無限連鎖のマトリクス
最終更新：ID:AC8X3Cbb7A 2019年09月01日(日) 22:44:50履歴
１ はじめに 
このシナリオは現代日本を舞台にしたシティシナリオです。
自由に動画化、改変等してセッションくださって構いませんが、動画化の際は、セッションの様子を見てみたいので、Twitter ID :Asagistまで連絡いただければ幸いです。
■推奨人数：2〜3人
■プレイ時間：2〜3時間
■推奨技能：重機械操作、目星、図書館、戦闘、応急処置または医学
■難易度：PL ★★☆☆☆ KP ★★☆☆☆
※プレイヤーによっては気分を害する展開のあるシナリオです。事前にその旨をプレイヤーに共有の上、セッションされることをお勧めします。
■その他：キャラクターの職業が警察または探偵だと導入が進めやすいと思います。
サンプルとして導入を3種類用意したので、参考になさってください。
自由に動画化、改変等してセッションくださって構いませんが、動画化の際は、セッションの様子を見てみたいので、Twitter ID :Asagistまで連絡いただければ幸いです。
■推奨人数：2〜3人
■プレイ時間：2〜3時間
■推奨技能：重機械操作、目星、図書館、戦闘、応急処置または医学
■難易度：PL ★★☆☆☆ KP ★★☆☆☆
※プレイヤーによっては気分を害する展開のあるシナリオです。事前にその旨をプレイヤーに共有の上、セッションされることをお勧めします。
■その他：キャラクターの職業が警察または探偵だと導入が進めやすいと思います。
サンプルとして導入を3種類用意したので、参考になさってください。
２ 登場人物
NPC1 御須郷 由美(ｺﾞｽｺﾞｳ ﾕﾐ)
[職業:脳科学者(研究室室長)]
年齢 28歳、女
STR12 CON17 DEX11 POW5 APP10
SIZ13 INT13 EDU14
HP15 MP5 SAN1 db+1D4
アイデア65 幸運15 知識70
[取得技能]
医学75 生物学75 ドイツ語75 薬学75
重機械操作75 電子工学35
[所持品]
白衣、携帯型CTスキャナー、聴診器
[プロフィール]
人体科学を専門とする「ヒューマニックラボラトリ」所属の科学者。
若冠28歳で自身を室長とした研究室を持つ天才。
[KP向け情報]
ヒューマニックラボラトリの前身である「五味脳科学研究所」所属時代に「ユゴスよりのもの(ミ=ゴ)」と接触し、その科学力の高さから「ユゴスよりのもの」を崇拝している。
戦闘技能がない探索者3人との戦闘を想定したステータスとなっています。
必要に応じてステータスは調整ください。
名前は「ミゴ」「ユゴス」をもじったもの。
年齢 28歳、女
STR12 CON17 DEX11 POW5 APP10
SIZ13 INT13 EDU14
HP15 MP5 SAN1 db+1D4
アイデア65 幸運15 知識70
[取得技能]
医学75 生物学75 ドイツ語75 薬学75
重機械操作75 電子工学35
[所持品]
白衣、携帯型CTスキャナー、聴診器
[プロフィール]
人体科学を専門とする「ヒューマニックラボラトリ」所属の科学者。
若冠28歳で自身を室長とした研究室を持つ天才。
[KP向け情報]
ヒューマニックラボラトリの前身である「五味脳科学研究所」所属時代に「ユゴスよりのもの(ミ=ゴ)」と接触し、その科学力の高さから「ユゴスよりのもの」を崇拝している。
戦闘技能がない探索者3人との戦闘を想定したステータスとなっています。
必要に応じてステータスは調整ください。
名前は「ミゴ」「ユゴス」をもじったもの。
NPC2 福家 冬芽(ﾌｸｲｴ ﾌﾕﾒ)
[職業:脳科学者(研究員)]
年齢 26歳、女
STR10 CON10 DEX10 POW10 APP16
SIZ12 INT13 EDU13
HP11 MP10 SAN50 db+0
アイデア65 幸運50 知識65
[取得技能]
医学50 生物学50 ドイツ語 50 経理50 信用50
説得50 薬学50 写真術50 オカルト50%
精神分析 5%
[所持品]
スマートフォン
[プロフィール]
人体科学を専門とする「ヒューマニックラボラトリ」の科学者。御須郷研究室に所属。
オカルト好きで心霊スポット巡りが趣味だが、方向音痴のため、心霊スポットに辿り着けないこともしばしば。
[KP向け情報]
導入で命を落としてしまうが、本シナリオのヒロイン。
名前は「行方不明」をアナグラムにしたもの。
年齢 26歳、女
STR10 CON10 DEX10 POW10 APP16
SIZ12 INT13 EDU13
HP11 MP10 SAN50 db+0
アイデア65 幸運50 知識65
[取得技能]
医学50 生物学50 ドイツ語 50 経理50 信用50
説得50 薬学50 写真術50 オカルト50%
精神分析 5%
[所持品]
スマートフォン
[プロフィール]
人体科学を専門とする「ヒューマニックラボラトリ」の科学者。御須郷研究室に所属。
オカルト好きで心霊スポット巡りが趣味だが、方向音痴のため、心霊スポットに辿り着けないこともしばしば。
[KP向け情報]
導入で命を落としてしまうが、本シナリオのヒロイン。
名前は「行方不明」をアナグラムにしたもの。
３ 導入および本編(前半)
導入1 探索者がPL2(福家 冬芽)と友人関係にある場合
その日、探索者は福家 冬芽と一緒に心霊スポットに行く約束をしていた。
しかし、待てど暮らせど、福家 冬芽は待ち合わせ場所に姿を現さなかった。
電話も繋がらず、メールなども送られてこず、途方にくれた探索者は自宅に帰り、眠ることにするかもれない。
翌日。
今日も福家 冬芽とは連絡がとれない。
なにかあったのでは、と不安になるかもしれないが、探索者は福家 冬芽の自宅や福家 冬芽が訪れようとした心霊スポットの場所を知らないため、核心的な行動をとることができない。
探索者が知っているのは『福家 冬芽の勤務先』くらいだ。
本編1(前半) 福家 冬芽の勤務先
福家 冬芽の勤務先は4階建ての大きなラボだ。
受付スタッフに「福家 冬芽と面会したい」旨を伝えると、福家 冬芽の所属する御須郷研究室に案内されるだろう。
研究室では福家 冬芽の上司である御須郷 由美が応対してくれる。
福家 冬芽の勤怠について尋ねると、今日、福家 冬芽が無断欠勤していることが分かる。
受付スタッフに「福家 冬芽と面会したい」旨を伝えると、福家 冬芽の所属する御須郷研究室に案内されるだろう。
研究室では福家 冬芽の上司である御須郷 由美が応対してくれる。
福家 冬芽の勤怠について尋ねると、今日、福家 冬芽が無断欠勤していることが分かる。
本編1(前半) イベント
福家 冬芽の勤務先を後にしてすぐ、探索者に福家 冬芽から電話が入り、以下の情報を入手する。
・「五味脳科学研究所跡地」という心霊スポットに行こうとしていたが、迷子になっていたこと。
・山道で迷子になっていたため、スマートフォンが圏外だったこと。
一通り会話したあと、福家 冬芽の悲鳴と共に突然電話が切れる。
(KP向け情報)
福家 冬芽は誤って崖から転落して死んでしまいます。
悲鳴は彼女の断末魔です。
・「五味脳科学研究所跡地」という心霊スポットに行こうとしていたが、迷子になっていたこと。
・山道で迷子になっていたため、スマートフォンが圏外だったこと。
一通り会話したあと、福家 冬芽の悲鳴と共に突然電話が切れる。
(KP向け情報)
福家 冬芽は誤って崖から転落して死んでしまいます。
悲鳴は彼女の断末魔です。
導入2. 探索者の職業が探偵の場合
探索者は御須郷 由美から依頼を受ける。
依頼内容は部下であり友人である「福家 冬芽」の消息確認だ。
詳しい話を聞くと、どうやら福家 冬芽は本日、無断欠勤をしているらしい。
福家 冬芽と最後に連絡をとったのは昨日。
最後に受け取った連絡は「心霊スポットに行く」というLIMEメッセージとのこと。
依頼を受ける場合は『福家 冬芽の自宅住所』を知ることができる。
本編2(前半) 福家 冬芽の自宅
オートロックのない古びた2階建てのアパートだ。
ベランダが狭いことから、独り暮らし向きの物件だと分かる。
福家 冬芽は201号室に住んでいる。
『201号室ドアに[目星]または[鍵開け]』
技能ロールに成功した探索者は、ドアの鍵が開いていることに気づく。
ベランダが狭いことから、独り暮らし向きの物件だと分かる。
福家 冬芽は201号室に住んでいる。
『201号室ドアに[目星]または[鍵開け]』
技能ロールに成功した探索者は、ドアの鍵が開いていることに気づく。
本編2(前半) 福家 冬芽の自宅(室内)
玄関を開けるとすぐキッチンがある1DKタイプの部屋だ。
整理整頓が行き届いており、清潔な印象を受ける。
『[目星]』
技能ロールに成功した探索者は『福家 冬芽の日記』を見つける。
最後に記入したのは一昨日のようだ。
最後の記載は「明日はいよいよ五味脳科学研究所跡地に行く日。楽しみ！」
『[幸運]』
技能ロールに成功した探索者は『地図』を見つける。
地図とはいったものの、正確にはGogoMAPを印刷したものだ。
蛍光ペンで「五味脳科学研究所跡地への行き方」と記載されている。
地図を見つけた探索者は『五味脳科学研究所跡地の住所』を知ることができる。
『[図書館]』
技能ロールに成功した探索者は『方向音痴から脱却する50の方法』という本を見つける。
タイトル通り方向音痴を克服するための方法が50個羅列された本だ。
整理整頓が行き届いており、清潔な印象を受ける。
『[目星]』
技能ロールに成功した探索者は『福家 冬芽の日記』を見つける。
最後に記入したのは一昨日のようだ。
最後の記載は「明日はいよいよ五味脳科学研究所跡地に行く日。楽しみ！」
『[幸運]』
技能ロールに成功した探索者は『地図』を見つける。
地図とはいったものの、正確にはGogoMAPを印刷したものだ。
蛍光ペンで「五味脳科学研究所跡地への行き方」と記載されている。
地図を見つけた探索者は『五味脳科学研究所跡地の住所』を知ることができる。
『[図書館]』
技能ロールに成功した探索者は『方向音痴から脱却する50の方法』という本を見つける。
タイトル通り方向音痴を克服するための方法が50個羅列された本だ。
導入3 探索者の職業が警察の場合
探索者は上司から「変死体の真相究明」を指示される。
変死体の身元は「福家 冬芽」という女性。
遺体発見時の状態から崖からの転落死で亡くなったと思われる。
また、検死の結果、頭部に外傷がないにも関わらず、本来脳があるべき頭蓋の中に脳がなく、空洞であることが分かった。
上司の指示に従う場合は『事故現場の住所』を知ることができる。
(KP向け情報)
福家 冬芽は御須郷 由美にて脳を頭蓋から抜かれています。
本編3(前半) 事故現場
天狗峠に通ずる山道。現場検証のため、現在は片側車線が通行止めとなっている。
探索者が現場に着くと、白衣を着た女性が探索者に近づいてきて「警察の方ですね。検死を担当させていただいている御須郷と申します」と挨拶される。
(KP向け情報)
変死体の真相解明のため、警察は人体に詳しいヒューマニックラボラトリに検死を依頼した。
『[目星]』
技能ロールに成功した探索者は『福家 冬芽の免許証』を見つける。
誕生日はXX年10月23日。
『[幸運]』
技能ロールに成功した探索者は『持ち主不明のスマートフォン』を見つける。
4桁のパスワードがかかっていて中のデータを見ることができない。
『スマートフォンに1023と入力』
スマートフォンのロックが解除される。
どうやらスマートフォンの持ち主は最後にLIMEを開いていたようだ。
LIMEの名前から、スマートフォンの持ち主が「福家 冬芽」だと分かる。
また、LIMEのやり取りを見ると、福家 冬芽は交通事故に遭う前「五味脳科学研究所跡地」に向かおうとしていたことが分かる。
４ 本編(後半)
五味脳科学研究所跡地
火災でもあったのだろうか、かつて研究所として使われていたであろうそのプレハブ小屋は、外装以外、ほとんど建物としての体を成していなかった。
(KP向け情報)
五味脳科学研究所跡地で探索者が一堂会するようにすると、セッションしやすいと思います。
『[目星]』
技能ロールに成功した探索者は『実験No.35 被験者リスト』を見つける。
リストには「福家 冬芽」と「探索者の名前」が書かれており、「福家 冬芽」と「探索者の名前」の横には「摘出済」と記載がある。
(KP向け情報)
本シナリオが始まる前に福家 冬芽だけでなく探索者も御須郷 由美によって脳を抜かれています。
『[図書館]』
技能ロールに成功した探索者は『実験No.35 レポート』を見つける。
レポートからは以下の記載が読み取れる。
●人間の感情は行動の動機となる。つまり、感情はエネルギー源とも言えるだろう。感情からエネルギーを抽出できれば、いずれ枯渇するエネルギーを感情で補填できるかもしれない。
●手順1:無作為に選んだ被験者の脳を摘出・保管する。
●「ユゴスよりのもの」から与えられた脳摘出装置の操作方法は以下の通りだ。
※探索者は脳摘出装置の操作方法を知ることができる。
●なお、脳摘出と逆の手順を行えば脳を元に戻すことも可能だ。
●手順2:脳経由で肉体を操作する。
●肉体操作は技術力の観点から「ユゴスよりのもの」が行う。
●立案:御須郷 由美
『実験No.35 被験者リスト』および『実験No.35 レポート』を読んだ探索者は1/1D6のSANチェックを行う。
(KP向け情報)
『実験No.35 被験者リスト』および『実験No.35 レポート』を探索者が読む頃、御須郷 由美は事故現場からヒューマニックラボラトリに戻ります。
(KP向け情報)
五味脳科学研究所跡地で探索者が一堂会するようにすると、セッションしやすいと思います。
『[目星]』
技能ロールに成功した探索者は『実験No.35 被験者リスト』を見つける。
リストには「福家 冬芽」と「探索者の名前」が書かれており、「福家 冬芽」と「探索者の名前」の横には「摘出済」と記載がある。
(KP向け情報)
本シナリオが始まる前に福家 冬芽だけでなく探索者も御須郷 由美によって脳を抜かれています。
『[図書館]』
技能ロールに成功した探索者は『実験No.35 レポート』を見つける。
レポートからは以下の記載が読み取れる。
●人間の感情は行動の動機となる。つまり、感情はエネルギー源とも言えるだろう。感情からエネルギーを抽出できれば、いずれ枯渇するエネルギーを感情で補填できるかもしれない。
●手順1:無作為に選んだ被験者の脳を摘出・保管する。
●「ユゴスよりのもの」から与えられた脳摘出装置の操作方法は以下の通りだ。
※探索者は脳摘出装置の操作方法を知ることができる。
●なお、脳摘出と逆の手順を行えば脳を元に戻すことも可能だ。
●手順2:脳経由で肉体を操作する。
●肉体操作は技術力の観点から「ユゴスよりのもの」が行う。
●立案:御須郷 由美
『実験No.35 被験者リスト』および『実験No.35 レポート』を読んだ探索者は1/1D6のSANチェックを行う。
(KP向け情報)
『実験No.35 被験者リスト』および『実験No.35 レポート』を探索者が読む頃、御須郷 由美は事故現場からヒューマニックラボラトリに戻ります。
ヒューマニックラボラトリ
4階建ての大きなラボだ。
受付に「御須郷 由美と面会したい」旨を伝えると、御須郷 由美のいる研究室に案内されるだろう。
受付に「御須郷 由美と面会したい」旨を伝えると、御須郷 由美のいる研究室に案内されるだろう。
御須郷 由美の研究室
水槽が沢山置かれた研究室。
そのほとんどはホルマリン液で満たされ、なんらかの臓器が保管されている。
御須郷 由美に「実験No.35」について問うと、驚いた表情を見せたのち、自身がやった実験だと答える。
また、実験に使った装置と摘出した脳を見せながら、その科学力を誇らしげに語ってくるだろう。
自身の脳を見た探索者は1/1D6のSANチェック。
御須郷 由美に探索者の脳を戻すよう説得しても、応じることはない。
探索者の脳を元に戻すには、御須郷 由美との戦闘に勝利した上で、探索者たち自ら実験No.35の装置を動かし、脳を元に戻すしかないだろう。
なお、装置操作を成功させるには[重機械操作]+30のロールに成功する必要がある。
そのほとんどはホルマリン液で満たされ、なんらかの臓器が保管されている。
御須郷 由美に「実験No.35」について問うと、驚いた表情を見せたのち、自身がやった実験だと答える。
また、実験に使った装置と摘出した脳を見せながら、その科学力を誇らしげに語ってくるだろう。
自身の脳を見た探索者は1/1D6のSANチェック。
御須郷 由美に探索者の脳を戻すよう説得しても、応じることはない。
探索者の脳を元に戻すには、御須郷 由美との戦闘に勝利した上で、探索者たち自ら実験No.35の装置を動かし、脳を元に戻すしかないだろう。
なお、装置操作を成功させるには[重機械操作]+30のロールに成功する必要がある。
５ エンディング
True End
条件�｜戯�者の脳を探索者の体内に戻した。
条件�⊆存�No.35の装置を破壊した。
探索者は無事自身の脳を取り戻すことができた。
また、探索者の活躍のお陰で、今後被害が拡大することもないだろう。
探索者は各々の日常に帰っていく。
己は己であるという確固たる自我と共に。
報酬:SAN値回復 2D6
条件�⊆存�No.35の装置を破壊した。
探索者は無事自身の脳を取り戻すことができた。
また、探索者の活躍のお陰で、今後被害が拡大することもないだろう。
探索者は各々の日常に帰っていく。
己は己であるという確固たる自我と共に。
報酬:SAN値回復 2D6
Normal End
条件�｜戯�者の脳を探索者の体に戻した。
条件�⊆存�No.35の装置を破壊しなかった。
探索者は無事自身の脳を取り戻すことができた。
探索者は各々の日常に帰っていく。
己は己であるという安堵と共に。
さて、次の犠牲者はーーー。
報酬:SAN値回復 1D6
条件�⊆存�No.35の装置を破壊しなかった。
探索者は無事自身の脳を取り戻すことができた。
探索者は各々の日常に帰っていく。
己は己であるという安堵と共に。
さて、次の犠牲者はーーー。
報酬:SAN値回復 1D6
Marry Bad End
条件�｜戯�者が脳を戻せなかった。
ーーー夢を見ていた。
私は人間ではなく、蝶になり、宙を漂っていた。
そして、疑問に思った。
私は、本当に人間なのだろうか。
私は本当に夢を見ていたのだろうか。
本当は、蝶こそが私の真の姿で、人間である私の姿は、蝶である私が見ている夢に過ぎないのではないかーーー
そんな故事が頭に浮かんだ。
いまの私も同じだ。
私は本当に私なのだろうか。
私の思考は、行動は、発言は、
私の意思によるものなのだろうか。
それとも、誰かの意思が、
水槽に浮かんだ私の脳を通じて、
私に発現されているだけなのだろうか。
そんな答えのないことを考えながら、
私はこれから幾度もの夜を越えていくのだろう。
報酬:プレイヤーが望めば、このエンドに辿り着いた探索者をロスト扱いにしても構わない。
ーーー夢を見ていた。
私は人間ではなく、蝶になり、宙を漂っていた。
そして、疑問に思った。
私は、本当に人間なのだろうか。
私は本当に夢を見ていたのだろうか。
本当は、蝶こそが私の真の姿で、人間である私の姿は、蝶である私が見ている夢に過ぎないのではないかーーー
そんな故事が頭に浮かんだ。
いまの私も同じだ。
私は本当に私なのだろうか。
私の思考は、行動は、発言は、
私の意思によるものなのだろうか。
それとも、誰かの意思が、
水槽に浮かんだ私の脳を通じて、
私に発現されているだけなのだろうか。
そんな答えのないことを考えながら、
私はこれから幾度もの夜を越えていくのだろう。
報酬:プレイヤーが望めば、このエンドに辿り着いた探索者をロスト扱いにしても構わない。
６ 更新履歴
特になし
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