クトゥルフ神話TRPGやろうずWiki

生還したことによる開放感もあったのだろう、言い出したのは自分であるが、
あのまま全員で旅館へ一泊してから帰るという流れになった。
学生達は親への言いくるめをどうしようと頭を悩ませていたが、どうやら「行かない」という
選択肢はなかったようだ。

郷田君がどこかへ連絡すると、厳つい顔をした男達がやってきて車を置いていった。
あんな強面達がヘコヘコと頭を下げているところをみると、彼はそれなりの地位にいる男なのだろう。
普通に人生を歩んでいれば知り合いになることもなかっただろうに、本当に人生とはわからないものだ。

東北の観光地をめぐる中で、撫子君と悠君、それとカナ君は楽しそうにはしゃいでいた。
三人の笑う姿を見て、「あぁ、よかった･･･」と心から安堵した。
手に、口にその感触は残っている･･････。
自分のしでかした事は許されることではなかったが、この光景を見ることができてとても救われた気分になった･･･。

旅館の夜、料理に舌鼓を打ちながら、大人達は酒を飲む。撫子君も悠君もアルコールに興味があったようだが
カナ君が居る手前「私たちだけでも正気でいようと」自粛したようだ。

楽しい酒の席というのは恐ろしいものだな･･･････。

なにがきっかけだったか忘れてしまったが、ヘンリー君と相撲をとることになった、
お互いに浴衣をはだけさせて真剣勝負だ。
途中から、郷田君まで「俺にもやらせろ」と参加してきた。
結果だと？そんなもの言うまでもない、三人ともほっぺたに紅葉をつくって撫子君に説教されたよ。
正座させられた三人に涙目になりながら「いい加減にしてください！」と訴えていたよ。
悠君もこちらを呆れた目で見ながら、カナ君の目をふさいで「カナちゃんには早い」と呟いていた。
いやはや悪いことをしてしまった･･････それはそれとして、ヘンリー君と相撲をとるとなぜか投げられるたびに
爆発したり、海が割れたり、空へ飛んでいったりする映像が頭に浮かぶのだが、あれはなんなのだろうか？

次の日の朝、旅館を出発しようとする際、発案は撫子君だったか「記念写真を撮りましょう」と言い出した。
誰も反対はしなかった･･････。
･･････
･･･
･

「･････････」
葉巻に火をつけ、書斎の椅子に座る。暖炉からは時折、薪がはじける音が聞こえてくる･･･。

先日郷田君から連絡があった。カナ君の戸籍を無事に用意できたという。
このまま何事も無ければ、悠君の家族と養子縁組になるそうだ。
悠君の溺愛ぶりなら問題はないだろう･･･。
彼女にはこのまま幸せになってほしいと思う。

視線を暖炉のほうへ向ける。
暖炉の上に写真立てが置かれていた。
風情ある旅館の前で男女が笑いながら写っている。
あの世界を駆け抜けた6人が笑いながら写っている。そう･･･、6人だ･･････。
「あの時は来世で会おうと言ったが、私はあきらめてないのだよメーア君･･･」

もう一度だ、もう一度でいい君に会いたい。「父の為に生きる」と言った君の考えも理解はできる。
だが、皆が笑い会っている写真に君の姿がいないことが私はがまんできなかった。

君に会うための方法を探そう、まずは資料集めだ、古文書を専門としている教授に連絡をとろう。
なんなら郷田君に連絡をとり、裏から情報を集めるのもありだろう・・・。
培った人脈を全て使ってでも成し遂げてみせる。
それに･･････最悪、君の父親に直談判するのも有りだろう。その為の方法は頭に刻まれている。まあ無事にはすまないだろうが･･･。
さあ、休んでいる暇などない。人の一生など短いのだから･･･。

葉巻の火を消し、立ち上がる。書斎から出て行こうとして足を止める。

ふと思う、なぜ私はこんなにも君に会うことを望んでいるのか･･･。
写真の件はそうだが･･･、それだけなのだろうか････？
少し考え･･･、思い当たり、私は笑いをかみ殺しながら部屋を出て行った･･･。

あぁ、そうだ。簡単なことだ･･･。
私は太陽の元で見た君の姿を純粋に美しいと思ったのだ。
私は･･････君に、焦がれているのだと。

暗い書斎に暖炉の残り火だけがゆらゆらと燃えていた。

長時間のセッションお疲れ様でした。
(変態紳士は横に置いといて)そりゃあそうですよｗメーアの前で服は脱ぎだすわ、
武器を振りかざして殺そうとするわ。これで好感度が高くなるわけ無いですよねOTL
(PC内で好感度最低がけっこうとショックだった)
でもまあ、あの時メーアは倒れていたので覚えていないかもしれませんが、
助けることができて本当によかったです・・・。

メーア、かなちゃん、そしてKPを含めた8人だったからこその感動のシナリオでした。
しばらくは駆け抜けた物語の余韻に浸りながら、また性懲りも無く
狂気の世界に足を踏み入れようと思います。
本当に本当に！楽しいセッションをさせていただきありがとうございました。

お疲れ様でした。
例のイベントでひとりのPCだけ評価が下落するのはシナリオ上仕方の無いことではあります。
脱ぎ出すのはシナリオとは関係ありませんが！
とはいえ、シリアスブレイカーという程の物ではありませんでしたし、物語を語る上で良いアクセントになっていたPCだと思います。
最後の1CにはKPも感服いたしました。
あれはAFのこともありますが、ウィリアムだから出来たことだと思います。
また機会があれば、同卓いたしましょう。
ありがとうございましたm(_ _)m

あの事件の私は家に帰ってみると大騒ぎになっていた。
理由は私は無断で学校から姿を消し、
何かの事件に巻き込まれたと思った家族や学校が警察に
私の捜索届を出していたのだ。
家に帰る交通費をもっていなかった私を送ってくれたウィリアムさんと
私が家の玄関前に来たときのお姉ちゃんたちのあんな顔初めて見た。
驚愕、安堵、怒り、それぞれの感情が大爆発していた。
・・・ウィリアムさんが誘拐犯と勘違いされたときは本当に焦ったものだ。
「私生まれてこの方海を見に行ったことなかったので見に行きたくなったんです！」
「急に行きたくなったんです！」「このおじさんが連れて行ってくれたんです！」
「お姉ちゃんたちが一切海に連れて行ってくれなかったので見に行きたかったんです！」
・・・我ながら酷い言い訳だと思う。
まあ、私の必死さと罪悪感からかなんとか納得してくれましたが、
その日から私はあの事件を共にした人らと連絡をとり交流をしている。

悠ちゃん
休日、一緒にショッピングに出かけたり、お互いの家に遊びに行っている。
悠ちゃんが格闘技やっていたのは知っていましたが、家が道場だとは思いませんでした。
悠ちゃんが作ってくれたお菓子がとてもおいしくて、料理を教えてほしいと
お願いしたものだ。悠ちゃん女子力スキルとても高いです。
・・・・・あのときのボヤ騒ぎは本当にすいませんでした。
あと、お米って洗剤で洗う必要なかったんですね・・・・。

ウィリアムさん
ウィリアムさんは考古学の教授さんなので歴史、考古学、
実家がお寺の私に必要そうな行事の由来なども教えてもらっている。
教え方が楽しくて、とても分かりやすくて素晴らしい教授です。
・・・ただ時折、服を脱ぐのはやめてほしい。
ビンタする身になってください、手がいたいです。

ヘンリーさん
私は初めてここ国技館へ来た、ヘンリーさんの試合を見に来たのだ。
ヘンリーさんはその試合で格上相手に勝利した。
私は相撲に詳しくないですが、とてもすごい試合でした。
へんりーさんとてもかっこよかったです。御見事でした！
今度の試合は皆さんと一緒に見に行く予定。楽しみです。

郷田さん
あの事件のあと、カナちゃんも含め６人で焼き肉を食べに行った。
店は郷田さんに紹介してもらいました。
大人組は良い酒も見つけたようで、たくさん飲んでもう大騒ぎ。
わたしのビンタが炸裂しました。とくにウィリアムさんに。
「こんなところで服を脱がないでください！」って言った時の
郷田さんの私への「おまいう」の視線がしたのは気のせい、気のせいです！
私のは一時の気の迷いなんです！この人みたいに癖になってないです！
カナちゃんが楽しそうに笑っていましたね、本当に元気そうでよかった。
・・・本当だったらあと一人この食事会に参加してほしかった。
せめて夢で見てほしい、私たち７人全員で食事を楽しんでいる楽しい夢を。

そして私は今、海の見える岬にいる
彼女と別れたあの岬へ
遠い、遠い場所だけど
一人で悩んでいるときなどよくここに来る
もしかしたら彼女と出会えるかもしれないと思い
もしかしたら彼女が役目を放棄して会いに来てくれるかもしれないと思い
・・・・そんなことがないのは分かっている
だって言ったではないか彼女が
『撫子。私は、父上のために生きて、父上のために全てを捧げるの』
『さようなら、私の大切な友人たち。あなたたちのことはきっと、
　夢で何度も見るでしょう』
あの言葉が今でも覚えている
それでも・・・それでも・・・
皆と一緒に食事へ行きたい、一緒に遊びに行きたい
夢も素晴らしいだろう、だけどやっぱり・・・
「やっぱり会いたいよメーアちゃん」

彼女は何度も訪れる　生きている間ずっと　この岬へ
友人と会える、その日が来るまで

皆さんお疲れ様でした！！！！
非常に印象に残る濃く良いセッションだったと思います！
探索者、ＮＰＣなど印象に残る人？たちでした！
８割の技能でも失敗するんだったら数で攻めるしかねえ、
と思って作った探索者がまさかあんなことになるなんて・・・
最終決戦・・・・う・・・頭が・・・
それぞれの部屋での皆さんの行動が印象強く今でもよく思い出します。
いやーダゴン様の時は本気で必死でしたｗ
教授はストリップするわｗヘンリーさんも発狂するわｗ
我はダゴン様と会話中だから助けに行けねえ！（超必死）
ダゴン様の最後のセリフ・・・超正論だよｗｗｗ
最後のED・・・BGMといい・・・流れと言い・・・あのセリフ・・・
本当に鳥肌立ちました。
このページの下のエピローグを見たとき、嬉しくて涙出そうでした。
ぜひ夢ではなく、全員で笑いながらどこかへ遊びに行ってほしいです(。-`ω-)
しかし、我の後日談長くなって申し訳ない。
何してんだよ撫子（;´д｀）

改めて、皆さん本当にお疲れ様でした！
また卓でお会いしましょう！
素晴らしいセッションでご一緒にできて本当によかったです！
ありがとうございました！

先日はお疲れさまでした。
撫子はステータスこそ秀でたものはなかったPCでしたが、精神分析での活躍はもちろん
RP面では非常に重要な役割を担っていたと思います。
最後の戦闘では残念ながら活躍できず一人でストリップを続けてはいましたが、そこに至るまでの功績を考えればトントンかな？
といった印象ですね。
まだどこかの卓でご一緒いたしましょう。
ありがとうございました。

まずは今回のセッションを開催してくださったracs様、並びにPLおよび見学席の皆様方、
本っっっ当にお疲れさまでした＆ありがとうございました！

普段はCoCは身内で遊ぶことが多く、今回は一年ぶりくらいのオンラインセッションだったので
いろいろと忘れていたり戸惑ったりすることも多かったですが、
それでも最後まで完走できたのはひとえに皆様方のおかげです！
まぁ、まさかほぼ完徹する羽目になるとは思っていませんでしたが(笑)

今回のセッションは笑いもあり、感動もありで非常に濃密な時間を過ごさせていただきました！
ついさっきこのページの下のほうにあるエピローグを見た時も、改めて鳥肌が立ってしまいました……。
もしまたお会いすることがあれば、よろしくお願いします。

先日はお疲れさまでした。
参加希望を見たときは、変なのが来たなぁ・・・という印象は捨てきれませんでしたが、低いSANの割に粘り強く頑張っていましたね。
最後の戦闘ではサルトの強さを見せつけられ、KPも少しバランス考えないとダメか？と首をひねったものです。
HPが高い割に狙われることがなく歯がゆい部分もあったと思いますが、ヘンリーがいなければ被害は大きくなっていたことでしょう。
相手の行動を阻止するという意味では、ヘンリーも十分壁役に慣れていたのではないでしょうか。
また別卓でご一緒しましょう。
ありがとうございました。

まずはKPさん、PLの皆さん、お疲れさまでした！
もう大満足の、素晴らしいひと時でした。美しくまとまっていたシナリオだったと…多く回されるのも納得のシナリオだなと、ログを読み返しつつ一人ため息を漏らしております。
ログにBGMがつかないのが残念なところです…。最終場面の鐘のキャロルは、もう一度申しますが鳥肌でした。
今回もっともダイスの女神様に弄ばれていたのは、間違いなく教授でしょうが。教授の陰に隠れて、一人の痴女の存在が薄くなったのはまぁ…幸運なのでしょうかね…。
よりによって不定の狂気『脱衣(露出)癖』が被ったのはなぜだったんだぜ…。
あと個人的に一番笑ったのは「貴様に誇りはないのか」でした。もっともだよダゴン様。
しかし以前郷田を使用した時も感じたのですが、犯罪者キャラの犯罪者らしい場面を作るのは至難の業ですね。序盤ですでに諦めていましたｗ
では…もう一度、KPさんとPLの皆さんに感謝の意を述べつつ、締めさせていただきます。
P.S.郷田の後日談は、カナちゃんのことがある手前早めに出さねばなりませんね…頑張ります。

先日はお疲れさまでした。
郷田は序盤からPCを引っ張っていくリーダー的なポジションに収まっていましたね。
KPとしてはそういうPCがいてくれると進行が楽になるので非常に助かっていました。
戦闘ではやはり武道キックでの活躍が目を引いていましたね。
ヘンリーと共にかなりの戦力になっていたと思います。
またどこかでお会いしましょう。

　まずはKP様、参加者の皆様おつかれさまでした！
途中（PLが）行動不能になりつつも自分なりにのびのびRPが出来たかなと思います。
CoCシナリオ久しぶりだったので思考力等々落ちているのを実感しつつも、
全員無事に帰ってこれたのはひとえに皆様のおかげです。
特に序盤よりキャラクターが社会的に抹殺されそうになりつつあったウィリアム氏の
クライマックスでの汚名返上っぷりが非常に強く印象に残っております。
手持ちのカード、そしてダイスが完璧にはまり込んでいたのは女神様の導きだったのかもしれませんね。
またどこかのシナリオでご一緒できること、その時も揃って帰還できることを願っています。
P.S
後日またPCとしての後日談を描かせていただきます

先日はお疲れさまでした。
ゲストとしてお呼びしましたが、リアルSAN値が見事に削れていたようでKPとしてはなかなか鼻が高いです。
カナというNPCはRPをするほどその存在感と存在価値を強めるNPCなので、積極的に関わってくれたPCである悠にはとても感謝しております。
メーアとの友好では撫子にあと一歩及びませんでしたが、撫子と共にこのシナリオのキープレイヤーになっていたのは間違いないでしょう。
是非また私の卓にお越しくださいませ。