ゆらぎの神話百科事典

　コンクリート・ナンバー・モチーフは名数などの概念を具体物の創造の起点にすること、あるいはされたもののことをさす。

　たとえば、北蛇十一星と南双三角星を起点に十七弟星は生まれ、そのため、彼ら十七弟星はそれぞれ自身のモチーフとなった星に関係する何らかの異能が使える。
　また、タロットが自身をモチーフにした能力を適当な人々に発現させ、互いに争わせた記録がある。
　彩石をモチーフにしてフォービットの魔獣が作られ、天層をモチーフにして天層獣は作られたという話もある。

　このように、何らかの上位概念で一つにまとめることが可能な、異なる複数の下位概念たちを意図のあるなしにかかわらず、それぞれをモチーフのようにしている現象がその下位概念の数だけ起きることをコンクリート・ナンバー・モチーフと言う