「ジュセリーノ予言の真実」のウィキ版です。まとめサイトとしてあるいは資料として「ジュセリーノ予言」について明確にするためのものです。こちらに掲載してるのはあくまで「資料」としてであって、「当るだろう」とか「真実だ」ということでは決してありません。誤解なきよう願います。

2008年10月17日テレビ東京で放送した番組の問題点 その2

  
【81105】 10月9日の番組から その5

トップ記事で書いたとおりで、大阪のぎんぺいさんから届いた、番組を収録したDVDを見たので今までは隔靴掻痒でよくわからなかったこともよくわかり、この番組について書く内容も変化する。

まずはやはり全体的なことだ。

前回、今年2月にテレ東が放送した番組について自分は「テレ東ってこういう番組を一本まともに作上げる能力がないんじゃないのか」みたいなことを書いた。

それついては「随分と辛辣である」とかの批判もあったのだけれど、しかしそれはあの番組をはじめからおわりまでちゃんと見た自分の率直な感想であり、誰に言われたとしても自分は自分が感じたその感想というものを捻じ曲げたり、あるいはソフィスティケイトして湾曲な表現に改めたりという気にはなれないのである。

理由はある。

たとえば、前回の番組では地震災害の専門家という人をスタジオに呼んできて「日付までも入った地震の予知は当らない」というようなことを言わせている。

目の前に「日付入りの地震の予言を公言している予言者」がいるのにだ。

これではある種のお笑いなのか、でなければ手の込んだイジメだろう。

もしあの番組が、そういうイジワルな意図でもって作られているというのであればそれでいいだろう。しかし番組を見た限りではそういうことではないはずだ。

でもやはり2月のテレ東のジュセリーノ番組を見る限り、どうしたって「つっこみ所満載」のちょっとオマヌケなお笑い番組としかいいようがないのである。

で、それから約8ヶ月、今回放映された番組はどうだったのかというと、やっぱりツッコミどころだらけの見る側を苦笑させてくれる「お笑い番組」という印象は変わらないのである。

やっぱりテレ東は「自称予言者」をひっぱり出して来て、お笑い番組を作ろうとして作ったのではないか。その可能性についても考えなければならないのではないか。そんな疑いを抱いている自分である。

お笑いというが、正確に言えば、「お笑い」でもあるが、やはりこちとらの神経を逆なでするようなある種のプラクティカル・ジョーク番組と言ったほうがいいのか。

たとえば、今回の番組にも「もし地震が起きたらまず最初にどうするべきか」という初期処置(ファーストエイド)についてのハウツーのパートがあった。

こういうパートについてのみ言うのであれば、この番組は非常に真面目につくられていた。少なくとも自分が知っている「正しい初期処置」と真逆であったりまったく違うというところはなかったのである。

たとえば「ガスを使って調理中に大きな地震が起きたらどうするべきか?」という疑問に対して番組では「ガスの火を止めることを考えるよりも即刻その場を離れろ」と言っていたのた。

これはものすごく重要なことだと思う。

もちろん番組で言っている「すぐその場を離れろ」は「大正解」である。

同等に「大きな地震が起きた時は慌てて建物の表に出るな」というようなことも番組で言っていた。これも正しい。

実際、今年6月に起きた地震のときのことだが、不幸にも慌てて表に飛び出したために命を落としたという方がいるのである。

さて、ところが「大きな地震が起きた時はすぐに表に出ろ」というようなことをアドバイスとして言っている人間がいる。

ジュセリーノである。

ジュセリーノは、どうやら中国の四川省で起きた大地震のときに崩れた建物の下敷きになって多数の子供達が命を落としたことを踏まえてこのようなことを言っているらしいのだ。

しかし、あの四川省の地震で起きた建物の崩落はあくまでも耐震性を誤魔化したために、つまり「違法建築」だったから起きた人災であり悲劇なのである。

だから中国にいる中国人に向けてこのようなことを言うのは正解だとしよう。

しかし、この日本で、日本にいる日本人に向けてこんなことを言っているとしたらそれはある意味「自殺教唆」にもなりかねない。

この男には中国と日本の建築の基準の厳しさ、大きな違いというものがまったくわかっていない。

わかっていないだけならばともかく、このようにエラそうにまるで自分が正しいことを言っているかのように日本のHPにそのようなことを堂々と書いている時点で、地震災害を扱うような番組に出していい人間のはずがないのである。

果して、テレ東の番組製作関係者はそこまでちゃんと調べてその上でこのジュセリーノをテレビに出しているんだろうかね。

まさか「知らなかった」はないだろう。もしそうだったらそれはそれでとんでもないことになるはずなのだが。
(つづく)

  
【81106】 10月9日の番組から その6-1

番組について寄せられたメール・コメントの中で多かったのは前にも書いたとおりで、1)裁判長殺害事件に関する予言 2) 一家惨殺事件の予言 そして 3)9月13日の予言についてのジュセリーノの言い訳 この3点についてのものである。

そのせいでだろう、自分が番組を録画したDVDを見るに当って、自然と注意を払ったのもこの3ケ所であった。

このうち 1)の裁判長殺害の予告 についてはちよっと後回しにする。

ブラジルにいる協力者の報告を待ちたい。

自分がここでまず書いておきたいのは、2)の一家殺害事件のジュセリーノの予知に関することである。


番組を見ていないという方のために、このパートの詳しい説明をしておく。

ブラジル時間7月12日、ミナスジェライ州のウナイ市で、22才の長男による一家4人惨殺事件が起きた。

長男は些細な言い争いが元で、両親と妹ふたりをナイフでめった刺しにして殺害して、家中の金目のものを総ざらいをしてから逃亡を図ろうとしたのだが、近所の人の通報でこの長男はすぐに逮捕された。そういう事件があったのだ。

ジュセリーノは日本滞在中の7月11日の深夜、この事件の一部始終を予知夢で得たと言っているのである。

ジュセリーノは自分が夢で見たというその殺害現場の光景をメモにして、ホテルのフロントに行き、当直の人間にファクスでウナイ市の警察にこの予知夢による警告文を送ろうとしたのだけれども、フロントの当直の人間から「いくら送ろうとしたも送れない」という返答があったので、その場でフロントの人間に、自分が持参した予知文書に「日付のスタンプと当人のハンコ」を押させたというのである。

(これが問題のスタンプとハンコ 見てのとおりの市販されている普通のスタンプであり認印である)

さて、番組の問題のパートは、ジュセリーノにインタビューをしようとした番組スタッフの目の前で起きたというところから始まる。

インタビュー準備中のスタッフのそばにいたジュセリーノの代理人(ヤマカワエイイチだろう)が自分のノートパソコンを指し示し、ジュセリーノがその画面を見て「正視に堪えない」というとソファに座り込んで、涙を流してしまうのである。

当然、番組スタッフは涙まで流すジュセリーノにその理由を聞こうとする。

やや時間を置いて、落ち着きをとり戻したジュセリーノは、上記のような事件があったということと、11日深夜にホテルのフロントであった出来事を「予知の手紙」片手に語る、という構成になっている。

自分はこのパートを見たときにすぐに「何かがおかしい」ということには気がついた。それはメールを寄越してくれた人たちとまったく同じである。

ただしその「何がおかしいか」については すぐにはわからなかったが。


まず、事件そのものとジュセリーノの行動の時間軸について整理して改めて書いておこう。


日本時間の7月11日の深夜、ジュセリーノは事件の予知夢を見て、メモに取るとホテルのフロントに行きファクスで送らせようとしたと言っている。

これはブラジルではまだ11日の昼まえのことであるから当然事件の起きる前、ということにしている。(ブラジルと日本の時間差は12時間、大雑把に言うと、ブラジルは日本から12時間遅れている)

まあこれはわかる。(そうでなければジュセリーノも予知をしたとは言わないだろうし)

さて、ではここで問題である。

では、この番組にあった「ジュセリーノがヤマカワエイイチの所持しているノートPCの画面を覗き込んで涙を流したその日はいつのことだろうか」ということだ。

答えはその画面の中にしっかりと出ていたのである。しかもそのヤマカワ所有のノートPCの画面の中にだ。

それがこの画像だ。ノートPCのウェブ画面右にカレンダーのペイン(囲み)がある。
それをみていただきたい。


下がそのカレンダー部分の拡大当日を示す日が色が違って表示されるのはウェブ用カレンダーの標準仕様

7月の15日なんである。この日は。この撮影があった日は事件の起きた日の3日後の7月15日なのだ。

つまり、ジュセリーノはフロントでファクスを送らせようとして結局それは送れず、そしてその4日後になってから代理人ヤマカワの所持していたノートPCのネットのニュースでこの事件が本当に起きたということを知って涙したということになってしまうのである。

「バカくせ〜。オマエあれか、4日も放置しておいて、それでいて泣くのか?」これが自分がそれに気づいたときの感想だった。

それにまずこれはありえないことでしょう、いくらなんでも。

いくら時差があるとはいえ、日本で7月15日といえばブラジルでも14日ということだから、代理人が指し示したPCの画面にあるブラジルのニュースサイトは前日の事件扱いのはずである。

つまり、この代理人(ヤマカワエイイチ)は撮影直前になって、ジュセリーノに対してわざわざブックマークかなんかしておいた前々日である12日起きた事件の詳細を報じる画面を見せたということになるのだ。

そしてジュセリーノもまた、そのことをPCのよるネットニュース(しかも前日のだ)をはじめて目にしたということになるからである。

そう、皆さんもうおわかりですね。つまりはそういうことなのだ。
(つづく)
http://blog.livedoor.jp/akgoodco1224/archives/1182...
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