大正時代についてまとめるwiki

たにざき じゅんいちろう

作家脚本家?

マゾヒスティックな性向のある*1人。
多くの発禁処分や上演禁止処分を受け、物議を醸し続けた*2
  • 大正4年、10歳年下の石川千代?と結婚(谷崎は数えで30歳)。千代の姉の初と結婚したかったが人妻だったので。姉のような悪女っぽい人を期待していたが、良妻賢母だった為不満を抱く*3
  • 大正10年、文学仲間の佐藤春夫?と絶交。谷崎が千代の妹の「せい」に沈溺して千代を蔑ろにし、せいと結婚する心算で春夫と千代の結婚を認めたが、谷崎がせいに振られたので春夫と千代の結婚を破談にした為(小田原事件?*4
  • 大正末頃、春夫と和解*5

作品

  • 恋を知る頃:大正2年
  • お艶殺し:T.4 『中央公論』新年号
  • お才と巳之介:大正4年 初出『中央公論?』T.4 秋期大附録号
  • 神童 T.5 中央公論新年号
  • 白昼鬼語:大正7年
  • 富子の足:大正8年 初出『雄弁』T.8.6-7
  • 痴人の愛:大正13年に風俗壊乱を理由に大阪朝日新聞?から降板させられた。
  • 永遠の偶像:脚本。大正11年。上演禁止
  • 愛すればこそ:脚本。T.11。上演禁止

恐怖時代:戯曲。T.5。中央公論の掲載した号が発禁に。

発売禁止に就きて:随筆。T.5。中央公論5月号

出版物

  • お艶殺し:T.4 千章館? 装幀山村耕花
  • 情話新集第六篇お才と巳之介:T.4 装幀竹久夢二 「お才と巳之介」所収 新潮社?
  • 人魚の嘆き:大正6年春陽堂?。挿絵名越国三郎?。挿絵2点の為発禁。後、該当の挿絵削除し発禁を免れたらしい*6
  • 近代情痴集 附り異国綺譚 :T.8 新潮社 装幀小村雪岱 『富子の足』所収

資料

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