最終更新: gunsringergirl_ss2 2009年11月22日(日) 14:49:35履歴
日記 トリエラ,
//Cont,Snippet/,Suspense,Death,Dark/7359Byte / Text// 2004-06-19
日記
日記 1ページ目私の名はトリエラ、いや、今はトリエラと呼ばれている。
この記憶も書き換え何度目かもすら分からない。
私が私である為に、この日記を密かに綴っていこうと思う。
エッタやリコたちは何も疑問に思わないようだが、公社の外の世界は、自分の本来の場所である気がする。
思い返すと外の世界の記憶は驚くほど少ない。この少ない記憶を補完すべく、クラエスからラジオを借りてきた。
外の世界・・・
いくらかの知識を得ると、作戦としての外出も、随分違ったものになると思う・・・
あ・・・ヒルシャーが来た・・・バタン・・・ゴソゴソ
日記 2ページ目
今日、ひょんなことから、大使館に連れてこられた。
なんでも、追っていたテロリストが 既に海外に出たとか何とか・・・手が出ないようで 相当悔しそうだ。
大使館・・・海外との窓口・・・ここを超えると、公社も そう簡単に手出しできない・・のか。
「イタリアのどこに逃げても無駄」と、クラエスが言ってたが、ラバロさんのことを踏まえて教えてくれたのだろう。
まず、亡命先を考えなくては・・・・
日記 3ページ目
亡命先に必要なファクターは2つ。
1最先端の医療設備が受けられるところ
2公社の手の届かないこと。
候補に挙がるのがドイツ、日本、アメリカ、ロシアだ。
しかし、地理的、対外関係、国力から総合すると、アメリカしかないだろう。
アメリカは世界の最先端医療を誇り、外交圧力も徹底しており、なにより、義体技術を欲しているに違いない。
必ずや、受け入れてくれ、イタリア政府も手出しできないはず・・
ここに、大使館宛に亡命を要請した封書がある・・・
コレを出してしまうと、もう後には戻れない・・・・ヒルシャーさん・・・私は間違っているでしょうか・・・・
えい!どうせここにいても数年で朽ちるか、射殺される運命だ!
日記 4ページ目
ついに来た!
アメリカ大使館から返事が来たのだ!
取り乱して、何を書いたらいいか分からないけど、そのまま転記する。
「トリエラ殿
わが国は国家の繁栄に繋がる優秀な亡命者を日々受け入れており、貴殿においては、
義体医療・再生医療にの研究に不可欠と判断し、亡命を謹んで承諾するものとする。
人権と生活権、米国市民権、選挙権を譲渡し、雇用と契約をもって迎え入れる準備は出来ている。
国家に忠誠を尽くしていただきい。
、
1 何人の補助無く、速やかに合衆国大使館へ入館のこと。
2 万一の漏洩時は、一切の取り決めを廃し、当方の与り知らぬ事とする。
3 本国へ亡命後は速やかに研究施設で9ヶ月の精密検査を義務付ける
規約
週一の通院、月一の検査を義務付け、メンテナンスと検査を受ける
国立ロスアラモス研究所・義体開発課課員として雇用予定
住居をネバダ州に設け、越州には許可を有する。
驚いた・・・既に義体開発セクションが立ち上がっている・・・しかも実験体ではなく、研究体扱い・・・
ロスアラモスでやってるということは、極秘か・・・軍時転用?自由国家とはいっても、したたかな計算はされているようだ。
日記 5ページ目
亡命準備は 着々と整っている。
レンジで ちょろまかした 9パラが79発、グロック3丁・・・出来れば使いたくないが。
まさか公社も、ダムダム弾で打ち返されるとは思わないだろう。
防弾ベストも申請が通り、昨日届いた。
、
丁度いいタイミングで、明日、大掛かりな捕り物が、大使館近くで計画されている。
いよいよ、明日決行だ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あと1ページ残っているが、この日記は、このまま置いていくことにする。
公社が解体された時、この「アンネの日記」を見つけて、最後の1ページを埋めてくれれば本望だ。
さようなら、昨日までのイタリアの私。
さようなら、洗脳と旋律の日々。
私は明日、人生の旅に出ます。
日記 最後のページ
本棚の隅から この日記が出てきたので、ヒルシャーさんに見せたら、とっても険しい顔をしたの・・・・なぜかしら?
ついでだから、最後のページを埋めるね、うふふ・・・
わたし、アウローラ、先日までずっと訓練だったけど、急に召集されて初手柄!大好きなヒルシャーさんに褒められちゃった!てへっ
なんか、空港での暗殺なんだけど、金髪ツインテールのお姉さんがターゲットで、絶対に絶対に失敗しちゃダメなんだって。
9発も当てたのにまだ動くから、残り全弾を顔に撃って、ナイフで貫きました。いたそー
さて、大体部屋も片付いたわ、今日からここが私の部屋、
素敵な生活が始まりそうな予感・・・
//Cont,Snippet/,Suspense,Death,Dark/7359Byte / Text// 2004-06-19
日記
日記 1ページ目私の名はトリエラ、いや、今はトリエラと呼ばれている。
この記憶も書き換え何度目かもすら分からない。
私が私である為に、この日記を密かに綴っていこうと思う。
エッタやリコたちは何も疑問に思わないようだが、公社の外の世界は、自分の本来の場所である気がする。
思い返すと外の世界の記憶は驚くほど少ない。この少ない記憶を補完すべく、クラエスからラジオを借りてきた。
外の世界・・・
いくらかの知識を得ると、作戦としての外出も、随分違ったものになると思う・・・
あ・・・ヒルシャーが来た・・・バタン・・・ゴソゴソ
日記 2ページ目
今日、ひょんなことから、大使館に連れてこられた。
なんでも、追っていたテロリストが 既に海外に出たとか何とか・・・手が出ないようで 相当悔しそうだ。
大使館・・・海外との窓口・・・ここを超えると、公社も そう簡単に手出しできない・・のか。
「イタリアのどこに逃げても無駄」と、クラエスが言ってたが、ラバロさんのことを踏まえて教えてくれたのだろう。
まず、亡命先を考えなくては・・・・
日記 3ページ目
亡命先に必要なファクターは2つ。
1最先端の医療設備が受けられるところ
2公社の手の届かないこと。
候補に挙がるのがドイツ、日本、アメリカ、ロシアだ。
しかし、地理的、対外関係、国力から総合すると、アメリカしかないだろう。
アメリカは世界の最先端医療を誇り、外交圧力も徹底しており、なにより、義体技術を欲しているに違いない。
必ずや、受け入れてくれ、イタリア政府も手出しできないはず・・
ここに、大使館宛に亡命を要請した封書がある・・・
コレを出してしまうと、もう後には戻れない・・・・ヒルシャーさん・・・私は間違っているでしょうか・・・・
えい!どうせここにいても数年で朽ちるか、射殺される運命だ!
日記 4ページ目
ついに来た!
アメリカ大使館から返事が来たのだ!
取り乱して、何を書いたらいいか分からないけど、そのまま転記する。
「トリエラ殿
わが国は国家の繁栄に繋がる優秀な亡命者を日々受け入れており、貴殿においては、
義体医療・再生医療にの研究に不可欠と判断し、亡命を謹んで承諾するものとする。
人権と生活権、米国市民権、選挙権を譲渡し、雇用と契約をもって迎え入れる準備は出来ている。
国家に忠誠を尽くしていただきい。
、
1 何人の補助無く、速やかに合衆国大使館へ入館のこと。
2 万一の漏洩時は、一切の取り決めを廃し、当方の与り知らぬ事とする。
3 本国へ亡命後は速やかに研究施設で9ヶ月の精密検査を義務付ける
規約
週一の通院、月一の検査を義務付け、メンテナンスと検査を受ける
国立ロスアラモス研究所・義体開発課課員として雇用予定
住居をネバダ州に設け、越州には許可を有する。
驚いた・・・既に義体開発セクションが立ち上がっている・・・しかも実験体ではなく、研究体扱い・・・
ロスアラモスでやってるということは、極秘か・・・軍時転用?自由国家とはいっても、したたかな計算はされているようだ。
日記 5ページ目
亡命準備は 着々と整っている。
レンジで ちょろまかした 9パラが79発、グロック3丁・・・出来れば使いたくないが。
まさか公社も、ダムダム弾で打ち返されるとは思わないだろう。
防弾ベストも申請が通り、昨日届いた。
、
丁度いいタイミングで、明日、大掛かりな捕り物が、大使館近くで計画されている。
いよいよ、明日決行だ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あと1ページ残っているが、この日記は、このまま置いていくことにする。
公社が解体された時、この「アンネの日記」を見つけて、最後の1ページを埋めてくれれば本望だ。
さようなら、昨日までのイタリアの私。
さようなら、洗脳と旋律の日々。
私は明日、人生の旅に出ます。
日記 最後のページ
本棚の隅から この日記が出てきたので、ヒルシャーさんに見せたら、とっても険しい顔をしたの・・・・なぜかしら?
ついでだから、最後のページを埋めるね、うふふ・・・
わたし、アウローラ、先日までずっと訓練だったけど、急に召集されて初手柄!大好きなヒルシャーさんに褒められちゃった!てへっ
なんか、空港での暗殺なんだけど、金髪ツインテールのお姉さんがターゲットで、絶対に絶対に失敗しちゃダメなんだって。
9発も当てたのにまだ動くから、残り全弾を顔に撃って、ナイフで貫きました。いたそー
さて、大体部屋も片付いたわ、今日からここが私の部屋、
素敵な生活が始まりそうな予感・・・
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