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《封焔機神》を設計・運用する中で得られた膨大なデータの集積によって、実現可能として着手された《合体運用機》。
４機分の《エーテル炉》同調による強力な火器運用が可能。
しかし、本機本来のコンセプトは、複数の《龍神》を１つの機体に召喚することにあった。
だが、複数召喚時の《龍神同調》が極端に難しいため、実現は今後の課題となっている。

《封焔機神》は、充分な準備期間を持たずに実戦投入されたこともあれ、実用に向かない装備なども見られました。
その一つが《コンバインド・チェイン》です。
これは魔力で機体を変形させ、数機分のエーテル炉を同調稼働させる装備でしたが、《星界機》のような、機械的変形に比べ、魔力所望、変形時間に劣るため、実戦での合体が成功しなかったのです。
このため、ウチュー司令は当初より機械的機巧による合体・変形を前提とした、４機の機体で一つの超大型《封焔機神》を生み出す《合神機》クラック・デ・シュヴァリエを開発したのです。

《合体機》の胴体と顔になる人型機。分離・合体ともに運用の中核となる。
《星界機》以降に採用された収縮型フレームを採用した次世代規格機。
《吶喊機》類似の機体特性を有する。

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《合神機》の胴体を構成する、運用面の中核となる機体です。
サイズ面では一般の《封焔機神》とほぼ同等になっています。
単体性能としては、攻撃力がやや高く、防御力は低め、機動性能は平均より上という性能を持ちます。
搭載容量の関係から、他の《封焔機神》のような特殊装備は持ちません。

変形手順は、(１)「腰が縮まる」、(２)「肩が手前に折れ、手が後ろに畳まれる」、(３)「腰が曲がり、その後股関節から太ももが後ろに畳まれ、背中に回る」、(４)「(３)と同時に腰パーツがせり上がる」です。

《合神機》の両腕と頭部・胸部・背中の増加装甲となる制空戦闘機。運動性能・高速性能に優れた機体である。
機関部は背中と両肩に配置されている。コクピットは機首の付け根(頭部)にある

設定
変形後は《合神機》の両腕と頭・胸・背中の増加装甲となる、制空戦闘機です。
本機の本体構造は横から見て三層構造になっています。
戦闘機状態での機体の上面は変形後に背中となる部分で、下面は胸の増加装甲です。
この間に頭部の増加装甲(変形前の機首)となる部分がサンドイッチされています。
主翼部分も、この本体に接続されており、基部が回転して背中に付きます。
両腕は本体を挟むブースター部分です。ブースター部分は変形時に真ん中で割れ、収納されていた肘が延びます。
そしてバーニア部分から手首が出てきます(手のひらに小型噴射口があり、武器にもなります)。

固定装備として、機種先端にエーテル砲、両肩に小型ミサイルポッドが付いています。
背中にウエポンベイがあり、大型シールドなどを装備することもできます。

《合神機》の腰部・脚部を構成する《浮遊戦車》。エンジン部分は両脚脛部にあり、４機中最も高い出力を持つ。
ラファール＋ギャルドの合体後に匹敵する防御力を要求された為、重装甲を有する。コクピットは腰部。
キャタピラ走行が可能であり、長期行動能力を重視している。
飛行能力も有する。

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変形後は《合神機》の腰部と両脚となる部分です。
変形前に前に突き出た部分が両脚となります。
変形前では太ももはふくらはぎに収納されています。
機種部分が折れて足首となります。
本体部分は真ん中から前後に折れ、中から腰部が出てきます。
変形前の機体上面は、折れた後で前面装甲と後面装甲となります。側面にあるミサイルポット兼バーニアは、変形時には回転して、前後逆にセットされます。
固定装備として、変形後に両膝ガード兼《エーテルソード》となる《エーテル砲》があります。
本機は、長期作戦行動が可能な《浮遊戦車》ですが、出力荷重比に優れるため、飛行も可能です。

《合神機》専用の超大型粒子砲《エクサ・バスター・ロッド》に変形する戦闘攻撃機。
ウェポンベイが内蔵されており、大剣《スターロードブレード》を吊下することができる。

設定
変形後に４機分の《エーテル炉》を集中した最強火器・【エクサ・バスター・ロッド】となる戦闘攻撃機です。
その変形は主翼が収納され、保持グリップが出るというシンプルなものです。
固定装備は《大型エーテル砲》と主翼の《小型エーテル砲》２門です。