受験数学ⅠＡ・ⅡＢ（基礎）

受験数学ⅠA・ⅡB（基礎）

講師

大吉拓馬/松平聡平/志田晶

学習内容

受験頻出問題のうち、「教科書レベルの問題」を中心に演習する。一方、平面の方程式など教科書では発展項目として扱われるものも一部扱うことはある。
形式としては講師によるが、「基本事項の解説」→「演習問題の解説」を行う。つまるところ基礎を学ぶ→具体的な応用という流れがワンセットになっているので理解を深めやすい。
とは言ってもあくまで「受験頻出問題の演習講座」の一環であり、頻出ではないテーマならば教科書や他の高校対応講座で扱われている教科書レベルの問題であってもコレでは扱わないものもあるので、
初学者向けというよりは文理を問わず「一度は習ったが苦手」な人向けである。
一方で、応用問題における出題頻度が高いベクトルや数列、図形の方程式の網羅度がそこそこ高く、一部基礎レベルとしては少し難しい問題も含まれる。他の項目は概ね1講～2講である。
また通期では整数の性質や図形の性質の問題が扱われず(図形と計量は扱われる)講習で扱うことになるが、高1までにこの講座を受講していた訳でなければ整数や図形問題は一通り既習である筈なので無理に受講しなくてよい。

予習の有無など

基本的に解ける範囲で予習はしておいた方が良いが、未習領域でなければ復習のみでもあまり支障はない。
むしろ、特に数学が苦手な人は「予習時に勝手な解釈で問題を解き、偶然正解して満足し、そのまま適当に放置して後々苦労する」というパターンが往々にして有り得るので、下手に予習すると却って危険である。
受験数学(難関)で扱われるような高難易度の問題であればこのようなことが起きてもまだ仕方ないのだが、基礎レベルでこれが起こるとかなり悲惨。
それ故、自分の性格とも相談して受講方針を決めるべきである。