最終更新:ID:ZYNE1dZqOA 2012年10月29日(月) 05:48:56履歴
貴方達はそれぞれの目的を持ち、世界でも有力で有名な白神財閥の屋敷に侵入します。友人である愛月涙花から頼まれ事されたからなのかもしれないし、
もしくは別の目的があるのかもしれない... 各々の目的を胸に屋敷に入る貴方達を待っているのは白神の栄光に隠された闇・・あなた達は見事その元凶を
消し去ることが出来ました・・・世界は残酷だが・・美しい True End〜「残酷で美しい世界」〜
もしくは別の目的があるのかもしれない... 各々の目的を胸に屋敷に入る貴方達を待っているのは白神の栄光に隠された闇・・あなた達は見事その元凶を
消し去ることが出来ました・・・世界は残酷だが・・美しい True End〜「残酷で美しい世界」〜
PCより
PLより
「それにしても今回は大収穫でしたね〜♪」
「蜘蛛に、猟犬、グールに魔術師に・・・果ては吸血鬼とは」
「今回はかな〜り危なかったですが・・・特にシャン、シャッガイからの昆虫・・・あはは」
毎度毎度、この手の件に関わると感じる力不足を今回も感じる。
シャンに至っては、エントランスでの出来事と新月さんの知識、周りの人の協力
全てがあってなんとか助かったという位だった・・・
「だから、これからですね・・・」
自分に足りていない部分は自覚した。東雲さんや新月さんと言う
魔術に関してのアテもできた・・・。これから、努力していこうと思う。
そういえば、今回出会った愛月さん・・あの後目についての治療を申し出たら断られたんで
すよねぇ・・・何か気にしている事があるのでしょうか?
白神さんに至っては治療も済んでないのに姿をくらますし・・・今度会ったらしばいた上で
傷痕すら込みで全部治療してやりましょう・・・うん。
これで遠藤さんも一度も道場に来ないなんて事があったらちょっとへこみますね・・・何時
でもいいから来てくれないかなぁ。
そんなところで私は現在・・・
「・・・という風に、色々頑張って人を助けたり助けられたりした訳ですよ、いや〜・・・
色んな人たちと力を合わせて困難を解決する・・・素晴らしい話ですよね〜?だから・・・お許し願えません?」
「「「駄目(じゃな)」」」
正座をしています。
島を出て大学の寮に戻って今回の事を同室の親友に言うと、
「へ〜、そうなんだ」とそっけなく言われ、私はちょっと冷たいなぁとか思いつつ眠りました。
やはり疲れは溜まっていたようで、目が覚めたのは夜・・・
そして目の前にいたのは私の恋人*2、片方は別の県・・・もう片方に至っては別の国にいる
筈なのでしたが・・・目の前にいて、凄い怖い笑顔で迎えてくれました。
以降:布都玉城、七瀬香(親友)、夜風風鈴(恋人1)、大崎カレン(恋人2)
玉城「いや、あのですね?私怪我しませんでしたし、死んだ人だっていませんでしたしね?」
香 「左手・・・火傷してるじゃない」ぎゅっ
玉城「あっ、たた・・・いえこれはちょっと予想外の事故で・・・」
香 「何でアンタはこう・・・アレなの?馬鹿なの?脳筋なの?それとも自分が女だと思ってないの?」
玉城「いやそんな事は」
香 「これはアレよね?一度たっぷり判らせる必要があるわよね?とりあえず形から入りましょうか?」
玉城「は、はい?どういう?」
香 「その体全部改造するって言ってんのよ、もっと女性として美を磨けばそれが傷つく様な事をやろうとなんて思わないでしょ。風鈴、カレン手伝って」
玉城「いやあの改造って、ちょっと夜風さん!?何処触ってるんですか!?」
風鈴「何処なんじゃろうなぁ?・・・言うてみぃ」
カレン「・・・他の女の匂いがします・・・」
玉城「いやあの、それは非常時でしたので・・・あの、みなさん!?」
その後、次の朝日を見るまで・・・女を磨かれる事になるのでした・・・。
その後日、新月さんの付き添いで来た道城さんに同じ事で説教された際には
「もう勘弁してください!」
と泣いて謝ったという・・・。
「蜘蛛に、猟犬、グールに魔術師に・・・果ては吸血鬼とは」
「今回はかな〜り危なかったですが・・・特にシャン、シャッガイからの昆虫・・・あはは」
毎度毎度、この手の件に関わると感じる力不足を今回も感じる。
シャンに至っては、エントランスでの出来事と新月さんの知識、周りの人の協力
全てがあってなんとか助かったという位だった・・・
「だから、これからですね・・・」
自分に足りていない部分は自覚した。東雲さんや新月さんと言う
魔術に関してのアテもできた・・・。これから、努力していこうと思う。
そういえば、今回出会った愛月さん・・あの後目についての治療を申し出たら断られたんで
すよねぇ・・・何か気にしている事があるのでしょうか?
白神さんに至っては治療も済んでないのに姿をくらますし・・・今度会ったらしばいた上で
傷痕すら込みで全部治療してやりましょう・・・うん。
これで遠藤さんも一度も道場に来ないなんて事があったらちょっとへこみますね・・・何時
でもいいから来てくれないかなぁ。
そんなところで私は現在・・・
「・・・という風に、色々頑張って人を助けたり助けられたりした訳ですよ、いや〜・・・
色んな人たちと力を合わせて困難を解決する・・・素晴らしい話ですよね〜?だから・・・お許し願えません?」
「「「駄目(じゃな)」」」
正座をしています。
島を出て大学の寮に戻って今回の事を同室の親友に言うと、
「へ〜、そうなんだ」とそっけなく言われ、私はちょっと冷たいなぁとか思いつつ眠りました。
やはり疲れは溜まっていたようで、目が覚めたのは夜・・・
そして目の前にいたのは私の恋人*2、片方は別の県・・・もう片方に至っては別の国にいる
筈なのでしたが・・・目の前にいて、凄い怖い笑顔で迎えてくれました。
以降:布都玉城、七瀬香(親友)、夜風風鈴(恋人1)、大崎カレン(恋人2)
玉城「いや、あのですね?私怪我しませんでしたし、死んだ人だっていませんでしたしね?」
香 「左手・・・火傷してるじゃない」ぎゅっ
玉城「あっ、たた・・・いえこれはちょっと予想外の事故で・・・」
香 「何でアンタはこう・・・アレなの?馬鹿なの?脳筋なの?それとも自分が女だと思ってないの?」
玉城「いやそんな事は」
香 「これはアレよね?一度たっぷり判らせる必要があるわよね?とりあえず形から入りましょうか?」
玉城「は、はい?どういう?」
香 「その体全部改造するって言ってんのよ、もっと女性として美を磨けばそれが傷つく様な事をやろうとなんて思わないでしょ。風鈴、カレン手伝って」
玉城「いやあの改造って、ちょっと夜風さん!?何処触ってるんですか!?」
風鈴「何処なんじゃろうなぁ?・・・言うてみぃ」
カレン「・・・他の女の匂いがします・・・」
玉城「いやあの、それは非常時でしたので・・・あの、みなさん!?」
その後、次の朝日を見るまで・・・女を磨かれる事になるのでした・・・。
その後日、新月さんの付き添いで来た道城さんに同じ事で説教された際には
「もう勘弁してください!」
と泣いて謝ったという・・・。
は〜い、どうも。お疲れ様でしたJIKUです。
まず初めに、全員生還でのTrueEnd・・・おめでとうございましたー!!
途中秋彦さんの離脱やグミンさんのPCが壊れたり、日程があわなかったったりで大変ではありましたが。
最後には大団円になってよかったです。・・・というか、自分本位なRPばっかりでスイマセンでした・・・orz
そして特に、新月さん・・・を仲間に加えたシラサギさん、そしてRPしてくださった雪野さん。本当にありがとうございました!
あの胸囲・・・協力がなければきっと玉城は生きてはいなかったでしょう・・・助かりました。
最後にKPのりるぜさん、途中NPCを殺しにかかったり(死なない予定でしたが)
グール5体けしかけた上に魔術で玉城を仲間に襲わせたり(ラインさんでしたっけ?)で
大変殺意が沸き起こりましたが、陽さんを助ける場面や吸血鬼から白神さんを助けたりと・・・見せ場を与えて頂きありがとうございました。
そしてKPとしての女神さまからの愛されっぷりは流石でした・・・きっと次の卓もドラマチックな方向に転がっていく事でしょう・・・
まず初めに、全員生還でのTrueEnd・・・おめでとうございましたー!!
途中秋彦さんの離脱やグミンさんのPCが壊れたり、日程があわなかったったりで大変ではありましたが。
最後には大団円になってよかったです。・・・というか、自分本位なRPばっかりでスイマセンでした・・・orz
そして特に、新月さん・・・を仲間に加えたシラサギさん、そしてRPしてくださった雪野さん。本当にありがとうございました!
あの胸囲・・・協力がなければきっと玉城は生きてはいなかったでしょう・・・助かりました。
最後にKPのりるぜさん、途中NPCを殺しにかかったり(死なない予定でしたが)
グール5体けしかけた上に魔術で玉城を仲間に襲わせたり(ラインさんでしたっけ?)で
大変殺意が沸き起こりましたが、陽さんを助ける場面や吸血鬼から白神さんを助けたりと・・・見せ場を与えて頂きありがとうございました。
そしてKPとしての女神さまからの愛されっぷりは流石でした・・・きっと次の卓もドラマチックな方向に転がっていく事でしょう・・・
PCより
PLより
(道城秋の日記より)
○月○日
夜勤明けの朝日を見ると、ヘリから見たあの島の朝を思い出す。
ここから見える朝日と、あの日の朝日は同じはずなのに、
胸に染みる想いが違うのは何故だろう?
振り返ればあの事件はまるで夢のようだとしか思えないが、確かな現実はオレの手の中に絆として残った。
多分、それが違いを生んでいるんだろう。
あの事件で知り合った人達とは(連絡がつく人だけだが)今でも交流が続いてる。
休暇の度に駿河さんの事務所に顔を出してしまうが、駿河さんがいつでも笑顔で出迎えてくれるのが嬉しい。
彼女に逢うと新月も喜ぶからだ。
遠藤さんからは短いがたまに近況のメールがくることがある。
彼女らしい簡潔な言い回しにはいつも好感が持てる。
斉藤さんは元気にしているだろうか?天性の強運を持つ彼のことだ。
どこに居ても難問を切り抜けることができていることは容易に想像できるが。
布都さんからも時折連絡がくる。オレ、というより、新月宛だが。
新月を見るときの彼女の瞳がたまに鋭くなりすぎる時があるように感じるのは、
オレの思い過ごしだろうか…。
なんにしても彼女の生き方は自衛隊員のオレよりもある意味刹那的で
心配になる事がある。研ぎ澄まされた刃、というのが彼女に相応しい表現だとは
思うがその刃の薄さが気になる。余計なお節介かもしれないが、また今度逢うことがあれば
話しをしてみようか。
時折大場さんに個人的に相談を持ちかけることもある。
あの事件で言葉をかわせるようになった幸運を堂々と利用する己の図々しさに
たまに苦笑してしまいそうになるが、こればかりは止めることができない。
……オータム中尉。
彼を思い出すとペンを持つ手に力が入ってしまう。
もう一度会いたい、と思ってしまうのはまるで恋人に向けたセリフのようだが、
彼とは話しがしたい。それは紛れもない今のオレの願望だ。
先任中尉に教えを請いたい事が山のようにあるから。
新月と言えば、ここ最近随分と「人間の女の子」らしくなったように思う。
元来知性が高い彼女だったからこそ、学習能力は凄まじいのだろう。
完璧、とは言えないまでも、多分今の彼女を人前に出しても「元怪物」だなどとは
誰も気づけないはずだ。そろそろ高校に編入させるべきかと思案している。
仕事柄、実家に預けっぱなしになっているせいで、時々寂しい想いをさせている
ようなのが気がかりだ。高校に編入できれば友達もできるだろう。
死と背中合わせの強烈な体験、己の失態を思い出すと恥ずかしいが、
あの事件の渦中に居たことは、結果的にはオレにとっての幸運だった。
あの事件がなければこの絆は生まれなかったのだから。
明日はまた駿河さんの所に遊びに行こうか?
そろそろキンピラゴボウを味見できるのではないかと期待している。
○月○日
夜勤明けの朝日を見ると、ヘリから見たあの島の朝を思い出す。
ここから見える朝日と、あの日の朝日は同じはずなのに、
胸に染みる想いが違うのは何故だろう?
振り返ればあの事件はまるで夢のようだとしか思えないが、確かな現実はオレの手の中に絆として残った。
多分、それが違いを生んでいるんだろう。
あの事件で知り合った人達とは(連絡がつく人だけだが)今でも交流が続いてる。
休暇の度に駿河さんの事務所に顔を出してしまうが、駿河さんがいつでも笑顔で出迎えてくれるのが嬉しい。
彼女に逢うと新月も喜ぶからだ。
遠藤さんからは短いがたまに近況のメールがくることがある。
彼女らしい簡潔な言い回しにはいつも好感が持てる。
斉藤さんは元気にしているだろうか?天性の強運を持つ彼のことだ。
どこに居ても難問を切り抜けることができていることは容易に想像できるが。
布都さんからも時折連絡がくる。オレ、というより、新月宛だが。
新月を見るときの彼女の瞳がたまに鋭くなりすぎる時があるように感じるのは、
オレの思い過ごしだろうか…。
なんにしても彼女の生き方は自衛隊員のオレよりもある意味刹那的で
心配になる事がある。研ぎ澄まされた刃、というのが彼女に相応しい表現だとは
思うがその刃の薄さが気になる。余計なお節介かもしれないが、また今度逢うことがあれば
話しをしてみようか。
時折大場さんに個人的に相談を持ちかけることもある。
あの事件で言葉をかわせるようになった幸運を堂々と利用する己の図々しさに
たまに苦笑してしまいそうになるが、こればかりは止めることができない。
……オータム中尉。
彼を思い出すとペンを持つ手に力が入ってしまう。
もう一度会いたい、と思ってしまうのはまるで恋人に向けたセリフのようだが、
彼とは話しがしたい。それは紛れもない今のオレの願望だ。
先任中尉に教えを請いたい事が山のようにあるから。
新月と言えば、ここ最近随分と「人間の女の子」らしくなったように思う。
元来知性が高い彼女だったからこそ、学習能力は凄まじいのだろう。
完璧、とは言えないまでも、多分今の彼女を人前に出しても「元怪物」だなどとは
誰も気づけないはずだ。そろそろ高校に編入させるべきかと思案している。
仕事柄、実家に預けっぱなしになっているせいで、時々寂しい想いをさせている
ようなのが気がかりだ。高校に編入できれば友達もできるだろう。
死と背中合わせの強烈な体験、己の失態を思い出すと恥ずかしいが、
あの事件の渦中に居たことは、結果的にはオレにとっての幸運だった。
あの事件がなければこの絆は生まれなかったのだから。
明日はまた駿河さんの所に遊びに行こうか?
そろそろキンピラゴボウを味見できるのではないかと期待している。
PCより
PLより
「まずはゴボウを洗って、ささがきにしたものを千切り……」
面白みの無い小さな依頼から偶然関わることになった、今回の事件。
白神の一族が歩んできた暗黒の歴史を、あたし達は終わらせることができた。
と言っても、あたしは探偵として軽く手伝っただけだけど。
「ゴボウを水にさらしてる間にニンジンも千切りにして……」
前当主・白神刃はあの後警察に出頭、全てを話して自分の罪を償うと言っていた。
今のあの人なら本当にそうするんでしょうね。きっとやり直せると思う。
娘達もこれからは明るい人生を歩んでいけるはず。そうなるために頑張ってきたんだもの。
「フライパンにごま油をひいて、ゴボウとニンジンがしんなりするまで炒める……」
いけ好かない吸血鬼を始めとした、あの館で遭遇した化け物たちは、いつぞやにコービット家で対峙したやつらよりも危険だった。
世の中にはあんな生き物がわんさかいるのかと思うとぞっとしないわね。深く考えないほうが身のためかしら。
結局、アルテミスはどうなったんだろう。みんなが持ってた剣もなくなってたみたいだけど……
少し愛着が湧いてただけあって、それだけが少し心残りだったりする。
「しんなりしてきたらお酒を入れて、全体に絡めてから砂糖、醤油、味醂で味付け……」
共に戦った仲間達は今も思い思いの生活をしている。
道城さんはよくうちを訪ねてくる。新月も一緒なことがほとんどで、あの子が楽しそうで何より。
他の皆は今頃どうしてるのかしらね……元気にやっているとは思うけど。
「煮含めたら器に盛り付けて、煎り胡麻をかけて……出来上がりっと」
一皿分のきんぴらごぼうを作り終え、あたしは二冊の本を閉じた。
『きんぴらごぼうの作り方』……どうしてこんな本があの館にあったのかは知らないけど、存分に活用させてもらってるわ。
とりあえず本の通りには作れるようになったから、今後は味に個性を出せるように頑張らなくちゃ。
出来上がった昼食をデスクに運ぶと、パソコンに一通のメールが届いていた。
そう言えば、事務所に帰ってきてパソコンを点けたら遠藤さんからメールが来てたことにようやく気付いたのよね。
初めからあたしを巻き込むつもりだったのは恐れ入るけど、結局のところ偶然集まったメンバーってところに運命的なものを感じる。
出来立てのきんぴらごぼうを頬張りながらメールをチェックする。
「送り主は、駿河……駿河? え、これって……」
恐る恐るメールを開封する。そこに書かれた内容は、至極簡素なものだった。
『沙良 本家ニ来タレリ』
どうやら……あたしにとっての"大事件"はこれからが本番のようだ。
姉さんが戻ってきてれば良かったんだけど、我が儘は言ってられない。
何日か前から時々起こる頭痛……頭の芯が焼けるような鋭い痛みに堪えながら、あたしは簡素な荷物を纏める。
駿河の本家……あそこに戻るのは何年ぶりかしら。
白神家みたいなことになってないといいけど……流石に考えすぎよね。
「書き置きくらいは残しときますか……」
あたしの身に何があってもいいように、ね。
面白みの無い小さな依頼から偶然関わることになった、今回の事件。
白神の一族が歩んできた暗黒の歴史を、あたし達は終わらせることができた。
と言っても、あたしは探偵として軽く手伝っただけだけど。
「ゴボウを水にさらしてる間にニンジンも千切りにして……」
前当主・白神刃はあの後警察に出頭、全てを話して自分の罪を償うと言っていた。
今のあの人なら本当にそうするんでしょうね。きっとやり直せると思う。
娘達もこれからは明るい人生を歩んでいけるはず。そうなるために頑張ってきたんだもの。
「フライパンにごま油をひいて、ゴボウとニンジンがしんなりするまで炒める……」
いけ好かない吸血鬼を始めとした、あの館で遭遇した化け物たちは、いつぞやにコービット家で対峙したやつらよりも危険だった。
世の中にはあんな生き物がわんさかいるのかと思うとぞっとしないわね。深く考えないほうが身のためかしら。
結局、アルテミスはどうなったんだろう。みんなが持ってた剣もなくなってたみたいだけど……
少し愛着が湧いてただけあって、それだけが少し心残りだったりする。
「しんなりしてきたらお酒を入れて、全体に絡めてから砂糖、醤油、味醂で味付け……」
共に戦った仲間達は今も思い思いの生活をしている。
道城さんはよくうちを訪ねてくる。新月も一緒なことがほとんどで、あの子が楽しそうで何より。
他の皆は今頃どうしてるのかしらね……元気にやっているとは思うけど。
「煮含めたら器に盛り付けて、煎り胡麻をかけて……出来上がりっと」
一皿分のきんぴらごぼうを作り終え、あたしは二冊の本を閉じた。
『きんぴらごぼうの作り方』……どうしてこんな本があの館にあったのかは知らないけど、存分に活用させてもらってるわ。
とりあえず本の通りには作れるようになったから、今後は味に個性を出せるように頑張らなくちゃ。
出来上がった昼食をデスクに運ぶと、パソコンに一通のメールが届いていた。
そう言えば、事務所に帰ってきてパソコンを点けたら遠藤さんからメールが来てたことにようやく気付いたのよね。
初めからあたしを巻き込むつもりだったのは恐れ入るけど、結局のところ偶然集まったメンバーってところに運命的なものを感じる。
出来立てのきんぴらごぼうを頬張りながらメールをチェックする。
「送り主は、駿河……駿河? え、これって……」
恐る恐るメールを開封する。そこに書かれた内容は、至極簡素なものだった。
『沙良 本家ニ来タレリ』
どうやら……あたしにとっての"大事件"はこれからが本番のようだ。
姉さんが戻ってきてれば良かったんだけど、我が儘は言ってられない。
何日か前から時々起こる頭痛……頭の芯が焼けるような鋭い痛みに堪えながら、あたしは簡素な荷物を纏める。
駿河の本家……あそこに戻るのは何年ぶりかしら。
白神家みたいなことになってないといいけど……流石に考えすぎよね。
「書き置きくらいは残しときますか……」
あたしの身に何があってもいいように、ね。
To Be Continued...な展開乙。自己主張の激しいPLこと雪野です。
ハプニングなど色々ありましたが、ひとまずは皆様お疲れ様でした!
半ば無理を言ってゲスト枠で潜り込ませていただいた当卓でしたが、脇役ながらも皆様と共に楽しめたと思っております。
武道キックの出番あんまし無かったなぁ……(白目)
布都さんや遠藤さんの行動力や皆様のRP力には激しく感銘を覚えました。私も見習いたいものですね。
チャットパレットを用いた一人○役は大変でしたが楽しかったですwwカイジさん色々とごめんね!
ひょっとしたら、次に沙良が皆さんとお会いするのはPCとしてではなくNPCとしてになるやもしれませぬが……
次の機会がございましたら、また一緒に楽しいセッションをしましょう! ありがとうございましたっ!
ハプニングなど色々ありましたが、ひとまずは皆様お疲れ様でした!
半ば無理を言ってゲスト枠で潜り込ませていただいた当卓でしたが、脇役ながらも皆様と共に楽しめたと思っております。
武道キックの出番あんまし無かったなぁ……(白目)
布都さんや遠藤さんの行動力や皆様のRP力には激しく感銘を覚えました。私も見習いたいものですね。
チャットパレットを用いた一人○役は大変でしたが楽しかったですwwカイジさん色々とごめんね!
ひょっとしたら、次に沙良が皆さんとお会いするのはPCとしてではなくNPCとしてになるやもしれませぬが……
次の機会がございましたら、また一緒に楽しいセッションをしましょう! ありがとうございましたっ!
PCより
PLより
最後に泣いたのはいつだったか・・・
弟が死んだときか?
親父に殴られた時?
お袋に売られた時?
訓練が過酷で、泥に顔をうずめて?
いや、初めて撃たれた時か?
・・・どれも違う・・・
アフガニスタンの市街地戦で、巻き込んでしまった家族。
アメリカ人というだけで蔑まれるのに、あの家族は、俺達を受け入れてくれた。
そこには、俺がいくら金を出しても得られなかったものがあった。
それを守りたかったんだ。
正義なんてなかった。あったのは、虚無感と、金の味だけ
『フォウル!!!何故隊長を撃った!お前はイラクで!アフガニスタンで!!何を見た!!!お前は―っ!』
俺は、あの日からずっと泣いていたのに気が付いた。
「敵襲!!!」
突然の怒号で目が覚めた。銃声、爆発音、火薬の臭い・・・鉄の味。俺はまた、戦場に戻ってきた。
刺し違えるつもりだったが、どうやら死に損ねたようだ。気が付けば何処かもわからない場所にいた。
「片目の!来てくれ!ラックスとリーグがやられた!」
どこにも行く宛てもなく、他に生きる理由もなく。性分を全うしている。
「屍鬼だ・・・奴ら、あんなもの投入しやがった・・・もうおしまいだ・・・あんな化け物・・・」
死ぬのも楽じゃない・・・一度、いや二度か。忘れた。何度も死に掛けているうちに、死神にすら愛想を付かされたようだからな。
「狙うのは頭、面倒なら殴り倒せ。愚鈍な出来損ないだ、プロなら意地を見せろ」
「おい・・・片目の!!!相手は化け物だぞ!!!無茶だ!」
金も、命も、無駄遣いは飽きた・・・次は・・・
「化け物?奇遇だな!・・・俺もだ」
・・・・・・帰ろう
弟が死んだときか?
親父に殴られた時?
お袋に売られた時?
訓練が過酷で、泥に顔をうずめて?
いや、初めて撃たれた時か?
・・・どれも違う・・・
アフガニスタンの市街地戦で、巻き込んでしまった家族。
アメリカ人というだけで蔑まれるのに、あの家族は、俺達を受け入れてくれた。
そこには、俺がいくら金を出しても得られなかったものがあった。
それを守りたかったんだ。
正義なんてなかった。あったのは、虚無感と、金の味だけ
『フォウル!!!何故隊長を撃った!お前はイラクで!アフガニスタンで!!何を見た!!!お前は―っ!』
俺は、あの日からずっと泣いていたのに気が付いた。
「敵襲!!!」
突然の怒号で目が覚めた。銃声、爆発音、火薬の臭い・・・鉄の味。俺はまた、戦場に戻ってきた。
刺し違えるつもりだったが、どうやら死に損ねたようだ。気が付けば何処かもわからない場所にいた。
「片目の!来てくれ!ラックスとリーグがやられた!」
どこにも行く宛てもなく、他に生きる理由もなく。性分を全うしている。
「屍鬼だ・・・奴ら、あんなもの投入しやがった・・・もうおしまいだ・・・あんな化け物・・・」
死ぬのも楽じゃない・・・一度、いや二度か。忘れた。何度も死に掛けているうちに、死神にすら愛想を付かされたようだからな。
「狙うのは頭、面倒なら殴り倒せ。愚鈍な出来損ないだ、プロなら意地を見せろ」
「おい・・・片目の!!!相手は化け物だぞ!!!無茶だ!」
金も、命も、無駄遣いは飽きた・・・次は・・・
「化け物?奇遇だな!・・・俺もだ」
・・・・・・帰ろう
PCより(NPCの白神陽の後日談もここに含まれます)
PLより
大場太一:76歳 元一の父
大場元一:51歳 太一の息子で陽の元旦那で子どもに聖がいる
白神陽 :47歳 元一の元妻で聖の母親 夫の浮気が原因で離婚
白神聖 :25歳 陽と元一の娘
〜大場太一宅〜
太一「・・・・・」
元一「・・・・・」
陽 「・・・・・」ニコニコ
聖 「・・・・・」父親にそっぽ向いてる
しばしの間・・・
元一「・・・で、これはなんなんだ、親父・・・?」すごく居づらそうに
太一「陽さんが久しぶりに2人に会いたいと言っておったからのう・・・」
「こうして皆で久しぶりに会おうと思って呼んだんじゃよ・・・」
元一「お前が俺に会いたいだと!?ついに止めを刺そうとでも思ったか!」
聖 「刺されればいいのよ・・・」ぼそっ
元一「ぐはっ・・・」
陽 「別に私はそんなこと考えてはいませんわ・・・」
「私が2人に会いたいと思ったのは・・・元一さんに会いたいと思ったのは純粋な気持ちからです・・・」
元一「・・・」
陽 「確かに私は元一さんの浮気を知った時思わず・・・・その・・・少々過激なことをしてしまいましたが・・・」
元一「(少々!?)」
聖 「(少々!?)」
太一「(少々!?)」
陽 「それも元一さんのことを愛していたからに他なりません!」
「愛が重いと言われれば、それまでではありますが・・・」
「それでも私は元一さんのことを愛しています」
「そのことをどうしても伝えたくて・・・」
元一「・・・・・」
聖 「そんな・・、お母さん!」
「コイツはお母さんや私のことを裏切ったって言うのに、まだ愛してるっていうの!?」
「はっきり言って・・・この人のやったのって最低なことじゃない!それなのに・・・」
元一「・・・・・・」
陽 「聖・・・」
聖 「なに・・・」
陽 「しょうじきこの気持ちに関しては、わかってほしくても、それが難しというのは分かります」
「でもね・・・・・今は分からなくても聖もいつか分かるときがくるわ・・・」
「聖が本気で誰かのことを好きになればきっとわかる・・・」
聖 「そう・・なの・・・?」
「でも、私はコイツのことなんて・・・」
陽 「そんなこと言って、ときどき心配してるくせに・・・」
太一「そうじゃのう・・・口では中々認めんが心配してるのはこちらからしてみれば良くわかるのう・・・」
元一「そう・・・なのか・・?」
聖 「・・・」キッと元一を睨み
「調子にのるな、馬鹿親父!」
聖:1D100<=50 こぶし
Cthulhu : (1D100<=50) → 3 → 決定的成功/スペシャル
聖:2d3+1d4
diceBot : (2D3+1D4) → 4[2,2]+4[4] → 8
元一「ぐほぁ・・!」
ショックロール
元一:1D100<=75 CON*5
diceBot : (1D100<=75) → 59 → 成功
元一「はぁ・・はぁ・・良いパンチをするようになったな・・・」
太一「む?聖お前今・・・」
陽 「馬鹿親父・・・って言いましたね・・・ふふふ」
聖 「え?・・・あ・・・いや、それは・・・」
元一「聖・・・お前・・・」
聖 「べ・・別に今のはつい言っちゃっただけなんだから・・・」部屋を出ていきます
太一「・・・」やれやれと言ったかんじ
陽 「まったく、あの子ったら・・・」苦笑い
元一「もとはと言えば俺が悪かったんだ・・・仕方ないさ・・・」
「そういえば、陽・・・」
陽 「なんですか?」
元一「・・・きちんと謝っていなかったと思ってな・・・・」
「あの時は済まなかった・・・本当に申し訳なかった・・・」DOGEZA
陽 「そんな・・・もう良いんですよ・・・私も申し訳ありませんでした」
元一「いや、さっきのお前の言葉を聞いて俺も目が覚めた」
「いや、思い出したと言った方がいいんだろうな・・・」
「俺もお前のことを今でも愛している」
「そして・・・」
「こんなことを言う資格が俺にあるのか分からない・・・だが言わせてくれ!」
「もう1度俺とやり直してはくれないか・・?頼む・・・」
陽 「・・・・・」しばしの間
「私の答えは決まっていますよ・・・」
「ええ、もちろんです。こんな私で良ければよろしくお願いします」
元一「陽・・!」ガシッ
陽 「元一さん・・・」
太一「・・・」それを見て静かに部屋を後にします
〜部屋の外〜
太一「そんなところで聞き耳立てるぐらいなら、中で聞いておれば良いのにのう・・・」
聖 「だって・・・」
太一「まったく素直じゃないのう・・・二人の再婚は嫌か?」
聖 「うんうん・・・別に嫌ってわけじゃないですけど・・・」
「複雑な気持ちってことは確かかなぁ・・・」
太一「・・・」苦笑
「無理もないがのう・・・ここからは3人の問題じゃからわしは口出しはせんよ」
聖 「うー」
太一「それでも、どうにもならんという時はまた相談にのるから安心せい」
聖 「うん・・・でもとりあえず私なりに考えてみる」
太一「そうかそうか・・・頑張るんじゃよ」
聖 「でも今日はこのまま帰るね・・・なんか二人きりにさせてあげたほうがよさそうだし」
太一「そうじゃのう・・・それなら車で送っていこう。わしも少々いづらいしな」
聖 「あはは、さすがにおじいちゃんでも、あの空間は厳しいか」
太一「さすがにのう・・・では車出すから外で待っていてくれ」
聖 「はーい」
太一「(一件落着といったところかのう・・・まったく世話の焼ける息子じゃのう・・・)」
「(あとは、もう馬鹿な真似をしないと願いたいものじゃが・・・あの様子なら心配はいらんじゃろう)」
「(頑張るんじゃよ・・・馬鹿息子めが・・・)」笑顔
〜Fin〜
大場元一:51歳 太一の息子で陽の元旦那で子どもに聖がいる
白神陽 :47歳 元一の元妻で聖の母親 夫の浮気が原因で離婚
白神聖 :25歳 陽と元一の娘
〜大場太一宅〜
太一「・・・・・」
元一「・・・・・」
陽 「・・・・・」ニコニコ
聖 「・・・・・」父親にそっぽ向いてる
しばしの間・・・
元一「・・・で、これはなんなんだ、親父・・・?」すごく居づらそうに
太一「陽さんが久しぶりに2人に会いたいと言っておったからのう・・・」
「こうして皆で久しぶりに会おうと思って呼んだんじゃよ・・・」
元一「お前が俺に会いたいだと!?ついに止めを刺そうとでも思ったか!」
聖 「刺されればいいのよ・・・」ぼそっ
元一「ぐはっ・・・」
陽 「別に私はそんなこと考えてはいませんわ・・・」
「私が2人に会いたいと思ったのは・・・元一さんに会いたいと思ったのは純粋な気持ちからです・・・」
元一「・・・」
陽 「確かに私は元一さんの浮気を知った時思わず・・・・その・・・少々過激なことをしてしまいましたが・・・」
元一「(少々!?)」
聖 「(少々!?)」
太一「(少々!?)」
陽 「それも元一さんのことを愛していたからに他なりません!」
「愛が重いと言われれば、それまでではありますが・・・」
「それでも私は元一さんのことを愛しています」
「そのことをどうしても伝えたくて・・・」
元一「・・・・・」
聖 「そんな・・、お母さん!」
「コイツはお母さんや私のことを裏切ったって言うのに、まだ愛してるっていうの!?」
「はっきり言って・・・この人のやったのって最低なことじゃない!それなのに・・・」
元一「・・・・・・」
陽 「聖・・・」
聖 「なに・・・」
陽 「しょうじきこの気持ちに関しては、わかってほしくても、それが難しというのは分かります」
「でもね・・・・・今は分からなくても聖もいつか分かるときがくるわ・・・」
「聖が本気で誰かのことを好きになればきっとわかる・・・」
聖 「そう・・なの・・・?」
「でも、私はコイツのことなんて・・・」
陽 「そんなこと言って、ときどき心配してるくせに・・・」
太一「そうじゃのう・・・口では中々認めんが心配してるのはこちらからしてみれば良くわかるのう・・・」
元一「そう・・・なのか・・?」
聖 「・・・」キッと元一を睨み
「調子にのるな、馬鹿親父!」
聖:1D100<=50 こぶし
Cthulhu : (1D100<=50) → 3 → 決定的成功/スペシャル
聖:2d3+1d4
diceBot : (2D3+1D4) → 4[2,2]+4[4] → 8
元一「ぐほぁ・・!」
ショックロール
元一:1D100<=75 CON*5
diceBot : (1D100<=75) → 59 → 成功
元一「はぁ・・はぁ・・良いパンチをするようになったな・・・」
太一「む?聖お前今・・・」
陽 「馬鹿親父・・・って言いましたね・・・ふふふ」
聖 「え?・・・あ・・・いや、それは・・・」
元一「聖・・・お前・・・」
聖 「べ・・別に今のはつい言っちゃっただけなんだから・・・」部屋を出ていきます
太一「・・・」やれやれと言ったかんじ
陽 「まったく、あの子ったら・・・」苦笑い
元一「もとはと言えば俺が悪かったんだ・・・仕方ないさ・・・」
「そういえば、陽・・・」
陽 「なんですか?」
元一「・・・きちんと謝っていなかったと思ってな・・・・」
「あの時は済まなかった・・・本当に申し訳なかった・・・」DOGEZA
陽 「そんな・・・もう良いんですよ・・・私も申し訳ありませんでした」
元一「いや、さっきのお前の言葉を聞いて俺も目が覚めた」
「いや、思い出したと言った方がいいんだろうな・・・」
「俺もお前のことを今でも愛している」
「そして・・・」
「こんなことを言う資格が俺にあるのか分からない・・・だが言わせてくれ!」
「もう1度俺とやり直してはくれないか・・?頼む・・・」
陽 「・・・・・」しばしの間
「私の答えは決まっていますよ・・・」
「ええ、もちろんです。こんな私で良ければよろしくお願いします」
元一「陽・・!」ガシッ
陽 「元一さん・・・」
太一「・・・」それを見て静かに部屋を後にします
〜部屋の外〜
太一「そんなところで聞き耳立てるぐらいなら、中で聞いておれば良いのにのう・・・」
聖 「だって・・・」
太一「まったく素直じゃないのう・・・二人の再婚は嫌か?」
聖 「うんうん・・・別に嫌ってわけじゃないですけど・・・」
「複雑な気持ちってことは確かかなぁ・・・」
太一「・・・」苦笑
「無理もないがのう・・・ここからは3人の問題じゃからわしは口出しはせんよ」
聖 「うー」
太一「それでも、どうにもならんという時はまた相談にのるから安心せい」
聖 「うん・・・でもとりあえず私なりに考えてみる」
太一「そうかそうか・・・頑張るんじゃよ」
聖 「でも今日はこのまま帰るね・・・なんか二人きりにさせてあげたほうがよさそうだし」
太一「そうじゃのう・・・それなら車で送っていこう。わしも少々いづらいしな」
聖 「あはは、さすがにおじいちゃんでも、あの空間は厳しいか」
太一「さすがにのう・・・では車出すから外で待っていてくれ」
聖 「はーい」
太一「(一件落着といったところかのう・・・まったく世話の焼ける息子じゃのう・・・)」
「(あとは、もう馬鹿な真似をしないと願いたいものじゃが・・・あの様子なら心配はいらんじゃろう)」
「(頑張るんじゃよ・・・馬鹿息子めが・・・)」笑顔
〜Fin〜
NPCより
PLより
___mission_complete_[enter]
「...終わった、わね」
今回の成果、データをまとめたファイル、それを書き終える。
以前の謎の神殿での事件、そして、今回の館の事件。
ちょっと深く世界を調べてみると、不可解な物事は気づかれないように、しかし、たくさん、存在している。
そして、その背後には、人間の悪しき側面が宿っていることが少なくない、そのことを私は実感した。
私は、今日も自分の信じる正しさの元、そのような水面下で蠢く影と穏やかでないやりとりを行っている。
しかしそれは、飽くまで私の「型」に過ぎない。
今回の事件で、私の「中」はどのように変わったのだろうか。
そもそも、何故、私は今回、自ら現場に向かった?
それについて合理的な返答はできない。
理詰めで考えるのなら愚かな選択といって間違いないだろう。
それなのに何故...今ならその問題に少し、回答することができるのか。
神殿での事件から私は、きっと、「型」に嵌ってしまっていたのかもしれない。
その反動か、私は、大場太一や犯罪者のあいつをコマとして呼び寄せたのか。
合理的な戦力を望んだのではなく、本当は...ただ、会いたかっただけなのかもしれない。
もう一度、自分を知り、自分が知るものと会って、自分自身を捉えなおそうとしたのかもしれない...
「...ふふっ」
そりゃ、自嘲の笑みも漏れるだろう。
堅く考え、堅く行動することしかできない、不器用な私は、自分でも認識できるくらい滑稽だ。
それでも..ただ...
こんな私でも、認めてくれる、接してくれる、そんな人たちがいる。
そう思うと、不思議な力が沸く。
わからない、わからないけど...これが「ココロ」というものなのかな。
気づけば電子機器だらけの自室を出て、台所に着いていた。
冷蔵庫にあるはずの私のいちごオ・レが消えていた。...あの馬鹿兄貴。
ふぅっ、と一息ついて、近くの椅子にリラックスして腰掛ける。麦茶で我慢するしかない。
もやもやと浮かび上がってくるのは、自然と今回の事件で知り合ったものたちだ。
なんであんなに一般人が紛れ込んできたのか、いまだに謎だけど...
道城 秋...国家機関からのスパイということは途中で気づいたけど、結局そんならしさはほとんど無いやつだった。あっ!貸し物返して貰ってない!
布都 玉城...なんというか、身体を動かせるっていうのは、悪くないかな。「アレ」が無くても元から動ける身体ってのは羨ましいわね。
斉藤 カイジ...何故だかわからないけど、只者じゃない気配が漂っていたわね。何故だかわからないけど。
駿河 沙良...うん、なんか、私と同じものを感じるやつだったわね。意外に探偵として優秀だったみたいだし、今後マークリストに追加してみようかな。
アンネース ファル...結局、今でも謎だわ。何者だったんだろう。
....思い返せば、ほんの一日程度の付き合い。なんだか、たくさんのことがあった気がする。
ポケットから、親友の写真を取り出す。
「...奈央、私、ちゃんと奈央の分まで強く生きていられてるかな」
再び、これまでのことが、じんわりと頭の中を駆け巡っていく....
「よしっ」
ひと区切りをつけた私は弾みをつけて椅子から立ち上がった。
「...ん〜〜っ」
背を伸ばして軽くストレッチする。
「っはぁ」
頭は切り替わった。
これから、どうしようか。
「...そうだっ」
思いつく。
見知った彼らに、会いに行こうか。
別に遊びに行くわけじゃない。
きっと、手が無くて困ってるやつも何人かいるだろうし。
自分らしくなく、深く考えずにそう思う。
そんな自分を省みて。
....私は、少し、変わったのかな?
〜後日談 遠藤 和希 「情報の統合とその記録」Fin〜
「...終わった、わね」
今回の成果、データをまとめたファイル、それを書き終える。
以前の謎の神殿での事件、そして、今回の館の事件。
ちょっと深く世界を調べてみると、不可解な物事は気づかれないように、しかし、たくさん、存在している。
そして、その背後には、人間の悪しき側面が宿っていることが少なくない、そのことを私は実感した。
私は、今日も自分の信じる正しさの元、そのような水面下で蠢く影と穏やかでないやりとりを行っている。
しかしそれは、飽くまで私の「型」に過ぎない。
今回の事件で、私の「中」はどのように変わったのだろうか。
そもそも、何故、私は今回、自ら現場に向かった?
それについて合理的な返答はできない。
理詰めで考えるのなら愚かな選択といって間違いないだろう。
それなのに何故...今ならその問題に少し、回答することができるのか。
神殿での事件から私は、きっと、「型」に嵌ってしまっていたのかもしれない。
その反動か、私は、大場太一や犯罪者のあいつをコマとして呼び寄せたのか。
合理的な戦力を望んだのではなく、本当は...ただ、会いたかっただけなのかもしれない。
もう一度、自分を知り、自分が知るものと会って、自分自身を捉えなおそうとしたのかもしれない...
「...ふふっ」
そりゃ、自嘲の笑みも漏れるだろう。
堅く考え、堅く行動することしかできない、不器用な私は、自分でも認識できるくらい滑稽だ。
それでも..ただ...
こんな私でも、認めてくれる、接してくれる、そんな人たちがいる。
そう思うと、不思議な力が沸く。
わからない、わからないけど...これが「ココロ」というものなのかな。
気づけば電子機器だらけの自室を出て、台所に着いていた。
冷蔵庫にあるはずの私のいちごオ・レが消えていた。...あの馬鹿兄貴。
ふぅっ、と一息ついて、近くの椅子にリラックスして腰掛ける。麦茶で我慢するしかない。
もやもやと浮かび上がってくるのは、自然と今回の事件で知り合ったものたちだ。
なんであんなに一般人が紛れ込んできたのか、いまだに謎だけど...
道城 秋...国家機関からのスパイということは途中で気づいたけど、結局そんならしさはほとんど無いやつだった。あっ!貸し物返して貰ってない!
布都 玉城...なんというか、身体を動かせるっていうのは、悪くないかな。「アレ」が無くても元から動ける身体ってのは羨ましいわね。
斉藤 カイジ...何故だかわからないけど、只者じゃない気配が漂っていたわね。何故だかわからないけど。
駿河 沙良...うん、なんか、私と同じものを感じるやつだったわね。意外に探偵として優秀だったみたいだし、今後マークリストに追加してみようかな。
アンネース ファル...結局、今でも謎だわ。何者だったんだろう。
....思い返せば、ほんの一日程度の付き合い。なんだか、たくさんのことがあった気がする。
ポケットから、親友の写真を取り出す。
「...奈央、私、ちゃんと奈央の分まで強く生きていられてるかな」
再び、これまでのことが、じんわりと頭の中を駆け巡っていく....
「よしっ」
ひと区切りをつけた私は弾みをつけて椅子から立ち上がった。
「...ん〜〜っ」
背を伸ばして軽くストレッチする。
「っはぁ」
頭は切り替わった。
これから、どうしようか。
「...そうだっ」
思いつく。
見知った彼らに、会いに行こうか。
別に遊びに行くわけじゃない。
きっと、手が無くて困ってるやつも何人かいるだろうし。
自分らしくなく、深く考えずにそう思う。
そんな自分を省みて。
....私は、少し、変わったのかな?
〜後日談 遠藤 和希 「情報の統合とその記録」Fin〜
実に濃厚なセッションでしたね。皆様、お疲れ様です。
今回私はNPC参戦という謎ポジを楽しませて頂きました。
途中、セッション参加が一日抜け落ちてしまった節は申し訳ありませんでした。
そして、いつの間にか遠藤が前衛になってて驚愕しました。
RPや行動に関して、途中から出来る限り盛り込んで行こうとするのはいいのですが、そのせいで進行を妨げてしまったきらいがありましたね。
その点は大変失礼しました。
そんな中でも、皆様の力で、とても良いセッションに組み上げて頂き、また、そこに参加できたことを光栄に思います。
今回のセッションで学んだことはたくさんあります。
すべて挙げるのも冗長なので、一点だけ。
吸血鬼には脛狙い。
....すばらしい教訓だ(白目
そんなこんなで、全力で空振り三振していく私ですが、こんな私とでも付き合ってくださる方、いずれKPとして、PLとしてお会いできることを楽しみにしております。
それでは、再び星辰が揃うときまで...
今回私はNPC参戦という謎ポジを楽しませて頂きました。
途中、セッション参加が一日抜け落ちてしまった節は申し訳ありませんでした。
そして、いつの間にか遠藤が前衛になってて驚愕しました。
RPや行動に関して、途中から出来る限り盛り込んで行こうとするのはいいのですが、そのせいで進行を妨げてしまったきらいがありましたね。
その点は大変失礼しました。
そんな中でも、皆様の力で、とても良いセッションに組み上げて頂き、また、そこに参加できたことを光栄に思います。
今回のセッションで学んだことはたくさんあります。
すべて挙げるのも冗長なので、一点だけ。
吸血鬼には脛狙い。
....すばらしい教訓だ(白目
そんなこんなで、全力で空振り三振していく私ですが、こんな私とでも付き合ってくださる方、いずれKPとして、PLとしてお会いできることを楽しみにしております。
それでは、再び星辰が揃うときまで...
まず皆さん!本当にお疲れ様でした!
予備日を消費した上更に延長の一日・・・この様なgdgdKPにお付き合い頂き本当にありがとうございました!
まさか白神刃が説得(?)されるとはKPもヨソウガイデース・・・
探索者を助けてくれた≪覇銀≫≪天蛇斬≫≪アルテミス≫≪ブラッディローズ≫もまたいつか・・
日の目を見る時が訪れるかもしれませんね(自卓的な意味で)
しかし・・・ダイス振るときにファンボー宣言はするものじゃない!っていうことが分かりました。(ダメ。絶対)
女神様は最後までドラマ好きだったよ・・・・(遠い目) KPも腹筋が崩壊したんですけどねww
では皆さん!改めて、本当に有難う御座いました!!byりるぜ
予備日を消費した上更に延長の一日・・・この様なgdgdKPにお付き合い頂き本当にありがとうございました!
まさか白神刃が説得(?)されるとはKPもヨソウガイデース・・・
探索者を助けてくれた≪覇銀≫≪天蛇斬≫≪アルテミス≫≪ブラッディローズ≫もまたいつか・・
日の目を見る時が訪れるかもしれませんね(自卓的な意味で)
しかし・・・ダイス振るときにファンボー宣言はするものじゃない!っていうことが分かりました。(ダメ。絶対)
女神様は最後までドラマ好きだったよ・・・・(遠い目) KPも腹筋が崩壊したんですけどねww
では皆さん!改めて、本当に有難う御座いました!!byりるぜ
終わった・・・白神は無くなって・・誰も私を縛る者は無くなった
そう、これからは自由。あの馬鹿姉貴はまたどっか行っちゃったし・・私・・どうすればいいのかな?
今手にあるのはお母さんからの手紙とあの指輪だけ・・お金も無くなっちゃったし
隣にはシノノメ、もう二度と見れないと思っていたシノノメの顔・・そして外の景色。
「やっぱり!外の空気はおいしいね♪」
拾って貰った命・・・どう使おうかな
「人助け?・・・私の性に合ってないなぁ・・」
じゃあ何?私のしたいことって?
「爆弾作り?新型作ってテロでも起こす?」
いやいや・・・これも違う・・・
「そうだ!フォウルを見つけないと!それに陽菜子も!」
そう!これ!これをしよう!・・あれ・・だけど・・
「やっぱり・・・分からないよ・・・」
私はもう誰にも縛られることの無い自由の鳥・・・なのに・・
「やっぱり・・私は弱いなぁ・・」
今の私はどうすればいいのか・・・何をすべきか・・すべてが分からない・・怖い
「だけど・・これだけは言わないとね・・」
私を孤独の闇から救ってくれた・・大切な人達・・・
「ありがとう・・」
天夜 悠花 後日談「自由の鳥」〜Fin〜
そう、これからは自由。あの馬鹿姉貴はまたどっか行っちゃったし・・私・・どうすればいいのかな?
今手にあるのはお母さんからの手紙とあの指輪だけ・・お金も無くなっちゃったし
隣にはシノノメ、もう二度と見れないと思っていたシノノメの顔・・そして外の景色。
「やっぱり!外の空気はおいしいね♪」
拾って貰った命・・・どう使おうかな
「人助け?・・・私の性に合ってないなぁ・・」
じゃあ何?私のしたいことって?
「爆弾作り?新型作ってテロでも起こす?」
いやいや・・・これも違う・・・
「そうだ!フォウルを見つけないと!それに陽菜子も!」
そう!これ!これをしよう!・・あれ・・だけど・・
「やっぱり・・・分からないよ・・・」
私はもう誰にも縛られることの無い自由の鳥・・・なのに・・
「やっぱり・・私は弱いなぁ・・」
今の私はどうすればいいのか・・・何をすべきか・・すべてが分からない・・怖い
「だけど・・これだけは言わないとね・・」
私を孤独の闇から救ってくれた・・大切な人達・・・
「ありがとう・・」
天夜 悠花 後日談「自由の鳥」〜Fin〜
「はぁ・・・これは多分残る傷になるだろうな・・」
あの化け物から食らった傷・・左肩から胸の中央までズッパリ・・
その上首に抉く残る噛み傷・・
「これは・・お嫁に行くのは諦めるか・・」
えぇい!悠花を助けるため!致し方なし!・・ふむ?
「お嫁に行けないなら婿を頂戴すればいいのではないか・・・?」
ありか・・・
「いや・・止めておくか・・これ以上呪われた血族を増やしても・・」
そう・・白神の呪われた因果は断ち切られた・・彼らのおかげで
悠花も助けることが出来た。始めは一緒に暮らしたいと思ったが・・ふふ、せっかく得た自由だ・・
「私はもう口出しはしないよ」
好きに行かせてやろうじゃないか。(´;ω;`)ブワッ
あれから・・父が警察に出頭したことで白神の家は御取潰し。世界の金銭情勢は多少乱れたがじきに戻るだろう
「さて、もうそろそろ時間だ」
ん?私の方は大丈夫かって?ふふ、大丈夫だよ。私はこれでもいろんな仕事をしているからね。
「今日も盛大に『喧嘩』だ」
立て掛けてある愛刀を取り、深夜の路地裏に向かう
「確か・・今日の依頼主は『繚乱組』だったかな?」
まぁ・・依頼主が誰であれ相手が誰であれ
「私は暴れるだけだ!」
白神 氷花 後日談「喧嘩屋≪帯刀 災花≫」〜Fin〜
あの化け物から食らった傷・・左肩から胸の中央までズッパリ・・
その上首に抉く残る噛み傷・・
「これは・・お嫁に行くのは諦めるか・・」
えぇい!悠花を助けるため!致し方なし!・・ふむ?
「お嫁に行けないなら婿を頂戴すればいいのではないか・・・?」
ありか・・・
「いや・・止めておくか・・これ以上呪われた血族を増やしても・・」
そう・・白神の呪われた因果は断ち切られた・・彼らのおかげで
悠花も助けることが出来た。始めは一緒に暮らしたいと思ったが・・ふふ、せっかく得た自由だ・・
「私はもう口出しはしないよ」
好きに行かせてやろうじゃないか。(´;ω;`)ブワッ
あれから・・父が警察に出頭したことで白神の家は御取潰し。世界の金銭情勢は多少乱れたがじきに戻るだろう
「さて、もうそろそろ時間だ」
ん?私の方は大丈夫かって?ふふ、大丈夫だよ。私はこれでもいろんな仕事をしているからね。
「今日も盛大に『喧嘩』だ」
立て掛けてある愛刀を取り、深夜の路地裏に向かう
「確か・・今日の依頼主は『繚乱組』だったかな?」
まぁ・・依頼主が誰であれ相手が誰であれ
「私は暴れるだけだ!」
白神 氷花 後日談「喧嘩屋≪帯刀 災花≫」〜Fin〜
「全て認めるんだな?」
ここは警察の取調室
「答えるんだ、白神刃」
そう・・私は罪を償う為・・ここへ来た
「えぇ・・私が天夜結花を殺しました・・この罪は一生償うつもりです」
「そうか、しかし・・どうして今更出頭なんだ?あと3年気張れば時効じゃねぇか・・警察の俺が言うセリフじゃねぇけどよ」
「・・・・」
「証拠だってほとんどねぇし・・黙秘してるだけで逃げられる可能性だってあったんだぜ?」
「それは」
「?」
「教えてもらったんですよ」
「はぁ?」
「『彼ら』に・・・私の・・自分の本当に守るべき物を」
「答えになってねぇぞ?」
「ふふ、いいんですよ。」
「?」
氷花・・・そして・・悠花・・私がここから罪を償い。もう一度お前達に会うことだできたら・・
そうだな・・たしか悠花は赤い狐が好きだったはず・・氷花もきっと好きだろう
一緒に赤い狐を食べよう。それが今の私の生きる目標・・そしてあの子達を守ることが・・
「結花・・こんなこと・・もう君には届かないかもしれないが・・私が守るよ、絶対に」
白神 刃 後日談「本当に守るべきもの」〜Fin〜
ここは警察の取調室
「答えるんだ、白神刃」
そう・・私は罪を償う為・・ここへ来た
「えぇ・・私が天夜結花を殺しました・・この罪は一生償うつもりです」
「そうか、しかし・・どうして今更出頭なんだ?あと3年気張れば時効じゃねぇか・・警察の俺が言うセリフじゃねぇけどよ」
「・・・・」
「証拠だってほとんどねぇし・・黙秘してるだけで逃げられる可能性だってあったんだぜ?」
「それは」
「?」
「教えてもらったんですよ」
「はぁ?」
「『彼ら』に・・・私の・・自分の本当に守るべき物を」
「答えになってねぇぞ?」
「ふふ、いいんですよ。」
「?」
氷花・・・そして・・悠花・・私がここから罪を償い。もう一度お前達に会うことだできたら・・
そうだな・・たしか悠花は赤い狐が好きだったはず・・氷花もきっと好きだろう
一緒に赤い狐を食べよう。それが今の私の生きる目標・・そしてあの子達を守ることが・・
「結花・・こんなこと・・もう君には届かないかもしれないが・・私が守るよ、絶対に」
白神 刃 後日談「本当に守るべきもの」〜Fin〜
悠花も帰ってきた・・・誰一人かけることなく・・・
「だけど・・・どうして僕はあそこで・・『僕』を見たんだろう・・」
おかしい僕・・・幻覚だったのかな・・・
「お母さん、ただいま」
「・・・・」
「お母さん?」
おかしいな・・・お母さんがこっち見てくれない・・どうして?
「お母さん!」
「・・・・」
・・?あれは・・なに・・?どうして・・僕がいるの・・?
どうしてお母さんと喋ってるの?
どうして・・・『右目』があるの・・?
おかしい・・狂ってる・・狂ってる・・狂ってる・・狂ってる・・
クルッテルクルッテルクルッテルクルッテルクルッテルクルッテル
クルッテルクルッテルクルッテルクルッテルクルッテルクルッテル
・・・・・・
「!?」
なんだ・・夢か・・・
「変な夢・・でも・・最近こんなことが多いな・・・」
僕が消える夢・・いや・・『元から』いなかった夢・・
どうしてだろう・・疲れてるのかな・・・
「お母さん。おはよう」
「あら♪・・・・」
「お母さん?」
「ハ!そうよ涙花ちゃんだわ!やだ私ったら・・年かしら・・?」
「お母さん・・僕のこと・・忘れていたの・・?」
「ち!違うのよ涙花ちゃん!私が年のせいで・・」
「お母さんまだ29だよ・・」
「ほんとうに・・どうしてかしら・・」
そう・・僕の世界は・・壊れ始めている・・ゆっくり・・嫌な音を立てて
愛月 涙花 後日談「十六夜の悪夢」〜Fin〜
「だけど・・・どうして僕はあそこで・・『僕』を見たんだろう・・」
おかしい僕・・・幻覚だったのかな・・・
「お母さん、ただいま」
「・・・・」
「お母さん?」
おかしいな・・・お母さんがこっち見てくれない・・どうして?
「お母さん!」
「・・・・」
・・?あれは・・なに・・?どうして・・僕がいるの・・?
どうしてお母さんと喋ってるの?
どうして・・・『右目』があるの・・?
おかしい・・狂ってる・・狂ってる・・狂ってる・・狂ってる・・
クルッテルクルッテルクルッテルクルッテルクルッテルクルッテル
クルッテルクルッテルクルッテルクルッテルクルッテルクルッテル
・・・・・・
「!?」
なんだ・・夢か・・・
「変な夢・・でも・・最近こんなことが多いな・・・」
僕が消える夢・・いや・・『元から』いなかった夢・・
どうしてだろう・・疲れてるのかな・・・
「お母さん。おはよう」
「あら♪・・・・」
「お母さん?」
「ハ!そうよ涙花ちゃんだわ!やだ私ったら・・年かしら・・?」
「お母さん・・僕のこと・・忘れていたの・・?」
「ち!違うのよ涙花ちゃん!私が年のせいで・・」
「お母さんまだ29だよ・・」
「ほんとうに・・どうしてかしら・・」
そう・・僕の世界は・・壊れ始めている・・ゆっくり・・嫌な音を立てて
愛月 涙花 後日談「十六夜の悪夢」〜Fin〜
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