広島県北にあった
銀行。
大正9年10月、
三次貯蓄銀行が合併して藝備銀行となり、地元の本店銀行が
和田銀行のみとなり、金融円滑化のために新たな本店銀行が必要との地元商工業者からの要望に応え、大正10年12月、資本金100万円、払込資本金25万円で設立。
頭取 | 中村修一 | 布野村 |
副頭取 | 熊己義憲 | 八次村 |
専務 | 吉中永建 | 十日市町 |
取締役 | 長岡純一 | 三次町 |
同 | 福永啓八郎 | 三次町 |
同 | 金井英一郎 | 三次町 |
同 | 早川千助 | 三良坂町 |
監査役 | 三上源六郎 | 三次町 |
同 | 前田万助 | 三次町 |
同 | 増田三郎 | 三次町 |
順調に業績を伸ばしていたが、昭和20年4月、一県一行主義の国策にそって5銀行で合併し、
藝備銀行となった。
出典
げいびグラフ第99号