ゾリメック城出身。
670年に仕官すると、城下及び周辺地域の治安維持の仕事を任され、賊を退治するなどの功績を上げている。
サリーアが
バルディゴス討伐連合軍に参加した際には、首都の留守役を任されている。
本格的な戦乱の時代を迎えると、
グルディア隊に配置され、
ニィズ砦の戦い、
アゾル城の戦いと連戦。
しかし、その後
ロードレア国との間で起きた
ネモリアの戦いの直前、
グルディアと口論を起こし、
サリーアの仲介によって少数ながら副将からレイ部隊として独立する。
ゾリメック国が
ロードレア国に帰順した後は
ロードレア国の将軍になるも、引き続き
ゾリメック城に残り、防衛と治世に努めている。
707年の
ゾリメック城の戦いでは守備隊の指揮をとり、増援が来るまで耐えようとするものの、来るはずの増援は全滅させられており、兵士たちは戦意喪失。
ベルザウスの降伏勧告に対して、レイは民衆の命を考え降伏の考えを示すが、徹底抗戦の構えを見せる強硬派が現れ、彼らと4日間に渡って話し合い、ようやく降伏の申し出に成功。
自ら使者となり、
ベルザウスと会見すると、自身の生命と引き換えに城内の者の助命を嘆願。
ベルザウスにその心意気を称賛され、
フェルスデッド国の将に誘われるが、ここで応じれば世間は地位欲しさに城を売ったと噂するでしょうと固辞。
その後は平民として過ごした。