アトレティア国将軍。
ガザデルー、
ロザンド達同様、
ダルスバード艦隊を預かり、自由な行動が許された将軍で、主に
ケシティア国方面に駐留していた。
ガザデルーの実力を一回り小さくした将軍と揶揄されるが、いつか
ジルダーすらも追い落として最高の地位を奪おうとする野心だけは、
ガザデルー、
ロザンドと同じくらい高かった。
3327年、
アーズ国に奪われた
リゼルバを奪還するべく出陣するが、その出陣が
ガザデルーの命令だったことに不満を持っていた彼は、
サルファーの密命を受けた
コルディアの「今なら
リゼルバは手薄だから、ポルスだけの力で奪還すればいい」という囁きに簡単にかかり、全軍の集結より先に独断専行して南下、万全な構えで待ち構えた
アーズ国軍の待ち伏せ攻撃によって半壊、後退していく。
更に、
フレイミスト国と
セロナバルス国軍が動き始めたという追い討ちが届き、結局
アトレティア国軍の
リゼルバ奪還作戦は中止されることとなった。
ガザデルーが、露骨なまでに自身の派閥を強化しているのに対して、ポルスも密かに同時代の他の砲とは比較的にならない長距離砲撃が可能な新兵器「
デュアル・ムーン」の開発に成功させる。
リゼルバの戦いに参戦するが、その直後に
ジルダー出奔によって
アトレティア内乱が勃発。
ガザデルー、
ロザンドと三つ巴の後継争いに挑むが、
ラクトの戦いにおいて
ガザデルー軍の前に大敗して囚われ、一族全員が処刑された。