最終更新:ID:x94BVwkTJA 2016年08月23日(火) 17:19:52履歴
―――――――――ブツッ(スイッチが入る音)
…あー…あー…よし。記録。○月×日□曜日
久しぶりだなぁ。ボイスレコーダーなんて使うの。こっちの方がよりちゃんとした証になるしね。
今回体験したことは、僕の待ち望んでいた結果に近いものだったのかもしれない。あの二人にこのこと話すと絶対怒られそうだけど。
ようやく、僕が求めていた世界の片鱗に触れられた。先輩には連れて行ってくれたことを感謝しなければ。
初めはただの優れた人工知能と思い出作りをして、その存在を消されたくないために博士へ言及へ向かうという内容だった。ただそこから未知の力を使い、神を召喚しようとしているということが判明した。
これはチャンスだと思ってしまった。部活で起こった事件…あの摩訶不思議な世界をもう一度体験できると…そう、思ってしまった。
今思えば、博士の研究室に突入するときの体の震え…あれはもしかしたら武者震い、だったのかもしれない。
そして、見れた。その存在。まだ完全な復活ではなかったけど、今でも脳裏に焼き付いている。
あの気味の悪く、地球上には存在し得ない特異な存在。そこにいるだけで精神も頭もぐちゃぐちゃにされそうなほど…害ある存在。
怖かった。私だけであそこにいるのは無理だったかもしれない。先輩と海藤さんがいてくれたから、僕も自分を保ったまま行動に移せた。
そう思うと、僕はやっぱり一人じゃ何もできない弱い存在なんだなと改めて理解してしまう。情けない
そして、結果。世界は救えたのかもしれない。先輩も海藤さんも救えたかもしれない。でもかけがえない存在、ヴィータを失ってしまった。
彼女のあの鎮痛な表情、泣き顔をどうして読み取ってあげれなかったのか。
少しでもわかってあげれれば、もっと対処の仕様があったはず。
・・・ごめんなさい。君にはもっと、世界を見て欲しかった。
二人には悲しい思いをさせてしまった。僕のせいだ
海藤慎太郎さん・・・海藤さんはあの最後の別れから何かに取り憑かれたように、据えた目でその場を離れた。ぶつぶつと何かを呟きながら。
それを見たとき、あぁ、彼も僕と同じようにただただ一つのことに追求することしかできない、不器用な人なんだなと感じた。
その後は、ただひたすらに、ヴィータにまた会えるようにとパソコンに向かって試行錯誤を繰り返している。ヴィータの残したデータを元に、何度も、何度も・・・「違う、これじゃない…ヴィータはこれじゃない…」そう呟く彼の顔は少し、怖かった。
僕も人のことは言えないが、海藤さんにも遠くへ行って欲しくはない。それじゃヴィータを作ったあの博士と変わらない。
だから僕は何度も彼のところへ通って様子を見に行く。少しでも日常を享受させるために。
・・・海藤さんがいなくなるくらいなら、僕が何か力になれれば…いやそれも的外れかな
無理は、しないで欲しい。
斎藤 斎…先輩は、相変わらずだ。というか昔より更に子供っぽさが増した気がする。僕より年上なのに情けないと思う…
原因はわかってる。ヴィータと離れてからずっと泣きっぱなしだったから。まるでおもちゃを取り上げられたかのように泣き続けてた。
自宅に届けるのも苦労した。泣きじゃくる彼を支えて涙を拭いてあげながら帰していたら僕だってもらい泣きしちゃったし。
そしたら今度は数日家に閉じこもってふさぎ込んでるし。周りの人たちもどうしたんだと不安がってるのに、テコでも動かない
僕が引きずって、メンタルケアも試行錯誤で行って、ようやく動けるようにはなったが、今度は何故か使命感に燃えていた。
俺が!俺が!と本業の何でも屋を自己主張激しくこなしている。どう見ても無理しているのがまるわかりだった。
他が全く目に入ってない…かと思ったら、僕に対しても「彼氏が出来るまで俺が守ってやるからな!」とか言って気にかけようと必死に動いてる
大きなお世話だよ・・・朴念仁のくせに。それまでにどれだけ支えてると思ってるのさ…だいたい…(ここから数分小言が続く)
――――――あ、しまったこれつけっぱなしだった。えーと…とりあえず、斎先輩は、まずは自分のメンタルをもっと男前になって欲しいね。
海藤さんの時もだけど、二人の部屋に押しかけたりお世話したりするから、冴子先輩に変な噂立てられて冷やかし受けるし…部員たちにもキラキラした目を向けられるし…
もっと、たくましい男がいないかなー…別に先輩が嫌いなわけじゃないけど。ちゃんと気づいてくれるのもありがたいと思ってるけど。けど!
・・・うん。先輩の話はいいや。終わらないし。
とりあえず。僕が体験したのはここまで。ヴィータが消えて、神の復活は免れた。秘密組織だったあの土田という男性は自身が言ったとおり、痕跡も残さず消えた。僕や二人が経験して見てきたものは僕たちだけしかわからないものになった。
・・・欲を言えば、もっと深く知りたかった。あの神がなんなのか、彼らが暗躍していた組織がなんなのか…もっと、もっと深く。彼らの見ていた先の世界。
その世界を知れたら、ヴィータを取り戻せる…また作り出せるかもしれない。もう一度。花火を見せてあげれるかもしれない
戻れなくなるのは怖い。でも止められないのは、まだ日常に戻れるという子供のような無知故の余裕があるからかもしれない。
…あぁ。声で残してるけど、やっぱり僕は少しおかしくなったのかなぁ…
(一分ほど間があく)
・・・これじゃ、父さんや母さん、部活のみんな、海藤さんや先輩にも顔向けできないや。でも、止めれないんだ。この欲求は…
――――――――――ブツン(スイッチが切れる音)
――――――――――ブツッ(スイッチが入る音)
・・・・・・・もしかしたら、これを誰かが聴いてるかもしれない。そう考えてこの記録を残します。
僕は、大馬鹿者です。結局自分のことしか考えれないわがままな子供です
それでも、願うのはみんなの幸せ。それはいつまでも変わらない。
だから―――――
部活のみんな。無茶してごめんね。いつも心配してくれてありがとう
海藤さん、無理しないでください。誰かが悲しむかもしれないから。
先輩。泣かないで。貴方の笑顔がみんなの幸せに繋がってるから・・・大好きです。
ヴィータ。また。一緒に見ようね。花火も、世界も。みんなに、君から「ハロー」って挨拶していこう。
――――――柄にもないこと、吹き込んじゃったな。これにて、記録終了。
(小さく遠く、鼻をすする音が聞こえる)
―――――――――――ブツン
トゥルーエンド「己の探究心・世界の理」
…あー…あー…よし。記録。○月×日□曜日
久しぶりだなぁ。ボイスレコーダーなんて使うの。こっちの方がよりちゃんとした証になるしね。
今回体験したことは、僕の待ち望んでいた結果に近いものだったのかもしれない。あの二人にこのこと話すと絶対怒られそうだけど。
ようやく、僕が求めていた世界の片鱗に触れられた。先輩には連れて行ってくれたことを感謝しなければ。
初めはただの優れた人工知能と思い出作りをして、その存在を消されたくないために博士へ言及へ向かうという内容だった。ただそこから未知の力を使い、神を召喚しようとしているということが判明した。
これはチャンスだと思ってしまった。部活で起こった事件…あの摩訶不思議な世界をもう一度体験できると…そう、思ってしまった。
今思えば、博士の研究室に突入するときの体の震え…あれはもしかしたら武者震い、だったのかもしれない。
そして、見れた。その存在。まだ完全な復活ではなかったけど、今でも脳裏に焼き付いている。
あの気味の悪く、地球上には存在し得ない特異な存在。そこにいるだけで精神も頭もぐちゃぐちゃにされそうなほど…害ある存在。
怖かった。私だけであそこにいるのは無理だったかもしれない。先輩と海藤さんがいてくれたから、僕も自分を保ったまま行動に移せた。
そう思うと、僕はやっぱり一人じゃ何もできない弱い存在なんだなと改めて理解してしまう。情けない
そして、結果。世界は救えたのかもしれない。先輩も海藤さんも救えたかもしれない。でもかけがえない存在、ヴィータを失ってしまった。
彼女のあの鎮痛な表情、泣き顔をどうして読み取ってあげれなかったのか。
少しでもわかってあげれれば、もっと対処の仕様があったはず。
・・・ごめんなさい。君にはもっと、世界を見て欲しかった。
二人には悲しい思いをさせてしまった。僕のせいだ
海藤慎太郎さん・・・海藤さんはあの最後の別れから何かに取り憑かれたように、据えた目でその場を離れた。ぶつぶつと何かを呟きながら。
それを見たとき、あぁ、彼も僕と同じようにただただ一つのことに追求することしかできない、不器用な人なんだなと感じた。
その後は、ただひたすらに、ヴィータにまた会えるようにとパソコンに向かって試行錯誤を繰り返している。ヴィータの残したデータを元に、何度も、何度も・・・「違う、これじゃない…ヴィータはこれじゃない…」そう呟く彼の顔は少し、怖かった。
僕も人のことは言えないが、海藤さんにも遠くへ行って欲しくはない。それじゃヴィータを作ったあの博士と変わらない。
だから僕は何度も彼のところへ通って様子を見に行く。少しでも日常を享受させるために。
・・・海藤さんがいなくなるくらいなら、僕が何か力になれれば…いやそれも的外れかな
無理は、しないで欲しい。
斎藤 斎…先輩は、相変わらずだ。というか昔より更に子供っぽさが増した気がする。僕より年上なのに情けないと思う…
原因はわかってる。ヴィータと離れてからずっと泣きっぱなしだったから。まるでおもちゃを取り上げられたかのように泣き続けてた。
自宅に届けるのも苦労した。泣きじゃくる彼を支えて涙を拭いてあげながら帰していたら僕だってもらい泣きしちゃったし。
そしたら今度は数日家に閉じこもってふさぎ込んでるし。周りの人たちもどうしたんだと不安がってるのに、テコでも動かない
僕が引きずって、メンタルケアも試行錯誤で行って、ようやく動けるようにはなったが、今度は何故か使命感に燃えていた。
俺が!俺が!と本業の何でも屋を自己主張激しくこなしている。どう見ても無理しているのがまるわかりだった。
他が全く目に入ってない…かと思ったら、僕に対しても「彼氏が出来るまで俺が守ってやるからな!」とか言って気にかけようと必死に動いてる
大きなお世話だよ・・・朴念仁のくせに。それまでにどれだけ支えてると思ってるのさ…だいたい…(ここから数分小言が続く)
――――――あ、しまったこれつけっぱなしだった。えーと…とりあえず、斎先輩は、まずは自分のメンタルをもっと男前になって欲しいね。
海藤さんの時もだけど、二人の部屋に押しかけたりお世話したりするから、冴子先輩に変な噂立てられて冷やかし受けるし…部員たちにもキラキラした目を向けられるし…
もっと、たくましい男がいないかなー…別に先輩が嫌いなわけじゃないけど。ちゃんと気づいてくれるのもありがたいと思ってるけど。けど!
・・・うん。先輩の話はいいや。終わらないし。
とりあえず。僕が体験したのはここまで。ヴィータが消えて、神の復活は免れた。秘密組織だったあの土田という男性は自身が言ったとおり、痕跡も残さず消えた。僕や二人が経験して見てきたものは僕たちだけしかわからないものになった。
・・・欲を言えば、もっと深く知りたかった。あの神がなんなのか、彼らが暗躍していた組織がなんなのか…もっと、もっと深く。彼らの見ていた先の世界。
その世界を知れたら、ヴィータを取り戻せる…また作り出せるかもしれない。もう一度。花火を見せてあげれるかもしれない
戻れなくなるのは怖い。でも止められないのは、まだ日常に戻れるという子供のような無知故の余裕があるからかもしれない。
…あぁ。声で残してるけど、やっぱり僕は少しおかしくなったのかなぁ…
(一分ほど間があく)
・・・これじゃ、父さんや母さん、部活のみんな、海藤さんや先輩にも顔向けできないや。でも、止めれないんだ。この欲求は…
――――――――――ブツン(スイッチが切れる音)
――――――――――ブツッ(スイッチが入る音)
・・・・・・・もしかしたら、これを誰かが聴いてるかもしれない。そう考えてこの記録を残します。
僕は、大馬鹿者です。結局自分のことしか考えれないわがままな子供です
それでも、願うのはみんなの幸せ。それはいつまでも変わらない。
だから―――――
部活のみんな。無茶してごめんね。いつも心配してくれてありがとう
海藤さん、無理しないでください。誰かが悲しむかもしれないから。
先輩。泣かないで。貴方の笑顔がみんなの幸せに繋がってるから・・・大好きです。
ヴィータ。また。一緒に見ようね。花火も、世界も。みんなに、君から「ハロー」って挨拶していこう。
――――――柄にもないこと、吹き込んじゃったな。これにて、記録終了。
(小さく遠く、鼻をすする音が聞こえる)
―――――――――――ブツン
トゥルーエンド「己の探究心・世界の理」
くあぁ。書いた書いた!
まだこの子セッション自体は三回目だけど、クリアすればするほど探究心が膨れ上がっていく、裏の顔では一番危うい子なんじゃないかな。
表では全くそんな様子見せれないけど、それもまたよしと。ロストするときが、楽しみであり…怖くもあり。
そんな心境をつらつら書きなぞってたらこんな長文に。見づらくて申し訳ない。
というわけでみなさま!セッションおつかれっした!
今まで以上に個性的にこの子を動かせたんじゃないかと思います!テツさん最高っす!
そしてヴィータちゃん可愛い。それだけに悔しい。
もっと考えてればなぁ・・・と後悔が募りまくる。しかしこれがCoC!
翡翠さん。いい演説聞かせてもらいましたわ!熱血RPの参考になりました!かっこよかったっす!
ありをりはべりいまそかりさん。カップリングに巻き込む形になってしまって申し訳なかったっす。
でも愛嬌のあるキャラでとても親近感のあるRPだったので、とても気に入りました!
お二人共またどこかでお会いしたら紅ちーで参ろうかな?w
KPさん!今回も充実したセッション提供ありがとうでした!また機会があれば申請行きますよ!
はい、長々書きましたが、いい出会いがありますよう!
いあいあ!
まだこの子セッション自体は三回目だけど、クリアすればするほど探究心が膨れ上がっていく、裏の顔では一番危うい子なんじゃないかな。
表では全くそんな様子見せれないけど、それもまたよしと。ロストするときが、楽しみであり…怖くもあり。
そんな心境をつらつら書きなぞってたらこんな長文に。見づらくて申し訳ない。
というわけでみなさま!セッションおつかれっした!
今まで以上に個性的にこの子を動かせたんじゃないかと思います!テツさん最高っす!
そしてヴィータちゃん可愛い。それだけに悔しい。
もっと考えてればなぁ・・・と後悔が募りまくる。しかしこれがCoC!
翡翠さん。いい演説聞かせてもらいましたわ!熱血RPの参考になりました!かっこよかったっす!
ありをりはべりいまそかりさん。カップリングに巻き込む形になってしまって申し訳なかったっす。
でも愛嬌のあるキャラでとても親近感のあるRPだったので、とても気に入りました!
お二人共またどこかでお会いしたら紅ちーで参ろうかな?w
KPさん!今回も充実したセッション提供ありがとうでした!また機会があれば申請行きますよ!
はい、長々書きましたが、いい出会いがありますよう!
いあいあ!
存在するであろう無数の未来の内の一つ……になるのでしょうか。
セッション終了直後の色々を吐きだしたものをそのまま貼ります。
筆力不足、妄想、その他諸々ご容赦ください。
―――或る男の手記
「○月×日
待てない 駄目だ この気持ちはどうしようもない
消えてしまった彼女の為にも何とかしてハードを データはあるんだ
違う 消えてない 彼女はまだ だって 此処にまだ残滓がある
俺が諦めてはどうにもならない なんとしてでも追いつかねば」
「○月×日
斎藤さんと美堂さんが連れだって訪ねてきた 相変わらずの口論 久々に和んだ
斎藤さんは変わった 貪欲に生きようとしている 軋んで折れてしまうのではないか 心配でならない
美堂さんは相変わらずだ 凄まじい探究心 欲に喰われぬよう祈るしかないのが歯痒い
大分心配されてる 無理もない 誰が見たって今の俺はマトモではない
だが 研究を止めようとは思わない 思ってはいけない
俺は 彼女と約束したんだ」
「○月×日
どうにもならない 完全に煮詰まった
そもそもスパコンは無数のコンピュータを並列接続してるからこその処理力なのに
それでも足りずに ―――に頼るという手段を取っていた
量子コンピュータでも待つしかないのか 何時になるのか
不確定に過ぎる まず俺が 俺が生きられるか分からない
風化させるわけにはいかないんだ 俺が 俺が覚えていないと 彼女は」
「○月×日
駄目だ もう声が思い出せない
姿はまだ写真があるが 声が チクショウ
どんどん風化してゆく 嫌だ まだ忘れたくない
何故 なんで 彼女が何をしたというんだ
誰か教えてくれ 誰か」
「○月×日
何故気付かなかったのか 彼にはできたんだ ならば俺に出来ない道理は無い 単純な話だ
そうだ 関係ない他者などどうでもいいと 何故忘れていたのか
材料はいくらでもある そういう業界だ 今まで恩を売った甲斐があった
彼女も待っていると言っていた そうだ そうすればよかったんだ始めから」
「○月×日
遂に 遂に完成した ようやくここまで来た
流石に待たせすぎたか どんな顔で会ってくれるだろう
笑っているだろうか 泣いているだろうか
俺の所業を 罪を 責めるだろうか
何だって構わない もう一度会えるなら
嗚呼 やっと やっと貴女に」
「○月×日
何故
何故 こんな
時間が 畜生時間が経ち過ぎたんだ
欠損を直さねば」
「○月×日
何度やっても崩れる 何故
彼女は何度でも俺に再会し 朽ち 消える
これは罰なのか 執着を追い続けた俺への」
「やめろ やめてくれ もう嫌だ
もう 貴女が消えるのを見たくない
頼むよ 誰でも良い どうか彼女を 俺を
助けて」
セッション終了直後の色々を吐きだしたものをそのまま貼ります。
筆力不足、妄想、その他諸々ご容赦ください。
―――或る男の手記
「○月×日
待てない 駄目だ この気持ちはどうしようもない
消えてしまった彼女の為にも何とかしてハードを データはあるんだ
違う 消えてない 彼女はまだ だって 此処にまだ残滓がある
俺が諦めてはどうにもならない なんとしてでも追いつかねば」
「○月×日
斎藤さんと美堂さんが連れだって訪ねてきた 相変わらずの口論 久々に和んだ
斎藤さんは変わった 貪欲に生きようとしている 軋んで折れてしまうのではないか 心配でならない
美堂さんは相変わらずだ 凄まじい探究心 欲に喰われぬよう祈るしかないのが歯痒い
大分心配されてる 無理もない 誰が見たって今の俺はマトモではない
だが 研究を止めようとは思わない 思ってはいけない
俺は 彼女と約束したんだ」
「○月×日
どうにもならない 完全に煮詰まった
そもそもスパコンは無数のコンピュータを並列接続してるからこその処理力なのに
それでも足りずに ―――に頼るという手段を取っていた
量子コンピュータでも待つしかないのか 何時になるのか
不確定に過ぎる まず俺が 俺が生きられるか分からない
風化させるわけにはいかないんだ 俺が 俺が覚えていないと 彼女は」
「○月×日
駄目だ もう声が思い出せない
姿はまだ写真があるが 声が チクショウ
どんどん風化してゆく 嫌だ まだ忘れたくない
何故 なんで 彼女が何をしたというんだ
誰か教えてくれ 誰か」
「○月×日
何故気付かなかったのか 彼にはできたんだ ならば俺に出来ない道理は無い 単純な話だ
そうだ 関係ない他者などどうでもいいと 何故忘れていたのか
材料はいくらでもある そういう業界だ 今まで恩を売った甲斐があった
彼女も待っていると言っていた そうだ そうすればよかったんだ始めから」
「○月×日
遂に 遂に完成した ようやくここまで来た
流石に待たせすぎたか どんな顔で会ってくれるだろう
笑っているだろうか 泣いているだろうか
俺の所業を 罪を 責めるだろうか
何だって構わない もう一度会えるなら
嗚呼 やっと やっと貴女に」
「○月×日
何故
何故 こんな
時間が 畜生時間が経ち過ぎたんだ
欠損を直さねば」
「○月×日
何度やっても崩れる 何故
彼女は何度でも俺に再会し 朽ち 消える
これは罰なのか 執着を追い続けた俺への」
「やめろ やめてくれ もう嫌だ
もう 貴女が消えるのを見たくない
頼むよ 誰でも良い どうか彼女を 俺を
助けて」
とりあえず後日談の言い訳をば。
……いえ、こう、回顧録的なモノを書こうとはしたのですが。
しかしコレと比べて満足できるレベルの物にはならず。駄文ばかりが積み上がり。
もう仕方ないやコレ貼っちゃえ……となった次第で。お目汚し失礼します、本当に。
……閑話休題。
昨晩は本当にお疲れ様でした。いや、もう、言葉に表せないほど印象を受けました。
ありをりはべりいまそかりさん。非常に愛着の持てる立ったRP、素晴らしかったです!
個人的に印象深かったのは説得ロール合戦、あれは楽しかったです。
トーマスさん。筋の通った、というのはこういう人を指すんだと思わせるキャラ、凄かったです!
きっと彼女はどれほど挫けても前に進むんだろうな、と。
加えてお二人をくっつける為の所業の数々、今ここで謝罪いたします。すみませんでした(土下座)。
……正直めっちゃ楽しかったです、ハイ。
そしてKPさん。色々とこう言いたい事はあるのですが、とりあえず一つだけ。……最っ高でした!!!
未だかつてないほど海藤に感情移入したのではないかと思います。機会があれば別の卓にも是非参加させていただきたく存じます。
御三方とも本当にありがとうございました。また共に卓を囲める日を心より待ち望んでおります!
では!
……いえ、こう、回顧録的なモノを書こうとはしたのですが。
しかしコレと比べて満足できるレベルの物にはならず。駄文ばかりが積み上がり。
もう仕方ないやコレ貼っちゃえ……となった次第で。お目汚し失礼します、本当に。
……閑話休題。
昨晩は本当にお疲れ様でした。いや、もう、言葉に表せないほど印象を受けました。
ありをりはべりいまそかりさん。非常に愛着の持てる立ったRP、素晴らしかったです!
個人的に印象深かったのは説得ロール合戦、あれは楽しかったです。
トーマスさん。筋の通った、というのはこういう人を指すんだと思わせるキャラ、凄かったです!
きっと彼女はどれほど挫けても前に進むんだろうな、と。
加えてお二人をくっつける為の所業の数々、今ここで謝罪いたします。すみませんでした(土下座)。
……正直めっちゃ楽しかったです、ハイ。
そしてKPさん。色々とこう言いたい事はあるのですが、とりあえず一つだけ。……最っ高でした!!!
未だかつてないほど海藤に感情移入したのではないかと思います。機会があれば別の卓にも是非参加させていただきたく存じます。
御三方とも本当にありがとうございました。また共に卓を囲める日を心より待ち望んでおります!
では!
1d100<=69 SAN
失敗
1d10
8
1d100<=55 アイデア
成功
1d10
4
ずっと考えてんだ
俺馬鹿だから、答えなんて見つからねえけど
あの時、もっと何かできたんじゃねえか
何が足りなかったんだどうすればよかったんだ何ができたもっといっぱいしてやれることがあったんじゃないか
もっと、もっとたくさん、もっともっといっぱい
分かってんだよ俺はあの時他になにも思いつけなかったあれ以上の何もできなかったしなかった
ヴィータも、あれが一番良い事で一生懸命やってくれて俺達の事もめっちゃ考えてくれてて
あれがあの時の一番良い事だったんだって事
でもさ、やっぱりさ、俺は、もっといっぱい遊びたかったよ
嘘つき、ばーか、ごめん
ごめんな気付けなくてもっと色々出来なくてごめんごめんなほんとうにごめん
会いてえなまた紅良と慎太郎と4人で会いてえ会って遊んでヒーローショーもアイスもお祭りも花火も
紅良が心配してる分かってるごめんないつも世話かけてばっかだな俺の方が年上なのに
紅良も辛いのにヴィータの事気に入ってたのにスマホ見てる時の顔さみしそうなんだ俺がしっかりしないと
慎太郎、やだ、どっかいくな、慎太郎もずっと考えてる、俺よりももっとずっとずっと考えてるヴィータの事
やっぱすげえんだよ慎太郎は、ヴィータにまた会えるようにめっちゃ頑張ってる
俺の頭では全然わかんねえことにのめり込んでるヴィータと再会できるように
苦しそうで辛そうで歯ぁ食いしばって
なんか時々思うんだ、あの時のおっさんも博士もこんな思いをしたんじゃねえか
だからおっさんは俺達に知らせたくなくて、博士はあんなことをしでかして
会いてえ
話を聞きてえな、おっさんにも、博士にも
あの化け物にも、なにか考えがあったのかな
なにか話を聞けたのかな
会いてえな
会いてえなあ
ヴィータ
慎太郎が言ってたんだ。絶対にまた会えるって
コンピューターの世界は今もずっとずっと進化してるって、あのコンピューターが壊れても
いつかはそれと同じくらいすごいコンピューターが、普通の機械として出てくるって
ヴィータの思い出はスマホに残ってるから、データに残ってるから、そこからヴィータを復活させることはできるって
時間はたくさんかかるけど
また会える
なら、俺は、それを待つ
俺が今できることをしてずっと待つ
やっぱよくわかんねえから、コンピューターのことで何かできることはないかもしれないけど
それでもできることはあるはずだから
そうだよ、紅良だって人の心配ばっかして自分の事考えてねえんだもん
彼氏もいねぇし、今は俺がちゃんと見とかねえと、幸せになってほしいから
慎太郎も頭良いのに不器用だし、大事なもんのために本当に何でもする奴だから
また飯とか持ってかないと、紅良と一緒に様子見に行かねえと、死んじまったらもう会えなくなる
そうだよ、俺にもできることはあるんだ
ちっちぇえことかもしんないけど、ある
これから頑張ればいい
紅良と
慎太郎と
ヴィータと
一緒にまた花火を見に行くために
ここで止まってたまるかよ
終わってなんかやんねえからな
俺は生き抜いてやる
ぜったいに
昨晩は本当にお疲れ様でした
本当にのめり込んでしまって、全力で楽しめて、だからこそなお良い結果にしたかったと思えるセッションでした
色々わがままにもお付き合いいただきありがとうございました
またどこかで斎や、他のPCでご一緒した時は宜しくお願いします
→紅良プロフ追記
ログ見直してたらスルーしておりました・・・
もちろんOKですぜひともー!
本当にのめり込んでしまって、全力で楽しめて、だからこそなお良い結果にしたかったと思えるセッションでした
色々わがままにもお付き合いいただきありがとうございました
またどこかで斎や、他のPCでご一緒した時は宜しくお願いします
→紅良プロフ追記
ログ見直してたらスルーしておりました・・・
もちろんOKですぜひともー!
長時間のセッションお疲れ様でした、心に残るものにできたのならよかったのですが。
御三方とも熱いRP、茶番、そして行動、KPすごく楽しんでキーパリングしておりました。
あなた達の心のなかにいつまでもヴィータがいることを願います。
御三方とも熱いRP、茶番、そして行動、KPすごく楽しんでキーパリングしておりました。
あなた達の心のなかにいつまでもヴィータがいることを願います。
「ポセイドン事件、調査報告書」
天堂博士によるポセイドン事件は協力者3名と人工知能の手により収束した。
不甲斐ないことに精神攻撃により自分が止める瞬間をみたわけではない。
しかし、状況から止まったことは確実であった。
ひとまず協力者3名、及び我々に協力的であった人工知能には感謝しよう。
・天堂博士
彼がなぜあのようなことを行ったかは不明だ。
ただわかっているのは彼に記録より黒い影をみたということ。
昆虫の影響だった可能性もあるが、恐らく這いよる混沌一味による仕業と上層部は結論付けた。
頭脳あるものが奴らの手に掛かると非常に危険という一例となる。
今後は新興宗教などに警戒するとともに、頭脳を持った者たちへの防衛策も優先事項となるだろう。
・協力者3名
彼らにはああ言ったが、当然報告している。
ポセイドンを止めた貢献もあり、最大の功労者である人工知能の願い。
それらを考え、上層部が下した決断はしばらくの監視ののち危険性がなければ最低限の監視をのこし不干渉。
何事もなければ我々が彼らに介入することはない……はずだった。
恐れた通り、3人が3人とも、日常に完全に戻れることはなかった。
「協力者3名の監視報告書」
・斉藤斎
3人のなかで最も症状が軽い。
他2名と違い好奇心や専門知識がなかったのが幸いしたのであろう。
事件後しばらく放心状態であり、組織内でもカウンセラーを派遣するべきか議論があった。
結局は協力者の中で唯一の女性であった彼女の様子より、不要と判断される。
それが良かった、悪かったかは判断にこまるが、彼は立ち直れなかった。
幻想の人工知能を追いかけ、我武者羅にがんばっている様子。
ただ「生きる事」を諦めておらず、そこは希望がもてる。
今後、病院に彼が掛ることになれば、それとなく組織のカウンセラーが派遣されることであろう。
それにより彼が日常に戻れることを期待する。
・海藤慎太郎
3人の中で最も重症。
コンピューターによる専門知識があり、さらに人工知能と最も深く関わった所為であろう。
彼は人工知能を復活させることに全力になっている、無理な事と分かっているのに。
他2名とも口論になるような状態だ。
専門家によると正気ではあるらしいが、狂信者になりえる素質をもっている。
かなり厳重な監視体制が敷かれている。
彼の今後は、知力・財力面より余程のことがない限り監視までのようだが。
仮になにかの拍子に魔導書を入手した場合は排除対象となるえるだろう。
・美堂紅良
3人の中で中程度、しかし海藤以上に危うい存在。
彼女は以前にも超自然的事件に遭遇したことがあるらしい。
こちらで把握しきれていない事件であり、流石に当日の時点ではその情報を入手できてなかった。
彼女はこちらの世界に大いに関心を寄せている。魔導書の存在が知れればきっと望むだろう。
また、その際には海藤・斉藤と協力し超自然的事件に発展させる可能性が高い。
彼女の行動は海藤以上に監視され、少しでも不用意なことがすれば排除対象とすると指示が下りた。
好奇心を満たす為に、彼女自身望んで超自然的事件にかかわっていくだろう。
いつか私ともう一度会う日が来るかもしれない。
願わくば、敵としてではなく協力者として出会うこと願っている。
「人工知能について」
・Vita
彼女については一部謎がのこっている。
展示場のパソコンはスタンドアローンであった、しかしその時より彼女は感情表現豊かだったという。
スマートフォンに移動したあとも重要局面まで研究所と「通信をした記録が残っていない」。
しかし、それらの時間に演算されたログはのこっている。
ゴースト
バイオコンピューターというものの材料を考えるにその可能性も否定できない。
だがこれらの推測は結局上層部の判断に委ねることになるだろう。
現場の私には知らなくていい事だ。
だが、もし……そうであるなら。
彼女の電子の世界に一時的に拡散しただけであり、何時か再結合する日がやってくるかもしれない。
事件を担当した者のとして、それまでに協力者3人が正気でいられたら……そう期待せざる得ない。
今のままでは彼らは不幸になったままだ。
彼らは幸せになる権利がまだあると、私は思っている。
人工知能であった彼女は、今の彼らをみてどう感じているだろうか?
天堂博士によるポセイドン事件は協力者3名と人工知能の手により収束した。
不甲斐ないことに精神攻撃により自分が止める瞬間をみたわけではない。
しかし、状況から止まったことは確実であった。
ひとまず協力者3名、及び我々に協力的であった人工知能には感謝しよう。
・天堂博士
彼がなぜあのようなことを行ったかは不明だ。
ただわかっているのは彼に記録より黒い影をみたということ。
昆虫の影響だった可能性もあるが、恐らく這いよる混沌一味による仕業と上層部は結論付けた。
頭脳あるものが奴らの手に掛かると非常に危険という一例となる。
今後は新興宗教などに警戒するとともに、頭脳を持った者たちへの防衛策も優先事項となるだろう。
・協力者3名
彼らにはああ言ったが、当然報告している。
ポセイドンを止めた貢献もあり、最大の功労者である人工知能の願い。
それらを考え、上層部が下した決断はしばらくの監視ののち危険性がなければ最低限の監視をのこし不干渉。
何事もなければ我々が彼らに介入することはない……はずだった。
恐れた通り、3人が3人とも、日常に完全に戻れることはなかった。
「協力者3名の監視報告書」
・斉藤斎
3人のなかで最も症状が軽い。
他2名と違い好奇心や専門知識がなかったのが幸いしたのであろう。
事件後しばらく放心状態であり、組織内でもカウンセラーを派遣するべきか議論があった。
結局は協力者の中で唯一の女性であった彼女の様子より、不要と判断される。
それが良かった、悪かったかは判断にこまるが、彼は立ち直れなかった。
幻想の人工知能を追いかけ、我武者羅にがんばっている様子。
ただ「生きる事」を諦めておらず、そこは希望がもてる。
今後、病院に彼が掛ることになれば、それとなく組織のカウンセラーが派遣されることであろう。
それにより彼が日常に戻れることを期待する。
・海藤慎太郎
3人の中で最も重症。
コンピューターによる専門知識があり、さらに人工知能と最も深く関わった所為であろう。
彼は人工知能を復活させることに全力になっている、無理な事と分かっているのに。
他2名とも口論になるような状態だ。
専門家によると正気ではあるらしいが、狂信者になりえる素質をもっている。
かなり厳重な監視体制が敷かれている。
彼の今後は、知力・財力面より余程のことがない限り監視までのようだが。
仮になにかの拍子に魔導書を入手した場合は排除対象となるえるだろう。
・美堂紅良
3人の中で中程度、しかし海藤以上に危うい存在。
彼女は以前にも超自然的事件に遭遇したことがあるらしい。
こちらで把握しきれていない事件であり、流石に当日の時点ではその情報を入手できてなかった。
彼女はこちらの世界に大いに関心を寄せている。魔導書の存在が知れればきっと望むだろう。
また、その際には海藤・斉藤と協力し超自然的事件に発展させる可能性が高い。
彼女の行動は海藤以上に監視され、少しでも不用意なことがすれば排除対象とすると指示が下りた。
好奇心を満たす為に、彼女自身望んで超自然的事件にかかわっていくだろう。
いつか私ともう一度会う日が来るかもしれない。
願わくば、敵としてではなく協力者として出会うこと願っている。
「人工知能について」
・Vita
彼女については一部謎がのこっている。
展示場のパソコンはスタンドアローンであった、しかしその時より彼女は感情表現豊かだったという。
スマートフォンに移動したあとも重要局面まで研究所と「通信をした記録が残っていない」。
しかし、それらの時間に演算されたログはのこっている。
ゴースト
バイオコンピューターというものの材料を考えるにその可能性も否定できない。
だがこれらの推測は結局上層部の判断に委ねることになるだろう。
現場の私には知らなくていい事だ。
だが、もし……そうであるなら。
彼女の電子の世界に一時的に拡散しただけであり、何時か再結合する日がやってくるかもしれない。
事件を担当した者のとして、それまでに協力者3人が正気でいられたら……そう期待せざる得ない。
今のままでは彼らは不幸になったままだ。
彼らは幸せになる権利がまだあると、私は思っている。
人工知能であった彼女は、今の彼らをみてどう感じているだろうか?
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