最終更新:ID:imrrMU6YZg 2019年08月17日(土) 09:16:19履歴
これはとある夏のお話。
小さな少女はたった一つの繋がりを失った。その身に、愛という最も尊い感情を受けて。
『生きて』というその言葉がある限り、少女は強く、優しく生きるだろう。
これは、そんな少女と、少女を救った大人たちの、あったかもしれない、少しあとのお話。
小さな少女はたった一つの繋がりを失った。その身に、愛という最も尊い感情を受けて。
『生きて』というその言葉がある限り、少女は強く、優しく生きるだろう。
これは、そんな少女と、少女を救った大人たちの、あったかもしれない、少しあとのお話。
PCより
PLより
〜秋森家〜
たんたん、と磨き抜かれた廊下を進んでいく。
掃除を頑張ってくれている秋森家のメイドが綺麗にしてくれた床は今日も綺麗な足音を響かせる。
秋森家には母屋だけでなく離れがあり、庭の景色を覗かせる渡り廊下を通ればすぐそこだ。
秋森純子はシルクの包みを片手に、令嬢の如く優雅に離れまでやってきて、その中にある弓道場へと向かっていた。
「………」
純子はふと足を止めた。
弓道場の中にいるのだろうか、足音を潜め、聞き耳を立ててその気配を探る。
……静かなものだ。
だが、野原にポツンと咲かせる小さな花のような存在感がそこにあった。
小さくも可愛らしい気配だ。
純子は弓道場の中を覗きながら声をかけた。
「琴音ちゃん」
そこに佇むのは小さな体にサイズを合わせた弓道着に身を包んだ少女だ。
まだ慣れない座禅にユラユラと体幹が揺れながらも、静寂と一体化しようとしている姿が健気だ。
「あ、お姉ちゃ……じゃなくて、姉上」
「お姉ちゃんでいいですよ。 そこまで堅苦しくならなくても大丈夫ですから。 うちは姿勢は厳しいですが、人柄を押し込めたりはしないんですよ」
「は、はいっ」
あれからしばらくしての事だ、秋森 琴音…彼女は季節が変わるのも待たずに、自分の意思で変わろうとしていた。
”強く生きて”…ただ一つ残した遺言を胸に、彼女なりになんとかしようとしていた。
最初は夜に啜り泣きしては、同じ寝床を一緒にしたりして秋森が慰めたりもしていた。
生活を整え、学校に行くようになって、秋森の両親とメイドにぎこちなくも慣れていってからしばらくして……秋森と同じ事をしたい、と言い出したのだ。
秋森が文を学び、武を学び、磨かれた彫像のように凛々しい姿勢で弓を引く姿を見て、琴音は同じように弓道を志そうとした。
色々言いたい事はあった秋森ではあったが、それらを呑み込んで琴音の意思を尊重し、今に至る。
「今日も精神統一ですか。 退屈にならないのですか?」
「大丈夫。 少し、わかりかけてきたから……日向姉に、コーチしてもらった」
「あらまぁ…」
妹分の秋森 日向…当家のメイドではあるが、実質家族である彼女ともよくやっている。
日向は同じ境遇からか、その人当たりの良さは琴音をよく支えて知らない環境の不安を解消してくれた。
だから琴音は自分なりの足で立つようになったのだろう……それが秋森家の家訓を継ぐ身の上になるとは秋森も思わなかった。
だって彼女はまだ子供だ。二つの手で数えられる齢の女の子だ。
同じ年頃だった頃の秋森でも、同じ事はやっていても琴音ほど強い意思で挑んでいた記憶はない。
「遊びたいと思いたければいつでもいいのですよ。 武の道は積み重ねですから、焦る必要はないですから」
「日向姉に遊んでもらってるから……遊ばれてるような気もするけど」
「ふふ……」
じゃれ合いという奴だ。
日向も日向で、そういう風にからかう事で堅苦しくならないように解しているのだろう。
「お菓子、食べますか?」
「っ……」
琴音が目を輝かせて食いついた、こういう所はまだまだ子供で素直なものである。
琴音の隣に座る秋森は、シルクの包みを解くと焼き立てのクッキーが顔を出す。
琴音はクッキーと秋森の顔を交互に見ながら物欲しそうにする。
「食べていいですよ」
「っ……」
許可を得た次の瞬間にはクッキーを手にし、おもむろに齧りついた。
バターをふんだんに使い、サックリとした歯応えでありながら口の中で綿菓子のように柔らかく溶けていく。
ほのかな甘味はミルクも含まれていて、柔らかい味わいは子供の単純な舌でも満足のいく出来である。
こういう所は子供らしく、言葉をなくして食べる事に集中していてほっぺにさっそくクッキーの欠片がついているのを、秋森は微笑ましくもそっとしといた。
「いいですか琴音」
リスのようにカリカリとクッキーを食べていた琴音は真面目な顔をさせて耳を傾けた。
「私の家は文武両道、弓を武とする家柄です」
「はい、姉上」
「日々心を研ぎ澄ませ、体に覚え込ませるようにして正しい動作を繰り返し、自分で理想を作るのですよ」
「はい、姉上」
「正射必中を胸に、射法八節を四肢に、そして家訓を目標として積み重ねていくのです」
「はい、姉上」
「……話半分しか理解出来ませんね?」
「………ごめんなさい、ちょっと難しいです」
しゅん、とうなだれた。
琴音に猫耳が付いているのなら、ペタンと伏せて気落ちしているだろう、と秋森は可愛い想像に膨らませる。
閑話休題。
秋森の話を琴音が理解しきれないとしても、それは仕方ないだろう。
だいぶ噛み砕いても最低限の事を教えるにしても頭に入るには琴音はまだ幼いのだ。
秋森がそれを学ぶのに十数年の歳月をかけた、心得を暗記出来ても、体が覚えるのも、心で理解するのも一朝一夕で出来る事ではない。
秋森はポン、と琴音の頭に手を置いた。
「ゆっくり覚えればいいのですよ。 何年でも教えてあげますからね、私は琴音のお姉ちゃんなんですから」
「おね、ぇ…ちゃん…」
「強く生きる…その言葉を忘れない限り、お母さんもきっと喜んでくれますよ」
そう励ましたつもりだった。
しかし、秋森の撫でる手の下で嗚咽が漏れた。
「…っ……ひ、っく……」
琴音は涙を浮かべた。
日常で蓋をしていても、ふとした事で漏れる恋しさと寂しさ、忘れられない母・晶子の感触。
失った事で心に空いた隙間は、やはり琴音を縛り付けるのだ。
「……いいんですよ。 我慢しなくても…」
「ぁ…あぁぁあぁぁっ……!」
秋森が包み込むように抱きしめれば、腕の中の閉鎖感が琴音の本音を引き出した。
秋森はそれを見守り、腕の中でポロポロと溢れる涙と嗚咽ーーー弓道場に少女の声が木霊した。
たんたん、と磨き抜かれた廊下を進んでいく。
掃除を頑張ってくれている秋森家のメイドが綺麗にしてくれた床は今日も綺麗な足音を響かせる。
秋森家には母屋だけでなく離れがあり、庭の景色を覗かせる渡り廊下を通ればすぐそこだ。
秋森純子はシルクの包みを片手に、令嬢の如く優雅に離れまでやってきて、その中にある弓道場へと向かっていた。
「………」
純子はふと足を止めた。
弓道場の中にいるのだろうか、足音を潜め、聞き耳を立ててその気配を探る。
……静かなものだ。
だが、野原にポツンと咲かせる小さな花のような存在感がそこにあった。
小さくも可愛らしい気配だ。
純子は弓道場の中を覗きながら声をかけた。
「琴音ちゃん」
そこに佇むのは小さな体にサイズを合わせた弓道着に身を包んだ少女だ。
まだ慣れない座禅にユラユラと体幹が揺れながらも、静寂と一体化しようとしている姿が健気だ。
「あ、お姉ちゃ……じゃなくて、姉上」
「お姉ちゃんでいいですよ。 そこまで堅苦しくならなくても大丈夫ですから。 うちは姿勢は厳しいですが、人柄を押し込めたりはしないんですよ」
「は、はいっ」
あれからしばらくしての事だ、秋森 琴音…彼女は季節が変わるのも待たずに、自分の意思で変わろうとしていた。
”強く生きて”…ただ一つ残した遺言を胸に、彼女なりになんとかしようとしていた。
最初は夜に啜り泣きしては、同じ寝床を一緒にしたりして秋森が慰めたりもしていた。
生活を整え、学校に行くようになって、秋森の両親とメイドにぎこちなくも慣れていってからしばらくして……秋森と同じ事をしたい、と言い出したのだ。
秋森が文を学び、武を学び、磨かれた彫像のように凛々しい姿勢で弓を引く姿を見て、琴音は同じように弓道を志そうとした。
色々言いたい事はあった秋森ではあったが、それらを呑み込んで琴音の意思を尊重し、今に至る。
「今日も精神統一ですか。 退屈にならないのですか?」
「大丈夫。 少し、わかりかけてきたから……日向姉に、コーチしてもらった」
「あらまぁ…」
妹分の秋森 日向…当家のメイドではあるが、実質家族である彼女ともよくやっている。
日向は同じ境遇からか、その人当たりの良さは琴音をよく支えて知らない環境の不安を解消してくれた。
だから琴音は自分なりの足で立つようになったのだろう……それが秋森家の家訓を継ぐ身の上になるとは秋森も思わなかった。
だって彼女はまだ子供だ。二つの手で数えられる齢の女の子だ。
同じ年頃だった頃の秋森でも、同じ事はやっていても琴音ほど強い意思で挑んでいた記憶はない。
「遊びたいと思いたければいつでもいいのですよ。 武の道は積み重ねですから、焦る必要はないですから」
「日向姉に遊んでもらってるから……遊ばれてるような気もするけど」
「ふふ……」
じゃれ合いという奴だ。
日向も日向で、そういう風にからかう事で堅苦しくならないように解しているのだろう。
「お菓子、食べますか?」
「っ……」
琴音が目を輝かせて食いついた、こういう所はまだまだ子供で素直なものである。
琴音の隣に座る秋森は、シルクの包みを解くと焼き立てのクッキーが顔を出す。
琴音はクッキーと秋森の顔を交互に見ながら物欲しそうにする。
「食べていいですよ」
「っ……」
許可を得た次の瞬間にはクッキーを手にし、おもむろに齧りついた。
バターをふんだんに使い、サックリとした歯応えでありながら口の中で綿菓子のように柔らかく溶けていく。
ほのかな甘味はミルクも含まれていて、柔らかい味わいは子供の単純な舌でも満足のいく出来である。
こういう所は子供らしく、言葉をなくして食べる事に集中していてほっぺにさっそくクッキーの欠片がついているのを、秋森は微笑ましくもそっとしといた。
「いいですか琴音」
リスのようにカリカリとクッキーを食べていた琴音は真面目な顔をさせて耳を傾けた。
「私の家は文武両道、弓を武とする家柄です」
「はい、姉上」
「日々心を研ぎ澄ませ、体に覚え込ませるようにして正しい動作を繰り返し、自分で理想を作るのですよ」
「はい、姉上」
「正射必中を胸に、射法八節を四肢に、そして家訓を目標として積み重ねていくのです」
「はい、姉上」
「……話半分しか理解出来ませんね?」
「………ごめんなさい、ちょっと難しいです」
しゅん、とうなだれた。
琴音に猫耳が付いているのなら、ペタンと伏せて気落ちしているだろう、と秋森は可愛い想像に膨らませる。
閑話休題。
秋森の話を琴音が理解しきれないとしても、それは仕方ないだろう。
だいぶ噛み砕いても最低限の事を教えるにしても頭に入るには琴音はまだ幼いのだ。
秋森がそれを学ぶのに十数年の歳月をかけた、心得を暗記出来ても、体が覚えるのも、心で理解するのも一朝一夕で出来る事ではない。
秋森はポン、と琴音の頭に手を置いた。
「ゆっくり覚えればいいのですよ。 何年でも教えてあげますからね、私は琴音のお姉ちゃんなんですから」
「おね、ぇ…ちゃん…」
「強く生きる…その言葉を忘れない限り、お母さんもきっと喜んでくれますよ」
そう励ましたつもりだった。
しかし、秋森の撫でる手の下で嗚咽が漏れた。
「…っ……ひ、っく……」
琴音は涙を浮かべた。
日常で蓋をしていても、ふとした事で漏れる恋しさと寂しさ、忘れられない母・晶子の感触。
失った事で心に空いた隙間は、やはり琴音を縛り付けるのだ。
「……いいんですよ。 我慢しなくても…」
「ぁ…あぁぁあぁぁっ……!」
秋森が包み込むように抱きしめれば、腕の中の閉鎖感が琴音の本音を引き出した。
秋森はそれを見守り、腕の中でポロポロと溢れる涙と嗚咽ーーー弓道場に少女の声が木霊した。
皆様お疲れ様でした。 セッションして頂いたオイラムです。
難易度の割には即死攻撃がそこそこあるという事でかな〜りビビりました。
例え自分でなくても誰かが死ぬというのは本当に心苦しく、出来る事なら全員生還が望ましかったので最後まで気が抜けたなかったですね。
佐々木さんも中月さんも、歩調を合わせて動いてくれたおかげで無理なくRPが出来たりしてとても助かりました。 ソロでやっていたらRPをやり続けるかガンガン進むかのどちらかになりますから、他者がいる事でほどよく進行を進められるのはありがたいことです。
幼女は助けられましたが、やはりクトゥルフだと帰れない身の上になるのが多いですが、守ろうと思ったのなら後日談までお世話する主義。 お持ち帰りまでが救いです。
PC秋森に同調して「見捨てられない」って気分になるくらいに共感しているくらいですので、後悔はありません。
このシナリオを開催してくれたKPに感謝を。
最後に〆のお言葉を…幼女は癒やし。
難易度の割には即死攻撃がそこそこあるという事でかな〜りビビりました。
例え自分でなくても誰かが死ぬというのは本当に心苦しく、出来る事なら全員生還が望ましかったので最後まで気が抜けたなかったですね。
佐々木さんも中月さんも、歩調を合わせて動いてくれたおかげで無理なくRPが出来たりしてとても助かりました。 ソロでやっていたらRPをやり続けるかガンガン進むかのどちらかになりますから、他者がいる事でほどよく進行を進められるのはありがたいことです。
幼女は助けられましたが、やはりクトゥルフだと帰れない身の上になるのが多いですが、守ろうと思ったのなら後日談までお世話する主義。 お持ち帰りまでが救いです。
PC秋森に同調して「見捨てられない」って気分になるくらいに共感しているくらいですので、後悔はありません。
このシナリオを開催してくれたKPに感謝を。
最後に〆のお言葉を…幼女は癒やし。
PCより
PLより
勇気と蛮勇は違う。相手に立ち向かう実力が無いのなら、素直に逃げる選択を取った奴が賢い。それは、日本にいてもイタリアにいても度々見てきた言葉だ。…なら、『女子どもには優しくする』という行動理念を持っていた奴が命惜しさに一番に逃げ出した事は、果たして賢いのだろうか、それともただの卑怯者なのだろうか。
バケモノが襲いかかってきたときも、襲われるリスクを侵して供え物を取ってくる時も、自分は真っ先に逃げ出していた。
勿論、自殺志願者でなければ、傷付きたい等というそっちの気がある訳でもない。つまるところ、自分の命を優先的に守るという観点においては、自分は極めて正しい選択をした訳だ。その『正しい選択』が自分にとって正しいかどうかは別だが。
幼くして両親を喪った彼女が泣きじゃくっている時、『俺らがついているから』と慰められたらどんなに良かったか。その言葉は自身に対する嫌悪感と、微かな後悔の念に遮られ言葉として出ることはなかった。
俺はどうすれば良かったのだろうか。あれ以来、3人──特に、琴音とは顔を合わせられないでいる。
バケモノが襲いかかってきたときも、襲われるリスクを侵して供え物を取ってくる時も、自分は真っ先に逃げ出していた。
勿論、自殺志願者でなければ、傷付きたい等というそっちの気がある訳でもない。つまるところ、自分の命を優先的に守るという観点においては、自分は極めて正しい選択をした訳だ。その『正しい選択』が自分にとって正しいかどうかは別だが。
幼くして両親を喪った彼女が泣きじゃくっている時、『俺らがついているから』と慰められたらどんなに良かったか。その言葉は自身に対する嫌悪感と、微かな後悔の念に遮られ言葉として出ることはなかった。
俺はどうすれば良かったのだろうか。あれ以来、3人──特に、琴音とは顔を合わせられないでいる。
皆様お疲れ様でした。
後日談というより当時に対する独白なんじゃないかと思いつつ書いてました。こんにちは、彼岸花です。
初っぱなから面白い茶番を繰り広げ女神もそれに悪乗りする図…あれはリアルで笑ってました。KPさんお疲れ様でした。
鏡の世界入りしてからは本当に絶妙にハラハラさせられましたね…ダメージもそうですし、命中率が低いとはいえ即死攻撃もありますからね…いつ他PCさん達がやられてしまうかとビクビクしてました。対して自分のPCはすべての場面において逃走成功していましたので一番安心して動かしてられました()
秋森さんの琴音ちゃん絶対守るRPは見ていてとても素敵だなぁと思いました。前半ほのぼのーとしていながらも、後半は積極的に琴音ちゃんの安全を優先して行動されていてあぁ素敵…イケメン…となっていました。最後、脱出してからも慈愛に満ちておられて…良かったです…(語彙力)
佐々木さんに関してはうちの中月が序盤塩な対応をとってしまってすみませんでした、PL共々お詫び申し上げます(笑)
それはともかく、佐々木さんも中々RPが光ってらっしゃいましたね…主に序盤のラーメンの下りとか最後の場面、涙を流している所とか。途中の逃走ロールも女神がダイスをとことん腐らせていましたのでいつ死んでしまうかと気が気でなくて…死ななくて良かったです。
さて、自分はここらで〆ましょう。文章を書くのは好きでも中々上手くは纏まらないものです…。
最後に一言。ようじょはかwa(殴
後日談というより当時に対する独白なんじゃないかと思いつつ書いてました。こんにちは、彼岸花です。
初っぱなから面白い茶番を繰り広げ女神もそれに悪乗りする図…あれはリアルで笑ってました。KPさんお疲れ様でした。
鏡の世界入りしてからは本当に絶妙にハラハラさせられましたね…ダメージもそうですし、命中率が低いとはいえ即死攻撃もありますからね…いつ他PCさん達がやられてしまうかとビクビクしてました。対して自分のPCはすべての場面において逃走成功していましたので一番安心して動かしてられました()
秋森さんの琴音ちゃん絶対守るRPは見ていてとても素敵だなぁと思いました。前半ほのぼのーとしていながらも、後半は積極的に琴音ちゃんの安全を優先して行動されていてあぁ素敵…イケメン…となっていました。最後、脱出してからも慈愛に満ちておられて…良かったです…(語彙力)
佐々木さんに関してはうちの中月が序盤塩な対応をとってしまってすみませんでした、PL共々お詫び申し上げます(笑)
それはともかく、佐々木さんも中々RPが光ってらっしゃいましたね…主に序盤のラーメンの下りとか最後の場面、涙を流している所とか。途中の逃走ロールも女神がダイスをとことん腐らせていましたのでいつ死んでしまうかと気が気でなくて…死ななくて良かったです。
さて、自分はここらで〆ましょう。文章を書くのは好きでも中々上手くは纏まらないものです…。
最後に一言。ようじょはかwa(殴
PCより
PLより
「ずるずる」と自分はラーメンを食べていた。
自分は、敵に操られていた少女を蹴り殺したこと・少女と共に戦うこと・化け物になった少女を助けることなどいろいろあった。
しかし、母親を目の前で失った少女にであったのは、これが初めてだった。
「あの少女が元気に育ってくれれば」と麺を食べきり、替え玉注文をした。
自分はただただ化け物に逃げ惑うことしかできなかった。少女の母が危険だとわかっていたが、自分の手では届かず、
目の前にいた知り合いにすべてを任せてしまった。たった数メートルの出来事のはずなのに、自分の手の届かないことが多すぎると実感していた。
「あんな大事なことを他人に任せるなんてどうかしている。」とチャーハンを注文した。
自分が生涯をかけて磨いてきた格闘技であったがあの敵には、無力であると実感があった。
これまでは、蹴り殺せば、なんとかなることもあったが、ここまで無力に感じたことはあまりなかった。
「俺はなんて無力なんだろう」自分の無力さに打ちのめされつつも、チャーハンを食べる手は止まらない。
そうだ、あの少女は知り合いが預かったっていることを思い出した。あんなことを一緒に経験した手前、少し、少女の様子が気になり始めた。
「今日は、もう仕事もないし、様子でも見に行くか」とラーメン・チャーハンを食べきりお会計を済ませて、お店の外にいくのであった。
「今日もあついなー」と言いつつ、次は自分の命にかけても、なにかを守れるように覚悟を決めて・・・
自分は、敵に操られていた少女を蹴り殺したこと・少女と共に戦うこと・化け物になった少女を助けることなどいろいろあった。
しかし、母親を目の前で失った少女にであったのは、これが初めてだった。
「あの少女が元気に育ってくれれば」と麺を食べきり、替え玉注文をした。
自分はただただ化け物に逃げ惑うことしかできなかった。少女の母が危険だとわかっていたが、自分の手では届かず、
目の前にいた知り合いにすべてを任せてしまった。たった数メートルの出来事のはずなのに、自分の手の届かないことが多すぎると実感していた。
「あんな大事なことを他人に任せるなんてどうかしている。」とチャーハンを注文した。
自分が生涯をかけて磨いてきた格闘技であったがあの敵には、無力であると実感があった。
これまでは、蹴り殺せば、なんとかなることもあったが、ここまで無力に感じたことはあまりなかった。
「俺はなんて無力なんだろう」自分の無力さに打ちのめされつつも、チャーハンを食べる手は止まらない。
そうだ、あの少女は知り合いが預かったっていることを思い出した。あんなことを一緒に経験した手前、少し、少女の様子が気になり始めた。
「今日は、もう仕事もないし、様子でも見に行くか」とラーメン・チャーハンを食べきりお会計を済ませて、お店の外にいくのであった。
「今日もあついなー」と言いつつ、次は自分の命にかけても、なにかを守れるように覚悟を決めて・・・
皆さんお疲れ様です。なにを書けばよいかわからないtikinnです
今回、このキャラは8回セッションを回しました。
あの逃走劇は、自分としても、メロスネタがあんなにも続くとは想定もしてなかったです。
本当にいつ死ぬのかわからないつらさといったら。やっぱり回避は必須だなーと思いました。本当に最初のダイスが良すぎましたよね。後半からのダイスの悪さがきつくてきつくて。
PLのみなさんはRPがうまくて、もっと自分もうまくなりたいと感じました。あと「だけとか、途中で途切れる文章とか減らしていきたいなーと思います。
セッションとても面白かったです。
最後の一言。ようじょをいじめるのはよくないと思います。
今回、このキャラは8回セッションを回しました。
あの逃走劇は、自分としても、メロスネタがあんなにも続くとは想定もしてなかったです。
本当にいつ死ぬのかわからないつらさといったら。やっぱり回避は必須だなーと思いました。本当に最初のダイスが良すぎましたよね。後半からのダイスの悪さがきつくてきつくて。
PLのみなさんはRPがうまくて、もっと自分もうまくなりたいと感じました。あと「だけとか、途中で途切れる文章とか減らしていきたいなーと思います。
セッションとても面白かったです。
最後の一言。ようじょをいじめるのはよくないと思います。
さいきん、よくゆめをみるの。
おかあさんといっしょに、おうちでくらしてるの。
そしたらね、おとなのひとが、あそびにきてくれるの。
じゅんこさんと あゆむさんと ささきさん。
みんなとってもやさしくて、わたしは とってもたのしい。
すこしすると おかあさんは
「じゃあ、少し出かけてくるね。琴音、お兄さんやお姉さんに失礼するんじゃないよ?」
と いってでかけます。
わたしは「いかないで」って てをにぎろうとするんだけど おかあさんのてはつかめません。
「それじゃあね、琴音」
そして、めがさめるのです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「おかあさん・・・」
わかってます。おかあさんがいないことは。
だから、わたしは
「おかあさん、みてて。わたし・・・つよくなる、から」
「琴音ちゃん、朝ご飯が出来ましたよ」
「いまいきます、じゅんこさん」
みててね、おかあさん。わたし、がんばるよ。
おかあさんといっしょに、おうちでくらしてるの。
そしたらね、おとなのひとが、あそびにきてくれるの。
じゅんこさんと あゆむさんと ささきさん。
みんなとってもやさしくて、わたしは とってもたのしい。
すこしすると おかあさんは
「じゃあ、少し出かけてくるね。琴音、お兄さんやお姉さんに失礼するんじゃないよ?」
と いってでかけます。
わたしは「いかないで」って てをにぎろうとするんだけど おかあさんのてはつかめません。
「それじゃあね、琴音」
そして、めがさめるのです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「おかあさん・・・」
わかってます。おかあさんがいないことは。
だから、わたしは
「おかあさん、みてて。わたし・・・つよくなる、から」
「琴音ちゃん、朝ご飯が出来ましたよ」
「いまいきます、じゅんこさん」
みててね、おかあさん。わたし、がんばるよ。
1日卓という短い卓で、感情移入も難しいと思いますが、皆様多種多様なRPを築いてくださり、本当によいセッションになったと思います。
・オイラムさん
卓の導入前から率先して皆さんとの関係を作ったり、卓中でも他の方を引っ張り、しかし自分の意見だけを押し通すわけでもない。模範的なリーダーだったと思います。
また、各方面の多彩(?)なジョークで皆さんを盛り上げてくれたことも、KPとしては感謝の一言でしたね。
秋森純子さんは、最初は少し天然な子なのかなーと思ってみていましたが、後半になるにつれ、奥にある芯の強さが見えてきて、中々深いPCだと感じました。
願わくば、貴方と琴音の未来に幸あらんことを。
・彼岸花さん
とにもかくにも、リアクションが一番新鮮でした。このゲーム、慣れれば慣れるほど、イベントに対する感動や恐怖が無くなっていく人が多いのですが
そんな中で、彼岸花さんのリアクションは『リアルさ』が非常に感じられ、私としても描写が楽しかったですね。
中月歩さんは、いわゆるナンパ気質、ということで、キャラシを見たときは「おお、私があまり見ないタイプのキャラだ。これは楽しみだな」と思ってみていました。
短い時間でしたので、そのキャラクターがあまり発揮される場面が少なかったように思いますが、それでも、歩さんの女性を大切に思っている、という点はしっかり伝わってきました。
歩さんの進む先に、どうか光明が差しますように。
・tikinnさん
ええ、ほんとね。びっくりしましたよ。いらすとやだもの。
という冗談は置いておいて。非常にユニークな方という印象が強いです。ついさっきまで真面目枠かと思いきや、突然ラーメンをすすり始めたり
逃走イベントで延々とメロスが逃げる手段を変え、ことごとく失敗したりと…とても緩い雰囲気をお持ちの方だな、と思いました。
佐々木三郎さんに関しては、立ち絵のインパクトに押されながらも、RPはちゃんと決まっていると感じましたね。
特に、境内でのイベント後の皆を落ち着かせながら、要点を纏めていく話しぶりは、探偵らしさを輝かせ、かつ佐々木さんの持つアイデンティティを存分に発揮した、よいRPだったと思います。
どうか、そのままの佐々木さんで居てください。
最後に、私自身の感想でも。
豊穣神社を回すのはこれで4度目ですが、毎回違う展開になり、違うドラマが生まれて、本当にこの卓は飽きません。
私自身、このシナリオが好きなのは 「あまり難易度は高くないので、とっつきやすい」という点と「この難易度の中で、CoCの『どうにもならない絶望』をシンプルに味わえる」
という点で気に入っております。
長くなりましたが、此度の卓はこれにてお終いと致しましょう。
どうか、皆さんのCoCライフが素晴らしいものでありますように!
PS.みんな幼女好きすぎでは?
・オイラムさん
卓の導入前から率先して皆さんとの関係を作ったり、卓中でも他の方を引っ張り、しかし自分の意見だけを押し通すわけでもない。模範的なリーダーだったと思います。
また、各方面の多彩(?)なジョークで皆さんを盛り上げてくれたことも、KPとしては感謝の一言でしたね。
秋森純子さんは、最初は少し天然な子なのかなーと思ってみていましたが、後半になるにつれ、奥にある芯の強さが見えてきて、中々深いPCだと感じました。
願わくば、貴方と琴音の未来に幸あらんことを。
・彼岸花さん
とにもかくにも、リアクションが一番新鮮でした。このゲーム、慣れれば慣れるほど、イベントに対する感動や恐怖が無くなっていく人が多いのですが
そんな中で、彼岸花さんのリアクションは『リアルさ』が非常に感じられ、私としても描写が楽しかったですね。
中月歩さんは、いわゆるナンパ気質、ということで、キャラシを見たときは「おお、私があまり見ないタイプのキャラだ。これは楽しみだな」と思ってみていました。
短い時間でしたので、そのキャラクターがあまり発揮される場面が少なかったように思いますが、それでも、歩さんの女性を大切に思っている、という点はしっかり伝わってきました。
歩さんの進む先に、どうか光明が差しますように。
・tikinnさん
ええ、ほんとね。びっくりしましたよ。いらすとやだもの。
という冗談は置いておいて。非常にユニークな方という印象が強いです。ついさっきまで真面目枠かと思いきや、突然ラーメンをすすり始めたり
逃走イベントで延々とメロスが逃げる手段を変え、ことごとく失敗したりと…とても緩い雰囲気をお持ちの方だな、と思いました。
佐々木三郎さんに関しては、立ち絵のインパクトに押されながらも、RPはちゃんと決まっていると感じましたね。
特に、境内でのイベント後の皆を落ち着かせながら、要点を纏めていく話しぶりは、探偵らしさを輝かせ、かつ佐々木さんの持つアイデンティティを存分に発揮した、よいRPだったと思います。
どうか、そのままの佐々木さんで居てください。
最後に、私自身の感想でも。
豊穣神社を回すのはこれで4度目ですが、毎回違う展開になり、違うドラマが生まれて、本当にこの卓は飽きません。
私自身、このシナリオが好きなのは 「あまり難易度は高くないので、とっつきやすい」という点と「この難易度の中で、CoCの『どうにもならない絶望』をシンプルに味わえる」
という点で気に入っております。
長くなりましたが、此度の卓はこれにてお終いと致しましょう。
どうか、皆さんのCoCライフが素晴らしいものでありますように!
PS.みんな幼女好きすぎでは?
コメントをかく