クトゥルフ神話TRPGやろうずWiki

■女性との関係性
親しくしていたミルクホールの女給。
■殺害した方法
刺身包丁で腹を一突き
■殺害した理由
他の女性と関係を持つことをやめてほしいと包丁を手に迫られ、反射的に殺害してしまった。
■女性について（探索者が女性をどのように感じていたか　等）
刺青を入れてほしいと懇願してきたから、脇腹に青い魚鱗を控えめに彫った。
女性に墨を入れたのは初めてだというとやけに嬉しそうにしていた。
だからといって、彼女ひとりに定めるでもないのだが、他の女達が誰も持たない鱗に期待を持たせてしまったのだろうか。
だとしたら、少しかわいそうなことをした。

名前：ーーー
SIZ：12
APP：15
年齢：18歳（21歳と偽っている）
職業：町芸者

町芸者。立方、舞踊の名手。自らの芸を恃み、芸は売れども客の自由にはならぬものという気概のある芸妓として知られていた。
黒髪を品良く結い、赤い着物を好んで着ていた。
しばしば金魚を買い求め、その養い方を尋ねに来ることもあった。
はて、彼女の何が母を思い出させるのであったか。体つきか、仕草か、はたまたその――い――――か。

「あら、今日は商売がふるわないご様子で。あたしが一匹いただきましょうか」
「ね、花房さん。こないだ買った金魚の調子が悪くなったんです。疱瘡みたいなおできが増えて、鰭も随分とみすぼらしくなってしまって。……いいえ、交換してくださいなんて言いませんよ。魚に効く薬があるものかしら、と思って聞いたんです」
「冬になったら、金魚売りは店を仕舞うんでしょう。……あら、寺子屋を？　ふふ、なら先生、なんて呼ばれているんでしょうね」
「あたしも呼んでみようかしら。ね、先生。……冗談ですよ」

花房 月成(はなぶさ つきなり)　性別:男　年齢:26
職業:金魚売(基本ﾙﾙﾌﾞ聖職者ﾍﾞｰｽ)　母国語:日本語　PL:きよの
STR:12　　DEX:14　　INT:14　　ｱｲﾃﾞｱ:70
CON:11　　APP:8　　POW:16　　幸 運:80
SIZ:15　　SAN:80/99　　EDU:15　　知 識:75
H P:13　　M P:16　　db:+1D4
※加齢ルール適用なし
――――――――――――――――――――――――――――――
[技能](職業技能点:300　個人技能点:140)
[職業技能]
聞き耳:75％(25+50)　図書館:50％(25+25)　説得:50％(15+35)
経理:60％(10+50)　心理学:75％(5+70)
[職業選択技能]
精神分析:71％(1+70)
[個人技能]
回避:50％(28+22)　こぶし:55％(50+5)　忍び歩き:70％(10+60)
目星:58％(25+33)　博物学:30％(10+20)
――――――――――――――――――――――――――――――
[装備]
【武器】
・なし
・[防具名]
　なし
【所持品】
　手拭、扇子、財布、水筒、小さな巾着(貝紅)
――――――――――――――――――――――――――――――
[大切なもの]
母の形見の貝紅

[プロフィール]
幼い頃に若くして母を亡くし、厳しい父の元育てられる。
常に顔色を窺って過ごし(心理学)物音をたてれば叱られたので、
気配を消すように歩く癖がついた。(忍び歩き)
そんな父も亡くなり、今は一軒家に一人で住んでいる。
金魚売が主な仕事だが冬などシーズン外は寺子屋をしている。
金魚売も寺子屋も儲かる仕事でないから、上客は逃したくない。
やれあそこの商屋に女のややこが生まれたと聞こえれば
雛祭り用に金魚はいかが、と出向きもした。
お陰様で囁く様に交わされる噂話も拾えるようになった(聞き耳)
もう一方の寺子屋では一人一人の性格を理解しそれぞれに合った
対話を考えるのが性に合うらしく(精神分析)、こちらの仕事も気
に入っている。
近所の人からは「金魚売さん」や「先生」と呼ばれることも多く、
親しくさせてもらっていた。

■女性との関係性
よく金魚を買いに来る町芸者の女性
■殺害した方法
手拭で絞殺
■殺害した理由
芸のみを売っていると言っていたのに、色も売っている所を見て
衝動的に。
■女性について（探索者が女性をどのように感じていたか　等）
仕草だったか、いつもつけている紅の色だったか。
どこか母に似た印象の彼女を、毎日じゃなくていい
遠目にでも見るのがいつか癒しになっていた。
それがあの夜、男に媚びるような声と仕草を見て失望した。
母はあんな声を出さない。
酷く汚れてしまったように思った。
見下ろした女のはくはくと動く紅い口は金魚のようで。
赤と白の着物は乱れていたが、熱を持たない姿はいつもの綺麗な彼女で。
なぜ綺麗なままでいてくれなかったのかと悲しく思った。

CS確認させていただきました。
技能値等問題ありませんので、受理させていただきます。

名前：ーーー
SIZ：8
APP：12
年齢：18歳
職業：女中

日に当たると明るく透ける、伽羅色の髪を団子に結った子だった。
口数は少ないが気が利いて、家の中のことを細々と片付けてくれる。
忙しく立ち働いている様子なのに、物音を立てないよう気を遣っているのか、家の中は心地良い静謐が保たれていた。
「先生のお仕事に障りがあるといけませんから」とはにかんだ彼女の顔には――らしい―――があって。

「……楠先生、お茶を置いておきますね」
「隣の奥さんから、美味しい茄子の食べ方を教わって。お口に合うとよろしいんですが」
「楠先生には、本当によくしていただいて。ありがとうございます」
「私……先生がペンを走らせる音、好きなんです」

名前:楠　ヤエ(くすのき　やえ)　性別:女性　年齢:30歳
職業:翻訳家 兼 もの書き（ルルブ6版　作家ベース）　母国語:日本語　PL:見学初心者ひな
STR:06　　DEX:14　　INT:16　　ｱｲﾃﾞｱ:80
CON:07　　APP:07　　POW:14　　幸 運:70
SIZ:11　　SAN:70/最大値99　　EDU:17　　知 識:85
H P:09　　M P:14　　db:±0
――――――――――――――――――――――――――――――
[技能](職業技能点:340　個人技能点:160)
[職業技能]
オカルト:45％(5+40)　心理学:30％(5+25)　説得:70％(15+55)
図書館:85％(25+60)　ほかの言語(英語):56％(1+55)
母国語:90％(85+5)　歴史:60％(20+40)

[職業選択技能]
目星:85％(25+60)

[個人技能]
応急手当:69％(30+39)　回避:69％(28+41)　聞き耳:50％(25+25)
投擲:36％(25+11)　ナイフ:69％(25+44)
――――――――――――――――――――――――――――――
[装備]
【武器】
・鍔つきの懐剣（ファイティング・ナイフ）
　{ﾀﾞﾒｰｼﾞ:1D4+2+db　攻撃回数:1　耐久力:15}
【防具】
・和装（特に効果はなし）
【所持品】
革財布、風呂敷、巾着袋（煙管、マッチ、刻み煙草入れが入っている）
原稿用紙の束、黒鉛筆、赤鉛筆、英和辞典
白粉、棒紅、傷薬
――――――――――――――――――――――――――――――
[大切なもの]
書きかけの小説（書き終わりたいと願っている）

[プロフィール]
未亡人。夫は病死で、若くして離別した。鍔つきの懐剣は夫の形見。
実家は裕福で出戻っても面倒は見てもらえるが、出戻ると見合いをさせられそうに
なるため、用事がある時以外は近づかないようにしている。
若い頃は女学校に通わせてもらった。女学校時代には外国文化に興味を持ち、
母国語・英語・文学・歴史・弁論術（説得）等を学んだ。
また、学校の図書館に入り浸って、図書館にあった本は片っ端から読んだ（図書館）。
その経験があったおかげで、現在、英文書を翻訳する仕事や雑誌の囲み記事を書く
仕事にありつけている。
翻訳業のほか、小説を書く事にも興味と憧れがある。
自分だけが書く事が出来る、自分しか書く事が出来ない小説を、死ぬまでの間に
ひとつはいつか書ききってみたいと思っている。
常日頃から小説のネタを探している為、色々と目敏い（目星）。

■女性との関係性
知り合いに紹介してもらって雇った女中。
■殺害した方法
懐剣でグサリ。
■殺害した理由
秘密裡に書き溜めていた小説の習作を読まれ、カッとなって刺した。

■女性について（探索者が女性をどのように感じていたか　等）
小柄なあの子――私が殺してしまった女中の娘は、とても良い子だった。
無口だが誠実で、若いのに家事や料理をしっかりと仕込まれた子だった。
頭でっかちなばかりで家事や料理が出来ないズボラな私のために、あの子は
家の事を完璧にこなしてくれていた。
ふとした拍子にはにかむ笑顔が可愛らしく、私だってあの子を妹のように
思って可愛がっていたはずなのに。

運命のあの日。
私は混乱していた。とある雑誌に目を通す機会があったのだが、その雑誌に
掲載されていた囲み記事の文体は、どこからどう見ても私のものだったのだ。
――だが、筆者は私ではない。
誰かが、私の文章を盗んだ？　でも一体誰が？
そう思いつつ書斎の扉を開くと、そこにはあの子がいた。
手の中に、私の書きかけの小説を抱えて。
信じていたあの子に裏切られたと感じた。
カッとなった私は、いつも袂に忍ばせている懐剣に手を伸ばした。

そして、気が付いたらあの子が私の足元に倒れていた。
懐剣があの子の喉に刺さっており、赤い血だまりが見る見ると広がっていく。
私は慌ててあの子の死体を運び、空き家の裏庭に埋めた。
そして、あの子の持ち物も処分しようとして、あの子の日記を見つけたのだ。
日記には、書斎に隠していた書きかけの小説を掃除中のあの子が見つけた事が
書いてあり、そして小説の感想を好意的につづってくれていた。
「――先生が書く、生き生きとした登場人物達。早く続きを読みたい」
あの子は私の小説の初めての読者で、ただ私が続きを書くのを待ち望んでくれて
いたのだ。
あの子が小説を手にしていたのは、盗むためではなく、続きを読みたかっただけ。
それなのに、私は、なんて事を。

私は号泣した。
あの子に懺悔するためにも、今すぐ警察に出頭したかった。
でも出来なかった。
だってまだ書き終えていない。書きたい。もう少しで書きあがりそうなのだ。
自分でも納得できる小説を。ようやく。ついに。今度こそ。
………自らの罪深さに打ちのめされる。

新聞では私を追う内容が書かれているようだが、まだ辿り着く気配もない。
とうとう推理作家にまで犯人捜しを頼み始めた。
警察はいったい何をしているのか。小説が書き終わりさえすれば私は出頭する
のに。そんな滑稽なことをしなくても、待っていればよいのに。
そう苦笑する私の頭に、ふと不安が浮かぶ。
「しかし──私は『誰』を殺したのだったか」
あの子の顔を、あの子の笑顔を思い出せないなんて、私は一体どうしてしまった
のだろうか……。

CS確認させていただきました。
技能値等問題ありませんので、受理させていただきます。