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人物 将軍 軍人 傭兵

独裁者パトゥーサの時代から、第二次建国戦争までを戦い抜いた歴戦の将軍。
有力貴族であるボストール家の三男坊として生まれ、軍人として生涯を遂げた。
独裁者パトゥーサ時代から第二次建国戦争までの歴史を語る上で外せない重要人物の一人である。

パトゥーサ時代

央機卿一門の配下の軍人としてパトゥーサに抵抗するも各地で敗戦。
最後には経験を買われ、反パトゥーサ派の軍を率いる将軍として抜擢されるものの敗戦。
処刑もしくは流刑を覚悟した彼であったが、同門であり、パトゥーサの側近を務めていた従兄弟のとりなしもあって、反逆の罪を問われなかったばかりか、幕下の将軍に取り立てられる。
パトゥーサに従い草原地方?への草の民征伐戦争に参加。
囮部隊や伏兵部隊の指揮を担当して戦果を挙げる。
しかし、あまりに草原地方へ軍が入りすぎていることに気づいてこれを指摘したものの、すでに戦勝気分のパトゥーサをはじめとする軍首脳部にこの意見は通らず、結局彼は敗軍の将として戦争の結末を見ることになる。

パトゥーサ時代以降

パトゥーサの影響を薄めようとした央機卿一門に対するクーデターに参加。
彼の檄に従う形で若手の士官達も蜂起に参加した。
決起成功後には高齢だったために、暫定政府で将軍職ではなく軍事顧問職に就く。
既に引退を間近にしていた彼であるが、「北方帝国の生んだ麒麟児」として将来を嘱望されていたレヴ・ドゥーロン将軍の補佐兼軍師役の副将軍としてクゥーゲル平原の戦いに参戦する。
しかし、この戦いで「魔術師師団」の戦力を見誤り、レヴ・ドゥーロン将軍を戦死させてしまう。
その後、戦死した将軍の跡を継ぐ形で臨時将軍として「ウェルスの城塞守備戦?」に参戦するがこれも敗北。
二つの戦いの敗北が北方帝国滅亡の原因を作ってしまう。

ボストール団蜂起

北方帝国瓦解後は実家であるボストール家に戻り、ボストール家が各地の紛争・領土防衛に貸し出していた傭兵部隊の隊長として各地を転戦する。
しかし、偽帝ユハ・ダリンが反乱を起こし、各地で武装勢力による蜂起が起きるとこれに賛同して率いていたボストール団を勝手に蜂起させてリクシャマー帝国駐留軍に叛旗を翻す。
各地に潜伏していた軍人時代の部下や、有力商人達の助力もあり、ボストール団灼雲旅団と並ぶ巨大勢力へと躍り出る。

晩年

しかし、高齢にかかわらずの長征や、連日の戦闘は体にこたえたらしく、暫定政府の立ち上げの為にフォリカへ向かう行軍の最中に倒れついに帰らぬ人となった。
遺言により、ボストール団の指揮権はガスパール・デュガンに引き継がれ、吸収合併という形でボストール団は消滅した。
後年には「救国の英雄」の一人として祀り上げられるまでになっているが、その墓がどこにあるのかは未だに不明である。

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