クトゥルフ神話TRPGやろうずWiki

●月×日
今日から日記をつけることになったがなんと書き出していいかわからない
今私は病院にいる
しかしその理由がわからない
分からないというのはどこか少しおかしい気がする
私は私についての記憶がない
だからこの病院にいる
だからどうして今病院にいることになったかわからない
記憶喪失と言っても普段の常識などはわかるし文字もわかる
しかし自分に関することとなると全く覚えていない
取り合えず私の名前はレベッカ・クラウスというらしい
取り合えず分かったことやこれからのことを忘れないよう書き留めていく

●月◇日
私の来歴を分かっているだけ話してもらうことができた
どうやら私には前科があるらしい
それは見た目を利用してつられた男から財布をすったりするようなものであった
そんな考えに至るのもわかるかもしれない
病室から出て歩けばほかの患者や見舞客などからじろじろと見られ
病室にいても医者予感越しでさえも鼻の下を伸ばして来る
こんな環境で生きてきていたのなら男を信頼でできず盗みの対象に考えてしまうだろう
このことについても記憶が戻る中自分を見直そうと思う

●月△日
今日は私が病院に入る前一緒にいたという数人組の男女が見舞いに来た
彼らは私に私が記憶を失うこととなった原因である事件について話した
彼らの話はとても信じることができないような荒唐無稽な話だった
しかしこれが真実であると確信しているような話しぶりだった
そしてどこか私の記憶に引っかかることがあった
しかしこんな恐ろしい体験をしたのなら記憶がなくなるのも無理もないと思う

以上とある記憶喪失の患者に日記から抜粋

遅くなりました
どういう話にしようかなと考えてるうちにテストが始まり考える時間も無くなる始末
やっとテストがひと段落つき考えがまとまりました

改めましてPLの赤佐田奈葉です
先日は素晴らしい時間をありがとうございました
久しぶりに味わった命の危機
それも何か行動を起こすたびに繰り返される
それを何とかぎりぎりで切り抜けていく
とてもスリリングで面白かったです
ではまたどこかの卓で会えることを願って
ありがとうございました


最近SAN喪失でかいロールの時ほど発狂しない気がしてきた

…まったく、Prisonでおかしな連中と知り合ったせいで、俺の人生は滅茶苦茶だ。
更に誤算なのは、全員が俺の隠れ家に転がり込んできたことだ。
(パンとアーロンはいつの間にか消えていたが…。ま、お似合いのカップルだろう。)
騒がしい事この上ない。…だがまぁ…悪くないかも知れない。

…あの絶望だらけの島で、俺たちは生き残った。
機械は一つの『誤差』も生み出さない。たった一つの結果を導ける。
だが人間はそうじゃない。本来ならば100%の絶望の中でも…
『希望』という名の『誤差』を生み出せる。

俺はその『誤差』を、もう少し信じることにした。

…それに伴い、『機械帝国＜エンパイア＞』計画は凍結することにした。
相棒のネイク・リバーはいつも通りの無表情で、「わかりました」とだけ呟いた。
(すました顔で12面体ルービックキューブを解きやがって…。)

さて…明日はこの隠れ家の大掃除でもするかな。
こんなにごちゃごちゃしていたのでは…

『病院』にはできないからな。

あーろん…。

どうも、鷽です。
ここまでギリギリのクトゥルフは初めてでした。
PC、NPC、クリーチャー…全てのダイス運が噛み合った結果のGOOD END…。
死ぬほど嬉しかったですね。最終日の晩は興奮してほとんど眠れませんでした（

この卓に参加することが出来て、本当に良かったです。

KPの泥紳士様、PLの皆様、本当にありがとうございました。
またどこかでお会いしましょう。

では。

どうにかこうにか、あの地獄のような場所から脱出することが出来た。
帰る場所などないと思っていたが、当面の住処もついでに得ることが出来たし、悪くはない。
彼らを友、或いは仲間と呼ぶべきかは未だに悩むところだが、これだけ行動を共にすれば、そう呼ぶことにも違和感はなかった。
……いつの間にか消えた二人については、常に接触があったのだ、思うところでもあったのだろう。挨拶くらいすりゃいいのにね。

――問題は、油断すると視界が途端に狭くなることだ。監獄での経験の所為か、海産物など見ると目の前が真っ暗になっちまう。
おまけに最近思考が鈍って仕方が無いので、気付かずそのまま歩いて溝にはまったり躓いて転んだり、散々だ。

「だっ！　……おいラファエル！　このゴミどっか片付けろよ危ねーだろ！」

じきに掃除でもしてやろう。勝手に捨てただの必要だっただのはどうでも良い、やらせる方が悪いのだ。
落ち着いたら、どこぞでスイカを育てるとか言っていたジュードのところにでも、みんなで顔を出そう。レベッカの記憶はどうなったんだかね。

……ああ、そういえばもうひとつ問題があった。
自分は、そこまで英語が出来るわけではないのだ。会話が成立しないわけではないが、細かいニュアンスとなると取り違えることもある。
これから“看護士”の真似事をすることもあるなら、視界も思考も、何より英語をなんとかしなければならないだろう。
正直、自分が接客などというものに向いているとは思えなかったが、これも何かの縁なのだ。

「おーいー、ニルスー、ヤーガー、英語の勉強の相手してくれー」

おや、足元にニルスがいたらしいが、見えなくてつい蹴ってしまった。憮然とした顔をしてるが、仕方ないね？

KP、PLの皆様方、重ね重ね、五日間有難う御座いました、大変お世話になりました！
後日談内で息をするようにラファエル大天使とニルス君をお借りしましたが、後悔も謝罪もしませんえへへ。

今回は肉体派でいこう！　としたのは良いですが、女神様に「向いてないわよあなた」と囁かれているような出目でした。
ダイスを振る度に囁きが聞こえました。（遠い目）主にダイス目でご迷惑をお掛けして本当に……本当に……。
しかし組み付きや拳銃では失敗がなかったので、当初の目的であった肉体派（）前衛仕事は全うしたのではないでしょうか！

全体の意見を纏めて下さったジュード、提案・RPとSAN値で活躍してくれたニルス、ダイス目神すぎるラファエル、脅威のDEX・APPレベッカ……、
それから素敵なパンチとキックのアーロン（たこやき食べられましたか）、嫁に下さいバーバーヤーガちゃん、アーロンとお幸せにパンちゃん……、
みんな魅力的で、大変頼りになりました。全員で生還できて本当に感無量です、とても良い経験にもなりました。
あらゆるシーンが神懸っていましたが、それもきっと全員で協力したからなのでしょうね。
語りたいことはまだまだたくさんありますが、饒舌が過ぎてきたので、また次の機会に致しましょう。
是非また別の場所でもご一緒出来ることを祈っております。

……あのログトリは今でも三角形なのでしょうか( ◔౪◔)

――今思い返しても、あの監獄での出来事は何かの悪い夢のように、あまりに現実離れしていた。
もっとも、バッサリ残った傷と、部屋の外から聞こえる騒がしい声が、あれは現実だったという何よりの証拠だ。
当分は満足に身体を動かせそうにもないので、昼寝に勤しむとする。…思えばまともに医者に掛かるのも初めてかもしれない。普通の医者ではないが…。
寝床を抜けてその辺りで寝ていると時々ベルーガに蹴飛ばされる。事件の後遺症のせいらしいので怒っても仕方が無い。命の危険を感じるので寝床に戻るしかない。
もうただの殺しには興味が薄そうとはいえ、ヤーガもうろついているし…今度は屋根の上にでも避難してみるか…。

傷が癒えたら、やはりもう一度旅に出よう。
あんな悪夢の後だからこそ、生きていること、自由であることが身に沁みる。
たった一つ故郷と呼べそうなイギリスの裏町にも、一度は行ってみようか。もし昔の仲間に十字架なんぞ見られたら、笑われるだろうな。
しかし、あの島から生還したのは決して独力ではなかった。見捨てても良かったろうに、オレが生きていられたのは…救いというやつがあったからなんだろう。そうやって拾った命でこの上悪事を重ねようとは…たとえささやかなものであっても、不思議と思わない。
誰かの戯言を信じたわけじゃないが、ピッキングにもだいぶ懲りたしな…。

不思議と言えば、今後の旅には訪ねるアテというものができるらしい。
どういうことなんだろうな、これは。……しかしまあ、悪い気はしていない。
別れた連中に再会することもあるんだろう。行方の知れないヤツもいるが、アーロンさんなんかは目立つし、どこかの酒場で出くわしそうだ。

聞くところによれば、ここはそのうち病院になるらしい。
その時までオレが滞在してるかは分からないが、どうせなら手当の仕方でも土産…もとい暇つぶしに勉強してみるかな。そういうのを生産的とか、建設的っていうんだろう。

……。……。
そういうことをぼんやり考えている間にたいてい眠りに落ちている。
全く、呑気な日和だ。

　どんな言葉を連ねようかと頭を捻っている内に、すっかり遅くなってしまいました、お疲れ様でしたー！
　しばらく時間が経った今でもなかなかまとめられません。それほどに印象的な場面が多く、充実したセッションでした。

　個人的な思い出を振り返れば…鉄壁のSAN、最終日にこそ発揮したかったですね。（涙
　即死わんちゃんという場面が三度ほどありましたがお陰さまで生きていられました、奇跡的でした…。ただし唯一の鍵開けは完全にギャグでした、ダイスの女神様、本当にありがとうございました。
　今度こそ悪運尽きたかと毎日のように思っていましたが、それでも生還できたのは、常に全員で最善を模索し続けることが出来たからだと思います。だからこその、あの最終戦だったのだろうと…。ログを読み返してみると、とうとう一度も別行動していなかったのですね。
PCやNPCの皆さんにすっかり情が湧いてしまっていたのと、最後はもうこれは自分は駄目だろうなと内心諦めていただけに、全員生還がたまらなく嬉しく、感謝に堪えません。

　冗長になりますのでこの辺りにしておこうと思います。皆さんと卓をご一緒できて本当に良かったです。
　またどこかでご一緒できますことを祈って！お疲れ様でした。

親愛なるドクター・ラファエル・ケール

　ネットでお前の病院が建ったと知って驚いた。レベッカやベルーガはそろそろ治ったか？　ニルスとヤーガも元気か？　ヤーガが妙な事件を起こしてないことを祈っているが。

　港で別れて以来の冒険については割愛しよう。とりあえず、アメリカの入管は流石に厳しすぎたので、当座はジャマイカに落ち着くことにした。昔の友人に金と身分証を手配してもらい、やっとこさ農家生活が満喫できてる。今はデイビッド・ベッカムって名前でやってるが、有名人と同姓同名ってのも慣れないな。覚えられやすいし。
　やっぱりマトモに畑を作ってやるとなるとなかなか厄介なもんだ。家庭菜園ぐらいはやったことがあったわけだが、違いは歴然。熱帯の気候ってのも気まぐれで難しい。意気揚々とニッポン・ブランドのスイカを植えたはいいが、やはり気候が合わんのか、今年は仕上がりが悪くてな。来年は送れるレベルの出来になればいいんだが。
　最近はボロボロになった身体に鞭打ちつつ、太陽の下で汗を流す日々だ。機械の修理やらパソコンの設置やらで、近所の信用を稼ぎつつひっそりと生きている。自由なもんだ、悪くない。

　あれから半年以上経ったが、今もPrisonを夢に見る。ブルーフットに付けられた腕の傷が疼く。眠れない夜はテラスに出て、コーヒーを飲んで、葉巻を一本吸って、海を眺める。カリブ海にPrisonは無いとは分かっていても、賢い人間様が過ぎたオモチャで遊びたがる時に、アレがまた蘇るんじゃないか。あの島はいくつもある中の一つに過ぎなかったんじゃないか。そう思えてならない。
　俺達と別れた後、ホテル街かどこかに消えたアーロンとパンだが、今も音沙汰がつかない。アーロンの人間離れした力といい、パンの回復力といい……、いやこれはやめとこう。ただ、俺はまだ二人を探している。同窓会のハガキを出したいからな。

　俺たちをPrison送りにした奴らについても、少しずつ足取りが分かりそうではある。まぁ今の境遇も、お優しい我らが祖国から頂いた捨扶持みたいなわけで、あまり大っぴらな反抗は出来ないけどな。今の暮らしに飽きるか、恐慌にでもなって首が回らなくなったら、一発デカい花火を打ち上げるぐらいの準備はしておこうと思ってるぜ。
　まぁその辺の相談も、また会った時にでもやろう。元気で。皆にもよろしく。

ジュード・ブレス改め　デイビッド・ベッカムより

P.S. 畑仕事で鍛えたおかげか、幸い息子も元気になったため、改造手術は不要。

　足掛け一週間に及ぶセッション、お疲れ様でした。数々のえげつないトラップから、こうして全員で生還できたことは嬉しい限りです。ワームの攻撃に二度耐えたニルス、ダイスの天使ラファエル、クィズ＝アスを沈めたベルーガ、色んな意味で身体を張ってくださったレベッカ。一人でも欠けていたら無理だったでしょう。
　死に場所で綺麗に死のう的な不純な動機でやってきたキャラでしたが、本当にやりがいのあるセッションでした。毎晩ヘトヘトになるまで、マンチし、状況を整理し、足掻いておりました。奇跡的な出目に救われた所はあるのかもしれませんが、PLもPCも最善を尽くしたからこそ、最後のダイナマイト・キックが訪れたのだと信じています。
　保存しましたログは、今後とも折に触れてゆっくりと眺めて行きたいと思います。当分先になるでしょうが、いつかまたこのような素晴らしいセッションに出会えることを祈っています。
　皆さん、本当にありがとうございました。