端午の節句 //ヒルシャー、ジョゼ、トリエラ、クラエス、リコ、エッタ
        // ID:JG2EKXMi0 //Humor,// 季節ネタ //2010/05/05 (転載2010/05/14)


端午の節句


トリエラ「アズキビーンズのジャム、できたよ」
クラエス「そのライスパウダーでできた厚手のラザニアで包んでちょうだい。
     そしたらこのカシワリーフでくるんで…」
リコ  「ヘンリエッタ、見て! この魚の口ってすごくおおきいよ。ほら、両足がすっぽり入っちゃう」
エッタ 「わあ、人魚みたい。わたしもやらせてっ」


ヒルシャ「皆、今日は何をやっているんだ?」
ジョゼ 「やあ、ヒルシャー。今日は『端午の節句』といって、男の子の成長を祝う
     ジャッポーネの子供のフェスタだよ。そうだ、君も参加してくれないか?」
ヒルシャ「男の子の成長祝いをどうして女の子にさせる必要が……は?僕もですか?」
ジョゼ 「まずこのヨロイアーマーとカブトヘルムを身に着けて、カタナサーベルを
     オビベルトにはさむだろ」
ヒルシャ「サムライ装束ですか。なるほど、男の子のフェスタらしいですね」
ジョゼ 「それでゴザマットを巻きつけてアラナワロープで固定して……」
ヒルシャ「何ですかこれは!?」
ジョゼ 「これは『スマキ』と言う風習で、こうやって拘束した上で川や海に投げ込むんだそうだ。
     そして見事滝を遡った暁にはドラゴンに変身するという言い伝えに基づいてだね……」
ヒルシャ「死んでしまうでしょうが!!!」
ジョゼ 「いやいや、何と言ってもニンジャの国だからね。きっとプリンセス・テンコーのように
     華麗に脱出して、フジヤマのトビウオのように素早く泳ぐんだよ」
ヒルシャ「ドイツにニンジャはいませんし、僕はテンコーじゃありません!早くほどいて下さい!!」
ジョゼ 「せっかく義体達が異文化に触れるチャンスなのに……」
ヒルシャ「だったらジョゼさんが『スマキ』になればいいでしょう!」
ジョゼ 「嫌だよ、死んでしまうじゃないか」
ヒルシャ「……… -"-♯」







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