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白雪姫は森へ、シンデレラはお城へ。
そして人魚姫は陸へ、ラプンツェルは地上へ。

日曜日の今日はずっと前から観たがっていたラプンツェルの映画に連れて行けと、ラミアに朝から
フルボリュームで喚かれる羽目になった。このままではうるさくて仕方がないので同行することに
なったのだが、正直時間を持て余すばかりだ。
アニメもディズニーもあまり興味のない古市は、観ている間ずっとアクションシーンがもっとこう
なればいいのに、とかどうでもいいことを考えてばかりだったのでストーリーの筋はさっぱり分か
らずじまいだった。ただ、満足そうに観ているラミアの横顔はやはり可愛い。

「あー、面白かったぁ」
映画館を出た後も、興奮気味でソフトクリームを舐めながら映画のことを話し続けるラミアの声は
弾んでいた。
そこまで観たかったのかと思うと、連れて来て良かったかなと思ってしまう辺りは古市も随分ほだ
されているのかも知れない。
「アンタはどうだった?」
「んー、あんまりかなあ…」
「つまんない男ね、ま、いいわ」
一緒に盛り上がれないことに不満を見せつつも案外あっさりと受け流したのは、やはり気分が良い
からだろう。まあ女の子はああいうものが好きだからなあ、と不思議な気持ちだった。
「ねえ」
その隙を突くように、不意にラミアが猫の子のように縋ってきて手を握ってきた。
「ラプンツェルは自分の為に地上に降りたのよ」
何のことか一瞬分からず、聞き返そうとした古市の顔がよほど間抜けて見えたのか、小悪魔その
ものの笑みを浮かべた少女は確信のようにはっきりと告げた。
「それが姫でも誰であっても、欲しいものや将来の為なら未知の世界にだって行けるんだから」
握ってくる細い指が力を増した。
「ふーん、そう?」
「うん、そうだってば」
「ラミアの欲しいものって、俺?」
「…ばっ…」
どうやら図星だったのか、それまで得意そうだったラミアの顔が瞬時に真っ赤になった。それでも
目を逸らさずに睨むような表情をしている。
「どう?見当違いとか?」
そこには特に何の邪推もなかった。ただいつものようにダイレクトに反応してくるのが面白いので、
からかってみただけのことだった。元々がその気がなければこんな受け答えにはなりはしない
こともある。
「バカな奴は嫌いよ」
果たしてのったのかそったのか、ラミアの返事は漠然としたものだったが、握っている手は離れは
しなかった。

朝から不安定だった空模様が午後になって一層怪しくなってきた。
何となくまだ帰りたい気分でもないし、このまま外にいたらいずれ雨に降られかねないと判断して、
偶然近くにあったカラオケボックスにラミアを連れて入った。
「なんか辛気臭い、空気悪いし」
密室特有の空気感があまり気に入らないのか、ラミアは室内に入ってからずっと文句たらたらで、
ワンドリンク制で注文したジュースにもやっと口をつけただけだった。
「ま、いいんじゃね?歌う為の場所なんだし」
「そうならまだいいんだけど?」
どっかりとソファーに座ったまま睨んでいるラミアは、最初から古市をバリバリに警戒している。
それも当然のことだ。幾ら幼くても何度も騙されるのは不本意に感じているのだろう。
「声が響かないから最適ってことで」
「あ、やっぱり」
わざとらしく隣に座った古市を呆れたように眺めながら、ラミアは大袈裟に溜息をつく。
「アンタのことだから、どうせそんなことだと思ってた」
「うん、誉めてくれてありがと」
「バカじゃない?」
悪態をつきながらも絡んでくる腕を特に拒否する様子はないのが可愛い。わずかに瞼を伏せた
だけで相変わらず警戒は解いていないが、それでもある種のカラオケボックスにありがちな隠微さ
をその雰囲気で悟っているのだろう。
やっぱり、こういうことは一度ヤっているからこそだ。
言葉でも態度でも拒まないことをあくまでも都合良く解釈して、古市はほくそ笑みながら少女の
滑らかな頬に指を伸ばした。
「ニヤニヤしない!」
それでもどこか嫌そうな風を装っているのか、ラミアは辛辣な言葉を吐く。
「あ、そりゃ無理。だってまたヤれるのって嬉しいじゃん」
「いちいち下品なこと言わない!」
時折思い出したように視線を尖らせながらも、やはり二人きりになってしまえばこの通りだ。女と
いうものはこのように至極扱いやすい。同時にそれと相反してかなり面倒臭い。これまで何人も
付き合ってきた彼女たちとの遣り取りなどは全然参考にならないのがその証拠だ。
まあ、それも年齢容姿環境思考に関わりの深い人それぞれの差異というもので、様々な難しさ
をプロセスとして楽しめるかどうかが結果に繋がるのではないかと思っている。

「なんかムカつく」
今こうして一層親密になろうとしている魔界の少女は、ソファーの隅に追い詰められながらも悪態を
忘れない。その憎らしくも可愛い口を指先で撫でてやると一瞬だけ頬が淡く染まった。その反応を
楽しみながらも何か言わないうちに一度キスをした。
「今日も可愛いね、ラミア」
「…ふん」
割と満更でもないように至近距離でありながら視線だけ逸らした顔がまた愛らしい。そのまま唇の
間に指先を差し入れてこじ開けるように促すと、誘われるように柔らかな唇が少しだけ開いた。
「じゃ、いただきまーす♪」
そのタイミングを逃さず、するっと舌を差し入れた。
「ん、ぐっ!??」
口腔内に入り込んできたものが何か一瞬理解出来なかったのか、慌てて両手で押し退けようと
してきたが、構わずに更に深く浸入させていく。もうこうなってしまえば抱き竦めてしまえば少女
一人の力などあっさりと封じられた。
口内で硬直しきったままの舌を誘い出し、絡め取り、甘ささえ感じる唾液ごと吸い上げる。決して
強引ではない遣り方にしたので、出来るだけ時間をかけてゆっくりと宥めるように続けていくうちに
少しは慣れてきたようだ。まだ絡め合うことなど非常に拙い技巧でしかないながらも、それなりに
良い反応が返ってきたのでつい気を良くしてしまう。
「…アンタってホント変態…」
ようやく唇が離れた後、ラミアの表情は微妙に変化していた。瞳は潤み、頬は高潮して、唇はなお
誘うように妖しいぬめりを帯びている。いつもであれば歯牙にもかけない年頃の少女でありながらも、
わずかなことでこれほどに変化しているのが嬉しい反面信じられない気分だ。
これが少女というものの魔性なのだろう。人間と悪魔の差はあるとはいえ、根は同じの筈だった。
「そうだね、だからこうしてる」
すっかり気分的に盛り上がってしまっている古市の手は、先程からせっせとラミアの服のボタンを
外していた。全部脱がせるのもいいけど、半端に着たままもいいかな、とか考えながら。
「ちょっと」
とん、と抗議するように小さな拳が胸を叩いてくる。
「アンタも脱ぎなさいよ、平等じゃないでしょ」
「あーはいはい、んじゃ遠慮なくっ…と」
ラミアなりにこの場のエロい気分に乗っているのだろうと好意的に解釈して、古市もひとまず上半身
だけ服を脱ぐ。この絶好のタイミングを逃すのは絶対に勿体無いので、すぐにでも次を続けたかった
のだ。

別の部屋で歌っている声が漏れ聞こえてくる。
中には歌わずに、似たようなことをしている連中もいるに違いない。密室に入ったらサカるのはごく
当然のことだ。もしもこれがどんな場所でもというのであれば、それはかなりの問題だけど。
「…んっ」
服の間から剥き出しになった未熟な乳房を揉まれて、ラミアは小さな声を出す。乳首はようやく
先端が突き出したかどうかという微妙なところだ。ただ、形そのものはまずまず良いので今後の
期待はかなり出来そうだった。
こうして直に触ったのは初めてだったが、まだほとんど男を知らないでいる肌の手触りは最高に
素晴らしく、ついつい夢中になりそうだった。
「痛くは、ないよね」
表情を強張らせて耐えているラミアに尋ねてみる。
「そんなコトしたら絶対殺ス」
「あはは、それは困るなあ。じゃ、やさしーくするからさ」
ちゅ、と音をたてて赤く色づいた乳首に吸い付き、キスを繰り返した。ついでに舌先で形をなぞる
ようにわずかな膨らみを舐め上げる。その感触に肌がわずかに痙攣した。
「う…くっ…」
「嫌じゃないよね」
柔らかな乳房に淫らな跡をつけながら、片手でひっきりなしにマッサージでもするように揉み続けて
いる間にももう片方の手がスカートをたくし上げて淡いピンクのショーツを撫でる。股間へと指が這う
タイミングで、再び肌がわなないた。
「…こんなこ、とっ…」
「ん、何?」
「当たり前のようにしてたら、絶対許さないっ…」
ソファーの座席に艶かな髪を乱して、悔しそうに涙を滲ませながらもラミアは言い放つ。流されて
いながらも自分の気持ちの在り処にしがみついている様子が愛おしい。それならばこちらも少しは
気の利いたことの一つぐらい言ってやりたい気持ちになった。
「そりゃ、こんなことする女の子はオレにとって特別だからさ」
「アンタの言うことって、いつも軽いのよ」
「そこが悪くないって感じだろ?オレのパーソナリティだし」
「くっだらないんだから」
悪態の口調がまた柔らかいものに変化していることを確認してから、一気にショーツを脱がせた。
「やだっ!」

その時だけ拒むような声が上がったが、どのみち二度目では説得力もない。ここまでさせている
のであれば特にこの先も躊躇する必要もないとばかりに、ますます調子に乗った古市は華奢な
両足を思い切り開かせてその間に顔を埋めた。
「ちょっ、やだっ!」
さすがにそこまでされるとは思ってもいなかったのだろう。真っ赤な顔で今日一番の大声を上げ、
ラミアはありったけの力で抵抗を始めた。それを平然と遣り過ごしてドスケベ極まりない顔で笑う
様子はアホらしくも腹黒い。
「痛いのは嫌だろ?ちゃーんと慣らしてやるからさ」
下手をすれば簡単に傷ついてしまうほど柔らかく薄い粘膜で覆われた陰部は、わずかに期待を
しているのか何もしていないうちからわずかに濡れていた。応えるように舌を突き出してくまなく
舐めながら指先で硬くなっているクリトリスをくいっと摘む。
「やああ…」
やはりここが一番の性感帯なのだろう。くるくると軽くいじり回すだけでも気の毒になるほど激しく
身体が反り返り、くねり始める。
「気持ちいい?もっとしてやるよ」
「違うって、やぁあ」
もっと可愛い反応を見たくなって愛液を滲ませている膣口に指を差し入れ、捻じ込むように奥まで
突き立てる。一度しっかりと堪能した内部の感触はこの前よりも柔軟になっていた。ただ異物に
硬直するばかりで何の反応もなかった以前よりは随分ましになっている。
「ここも、もっと良く慣らさないと」
刺激によってとろとろと溢れてきた愛液を舐め取りながら、膣内部を奔放に掻き回す指の動きを
早めていく。その度に髪を振り乱し、空しい抵抗を試み、あえなく空振りをするばかりのラミアの
姿が妙に妖艶に映った。男を知っていくことが少女の内部にどのような変化をもたらしているのか、
言葉で説明されるよりもこうして雄弁に知れる。
その変化を与えたのが他ならぬ自分だと思うだけで、ジーンズの下で露出を待ちわびているモノが
一段と熱くはちきれそうになるのを感じていた。
そろそろかな。
このままもう少し煽ってみたかったが、どうやらさっさと先を急がないとこちらの方が我慢しきれなく
なりそうだった。
「アンタなんか…」
その時、もう耐えられなくなったのか、両手で顔を覆ってラミアは叫ぶように声を絞り上げた。

「ホント可愛いね」
ジーンズのファスナーを開き、もう痛いほどに張り詰めきっている一物を引き摺り出すなり先端だけ
膣口に埋め込んだ。そのまま覆い被さるように抱き締める。
「うっ…」
例の痛みを思い出したのか、はっとしたようにラミアは不安そうな目を向けてきた。
「ちゃんと慣らしたから、多分大丈夫だって」
こんなことをするのは絶対に嫌だと言われたりしないように、今度もなるべくゆっくりと様子を見な
がら膣壁を馴染ませるように挿入していく。
「痛くないだろ」
「痛い、に決まってるじゃない…」
引き攣ったように色を失った表情は同じだったが、膣内の反応はといえば全く違っていた。内部を
開くように奥へと進むごと、女として目覚めかけている膣壁がまるで吸いつくように一物を包み込ん
でいく。
「でもさ、いい感じだよ」
前回よりはスムーズに奥まで到達すると、すかさず動き始めた。深く感じ始めている証拠なのか、
腰を引く度に愛液が溢れているのをはっきりと感じ取れる。じゅぷっと濡れきった淫らな音が漏れる
のだ。その音だけでも気分を煽られる。
「やーらしいね、ラミア」
気分のままにピストンとグラインドの加減を変えながらも、軽口だけは変わらないままだ。
「そ、んなの…アンタもじゃ、ないのっ…」
「だね、案外身体の相性は良かったりして」
「だったら、最悪…だわ」
ラミアの口も相変わらずだ。とはいえコトの最中なこともあって、そんなものはただの睦言でしか
ない。
「ラミア」
膣内部が引き絞るような動きを見せ始めている。早くもここまで変化しているとはさすがに予想すら
つかなかった。お陰でもう達してしまいそうになって、呑気な古市も密かに焦った。
えーと、前みたいに出していいんだっけ?
何もかも勢いだけだった最初の頃とは違う筈が、目覚しく女として変化を遂げているラミアに追い
つけないでいる。

「ふ、るいち…」
同じように、もうイきそうになっているのだろう。切羽詰まった苦しそうなラミアの声が切れ切れに
古市を呼んだ。
「何だよ」
「アンタは、逃げたら…私が殺すからね」
その時、ラミアは真正面から視線を逸らすことなく古市を見ていた。ソファーを掴もうとしきりにさま
よっていた両手は自らを犯す男の腕をしっかりと掴んで。
「うん、承知。そこ間違えたらオレもサイテーだからさ」
「分かれば、いい」
小さな手がそろそろと頬を撫でてきた。
それがあまりにも健気なこともあって、限界を迎えようとしていた一物が一度激しく膣奥を叩いた
瞬間に達してしまった。ヤバい、とまたも中出ししたことに後悔したのだが後の祭りだった。
しかし、問題はそこだけではなかった。
「…ちょっと」
ラミアが怒ったような声になる。
勝手に一人だけイってしまったことが気に入らないのだ。
「バカな奴は嫌いって、言ったわよね?」
「あ、ゴメンゴメンてば」
これはどんなに土下座で謝り倒そうとも、今度は必ず満足させない限り決して許して貰えそうには
なかった。でもヤれるならそれもまたいいかなと思ってしまうのが古市なのかも知れない。

白雪姫は森へ、シンデレラはお城へ。
そして人魚姫は陸へ、ラプンツェルは地上へ。

姫君も庶民も、そして魔界の少女も、女である限りことごとく欲深い。
その欲によって一番欲しいものの為に行動し、命すら賭けることさえあるのだ。
男心を惑わせるほどに美しい長い髪はなくとも、ラミアの中にある幻のラプンツェルの髪に絡め取ら
れる感覚を覚えずにはいられない。
女の中の魔性とはそういうもの。
だからこそ女は、魅力が尽きないのだろう。

「古市、あそこのコンビニで期間限定のスイーツがあったから買って来て」
ラミアは今日も表面上は何ひとつ変わらずにいる。




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