クトゥルフ神話TRPGやろうずWiki

あれから少したった頃だろうか、いつも通り帰ろうとしてたら音楽が聞こえてきた。
気になって見に行ったらあの世界で出会ったチビがいた。声をかけようと思ったがやめた。
がらじゃないってのもそうだが、あいつの顔を見て、もう大丈夫だと思ったからだ。
・・・俺ももう三年だ。相変わらず喧嘩ばかりしているが、そろそろ俺も決めなくちゃいけねーな。
後輩が前に進んでるんだ、俺も進もう、あいつらにも馬鹿にされたくねーしな。

書くのが遅くなってすみません。あの時のセッションはとても楽しかったです。
ありがとうございました！また別のシナリオにも参加させてもらいたいです。

あの時僅かに、黒い感情が、自分の中に湧き上がる事に気付いた。
知っている感情だった。
…嫉妬、何度も覚えた事のある感情。
先輩を失って、何故立ち直れたのか、私には理解が行かなかった。
対して親しかった訳でも無い人を殺し、その過去が今でも燻り続ける、弱き私には。

後に思い返し、その感情に気付き、自分に嫌悪感を覚える。
自らより歳の低い人間に、讃えは褒めるならまだしも、黒い感情を持つのは、良い事では無い。
そう抑える度に、嫌な過去ばかりを思い出す。

いずれも死に纏わる事ばかりで、とても私には背負い切れない。
一年にも満たない期間で、この数だ。
これからまだ増えるのだろうか、今あるだけでも蝕まれ、こんなにも重たいのに？
彼らは私を許しはしないだろう、私は彼女の代わりなどなり得ないだろう。
思考が渦巻き迷走する、理性と記憶が混濁する。
意識と感情の境界まで曖昧になり、恐怖に連れていかれる直前。

首の鋭い痛みで、それらを引き戻す。
いつから始めたのか、何度も繰り返した、慣れた動作。
すっと、首の傷をなぞり、指に付着した赤いもの。
それを見て、安心を覚え始める私が居た。

遅くなりましたが、後日談・・・後日談？を記載しましたっ。
下手な文ですが、一応状況も書けましたかね・・・

あの時、久しぶりに参加出来て、しかも初回で！
本当に楽しかったです！
また同じメンバーと、卓を囲める日を。
けろりさんの卓を囲む時を心待ちにしてますねっ
遅くなりましたが、お疲れ様でしたっ

• 後日談のナンセンスは触れないでください、泣きます

帰って来た僕は、動物園の動物達以下存在だった。
人から向けられる不安、疑念、嫌悪、同情、憐み、怒気･･･
好感というものを含まない視姦の檻に放り込まれたのだから。
あの人という檻の中で安堵し、生きてきた僕にはどれも突き刺さり、どれも致命傷に

”なっていたのだろう”

「はいはい！ちゅうもーく！１年生部門の楽曲をきめるよー！」
僕は今、吹奏楽部の１年生セクションリーダーのポジションに収まっている。
あの人の跡を追いかけると言うわけではないけど

僕は･･･

”檻から出る事ができたのだから”

いや？出してもらったと言うべきなのだろうか？
夢うつつの確かな現実の狭間で僕は救われた。
人は僕の考える範囲外に驚きに満ち、そして暖かだった。
それを知る事が出来た僕は運が良かったのだろう。
僕は今、ここに生まれる事が出来た。

よって、成長期はまだ来てないものとする！

「明るく、元気な曲にしよ！これとかどう！？」

「ねぇ？こんな噂はなし聞いたことある?」
あれ･･･？

「さってと・・・私はそろそろ帰るかねー、帰りにコンビニ寄ってこー」
あれ･･･？

「あ！みんなー！」っと元気良く手を振り
これって･･･？

「噂の家出さんと一緒に居なくなった子ですよ、その子」
私は･･･

「あれ？一体・・・？あれ？」っと混乱している様子だ
この世界を･･･

「へ？逃走ですか！？」
この世界を･･･！！！




”知っている？”

「音楽の使者の帰還を確認、作戦成功です。」
「･･･なんとかなったか」
「死傷者数を10人程度にとどめられたことは誉ですね」
「それでも犠牲は出てしまった･･･」
「致し方ありません･･･我々は神ではなく人間ですから･･･
　しかし、これももう少しの御辛抱です」
「･･･そう願っているよ」
「･･･全ては遠き、理想郷の為に」
「あぁ、分かってるさ･･･」