エロパロ板べるぜバブスレの保管庫です 18歳未満閲覧禁止

夏休みのある日

邦枝「また寝てる…」
男鹿がまた公園で寝ている。もう日が暮れているのに。
邦枝「男ー鹿ー」
体を揺すっても起きない。
邦枝「もう日が暮れてるわよー」
体を軽く叩いても起きない。
邦枝「まったく…よいしょ」
邦枝は男鹿をおんぶして家まで送ることにした。

男鹿宅
ピンポーン

邦枝「ごめんくださーい」誰からも返事がない。
邦枝「誰もいないのかしら…お邪魔しまーす」
家の鍵は開いていた。無用心な家である。
邦枝「男鹿の部屋は…ここね」
男鹿の部屋の中に入り、ベッドの上に男鹿を寝かせる。
邦枝「それにしてもまったく起きないわね…まあとりあえず帰」
男鹿「んあ…」
男鹿が大きな欠伸をして起きた。
男鹿「ん?なんで俺自分の部屋に…ってかなんで邦枝が俺の部屋にいるんだよ」
邦枝は溜め息をついて話す。
邦枝「あなたが全然起きないからここまで運んで来たのよ…」
男鹿「おぉ。ありがとな。」
邦枝「男鹿、今日は誰もいないの?…その…ヒルダさんも。」
男鹿「ああ、魔界に戻ってる。ベル坊はあっちの薬で眠ってる。3日は起きないんだとよ。楽なもんよ。家族は俺置いて旅行行きやがった。みんな戻ってくんのが今日から3日後。」
邦枝(ヒルダさん、マカオ出身なのかな…)「そ、そうなんだ…」

グギュルルル

邦枝「男鹿、夕食は?」
男鹿「はっ!考えてなかったぜ!」
邦枝「し、仕方ないから私が作ってあげるわ」

男鹿「おお、マジか!サンキュー」

邦枝「…(悦)何か食べたいものは?」

男鹿「そうだな…まあなんでもいいぜ」

邦枝「なんでもいいと言われると困るんだけど…じゃあカレーでいい?」

男鹿「おお。じゃあ頼むわ」

ガサゴソ…

邦枝「……材料が無いんだけど」

男鹿「ん?ああ、親に金は渡されてるぜ」

邦枝「じゃあ材料買いに行きましょ」

スーパーに到着

邦枝(こ…これはデ、デートよね……いや、でもスーパーでデートなんてない…いやでも二人きりだし傍から見れば…いやでも)


男鹿「なにぼーっとしてんだよ。早く行こうぜ。」


邦枝「べっ別にデートなんかじゃ…!」

男鹿「何言ってんだよ。置いてくぞ」

邦枝(こ…こいつは…)プルプル


スーパー内

寧々「えーっと…あとはキャベツと牛肉と…」

千秋「鶏肉も」

寧々「ああそうそう。」

寧々「あれ?あそこにいるの、姐さんじゃない?」

千秋「男鹿と一緒」

寧々「姐さーん!早まっちゃモゴモゴ」

千秋「しーっ」

寧々「…」

二人はしばらく尾行することにした



寧々「姐さん…楽しそうね…。頬…赤いわね」

千秋「キュン」


男鹿「今夜は期待してるぜ。」

寧々「今夜にナニするつもりなのよ…」

千秋「ポッ」

男鹿「お前のは初めてだしな。」

寧々「あいつ殺してくる」

千秋「まだ待って。」

男鹿「俺、アレ好きだし。」

寧々「目眩してきた…」

千秋「しっかりして」

邦枝「私も好き。」

寧々「」

千秋「」

寧々「ブクブク」(気絶)

千秋「寧々ー!」

寧々「はっ…なんか姐さんがナニかを好きって言った気がしたんだけど…」

千秋「気のせい」

寧々「ところで姐さんは?」

千秋「あっ…見失った」


男鹿宅

邦枝(危なかった…寧々たちに見つかるところだった…)

男鹿「腹減ったなー」

邦枝「はいはい。ちょっと待って。」

邦枝はエプロンをつけた。

男鹿「じー」

邦枝「な、何よ」

男鹿「いや、結構似合うなって思ってよ」

邦枝「バ、バカ言わないでよね」

邦枝は照れつつも料理を始めた。トントンと小気味よい音をたてて材料を切ってゆく。

邦枝「ねぇ男鹿…ってもう寝てる」

邦枝「まったく…」







邦枝「できたわよー」

邦枝「…本当になかなか起きない人ね」

男鹿はソファーで横になって寝ている。

邦枝「イタズラ…しちゃうわよ?」

頬をツンツンとつついてみる。

男鹿「」

邦枝「ウフフ」

少しくすぐってみた。

男鹿「んあ」

流石にくすぐったいのか、少し動いた。邦枝は面白がって続けた。

すると男鹿がソファーから落ちて、邦枝の上に落ちてきた。

邦枝「キャッ。」

男鹿の顔がかなり近くにある。

邦枝(不可抗力ってことにすれば…)

邦枝は男鹿に軽くキスした。キスした瞬間に男鹿が起きた。

男鹿「え?」

邦枝「おおおお男鹿!ふ、不可抗力よ!あなたが落ちてきたんだから!」

男鹿「そうなのか?悪かったな。」


邦枝「と、とにかくできたから食べましょ」

男鹿「おおできたのか!腹減ったし早く食おうぜ」

邦枝「はいはい。どうぞ。」

男鹿「パクッ」

男鹿「……」

邦枝「ど…どう?」

男鹿「う…うめえ!」

邦枝「本当!?良かった!」

男鹿「もうねーの?」

邦枝「早っ!まだまだあるわよ」

邦枝(こんなに喜んでくれるなんて…作って良かった…)

男鹿「はぁー食った食った」

邦枝「お粗末さま」

男鹿「ん?もうこんな時間か。風呂入って寝るか。」

邦枝「えっもう寝るの!?」

男鹿「だって眠ぃーし」


邦枝「じゃあ私、そろそろ帰るわね。」

男鹿「ん?もう帰るのか。家まで送るぜ。」

邦枝「あ、ありがとう。」






邦枝宅


ガチャガチャ

邦枝「なんで誰もいないのよ…鍵持ってないのに鍵閉まってる…」


男鹿「おいおいマジかよ」

邦枝「どうしよう…(ズーン)」

男鹿「じゃあ俺の家に泊まれよ」

邦枝「えっ?…でも」

男鹿「でもっつったって今夜どーすんだよ」

邦枝「じゃあお言葉に甘えて泊まらせてもらおうかな」

男鹿宅


男鹿「俺風呂入ってくるから、まあTVでも観とけよ」

邦枝「う、うん」

ガチャ

邦枝「…」

邦枝(男鹿の部屋に行ってみよう)

男鹿の部屋

邦枝(あれ?意外と綺麗…)

邦枝(男鹿の匂いがする…)

邦枝(これがいつも男鹿が寝てるベッド…)

邦枝(ダ、ダメよ葵!何考えてるの!)

邦枝(でもちょっとだけなら…)

邦枝は男鹿のベッドで寝てみた。

邦枝(ああ…やっぱり男鹿の匂いが濃い…ちょっと…興奮してきた…)

邦枝の体が熱を帯びてくる。邦枝は気付けば下半身に手を伸ばしていた。

邦枝(はっ…私は何を…)

邦枝(リビングに戻ろう…)

邦枝はリビングに戻った。

戻ってしばらくすると男鹿が上半身裸で風呂から出てきた。

男鹿「上がったからお前、入れよ。」

邦枝(凄い筋肉……あれ…お腹の奥が熱く…)「あ、ありがとう。じゃあお湯いただくわね」



浴槽

邦枝(このお湯…男鹿が入ってたのよね…)

邦枝(くぅ…もう我慢できない…)

邦枝は自慰を始めた。

興奮していたのに加え、男鹿の入った風呂に自分が浸かっているという事実がより快感を増幅させる。

邦枝「ん…はぁ…ふぅ…」チャプ チュプッ

邦枝(いつもより気持ちいい…指が止まらない…!)

邦枝「んっ!あんっ!男鹿っ!男鹿っ!ああああああああああああ!」

男鹿「ん?呼んだか?」


邦枝「な、なんにもないわ」

邦枝(今日寝るまで理性保ってられるかな…)


男鹿「姉貴のパジャマ置いといたからそれ着ろよー」

邦枝「悪いわね。お姉さんにお礼言っといてね。」


男鹿「じゃあ俺もう寝るから姉貴の部屋で寝とけよ。」

邦枝「う…うん」(一緒に寝たいなんて…贅沢よね)


男鹿姉部屋

邦枝(寝れない…)

ゴロゴロ…

邦枝(ん?雷の音?)

ピカッ!ゴロゴロ!

邦枝(これは…使えるかも)

男鹿部屋

コンコン

男鹿「ん?どーした?」

邦枝「ちょっと開けて」

ガチャ

ドアを開けると、邦枝が枕を抱えて立っていた。

邦枝「か、雷が怖いから、い一緒に寝てくれない?」

男鹿「へ?…このまえ屋上で決闘したとき、雷なってなかったk」邦枝「怖いから一緒に寝てくれない?」



男鹿「ごそごそ」

男鹿「ほら」

邦枝「…何これ」

男鹿「布団」

邦枝「…あのね…」プルプル

男鹿「じゃあおやすみ」

そう言って男鹿は部屋の床に布団を敷いたあと、ベッドの方向を向いた。

邦枝「…」

男鹿がベッドの方向を向いた後、邦枝は男鹿に後ろから勢いをつけて抱きしめてそのままベッドに押し倒した。

男鹿「な、なんだよ…」

邦枝「一緒に寝たいのよ!お、同じ布団で!」





男鹿「仕方ねーな…ほら」

男鹿はそう言ってベッドをぽんぽんと叩いた

邦枝「う…うん…」

邦枝は布団に潜りこみ、男鹿に抱きついた。

男鹿「お、おい」

邦枝は少し照れながら上目遣いで男鹿を見て、ニコッと微笑んだ。

それを見て男鹿は反射的に邦枝を抱きしめた。今の邦枝からは抱きしめたくなるような雰囲気が出ている。

邦枝「うふふ…」

邦枝は疲れていたのか、すぐに寝てしまった。

男鹿「ん?もう寝たのか」

男鹿(気付いたら抱きしめてたぜ…あの顔は反則だろ…)

男鹿(ってかよく見るとコイツかわいいよな…)

男鹿(お、落ち着け俺!)

男鹿(…寝よう)







朝6時


邦枝「ん…」

邦枝(もう朝…ってなんで私男鹿と抱きあってるの!?)

邦枝「そういえば昨日男鹿の家でご飯作って、一緒に寝て…」

「……男鹿、まだ寝てるの?……もう少しこのまま…」

邦枝は抱きついたまま目を閉じた。男鹿の体温が心地よかった。

………………
…………
……

男鹿「くぁ……」
男鹿(もう朝か……ん?)
胸元を見ると、邦枝が胸に頬擦りをしていた。
男鹿「あのー…く、邦枝さーん…?」
邦枝「ひゃあっ!」
邦枝「なっなんにもしてないわよ!全然やましいことなんて考えてないんだから!」
男鹿「お、おう。それより放してくれよ」
邦枝「あっ、ご、ごめんね」(もう少しあのままでいたかったな…)

男鹿「グゥー」
男鹿「………ジー」
邦枝「……朝ごはん作ればいいのね?」
男鹿「お前…超能力者かっ!?」
邦枝(わかりやすいわね…)
男鹿「よっと」
男鹿はベッドから降り、着替え始めた。
邦枝(な…なんて逞しい体なの)
邦枝「つまずいちゃったー」(棒読み)
男鹿「うおっ!?」
邦枝「こけた拍子に抱きついちゃったー」(棒読み)
邦枝(ふふ…完全に騙されてるわね…こけたのはわざとよ!あなたに抱きつくための演技よ…!)
男鹿「…いつまで抱きついてんだよ」

邦枝「じゃあ朝ごはん作っるわね。卵焼きは砂糖?だし?」
男鹿「どっちも食いてぇなぁ…」
邦枝「はいはい、待っててね」
邦枝は手際よく卵焼きを作っていった
男鹿「お前、慣れてるのな」
邦枝「うん。光太のご飯とかよく作ってるし。」
男鹿「光太…?何歳だ?」邦枝「2歳だったかしら」邦枝(はっ!そういえば男鹿、光太のこと知ってるんだった!)
男鹿「お前……もしかして」
邦枝「あっ青井くにえなんてただの思いつきよ!あのときは…その……だ、騙してたわけじゃ…」
男鹿「やっぱりな…」
邦枝(怒ってる…どうしよう…嫌われた…)
男鹿「あいつのいとこだな?」
邦枝「えっ」
男鹿「あいつにはなんとなく親近感あってよ。よろしく伝えといてくれや。」
邦枝(バレてない…でもここで白状しておいたほうが…親近感あるって言ってるし)
邦枝「あ、あのね男鹿…青井くにえは……………………私…………なの」

男鹿「はっ?(°Д°)ポカーン」
邦枝「光太のお守りするときは変装してるのよ。あのときは…タイミング逃して言えなかったけど…」
男鹿「そーだったのか。ところでお前は卵焼きはどっち派なんだ?」
邦枝(えっ、軽…)「え!?…だ、だしかな…」
男鹿「ふーん」
邦枝(自意識過剰だったのかしら…まあなんにせよ嫌われなくて良かった…)
男鹿「お、そうだ。光太連れて公園行くときは、俺ん家寄ってくれよ。一緒に行こうぜ」
邦枝「えっ!?あ…う、うん!」(やった!やった!毎回プチデート気分…!)

少し遅めの朝食を摂り邦枝は男鹿宅を後にした。家を出ると夏の草の独特の匂い、蝉のやかましい声、そしてむせかえるような暑さに包まれた。夏だなぁと空を仰ぐと少し寂しい気持ちとは裏腹に雲一つない青空が果てしなく広がっていた。

「なんだかあっという間だったなぁ…」

そんなことを考えて感傷に浸りながら帰っている途中、鳥のさえずりが聞こえてふと振り返るとつがいが仲睦まじく肩を寄せあって歌っていた。

「いいなぁ…」

邦枝の羨望の眼差しを知ってか知らずか、つがいは依然として歌い続けていた。自嘲的に笑った後、親を心配させてはいけない、と帰路を急いだ。



玄関に着き、立ち止まってため息を一つつき、ドアに手をかける。しかしまたもや家の鍵は閉まっていた。

邦枝「また閉まってた…レッドテイルのみんなの家遠いし今お金持ってないし…どうしよう…」

公園のベンチに座り、うなだれていると近くで電撃の音が聞こえた。

「んぎゃあああああ!!」

邦枝「あの声は…」

男鹿「セミに小便かけられたくらいで泣くんじゃねえ!」

「おっ……青井くにえじゃねーか(ニヤニヤ)」

邦枝「うるさいわねっ!」

男鹿「あれ?光太はいねーのか」

邦枝「実は…」

邦枝はまた家が閉まっていたことを話した。

男鹿「それだったら、また俺ん家に泊まればいーじゃん。」

邦枝「いや、流石に2日連続は…」

男鹿「そのかわり、メシ期待してるかんな」

邦枝「…そう。じゃあもう一泊させてもらおうかしら。」(やたーっ)

男鹿宅

男鹿「ほら、入れよ。」

邦枝「ありがとう。…ふー涼しい。ってなんで脱いでるのよ!?」

男鹿「いや、だって汗かいたし。」

邦枝「だからってなんでここで」

男鹿「いーじゃねーか。上半身なんだしよ」

邦枝「まあそれはそうだけど…」(真っ昼間から興奮しちゃうじゃない…)

このページへのコメント

気に入らない。納得いかない。自分いない。ついでに冷める。長くもたない。すぐにあきてしまう。大嫌い!全然わかってない。載せる方がどうかしてる。主人公違う。あおちゃん違う。はっきり言って合わない。別れる。ベタベタ合わない。イチャイチャ合わない。やめた方がいい。自分で書いている自作の方がまだまし。ついで言うと主人公と自分しか出て来ない。こっちの方が合ってる。考え直せ!反省しろ!

0
Posted by 夜星桜音歌 2012年08月24日(金) 12:25:04 返信

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Menu

メニューサンプル1

メンバーのみ編集できます