２章
最終更新：
seven_arcknight 2024年04月25日(木) 01:23:42履歴
■幕間
かつてこの世界にも神がいた。
そして神を護る守護騎士も。
しかし世界を奪わんとする魔神達との大戦の末、神は世界から消え去った。
生き残った最後の守護騎士は帝国を創り、皇帝を名乗った。
神なき世界を永遠に守るために。
しかしその狂気とも言える執念は、新たな脅威が世界に入り込む隙を生んでしまう。
光でも闇でもなく。
混沌を。
■2-1-1
帝国に向かう旅に出た七人は道を北に進んでいた。
しばらく旅を進めていたが、城からいまだに付いてくる者達を危険に晒すわけにはいかず
撒いてしまうことにした。
■2-1-2
追跡者を撒き、道中の街に立ち寄った一行。
しかしそこには撒いたはずの追跡者…女王エアリアルと侍従騎士ミオリネが待ち構えていた。
エアリアルは魔法により超将軍たちの居場所がわかり、ある魔法で先回りできるのだという。
➡︎追跡者の正体は女王エアリアルと侍従騎士ミオリネだった！
「逃げたら一つ、進めば二つ！ねっ、ミオリネさん！」
「ちょっとエアリアル…！」
■2-1-3
マーキュリアスの王には、世界を闇の力からを守るという代々引き継がれてきた使命があると語り、
断固として引く姿勢を見せなかった。
エアリアルは城は騎士団長ラル達に預けており、連絡は魔法で取れるようになっていると説明した。
一行は今後この世界の魔法に対抗できる仲間が必要だと判断しエアリアル達をメンバーに加える事にした。
…決して侍従騎士ミオリネからのプレッシャーに負けたわけではなく。
■2-2-1
女王エアリアルと侍従騎士ミオリネを仲間に加え旅を続ける一行。
山中を進む一行の前に
七星騎士（セプテントリオン）の一人、緋天鳥舞サザガルダと
サザガルダ親衛隊、そしてデスバーディが現れた！
➡︎七星騎士、緋天鳥舞サザガルダが現れた！
「ここから先へは通さぬぞっ！！」
➡︎ザザザッ！ サザガルダ親衛隊が整列した！
➡︎シャシャー！ デスバーディー達が現れた！
■2-2-2
サザガルダと双頭蛇竜ナーガの空中からの攻撃、さらに親衛隊との連携に苦戦する一行。
戦況を変えるべくエアリアルは飛行の魔法を詠唱し、天地に飛行魔法を付与した！
天地はサザガルダとの戦闘に突入した！
➡︎ナーガに騎乗したサザガルダが天空から襲いかかる！
「どうすることも出来まい！」
■2-2-3
サザガルダとナーガの空中戦法に苦戦する天地。
しかし雷鳴が地上から放った雷がナーガの動きを封じ、
その隙に天地は魔法銃でサザガルダに傷を負わせた！
➡︎魔法銃に進化した速連射タネガシマとタネガシマ怒羅轟から魔力弾を撃ち出した！
「超将軍の力を甘く見るんじゃねぇ！」
■2-2-4
追い詰められたサザガルダはナーガと合体し蛇竜合一形態へと変貌。
魔剣から毒の瘴気を放った！
➡︎猛毒が魔剣から放たれた！
「蛇竜合一形態となった私を倒せるかな！？」
■2-2-5
サザガルダの大剣から放たれる毒の範囲攻撃が一行を襲う！
ミオリネが解毒の魔法を使い対抗するが、徐々に追い詰められていく。
➡︎ミオリネは木精の力を借りて解毒魔法を使用した！
「毒の広がりが早い…！あんた達早くなんとかしなさいよ！」
■2-2-6
空中でサザガルダを追う天地。
その激情が頂点に達するとルーンクリスタルが激しく赤い光を放ち、天地に力を与えた！
天地が放った渾身の「激震怒涛斬り」の斬撃がサザガルダを捉えた！
痛手を負ったサザガルダは部下達と共に撤退した…！
➡︎ルーンクリスタルの輝きが天地に力を与え、サザガルダを退けた！！
「この間合いなら外さねぇ！食らえ激震怒涛斬り！」
「私の毒を切り裂いてっ…！？」
■2-3-1
山中にある町に立ち寄った一行は分担して物資の補給を行っていた。
その最中エアリアルとミオリネは病人やけが人の介抱をしている司教リグリングに出会った。
➡︎司教リグリングは憂いを帯びた表情を浮かべている…。
「平和などおろか者の見る夢に過ぎないのでしょうか…。」
■2-3-2
リグリングは二人に戦争によって数多くの人が傷つき苦しんでいる、
戦争が早く終わることを神に祈っているが、神は助けてはくれない。
いっそ新たな神が現れてくれないか、と考えてしまっている事を吐露した。
そして村人にも配っているというお守りをエアリアルに手渡した。
超将軍達がエアリアルに合流すると、リグリングはいつの間にか町から姿を消していた…。
■2-4-1
一行は山を下り、平野を進んでいた。
この平野は王国と帝国の境にあり、かつてはここが大きな戦場となり死者が多数でた土地でもある。
そのため未だに各所に痛ましい戦闘の跡や、朽ちた鎧や武器が点々としていた。
■2-4-2
夜になり野営をしていた一行。
しかし突如周囲に霧が立ち込めると地面から多数のアンデッドが姿を現し一行を取り囲んだ！
さらに一際強力な邪気を放つアンデッド、亡霊騎士デュラハンジオングが姿を現した！
➡︎ヴォン！亡霊騎士デュラハンジオングが闇夜に現れた！
「……。」
➡︎グポーン…。アンデッドが地中から現れた！
■2-4-3
何度斬り倒しても再び立ち上がってくるアンデッド達、そしてデュラハンジオングの巨体から繰り出される剣技を相手に
一行の顔には徐々に疲労の色が浮かんできた。
しかし危機に陥った一行の前に突如激しい炎が巻き起こりアンデッドの群れを焼き払った！
■2-4-4
ミオリネはうんざりした顔、エアリアルは苦笑いを浮かべていた。
炎の出どころにはマーキュリアス王国の騎士、炎槍騎士ダリルバルデが槍を構えていた。
ダリルバルデはマーキュリアス王国国宝武器「炎の槍」を振るい、霧が最も濃い魔力の出どころに炎の斬撃を放った！
➡︎炎槍騎士ダリルバルデは轟炎を纏った斬撃を放った！
「これは…俺の戦いだ！」
■2-4-5
すると霧の中から浮遊する不気味な亡霊、執行人ザンネックが現れた！
ザンネックは地中からザメル・トロスを呼び出すと、
デュラハンジオングと復活したアンデッド兵と共に一行に攻撃を仕掛けてきた！
➡︎魔力の霧の中からザンネックが姿を現した！
「ふっふふふふ…そう、出るべきだねぇ」
➡︎ゴロロロ！地中からザメル・トロスが現れた！
➡︎二人の強者が対峙した！
「勝敗は力のみで決まらず！」
「…！！」
■2-4-6
ダリルバルデを中心にアンデッドと戦う一行。
ミオリネが魔法を唱えると地面から数多の蔓が生え出し、敵の足を絡めとった！
➡︎ミオリネは森司祭の魔法を行使した。
「足止めをしてるうちに早くっ！」
■2-4-7
ダリルバルデが苛烈な炎の斬撃を繰り出し、デュラハンジオングを吹き飛ばし、
その隙を突いて百力が一気にザンネックに駆け寄り、横一文字にザンネックを切り捨てた！
ザンネックはそのまま霧散、術者を失ったアンデッド達も塵となった。
しかしデュラハンジオングとザメル・トロスはいつの間にか姿を消していた…。
➡︎ 一閃！百力はザンネックを切り捨てた！
「闇の者よ、消えろっ！」
■2-5-1
ダリルバルデが（嫌がるミオリネをよそに）仲間に加わり、一行は目的地としていた西の海に到着した。
国境を越えるために海路を選択していたのだ。
海岸には海軍提督キャプテンエイジと王国海兵、そして軍艦バロノークが待っていた。
➡︎元海賊のキャプテンエイジ率いる海軍が現れた。
「ようこそ陛下。無茶をなさいますな。」
■2-5-2
軍艦バロノークで海路を進む一行。
しかし突如海のモンスターの群れとデスネービーを引き連れた帝国の海兵隊、
そして七星騎士（セプテントリオン）の一人、獣操邪眼グーンが現れた！
➡︎七星騎士、獣操邪眼グーンが水飛沫を上げ海中から現れた！
「待ってたわよぉ！お命頂戴！」
➡︎ギチギチ！シザーズゴックＥとクラブハイゴッグの群れが現れた！
➡︎デスネービーが現れた！
■2-5-3
海からの攻撃に防戦一方となる一行。
しかしキャプテンエイジが海上へと飛び出すと、
マーキュリアスの国宝武器の一つ「霞のローブ」の能力を解放し、海上をホバー移動。
さらに蜃気楼による残像分身を作り出し敵を一掃した！
➡︎キャプテンエイジは霞のローブの力を発動した！
「ここは私が出よう！」
■2-5-4
追い込まれた騎士グーンの両肩の瞳が怪しく輝いた。
すると海中から巨大なモンスター、スキュラゾックが現れた！
グーンがスキュラゾックに騎乗すると、スキュラゾックは触腕を伸ばし船に攻撃を開始した。
するとエアリアルは巨大なスキュラゾックに対抗するため、獣王に水上歩行の魔法を付与した！
➡︎グロロッ！スキュラゾックが現れた！
■2-5-5
水上を一気に駆け抜け、スキュラゾックの巨体に突進を仕掛ける獣王。
すると獣王のルーンクリスタルが激しく光を放ち、獣王に力を与えた！
獣王は騎士の姿のまま必殺技「風牙嵐舞」を放ち、
スキュラゾックと騎乗する騎士グーンを遥か彼方に吹き飛ばした！
➡︎ルーンクリスタルが獣王に剛力を与えた！
「てめえなんざぁ俺一人で十分だ！」
■2-6-1
帝国領土の海岸にたどり着いた一行。
キャプテンエイジに別れを告げ人気のない海岸に降りたった。
しかしそこには七星騎士（セプテントリオン）の一人、
桜花爛漫クィン＝マンサ・セプテット率いる帝国女騎士団が待ち伏せしていた！
➡︎七星騎士、桜花爛漫クィン=マンサ・セプテットが現れた！
「障害となる存在は排除する！」
■2-6-2
クィン＝マンサが幻惑の魔法を発動した。
女騎士達の連携と幻惑攻撃に翻弄される一行！
➡︎幻惑魔法！一行は翻弄されている。
「準備は整った。敵を掃討する！」
■2-6-3
クィン＝マンサの幻惑を破るため、雷鳴とペイルライダーが雷を放ち、エアリアルが風の魔法を発動した。
三つの魔力は風雷の嵐となり、クィン＝マンサたちの連携を崩し、幻惑を破った！！
➡︎エアリアル、雷鳴、ペイルライダーの合体技が幻惑を破る！
「やられた分は倍にして返します！」
「合わせるぞ！」
「いきますっ！」
■2-6-4
吹き荒れる嵐の中、雷鳴が静かに雷弓を構え狙いをすました。
すると雷鳴のルーンクリスタルが緑の輝きを放ち、雷鳴に力を与えた！
雷弓から放たれた雷の矢は無数に分かれ、クィン＝マンサと女騎士団の武器を撃ち落とした！
➡︎雷弓から無数の雷の矢が放たれた！
「狙い撃ちますっ！」
■2-6-5
勝負が決着したかと思われたその時、
突如竜を象った闘気が飛来、嵐を消し飛ばした！
風雲再起クラウディアに跨った七星騎士（セプテントリオン）剛毅拳聖マスターガンダムが姿を現した！
➡︎七星騎士、剛毅拳聖マスターガンダムが現れた！
「このわしが手を貸してやろう！」
■2-6-6
マスターガンダムの戦闘力は今までの敵とは一線を画していた。
その格闘術で剣技はいなされ、魔法は闘気により消滅させられていく。
➡︎ マスターガンダムは「御霞槌の型(ミカヅチノカタ)」を取った！
「おぬしらに怨みは無いが…」
■2-6-7
次々に倒れていく仲間たち。
このままでは全滅すると判断した爆流は、捨て身の覚悟でマスターに接近戦を挑んだ！
■2-6-8
しかし、それでもマスターが一歩上を行っていた。
膝をつく爆流だったが、闘志の消えない爆流に応えるかのようにルーンクリスタルが激しく青く光り輝いた！
爆流は渾身の力で「爆狼疾風拳」を放った！
➡︎爆流は力を振り絞り渾身の爆狼疾風拳を放った！
「よくも皆を…！くらえ、爆狼疾風拳！」
■2-6-9
「爆狼疾風拳」の直撃を受けたマスターは地面に膝をついた！
一瞬驚きの表情を浮かべるが、何かに納得したように笑みを浮かべると、
クィン＝マンサに撤退を指示、自身も風雲再起クラウディアと共に立ち去っていった。
➡︎二人と女騎士団は撤退した…！
「引けぃクィン＝マンサ！ここまでじゃ！」
「負けた？この私が！？」
■2-7-1
マスターから受けた傷を癒すために近くの町に立ち寄った一行。
エアリアルとミオリネ、ペイルライダーは物資の補給や情報収集のため街の人通りの少ない裏通りを歩いていた。
すると突如物陰から3人に向けてナイフが投擲された！
■2-7-2
ペイルライダーが咄嗟に反応し、ナイフを全て叩き落とすと、物陰から一人のアサシンが姿を現した。
➡︎謎のアサシン、バルギルが物陰から現れた！
「…！」
■2-7-3
アサシンとペイルライダーは激しい戦闘を繰り広げた！
その高速戦闘に追いつけず、エアリアルとミオリネはただ戦局を見守る事しかできなかった。
しかし徐々に騒ぎを聞きつけ人が集まってきた。
そして超将軍たちが現れるとそのアサシン…鉄斗羅頑駄無は超将軍達に何も告げずに消えてしまった。
➡︎目にも止まらぬ攻防！エアリアルとミオリネは立ち尽くしている。
「拙者の目は誤魔化せんぞ！」
「何のことかなっ…！？」
■2-7-4
超将軍達はアサシンの正体が超将軍の一人、鉄斗羅であると語った。
その行動の真意は不明だが鉄斗羅から邪悪さを感じなかったため、
何か理由があったのだとエアリアル達に説明した。
■2-7-5
一夜を町で過ごした一行は再び帝国へと向けて出発した。
…そしてついに一行は帝国の城へとたどり着いた！
■2-8-1
一行は静まり返っている城に不穏さを感じるも慎重に城内を進み、荘厳な扉を開き玉座の間に入った。
そこには邪悪な気配を放つジュピタリアス皇帝ガンプが待ち構えていた！
➡︎皇帝ガンプは侵入者に強烈なプレッシャーを放っている…！
「異界の戦士たち…何をしようと無駄なことよ。」
■2-8-2
一行が部屋の内部に進行すると背後の扉がひとりでに閉じてしまう。
すると突如床に魔法陣が現れ、結界が発現。
結界から放たれる魔力の渦により一行は動きを封じられてしまった！
■2-8-3
室内に不気味な笑い声が響いた。
するとどこからともなく司教リグリングが姿を現した！
結界はリグリングの呪術により発生したものだった…！
➡︎司教リグリングはおぞましい魔力を纏っている…。
「…超将軍、再び邪魔をするか！」
■2-8-4
身動きを封じられながらも超将軍達はリグリングの正体を見破った。
その正体は、かつて天の島を落下させ天宮を滅ぼそうとした邪悪、
闇帝王の化身、遮光だった！！
➡︎リグリングは邪悪なる正体をあらわした！
「貴様らの運命もこれで終わりだ…!」
■2-8-5
街で出会った司教の正体に驚きを隠せないエアリアル。
しかし状況を打破するため破魔の魔法を唱え結界を破った！
超将軍達は一斉に遮光に攻撃を仕掛けた！
■2-8-6
しかしその攻撃は一閃の豪雷に阻まれてしまう。
その雷の発生源を見ると、そこには雰囲気が一変し邪悪な気配を放つペイルライダーが武器を構えていた…！
➡︎ペイルライダーの雰囲気が一変し、邪悪な気配を放っている…！
「コイツをやらせるわけにはいかないんでね…。」
■2-8-7
一向が呆気にとられているとペイルライダーは最初から超将軍を監視、
隙あらば抹殺を目的として行動を共にしていた事を語った。
そして懐から邪悪なオーラを発する魔道具「ダークネスリング」を掲げ、召喚魔法「コール」を唱えた！
➡︎ペイルライダーはダークネスリングで召喚魔法「コール」を唱えた！
「深淵なる混沌より現れろ、バアル・べギルベウ！」
■2-8-8
コールに応えて闇の中から魔獣バアル・ベギルベウが現れた！
➡︎ギチギチギチ…！混沌の魔物バアル・ベギルベウが姿を現した！
■2-8-9
突如現れた敵を相手に一行は苦戦を強いられた。
しかし超将軍達の闘志に応え、ルーンクリスタルが眩い光を放ち一行に力を与えた！
■2-8-10
その状況を見てもなおペイルライダーは不敵に笑う。
ペイルライダーは自身に邪悪な闇を纏わせると、
闇の中から真の姿「邪竜騎士トーリスリッター」となって現れた！
➡︎ 邪竜顕現！闇に染まりし龍の一族が現れた！
「サテ、そろそろ本気で行くか。」
■2-8-11
トーリスリッターは剣を掲げ激しい闇の雷を無数に放った！
一行は雷に打たれ大ダメージを負ってしまう。
➡︎苛烈な闇雷が一行に降り注ぎ、戦闘不能に陥った！
「くらえ！ブリッツ・バルヴォルトッ！！」
■2-8-12
膝をつく百力の前に、かつて倒したはずのザンネックが姿を現した！
ザンネックは闇の魔力を展開、百力を包み込んでしまう。
ザンネックは百力を取りこむと「サウザンド・ザンネック」へと変貌してしまった！
➡︎執行人ザンネックは百力を吸収した！
「気に入ったぞ、この身体！」
■2-8-13
戦況が再び覆り、一行は窮地に立たされてしまう。
エアリアルはこのままでは全滅してしまうと判断、やむなくテレポートの魔法を唱えた！
しかしリグリングから授けられていたお守りが突如怪しい光を放ち、テレポートを阻害した！
➡︎エアリアルはテレポートでの脱出を試みた。
「今は…逃げないと…！」
■2-8-14
遮光、邪竜騎士トーリスリッター、ザンネック、魔獣バアル・べギルベウ、そして奥に控える皇帝。
強大な敵になすすべがないと思われたその時。
謎のアサシン…鉄斗羅と、七星騎士マスターが乱入した！
■2-8-15
マスターが「波動爆雷拳(スパーキングバースト)」を放ち敵を吹き飛ばした！
その隙に鉄斗羅は煙幕を張ると、エアリアルが持つお守りを破壊、
エアリアルに再度テレポートを使うように促した。
➡︎マスターが渾身の一撃を放ち、隙を作り出した！
「助太刀いたす！」
「姫君、もう一度テレポートだ！」
■2-8-16
エアリアルが再度テレポートを唱えると、一行は魔力の光に包まれた。
テレポートが発動する瞬間、エアリアル達は目撃する。
皇帝の背後の空間に亀裂が入り、おぞましい何かがこちらを覗いていたのだ。
➡︎？？？がこちらを視ている…。
■2-8-17
テレポートが発動し、エアリアル達は玉座の間から脱出した。
室内は一転、静寂に包まれる。
しかし遮光は目の前で仇敵を取り逃がしたにもかかわらず、なお静かに嗤っていた。
ーーーその後、エアリアル一行は世界のどこにも現れず、誰も足跡を追う事が出来なくなってしまう。
■幕間
帝国城での戦いから数日後ー。
遮光の作り出した呪導の兵士達の導入により帝国軍は大幅に再編成されていた。
そして今、新たな帝国軍はマーキュリアス王国、そして近隣勢力へと魔の手を伸ばし始めた。
異界の暗黒神の残滓から生まれた偽神、そして黒煙を上げる巨大なる呪導機兵達を引き連れて・・・。
➡︎黄泉がえりし邪悪が世界の蹂躙を開始した…！！
次回を待て！
かつてこの世界にも神がいた。
そして神を護る守護騎士も。
しかし世界を奪わんとする魔神達との大戦の末、神は世界から消え去った。
生き残った最後の守護騎士は帝国を創り、皇帝を名乗った。
神なき世界を永遠に守るために。
しかしその狂気とも言える執念は、新たな脅威が世界に入り込む隙を生んでしまう。
光でも闇でもなく。
混沌を。
■2-1-1
帝国に向かう旅に出た七人は道を北に進んでいた。
しばらく旅を進めていたが、城からいまだに付いてくる者達を危険に晒すわけにはいかず
撒いてしまうことにした。
■2-1-2
追跡者を撒き、道中の街に立ち寄った一行。
しかしそこには撒いたはずの追跡者…女王エアリアルと侍従騎士ミオリネが待ち構えていた。
エアリアルは魔法により超将軍たちの居場所がわかり、ある魔法で先回りできるのだという。
➡︎追跡者の正体は女王エアリアルと侍従騎士ミオリネだった！
「逃げたら一つ、進めば二つ！ねっ、ミオリネさん！」
「ちょっとエアリアル…！」
■2-1-3
マーキュリアスの王には、世界を闇の力からを守るという代々引き継がれてきた使命があると語り、
断固として引く姿勢を見せなかった。
エアリアルは城は騎士団長ラル達に預けており、連絡は魔法で取れるようになっていると説明した。
一行は今後この世界の魔法に対抗できる仲間が必要だと判断しエアリアル達をメンバーに加える事にした。
…決して侍従騎士ミオリネからのプレッシャーに負けたわけではなく。
■2-2-1
女王エアリアルと侍従騎士ミオリネを仲間に加え旅を続ける一行。
山中を進む一行の前に
七星騎士（セプテントリオン）の一人、緋天鳥舞サザガルダと
サザガルダ親衛隊、そしてデスバーディが現れた！
➡︎七星騎士、緋天鳥舞サザガルダが現れた！
「ここから先へは通さぬぞっ！！」
➡︎ザザザッ！ サザガルダ親衛隊が整列した！
➡︎シャシャー！ デスバーディー達が現れた！
■2-2-2
サザガルダと双頭蛇竜ナーガの空中からの攻撃、さらに親衛隊との連携に苦戦する一行。
戦況を変えるべくエアリアルは飛行の魔法を詠唱し、天地に飛行魔法を付与した！
天地はサザガルダとの戦闘に突入した！
➡︎ナーガに騎乗したサザガルダが天空から襲いかかる！
「どうすることも出来まい！」
■2-2-3
サザガルダとナーガの空中戦法に苦戦する天地。
しかし雷鳴が地上から放った雷がナーガの動きを封じ、
その隙に天地は魔法銃でサザガルダに傷を負わせた！
➡︎魔法銃に進化した速連射タネガシマとタネガシマ怒羅轟から魔力弾を撃ち出した！
「超将軍の力を甘く見るんじゃねぇ！」
■2-2-4
追い詰められたサザガルダはナーガと合体し蛇竜合一形態へと変貌。
魔剣から毒の瘴気を放った！
➡︎猛毒が魔剣から放たれた！
「蛇竜合一形態となった私を倒せるかな！？」
■2-2-5
サザガルダの大剣から放たれる毒の範囲攻撃が一行を襲う！
ミオリネが解毒の魔法を使い対抗するが、徐々に追い詰められていく。
➡︎ミオリネは木精の力を借りて解毒魔法を使用した！
「毒の広がりが早い…！あんた達早くなんとかしなさいよ！」
■2-2-6
空中でサザガルダを追う天地。
その激情が頂点に達するとルーンクリスタルが激しく赤い光を放ち、天地に力を与えた！
天地が放った渾身の「激震怒涛斬り」の斬撃がサザガルダを捉えた！
痛手を負ったサザガルダは部下達と共に撤退した…！
➡︎ルーンクリスタルの輝きが天地に力を与え、サザガルダを退けた！！
「この間合いなら外さねぇ！食らえ激震怒涛斬り！」
「私の毒を切り裂いてっ…！？」
■2-3-1
山中にある町に立ち寄った一行は分担して物資の補給を行っていた。
その最中エアリアルとミオリネは病人やけが人の介抱をしている司教リグリングに出会った。
➡︎司教リグリングは憂いを帯びた表情を浮かべている…。
「平和などおろか者の見る夢に過ぎないのでしょうか…。」
■2-3-2
リグリングは二人に戦争によって数多くの人が傷つき苦しんでいる、
戦争が早く終わることを神に祈っているが、神は助けてはくれない。
いっそ新たな神が現れてくれないか、と考えてしまっている事を吐露した。
そして村人にも配っているというお守りをエアリアルに手渡した。
超将軍達がエアリアルに合流すると、リグリングはいつの間にか町から姿を消していた…。
■2-4-1
一行は山を下り、平野を進んでいた。
この平野は王国と帝国の境にあり、かつてはここが大きな戦場となり死者が多数でた土地でもある。
そのため未だに各所に痛ましい戦闘の跡や、朽ちた鎧や武器が点々としていた。
■2-4-2
夜になり野営をしていた一行。
しかし突如周囲に霧が立ち込めると地面から多数のアンデッドが姿を現し一行を取り囲んだ！
さらに一際強力な邪気を放つアンデッド、亡霊騎士デュラハンジオングが姿を現した！
➡︎ヴォン！亡霊騎士デュラハンジオングが闇夜に現れた！
「……。」
➡︎グポーン…。アンデッドが地中から現れた！
■2-4-3
何度斬り倒しても再び立ち上がってくるアンデッド達、そしてデュラハンジオングの巨体から繰り出される剣技を相手に
一行の顔には徐々に疲労の色が浮かんできた。
しかし危機に陥った一行の前に突如激しい炎が巻き起こりアンデッドの群れを焼き払った！
■2-4-4
ミオリネはうんざりした顔、エアリアルは苦笑いを浮かべていた。
炎の出どころにはマーキュリアス王国の騎士、炎槍騎士ダリルバルデが槍を構えていた。
ダリルバルデはマーキュリアス王国国宝武器「炎の槍」を振るい、霧が最も濃い魔力の出どころに炎の斬撃を放った！
➡︎炎槍騎士ダリルバルデは轟炎を纏った斬撃を放った！
「これは…俺の戦いだ！」
■2-4-5
すると霧の中から浮遊する不気味な亡霊、執行人ザンネックが現れた！
ザンネックは地中からザメル・トロスを呼び出すと、
デュラハンジオングと復活したアンデッド兵と共に一行に攻撃を仕掛けてきた！
➡︎魔力の霧の中からザンネックが姿を現した！
「ふっふふふふ…そう、出るべきだねぇ」
➡︎ゴロロロ！地中からザメル・トロスが現れた！
➡︎二人の強者が対峙した！
「勝敗は力のみで決まらず！」
「…！！」
■2-4-6
ダリルバルデを中心にアンデッドと戦う一行。
ミオリネが魔法を唱えると地面から数多の蔓が生え出し、敵の足を絡めとった！
➡︎ミオリネは森司祭の魔法を行使した。
「足止めをしてるうちに早くっ！」
■2-4-7
ダリルバルデが苛烈な炎の斬撃を繰り出し、デュラハンジオングを吹き飛ばし、
その隙を突いて百力が一気にザンネックに駆け寄り、横一文字にザンネックを切り捨てた！
ザンネックはそのまま霧散、術者を失ったアンデッド達も塵となった。
しかしデュラハンジオングとザメル・トロスはいつの間にか姿を消していた…。
➡︎ 一閃！百力はザンネックを切り捨てた！
「闇の者よ、消えろっ！」
■2-5-1
ダリルバルデが（嫌がるミオリネをよそに）仲間に加わり、一行は目的地としていた西の海に到着した。
国境を越えるために海路を選択していたのだ。
海岸には海軍提督キャプテンエイジと王国海兵、そして軍艦バロノークが待っていた。
➡︎元海賊のキャプテンエイジ率いる海軍が現れた。
「ようこそ陛下。無茶をなさいますな。」
■2-5-2
軍艦バロノークで海路を進む一行。
しかし突如海のモンスターの群れとデスネービーを引き連れた帝国の海兵隊、
そして七星騎士（セプテントリオン）の一人、獣操邪眼グーンが現れた！
➡︎七星騎士、獣操邪眼グーンが水飛沫を上げ海中から現れた！
「待ってたわよぉ！お命頂戴！」
➡︎ギチギチ！シザーズゴックＥとクラブハイゴッグの群れが現れた！
➡︎デスネービーが現れた！
■2-5-3
海からの攻撃に防戦一方となる一行。
しかしキャプテンエイジが海上へと飛び出すと、
マーキュリアスの国宝武器の一つ「霞のローブ」の能力を解放し、海上をホバー移動。
さらに蜃気楼による残像分身を作り出し敵を一掃した！
➡︎キャプテンエイジは霞のローブの力を発動した！
「ここは私が出よう！」
■2-5-4
追い込まれた騎士グーンの両肩の瞳が怪しく輝いた。
すると海中から巨大なモンスター、スキュラゾックが現れた！
グーンがスキュラゾックに騎乗すると、スキュラゾックは触腕を伸ばし船に攻撃を開始した。
するとエアリアルは巨大なスキュラゾックに対抗するため、獣王に水上歩行の魔法を付与した！
➡︎グロロッ！スキュラゾックが現れた！
■2-5-5
水上を一気に駆け抜け、スキュラゾックの巨体に突進を仕掛ける獣王。
すると獣王のルーンクリスタルが激しく光を放ち、獣王に力を与えた！
獣王は騎士の姿のまま必殺技「風牙嵐舞」を放ち、
スキュラゾックと騎乗する騎士グーンを遥か彼方に吹き飛ばした！
➡︎ルーンクリスタルが獣王に剛力を与えた！
「てめえなんざぁ俺一人で十分だ！」
■2-6-1
帝国領土の海岸にたどり着いた一行。
キャプテンエイジに別れを告げ人気のない海岸に降りたった。
しかしそこには七星騎士（セプテントリオン）の一人、
桜花爛漫クィン＝マンサ・セプテット率いる帝国女騎士団が待ち伏せしていた！
➡︎七星騎士、桜花爛漫クィン=マンサ・セプテットが現れた！
「障害となる存在は排除する！」
■2-6-2
クィン＝マンサが幻惑の魔法を発動した。
女騎士達の連携と幻惑攻撃に翻弄される一行！
➡︎幻惑魔法！一行は翻弄されている。
「準備は整った。敵を掃討する！」
■2-6-3
クィン＝マンサの幻惑を破るため、雷鳴とペイルライダーが雷を放ち、エアリアルが風の魔法を発動した。
三つの魔力は風雷の嵐となり、クィン＝マンサたちの連携を崩し、幻惑を破った！！
➡︎エアリアル、雷鳴、ペイルライダーの合体技が幻惑を破る！
「やられた分は倍にして返します！」
「合わせるぞ！」
「いきますっ！」
■2-6-4
吹き荒れる嵐の中、雷鳴が静かに雷弓を構え狙いをすました。
すると雷鳴のルーンクリスタルが緑の輝きを放ち、雷鳴に力を与えた！
雷弓から放たれた雷の矢は無数に分かれ、クィン＝マンサと女騎士団の武器を撃ち落とした！
➡︎雷弓から無数の雷の矢が放たれた！
「狙い撃ちますっ！」
■2-6-5
勝負が決着したかと思われたその時、
突如竜を象った闘気が飛来、嵐を消し飛ばした！
風雲再起クラウディアに跨った七星騎士（セプテントリオン）剛毅拳聖マスターガンダムが姿を現した！
➡︎七星騎士、剛毅拳聖マスターガンダムが現れた！
「このわしが手を貸してやろう！」
■2-6-6
マスターガンダムの戦闘力は今までの敵とは一線を画していた。
その格闘術で剣技はいなされ、魔法は闘気により消滅させられていく。
➡︎ マスターガンダムは「御霞槌の型(ミカヅチノカタ)」を取った！
「おぬしらに怨みは無いが…」
■2-6-7
次々に倒れていく仲間たち。
このままでは全滅すると判断した爆流は、捨て身の覚悟でマスターに接近戦を挑んだ！
■2-6-8
しかし、それでもマスターが一歩上を行っていた。
膝をつく爆流だったが、闘志の消えない爆流に応えるかのようにルーンクリスタルが激しく青く光り輝いた！
爆流は渾身の力で「爆狼疾風拳」を放った！
➡︎爆流は力を振り絞り渾身の爆狼疾風拳を放った！
「よくも皆を…！くらえ、爆狼疾風拳！」
■2-6-9
「爆狼疾風拳」の直撃を受けたマスターは地面に膝をついた！
一瞬驚きの表情を浮かべるが、何かに納得したように笑みを浮かべると、
クィン＝マンサに撤退を指示、自身も風雲再起クラウディアと共に立ち去っていった。
➡︎二人と女騎士団は撤退した…！
「引けぃクィン＝マンサ！ここまでじゃ！」
「負けた？この私が！？」
■2-7-1
マスターから受けた傷を癒すために近くの町に立ち寄った一行。
エアリアルとミオリネ、ペイルライダーは物資の補給や情報収集のため街の人通りの少ない裏通りを歩いていた。
すると突如物陰から3人に向けてナイフが投擲された！
■2-7-2
ペイルライダーが咄嗟に反応し、ナイフを全て叩き落とすと、物陰から一人のアサシンが姿を現した。
➡︎謎のアサシン、バルギルが物陰から現れた！
「…！」
■2-7-3
アサシンとペイルライダーは激しい戦闘を繰り広げた！
その高速戦闘に追いつけず、エアリアルとミオリネはただ戦局を見守る事しかできなかった。
しかし徐々に騒ぎを聞きつけ人が集まってきた。
そして超将軍たちが現れるとそのアサシン…鉄斗羅頑駄無は超将軍達に何も告げずに消えてしまった。
➡︎目にも止まらぬ攻防！エアリアルとミオリネは立ち尽くしている。
「拙者の目は誤魔化せんぞ！」
「何のことかなっ…！？」
■2-7-4
超将軍達はアサシンの正体が超将軍の一人、鉄斗羅であると語った。
その行動の真意は不明だが鉄斗羅から邪悪さを感じなかったため、
何か理由があったのだとエアリアル達に説明した。
■2-7-5
一夜を町で過ごした一行は再び帝国へと向けて出発した。
…そしてついに一行は帝国の城へとたどり着いた！
■2-8-1
一行は静まり返っている城に不穏さを感じるも慎重に城内を進み、荘厳な扉を開き玉座の間に入った。
そこには邪悪な気配を放つジュピタリアス皇帝ガンプが待ち構えていた！
➡︎皇帝ガンプは侵入者に強烈なプレッシャーを放っている…！
「異界の戦士たち…何をしようと無駄なことよ。」
■2-8-2
一行が部屋の内部に進行すると背後の扉がひとりでに閉じてしまう。
すると突如床に魔法陣が現れ、結界が発現。
結界から放たれる魔力の渦により一行は動きを封じられてしまった！
■2-8-3
室内に不気味な笑い声が響いた。
するとどこからともなく司教リグリングが姿を現した！
結界はリグリングの呪術により発生したものだった…！
➡︎司教リグリングはおぞましい魔力を纏っている…。
「…超将軍、再び邪魔をするか！」
■2-8-4
身動きを封じられながらも超将軍達はリグリングの正体を見破った。
その正体は、かつて天の島を落下させ天宮を滅ぼそうとした邪悪、
闇帝王の化身、遮光だった！！
➡︎リグリングは邪悪なる正体をあらわした！
「貴様らの運命もこれで終わりだ…!」
■2-8-5
街で出会った司教の正体に驚きを隠せないエアリアル。
しかし状況を打破するため破魔の魔法を唱え結界を破った！
超将軍達は一斉に遮光に攻撃を仕掛けた！
■2-8-6
しかしその攻撃は一閃の豪雷に阻まれてしまう。
その雷の発生源を見ると、そこには雰囲気が一変し邪悪な気配を放つペイルライダーが武器を構えていた…！
➡︎ペイルライダーの雰囲気が一変し、邪悪な気配を放っている…！
「コイツをやらせるわけにはいかないんでね…。」
■2-8-7
一向が呆気にとられているとペイルライダーは最初から超将軍を監視、
隙あらば抹殺を目的として行動を共にしていた事を語った。
そして懐から邪悪なオーラを発する魔道具「ダークネスリング」を掲げ、召喚魔法「コール」を唱えた！
➡︎ペイルライダーはダークネスリングで召喚魔法「コール」を唱えた！
「深淵なる混沌より現れろ、バアル・べギルベウ！」
■2-8-8
コールに応えて闇の中から魔獣バアル・ベギルベウが現れた！
➡︎ギチギチギチ…！混沌の魔物バアル・ベギルベウが姿を現した！
■2-8-9
突如現れた敵を相手に一行は苦戦を強いられた。
しかし超将軍達の闘志に応え、ルーンクリスタルが眩い光を放ち一行に力を与えた！
■2-8-10
その状況を見てもなおペイルライダーは不敵に笑う。
ペイルライダーは自身に邪悪な闇を纏わせると、
闇の中から真の姿「邪竜騎士トーリスリッター」となって現れた！
➡︎ 邪竜顕現！闇に染まりし龍の一族が現れた！
「サテ、そろそろ本気で行くか。」
■2-8-11
トーリスリッターは剣を掲げ激しい闇の雷を無数に放った！
一行は雷に打たれ大ダメージを負ってしまう。
➡︎苛烈な闇雷が一行に降り注ぎ、戦闘不能に陥った！
「くらえ！ブリッツ・バルヴォルトッ！！」
■2-8-12
膝をつく百力の前に、かつて倒したはずのザンネックが姿を現した！
ザンネックは闇の魔力を展開、百力を包み込んでしまう。
ザンネックは百力を取りこむと「サウザンド・ザンネック」へと変貌してしまった！
➡︎執行人ザンネックは百力を吸収した！
「気に入ったぞ、この身体！」
■2-8-13
戦況が再び覆り、一行は窮地に立たされてしまう。
エアリアルはこのままでは全滅してしまうと判断、やむなくテレポートの魔法を唱えた！
しかしリグリングから授けられていたお守りが突如怪しい光を放ち、テレポートを阻害した！
➡︎エアリアルはテレポートでの脱出を試みた。
「今は…逃げないと…！」
■2-8-14
遮光、邪竜騎士トーリスリッター、ザンネック、魔獣バアル・べギルベウ、そして奥に控える皇帝。
強大な敵になすすべがないと思われたその時。
謎のアサシン…鉄斗羅と、七星騎士マスターが乱入した！
■2-8-15
マスターが「波動爆雷拳(スパーキングバースト)」を放ち敵を吹き飛ばした！
その隙に鉄斗羅は煙幕を張ると、エアリアルが持つお守りを破壊、
エアリアルに再度テレポートを使うように促した。
➡︎マスターが渾身の一撃を放ち、隙を作り出した！
「助太刀いたす！」
「姫君、もう一度テレポートだ！」
■2-8-16
エアリアルが再度テレポートを唱えると、一行は魔力の光に包まれた。
テレポートが発動する瞬間、エアリアル達は目撃する。
皇帝の背後の空間に亀裂が入り、おぞましい何かがこちらを覗いていたのだ。
➡︎？？？がこちらを視ている…。
■2-8-17
テレポートが発動し、エアリアル達は玉座の間から脱出した。
室内は一転、静寂に包まれる。
しかし遮光は目の前で仇敵を取り逃がしたにもかかわらず、なお静かに嗤っていた。
ーーーその後、エアリアル一行は世界のどこにも現れず、誰も足跡を追う事が出来なくなってしまう。
■幕間
帝国城での戦いから数日後ー。
遮光の作り出した呪導の兵士達の導入により帝国軍は大幅に再編成されていた。
そして今、新たな帝国軍はマーキュリアス王国、そして近隣勢力へと魔の手を伸ばし始めた。
異界の暗黒神の残滓から生まれた偽神、そして黒煙を上げる巨大なる呪導機兵達を引き連れて・・・。
➡︎黄泉がえりし邪悪が世界の蹂躙を開始した…！！
次回を待て！
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