クリスチーネ剛田の為替日記のまとめのページです。ファンダメンタルズを進めるにあたって必要になった事象をまとめていきます。個人用途専用です。

スタンダードアンドプアーズ

2011年08月07日

■S&P、米国債初の格下げ 赤字削減が不十分
最上位から1段階 週明け世界市場に影響も
http://www.nikkei.com/paper/article/g=96959996889D...

米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が5日(現地時間)、米国債の長期格付けを「トリプルA」から初めて1段階引き下げると発表した。欧米の財政問題を背景に、欧州では株価が大幅下落し、米国でも5日の株式相場は乱高下するなど国際的な金融不安が続いていただけに、週明けも市場が一段と混乱する可能性がある。日米欧7カ国(G7)は近く、財務相会議を緊急開催し、対応策を協議する。

格下げと同時に、S&Pは長期的な格付け見通しを「ネガティブ(弱含み)」に指定した。向こう2年間に歳出削減の動きが鈍ったり、金利急上昇などで財政への圧力が高まったりした場合には、格付けを「ダブルA」へともう1段階引き下げるとしている。

米連邦政府の債務は法律が定める上限額(14.2兆ドル)の引き上げを巡り与野党が鋭く対立。期限当日の今月2日に、債務上限を引き上げる一方、財政赤字額を今後10年で2.4兆ドル減らすことで決着した。

ただ、S&Pは7月14日に米国債を「クレジットウオッチ」に指定し、90日以内に格下げする確率が50%以上あると公表。信頼に足る財政再建には今後10年で4兆ドル程度の財政赤字の圧縮が必要だとの考え方も示していた。S&Pは、2.4兆ドルを減らす政府・議会合意では不十分との判断から格下げに踏み切ったもようだ。

さらに同社は、米政府と議会が妥協に至るまでの混乱を念頭に「財政を巡る与野党間の溝を橋渡しする難しさについて認識を変えた」とも強調。格下げの理由として、米政府が安定して政策を遂行する能力が不確かになっていることも挙げた。

米国債を巡っては、米格付け会社、ムーディーズ・インベスターズ・サービスが2日、米国債の格付けを最上位の「Aaa」で維持すると発表した。フィッチ・レーティングスも2日、米国債の格付けを最上位の「トリプルA」に据え置くと発表している。S&Pの格下げ決定で欧米3社の足並みが崩れる形になった。

S&P格付け
AAA:フランス、ドイツ、英国
AA+:米国
AA :スペイン
AA-:日本、中国
A+ :イタリア

2011年07月15日

■S&Pも米国債「格下げ方向」
http://www.nikkei.com/paper/article/g=969599969381...

米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は14日、米国債の格付けを近い将来に引き下げる確率が高まっているとして「クレジットウオッチ」に指定したと発表した。今後90日以内に米国債の格付けを引き下げる確率が50%以上あるとしている。S&Pは変更について、米連邦債務の上限引き上げを巡る与野党の対立が続いているためと説明。膠着状態に陥り、債務問題が早期に決着しないリスクが高まっているとの見方を示した。

 S&Pは米国債の格付けについて、4月18日に中長期的な見通しを「安定的」から「ネガティブ(弱含み)」に変更。格付けを2年以内に引き下げる可能性が3分の1以上あるとしていた。

2011年07月14日


■ムーディーズ、米国債「格下げ方向」 債務協議難航で
http://www.nikkei.com/paper/article/g=969599969381...
米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは13日、米国債の格付けを引き下げ方向で見直すと発表した。米連邦債務の上限引き上げをめぐる与野党の対立が深まり、期限とされる8月2日までに決着しない可能性が高まっているためという。債務上限の問題に関連した格付け見通しの引き下げは、大手格付け会社では2社目となる。


■フィッチ、ギリシャを4段階格下げ
http://www.nikkei.com/paper/article/g=969599969381...
欧米系格付け会社のフィッチ・レーティングスは13日、ギリシャの長期債務格付けを4段階引き下げ「トリプルC」にした。債務不履行(デフォルト)の可能性があると判断する水準。欧州連合(EU)による第2次金融支援が遅れていることや、民間の国債保有者が負担を迫られる可能性が高いことを懸念材料とした。

2011年06月18-19日


■ムーディーズ、イタリア「格下げ方向」
http://www.nikkei.com/paper/article/g=969599969381...

米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは17日、イタリアの長期債務格付けを「Aa2(ダブルAに相当)」から引き下げ方向で見直すと発表した。低い生産性など同国経済の構造的な弱さに加え、欧州中央銀行(ECB)の利上げが景気を圧迫する可能性があるとした。

ムーディーズが同国の格付けを見直すのは、「Aa3」から「Aa2」に格上げした2002年5月以来9年ぶり。ギリシャの債務危機で欧州全体の国債利回りが上昇し、イタリアの資金調達コストが上がるリスクにも言及した。

2011年03月17日


■ムーディーズ、ポルトガルをA3に格下げ
http://www.nikkei.com/paper/article/g=969599969381...

米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは15日、ポルトガルの長期信用格付けを2段階引き下げ「A3(シングルAマイナスに相当)」にした。低い経済成長見通しや、市場からの資金調達が難しい銀行への支援が膨らむことを懸念材料にあげた。先行きの見通しは「ネガティブ(弱含み)」とした。
10年物国債利回りが7.5%超に上昇し資金調達コストが高いことも指摘した。

2011年03月16日


■米ムーディーズ:ポルトガル長期国債を「A1」から「A3」に格下げ
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90900001&...

3月15日(ブルームバーグ):米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスはポルトガル長期国債の格付けを「A1」から「A3」に引き下げた。見通しは「ネガティブ」。

2011年03月11日


■欧州で財政懸念再燃。米ムーディーズ、スペイン格下げ
http://www.nikkei.com/paper/article/g=969599969381...
欧州金融市場で、財政が悪化した南欧諸国などへの懸念が再燃してきた。国債金利の上昇と資金繰り悪化の連鎖や、緊縮財政が景気回復を遅らせるとの見方が台頭した。各国の国債格下げも響いている。
11日のユーロ圏首脳会議の成果を疑問視する声もあり、不透明感がじわりと募っている。

■米ムーディーズ、ギリシャ国債3段階格下げ
http://www.nikkei.com/paper/article/g=96959996889D...

米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは7日、ギリシャの信用格付けを3段階引き下げ「シングルBプラス」にすると発表した。欧州連合(EU)などの支援下で財政赤字の圧縮を進めているものの、債務不履行(デフォルト)リスクがなお高いと指摘した。格付けの見通しも「ネガティブ(弱含み)」としている。

厳しい財政緊縮策の実現性や、税金の徴収機能が弱いことを懸念材料にあげた。EUが恒久的な救済の枠組みを設ける2013年以降に、債権者が保護されるかどうか不透明なことも指摘した。

格下げを受け10年物国債利回りはやや上昇(価格は下落)したが、その後は買い戻しも入り前週末比ほぼ横ばいの12%前半で推移している。


2011年03月07日


■ムーディーズがギリシャを格下げ(ロイター)
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK0...

ムーディーズはギリシャを「BA1」から「B1」に格下げした。見通しはネガティブ。

2011年02月25日


■日本国債「税制改革できなければ格下げ」 ムーディーズ、政府の対策注視
http://www.nikkei.com/paper/article/g=969599969381...

米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは24日、日本国債に関するリポートを発表し「短期的に政府が財政赤字の削減につながるような包括的な税制改革を実行できない場合」は格下げを検討すると表明した。政府が取りまとめを予定している社会保障と税制の改革案や実行中の経済活性化プログラム(成長戦略)を注視する考えも示した。

同社は22日に現在「Aa2」(ダブルAに相当)の格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に変更した。リポートは「改革の実行に成功したとしても、債務の増大が続く可能性があるため、格付けに上方圧力が生じない」と説明。「首相の頻繁な交代は格付け上、ネガティブな要因」とも記した。

菅直人政権のもとで税と社会保障の一体改革議論が進む一方、国会の混迷や民主党内の混乱で政権の先行きに黄信号がともっている。政治と政策が迷走すれば日本の格付けの下押し要因となることをリポートは改めて示した形だ。

日本は家計の手厚い金融資産があり欧米諸国より低い金利で国債を発行できている。リポートは「突如として政府の優位性が失われる可能性もある」と警告。公的債務が金融資産を上回る場合と経常収支が赤字に転換する場合を長期金利上昇への「転換点」と位置付けた。

2011年02月23日


■ムーディーズ、政治に懸念 国債格下げも
一体改革の行方危ぶむ
http://www.nikkei.com/paper/article/g=96959996889D...

米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは22日、日本国債の格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に変更した。菅政権が進める社会保障と税の一体改革の行方を危ぶんでいるためだ。同社で日本国債の格付けを担当するトーマス・バーン氏は記者会見で「政治的な理由で一体改革の法案が先送りになると判断した場合は、格下げする可能性もある」と述べた。

■Q&A国債格下げと長期金利 国内のカネ余り、低金利を支える
http://www.nikkei.com/paper/article/g=969599969381...


■S&Pが格下げ
http://www.nikkei.com/paper/article/g=96959996889D...

米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は22日、リビアの信用格付けを1段階引き下げ「トリプルBプラス」にすると発表した。暴動による混乱が続き、経済が不安定になるリスクが高まったため。さらに格下げ方向での見直しを検討する。

12月24日

  • ポルトガル1段階格下げ
    • 英系格付け会社のフィッチ・レーティングスは23日、ポルトガルの長期信用格付けを1段階引き下げ「シングルAプラス」にすると発表した。
    • 財政赤字削減の遅れや資金調達環境の悪化が理由。見通しは「ネガティブ(弱含み)」とした。
  • ハンガリーの長期格付けを「BBBマイナス」に引き下げ、見通しは「ネガティブ」=フィッチ(ロイター)
    • 格付け会社フィッチ・レーティングスは23日、ハンガリーの長期外貨建て格付けを「BBB」から「BBBマイナス」に引き下げた。格付け見通しは「ネガティブ」。
    • フィッチは声明で「年金制度改革の逆戻り、首尾一貫した中期的な財政政策の欠落により、国家財政の長期的持続性に対する信頼が損なわれている」と警告。
    • 「国家財政を持続可能な軌道に乗せるための信頼ある中期的な緊縮財政措置の導入の失敗は、格下げにつながる可能性がある」とした。
    • ハンガリー政府は2013年の経済成長率は5%となるとの見通しを示しているが、フィッチはこれについて「楽観的」との見方を示した。
    • ただ、経済成長率が堅調に伸び、財政を有意に緊縮化させることに成功すれば、ハンガリーの格付けにポジティブな要因となるとの立場も示した。
    • フィッチによる格下げを受け、ハンガリーフォリントEURHUF=が対ユーロで下落。23日1210GMT(日本時間同日午後9時10分)現在、0.7%安の277.60フォリントで取引されている。

12月18日

  • アイルランド5段階格下げ 米ムーディーズ、投資適格は維持
    • 米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは17日、アイルランド国債の格付けを「Aa2」(ダブルAに相当)から5段階下げ、「Baa1」(トリプルBプラスに相当)に引き下げた。銀行再建に伴う財政負担や景気先行き不透明感が理由で、見通しも「ネガティブ(弱含み)」としているが、投資適格水準は維持している。
    • 11月22日に数段階引き下げる可能性が高いとの見通しを示しており、格下げを受けた債券市場での影響は限定的。アイルランド国債10年物利回は小幅上昇し、8%台半ばで推移している。
    • 9日には英フィッチ・レーティングスが「トリプルBプラス」へ3段階引き下げた。ムーディーズはギリシャの格付けも支援決定後の6月に4段階引き下げており、市場には後追い的な格下げに批判の声が出ている。

12月17日

  • スタンダード・アンド・プアーズ 中国の国債1段階格上げ
    • 中国の長期国債の格付けを「シングルAプラス」から「ダブルAマイナス」に1段階引き上げた。長期的な格付け見通しは「安定的」とした。日本は1段階上の「ダブルA」。S&Pは「中国のマクロ経済と金融の安定度合いが向上した」と判断した。
  • アイルランド格付けを5段階引き下げ「Baa1」に=ムーディーズ(ロイター)
    • 格付け機関のムーディーズ・インベスターズ・サービスは17日、アイルランドの格付けを「Aa2」から5段階引き下げ、「Baa1」とした。見通しは「ネガティブ」。
    • ムーディーズは、アイルランドが予期しうる将来に債務指標を改善させることができなければ、さらなる格下げの可能性があると警告した。
    • フィッチも先週、アイルランドの格付けを3段階引き下げ、「BBB+」としている。
    • ムーディーズは格下げの理由として、銀行関連の偶発債務が具体化したことで経済見通しに関する不透明感が高まったと指摘、政府の財務力が低下したことが大きな原因だと説明した。

12月16日

  • 米ムーディーズ、スペイン格下げ検討
    • 米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは15日、スペインの格付けを引き下げる方向で見直すと発表した。多額の借り換えを控えていることや、銀行への資金注入で財政が悪化しかねない点を指摘。
    • スペインの格付けは現在、ダブルAプラス格の「Aa1」。欧州の他の財政赤字国に比べれば高く、ムーディーズは「金融支援が必要とは見込んでいない」としている。

12月15日

  • ベルギー国債 S&Pが格下げ方向で見直し
    • 米格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズは14日、ベルギー国債を6カ月以内に格下げ方向で見直すと発表した。歳出削減の進展に懸念を表明した。現在、同国国債の長期格付けは「ダブルAプラス」。

12月14日

  • ムーディーズ、米格付け見通し引き下げの可能性
    • 米格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスはリポートで、オバマ米大統領が大型減税(ブッシュ減税)延長で共和党指導部と合意したのを受け、減税延長が今後2年間に米国の「トリプルA」の格付け見通し悪化につながる可能性を指摘した。

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