闘に突入していた。
兵士の数、そして多様なデスアーミーによりマーキュリアスは劣勢に立たされている。
➡︎エイエイオー！マーキュリアス部隊兵は鬨の声を上げた。
➡︎各所で戦闘が勃発している！
■1-4-2
超将軍たちとペイルライダーはマーキュリアス軍に加勢し、ジュピタリアス軍との戦闘に参戦した。
マーキュリアス軍は突如現れた援軍を警戒したが、
転移直後の村で超将軍達に助けられた兵士から報告を受けていた王国の騎士団長ラルは、
彼らが協力者であると判断し、全軍に共闘の指示を出した。
➡︎王国軍騎士団長ランバラルは全軍に共闘の指示を出した！
「あれが噂の…ほう、良い目をしているな。」
■1-4-3
超将軍たちの参戦で体勢を持ち直したマーキュリアス軍だが、
いまだ数で勝るジュピタリアス軍の猛攻は止まず激しい戦いが続いていた。
そんな中、突如城の上部で何かが爆発する音が響く。
そちらを見ると城の壁面に穴が開いており、そこから何者かが城内に侵入してしまう。
その影を見た超将軍達は顔をより険しくした。
強い闇の気配を感じたのだ。
➡︎邪悪な存在が城へ突入した！
■1-4-4
城内で起こるであろう異常事態、しかしこの場を離れたら戦線が崩壊する可能性。
超将軍たちとラルは二手に別れ対処する事にした。
装備が充実し護りの固い荒鬼、百力、ペイルライダー、そして兵に指揮を出さねばならないラルを残し、
雷鳴、獣王、天地、爆流が城内の敵に対処すべく行動を開始した。
➡︎騎士団長ランバラルは両鞭を振るい、迫る敵兵を打ち払った！
「フッ…口ほどにもない。」
■1-4-5
闇の気配をたどり四人は城の上部のとある部屋にたどり着いた。
その扉は他の部屋のものよりも大きく華美でああった。
四人はそこが女王の部屋で、敵の狙いが女王であると推測するとすぐに扉を開き内部に突入した。
■1-4-6
部屋の中にいたのは女王エアリアル…だった存在。
女王は闇のモノに取り憑かれ、異様に変貌していた。
四人が激しい戦闘を覚悟し武器を構えると、女王は雄叫びを上げながら四人に飛びかかってきた。
➡︎グォオオ！呪詛女王ペルセポネーが襲い来る！
■1-4-7
激しい戦闘を繰り広げるが徐々に追い詰められてく四人。
このままでは一人ずつ撃破されてしまう。
逆転の一手を取るため四人は一斉に女王から距離を取り、自身の光の力を最大まで高めた。
陣形の名は輝𤾗四連星の陣形。
四人は光の力を一斉に解き放ち《合体攻撃破邪大光波》を放った！
■1-4-8
破邪大光波は闇の存在に大きなダメージを与えた。
一瞬だがエアリアルの闇を祓い、正気を取り戻したのだ。
その瞬間、エアリアルはクラスチェンジの魔法《ルーンアップ》を四人に放った！
魔法を受けた四人は光に包まれ、新たな装備に包まれた。
更に光が一箇所に集まり、かつての閃光結晶のようなクリスタルが出現、四人は騎士へとクラスチェンジした！！
➡︎ルーンクリスタル顕現！四人は騎士にクラスチェンジした！
「このクリスタルは…！？」
「新たな鎧…それに力が戻ったぞ！」
「なんだか分からねぇが、好機だぜ！」
「一気に畳み掛けましょう！」
■1-4-9
破邪大光波の効果が消え、闇が再びエアリアルの意識を奪い戦闘が再開された。
しかし今度は四人がエアリアルを圧倒した。
そしてクリスタルに光の力を集中させ、必殺技を繰り出した。
■1-4-10
光の必殺技を受けたエアリアルから闇の影が飛び出した。
その影が変容し、一人の騎士の姿に変化した。
エアリアルに取り憑いていたのはジュピタリアスの呪術騎士メッサーラ・ディノファウスト・ジュピターだったのだ！
負傷したメッサーラは壁に空いた穴から脱出、それに合わせるようにジュピタリアス軍は撤退していった。
➡︎闇の正体は呪術騎士メッサーラ・ディノファウスト・ジュピターだった！
「おのれ異界の戦士ども…！！」
➡︎ペイルライダーとマーキュリアス部隊兵は勝利を祝っている。
「「我々の勝利だー！」」
■1-5-1
戦闘から一夜明けると、7人は玉座の間に招待された。
そこで自身達が別世界からこの世界の異変を調査・解決するためにやってきたことを説明した。
にわかには信じられない話に周囲は訝しむが、エアリアルはどこか腑に落ちたようだった。
戦闘中にエアリアルが放った《ルーンアップ》は王家に伝わる伝説の魔法で、特別な力を持つものをクラスチェンジさせる秘伝の魔法だったのだ。
➡︎女王エアリアルは7人の話に胸をときめかせている。
「ちっ、違う世界から？それは本当ですか！？」
「眉唾ね…。」
「陛下、あまり興奮なさらぬよう。」
■1-5-2
超将軍たちは事情を話し終えると、次なる調査と鉄斗羅探索のためジュピタリアス帝国に向かうと告げる。
その旅の道案内のためペイルライダーも同行することとなった。
一行はしばしの休息の後、準備を早々に終え、ジュピタリアス帝国へ出発した。
背後についてくる気配に気付かないフリをしたまま……。
■幕間
ーーージュピタリアス帝国玉座の間。
そこには負傷しながらも皇帝に超将軍達の報告を行うメッサーラの姿があった。
配下達は真剣な面持ちでその報告を聞いていたが、皇帝の横に控える司教と呼ばれる男だけが場に似つかわしくない微笑みを浮かべていた。
皇帝はメッサーラの報告を聞くと、周囲に控える騎士達に命令を下した。
来る異界の戦士を殲滅せよ、と。
➡︎司教リグリングは微笑みを浮かべた・・・。
「七人の…またしても…！」
次回を待て！
6人は見慣らぬ森の中で目を覚ました。
各々自身の状態を確認すると武器防具はほぼ失われ、軽装状態へと変化してしまっていた。
さらに千力に至っては子供のような姿にまで弱体化してしまっていたのだ。
➡︎超将軍達は弱体化してしまった！
「ここは一体…目的地には到着できたのか…？」
■1-1-2
6人はひとまず情報収集のため周囲の散策を開始した。
ほどなくして、遠くから悲鳴と戦闘音が聴こえてきた。
悲鳴が聞こえる方へと進むと、武装した兵隊に襲われている小さな村と村を守るように戦う数人の兵士、
そして襲われている村人たちを発見する。
6人はその様子を見るやすぐさま状況を把握、戦闘に乱入した。
➡︎村を襲う兵士との戦いに突入した！
「なんだ貴様らぁ？邪魔をするなっ！」
■1-1-3
装備が失われていようとその身に宿る経験や戦闘に関する知識は失われてはおらず、
徒手空拳で敵兵達を難なく討伐し、村を救い出した。
戦闘が終わると、突如壱力は光に包まれた。
光が消えると壱力は成長した姿《十力》へと姿を変えていた。
戦闘で経験を得て、力を取り戻したのだ。
➡︎壱力は十力へとクラスチェンジした！
「力が…みなぎる！」
■1-1-4
生き残った兵士と村長からこの国の名前がマーキュリアス王国であり、
治めているのは女王エアリアルであること、女王には不思議な力があるらしいこと、
さらに急激に力を増したジュピタリアス帝国に襲われて戦争状態であるという情報を得た。
一行は敵兵が落としていった装備や村人から分けてもらった食料などで準備を整えると、女王の城へと出発した。
➡︎ 元山賊の天地は、敵が落としていった武器防具を早速装備して見せた！
「ヤツらが忘れていった武器、ありがたく使わせてもらおうぜ！」
■1-2-1
城への旅を続ける道中、旅商人と名乗る男と出くわした。
荒鬼はその男から渡された鎧の放つ妖気に惹きつけられ、ついその鎧に触れてしまう。
するとその瞬間、鎧は自らの意志を持つかのように荒鬼に装着されてしまった！
その鎧は触れたものに取り憑き動きを封じて生命力を奪う呪われた装備だったのだ！
➡︎ 荒鬼は呪いの装備に取り憑かれた！
「クッ…、か…体が…。」
■1-2-2
鎧に取り憑かれた荒鬼を前に、旅商人は変装をといた。
その正体はジュピタリアス帝国の騎士プロトケンプファーだった！
さらに隠れていたジュピタリアス兵も姿を表し、戦闘に突入してしまう。
➡︎ 旅商人の正体は帝国騎士プロトケンプファーだった！
「来い！戦い方を教えてやる！」
■1-2-3
呪いの装備で動きが鈍くなった荒鬼を庇いながら戦う一行。
しかし一瞬の隙を突かれ、荒鬼はチェーンハンマーで拘束されてしまう。
➡︎ プロトケンプファーはチェーンハンマーを振るった！
「逃がしゃしねぇ！」
■1-2-4
プロトケンプファーが荒鬼にトドメの一撃を繰り出した。
しかしその瞬間、荒鬼は己の中の光の力を高め鎧の呪いを打ち破った！
➡︎荒鬼は己の光の力を高め、鎧の呪いを克服した！
「超将軍を舐めるなよっ！」
■1-2-5
荒鬼はプロトケンプファーの攻撃を弾き返し、必殺技「鬼岩一閃斬」を放った！
➡︎荒鬼は必殺技を放った！
「鬼岩ッ、一閃斬！！」
■1-2-6
攻撃を受けたプロトケンプファーは左腕を斬り飛ばされ、
腕を失ったプロトケンプファーは部下と共に撤退していくのだった。
➡︎プロトケンプファーは左腕を斬り飛ばされてしまった！
「その鎧でなぜ動けるのだっ！？」
■1-2-7
プロトケンプファーの撤退後、旅商人に偽装するために置かれていた
アイテムがいくつか残されていた。
一行はどんな罠があるかもわからないため放置していこうとするが、
十力はその内の金ピカに光る鎧を自らの過去の鎧を思い重ね、装備してしまう。
すると鎧が光り輝き十力に力がみなぎり、百力へとクラスチェンジした！
➡︎ 黄金に輝く鎧に十力はときめいている！
➡︎ 十力は百力へとクラスチェンジした！
「金色の鎧、やはり馴染む…！」
■1-3-1
城への旅を続ける一行は深い森を進んでいた。
そんな中、突如現れたジュピタリアス兵の待ち伏せを受けてしまう。
敵は今までとは違う、邪悪な雰囲気を放っていた。
➡︎ゴゴゴ…呪導兵士デスアーミーが群れをなして現れた！
■1-3-2
一行は苦戦しつつも敵を退けていく。
しかし突如背後の木陰から新たに四本足の兵士が現れ、弓を放った！
➡︎新たに呪導兵士デスビーストが現れた！
■1-3-3
森での戦いに特化した敵に苦戦してしまう一行。
しかしそこに突如雷を纏った斬撃が飛来し、敵兵を吹き飛ばした！
➡︎謎の騎士は雷の斬撃を放った！
「我が魔法剣受けてみよっ！」
■1-3-4
斬撃が飛んできた方を見ると、そこには青白き鎧を纏った一人の騎士が立っていた。
騎士と共に残りのデスビーストと敵部隊を退けた一行。
戦闘が終わると青白い鎧の騎士が話しかけてきた。
自身がジュピタリアス帝国の騎士ペイルライダーである事、
しかし皇帝の異変と帝国の一方的な侵略戦争に疑念と怒りを覚え離反したのだという。
一行は騎士ペイルライダーを仲間に迎え、王城への旅を再開した。
➡︎魔法騎士ペイルライダーが仲間になった！
「目的は一緒のようだ、同行させてもらう！」
■1-4-1
ついにマーキュリアス城にたどり着いた超将軍たち。
しかし城は既にジュピタリアス兵に加え、呪導兵士デスアーミーの混成軍に取り囲まれ戦闘に突入していた。
兵士の数、そして多様なデスアーミーによりマーキュリアスは劣勢に立たされている。
➡︎エイエイオー！マーキュリアス部隊兵は鬨の声を上げた。
➡︎各所で戦闘が勃発している！
■1-4-2
超将軍たちとペイルライダーはマーキュリアス軍に加勢し、ジュピタリアス軍との戦闘に参戦した。
マーキュリアス軍は突如現れた援軍を警戒したが、
転移直後の村で超将軍達に助けられた兵士から報告を受けていた王国の騎士団長ラルは、
彼らが協力者であると判断し、全軍に共闘の指示を出した。
➡︎王国軍騎士団長ランバラルは全軍に共闘の指示を出した！
「あれが噂の…ほう、良い目をしているな。」
■1-4-3
超将軍たちの参戦で体勢を持ち直したマーキュリアス軍だが、
いまだ数で勝るジュピタリアス軍の猛攻は止まず激しい戦いが続いていた。
そんな中、突如城の上部で何かが爆発する音が響く。
そちらを見ると城の壁面に穴が開いており、そこから何者かが城内に侵入してしまう。
その影を見た超将軍達は顔をより険しくした。
強い闇の気配を感じたのだ。
➡︎邪悪な存在が城へ突入した！
■1-4-4
城内で起こるであろう異常事態、しかしこの場を離れたら戦線が崩壊する可能性。
超将軍たちとラルは二手に別れ対処する事にした。
装備が充実し護りの固い荒鬼、百力、ペイルライダー、そして兵に指揮を出さねばならないラルを残し、
雷鳴、獣王、天地、爆流が城内の敵に対処すべく行動を開始した。
➡︎騎士団長ランバラルは両鞭を振るい、迫る敵兵を打ち払った！
「フッ…口ほどにもない。」
■1-4-5
闇の気配をたどり四人は城の上部のとある部屋にたどり着いた。
その扉は他の部屋のものよりも大きく華美でああった。
四人はそこが女王の部屋で、敵の狙いが女王であると推測するとすぐに扉を開き内部に突入した。
■1-4-6
部屋の中にいたのは女王エアリアル…だった存在。
女王は闇のモノに取り憑かれ、異様に変貌していた。
四人が激しい戦闘を覚悟し武器を構えると、女王は雄叫びを上げながら四人に飛びかかってきた。
➡︎グォオオ！呪詛女王ペルセポネーが襲い来る！
■1-4-7
激しい戦闘を繰り広げるが徐々に追い詰められてく四人。
このままでは一人ずつ撃破されてしまう。
逆転の一手を取るため四人は一斉に女王から距離を取り、自身の光の力を最大まで高めた。
陣形の名は輝𤾗四連星の陣形。
四人は光の力を一斉に解き放ち《合体攻撃破邪大光波》を放った！
■1-4-8
破邪大光波は闇の存在に大きなダメージを与えた。
一瞬だがエアリアルの闇を祓い、正気を取り戻したのだ。
その瞬間、エアリアルはクラスチェンジの魔法《ルーンアップ》を四人に放った！
魔法を受けた四人は光に包まれ、新たな装備に包まれた。
更に光が一箇所に集まり、かつての閃光結晶のようなクリスタルが出現、四人は騎士へとクラスチェンジした！！
➡︎ルーンクリスタル顕現！四人は騎士にクラスチェンジした！
「このクリスタルは…！？」
「新たな鎧…それに力が戻ったぞ！」
「なんだか分からねぇが、好機だぜ！」
「一気に畳み掛けましょう！」
■1-4-9
破邪大光波の効果が消え、闇が再びエアリアルの意識を奪い戦闘が再開された。
しかし今度は四人がエアリアルを圧倒した。
そしてクリスタルに光の力を集中させ、必殺技を繰り出した。
■1-4-10
光の必殺技を受けたエアリアルから闇の影が飛び出した。
その影が変容し、一人の騎士の姿に変化した。
エアリアルに取り憑いていたのはジュピタリアスの呪術騎士メッサーラ・ディノファウスト・ジュピターだったのだ！
負傷したメッサーラは壁に空いた穴から脱出、それに合わせるようにジュピタリアス軍は撤退していった。
➡︎闇の正体は呪術騎士メッサーラ・ディノファウスト・ジュピターだった！
「おのれ異界の戦士ども…！！」
➡︎ペイルライダーとマーキュリアス部隊兵は勝利を祝っている。
「「我々の勝利だー！」」
■1-5-1
戦闘から一夜明けると、7人は玉座の間に招待された。
そこで自身達が別世界からこの世界の異変を調査・解決するためにやってきたことを説明した。
にわかには信じられない話に周囲は訝しむが、エアリアルはどこか腑に落ちたようだった。
戦闘中にエアリアルが放った《ルーンアップ》は王家に伝わる伝説の魔法で、特別な力を持つものをクラスチェンジさせる秘伝の魔法だったのだ。
➡︎女王エアリアルは7人の話に胸をときめかせている。
「ちっ、違う世界から？それは本当ですか！？」
「眉唾ね…。」
「陛下、あまり興奮なさらぬよう。」
■1-5-2
超将軍たちは事情を話し終えると、次なる調査と鉄斗羅探索のためジュピタリアス帝国に向かうと告げる。
その旅の道案内のためペイルライダーも同行することとなった。
一行はしばしの休息の後、準備を早々に終え、ジュピタリアス帝国へ出発した。
背後についてくる気配に気付かないフリをしたまま……。
■幕間
ーーージュピタリアス帝国玉座の間。
そこには負傷しながらも皇帝に超将軍達の報告を行うメッサーラの姿があった。
配下達は真剣な面持ちでその報告を聞いていたが、皇帝の横に控える司教と呼ばれる男だけが場に似つかわしくない微笑みを浮かべていた。
皇帝はメッサーラの報告を聞くと、周囲に控える騎士達に命令を下した。
来る異界の戦士を殲滅せよ、と。
➡︎司教リグリングは微笑みを浮かべた・・・。
「七人の…またしても…！」
次回を待て！
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