緑膿菌感染症
緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)
グラム陰性桿菌
緑膿菌は基本的に湿潤の環境ならどこにでも存在すると考える.
治療は緑膿菌が悪さをしていないときには必要無い.
例えば,喀痰から緑膿菌が出ても肺炎などの原因でないなら治療の必要性は低い.
治療は
内服;LVFX(クラビット),CPFX(シプロキサン)
注射:CAZ(モダシン),SBT/CPZ(スルペラゾン),PIPC(ペントシリン),IPM/CS(メロペン)
重症例には
GM(ゲンタマイシン)またはTOB(トブラシン)を併用(混注不可)する
MEPM(メロペン)は最後の最後まで使用しない.
効果が途中でイマイチになったら耐性化したかもしれないので,PIPC(ペントシリン)に変更するという方法もある.
尿路感染症では,通常単剤が有効
第3世代セフェムのCTX(セフォタックス),CTRX(ロセフィン)は抗緑膿菌作用がないので使用しない.
出典:感染症レジデントマニュアル,サンフォード感染症治療ガイド2006
グラム陰性桿菌
緑膿菌は基本的に湿潤の環境ならどこにでも存在すると考える.
治療は緑膿菌が悪さをしていないときには必要無い.
例えば,喀痰から緑膿菌が出ても肺炎などの原因でないなら治療の必要性は低い.
治療は
内服;LVFX(クラビット),CPFX(シプロキサン)
注射:CAZ(モダシン),SBT/CPZ(スルペラゾン),PIPC(ペントシリン),IPM/CS(メロペン)
重症例には
GM(ゲンタマイシン)またはTOB(トブラシン)を併用(混注不可)する
MEPM(メロペン)は最後の最後まで使用しない.
効果が途中でイマイチになったら耐性化したかもしれないので,PIPC(ペントシリン)に変更するという方法もある.
尿路感染症では,通常単剤が有効
第3世代セフェムのCTX(セフォタックス),CTRX(ロセフィン)は抗緑膿菌作用がないので使用しない.
出典:感染症レジデントマニュアル,サンフォード感染症治療ガイド2006
2006年09月08日(金) 12:30:29 Modified by digitaku2