無題(公社の平和な時間・3) // リコ,ジャン
 // //公社の平和な時間//,Snippet/,Humor/ 4870Byte / Text// 2004-03-01


無題(公社の平和な時間・3)


ジョゼ「大丈夫だ、兄さん。いつかのように、リコにメイド服を着せればいいんだよ。」

ジョゼの意見を採用。リコにメイド服を着せ、旨いフランス料理が潜伏しているとされる、レストランへ突入する。

ジャン「行くぞ」

リコ「はい」

ウェイトレス「いらっしゃ……いませ」

(ザワザワ……メイドだ……メイド服だ……(*´Д`)ハァハァ)

ジャン「すみません。食事させていただけますか?」(←営業スマイル)

ウェイトレス「は、はい……ほ、本日はオマールエビのソテーなどがお薦めですが」

ジャン「お詳しいですね。もし良ければ、席まで案内してもらえませんか?」

ウェイトレス「たっ、ただいま……こちらへどうぞ」

リコ「エビとか蟹とか見ていると、なんだか体がぞわぞわっとしちゃうんですよね」

ウェイトレス「え、ええ、当店では地中海で取れた新鮮な海産物の料理が自慢でして、そもそも――」

リコ『このウェイトレスさんはとても良く喋る。――ウェイトレスさんとは皆こうなのだろうか。

   なにを注文すればいいのか……困る』

ウェイトレス「ご注文はおきまりですか?」

リコ「えぇと……えぇと……」

ジャン「一人じゃなにも決めれんやつだ。……敵はオマール海老だ。返り討ちにしてやれ」

リコ「分かりました」

ウェイトレス「お待たせいたしました」(←慣れた)

リコ「――ジャンさん、四皿目。南東のスペースにミルフィーユがおかれました」

ジャン「デザートはそれだな……食えるか?」

リコ「お腹一杯で、無理です」

ジャン「義体棟でヘンリエッタと挟撃させよう。よし、撤収する」

リコ「分かりました」

ウェイトレス「ありがとうございましたー」(変な客だった……)



リコ「朝目が覚めるたびに、ジャンさんが気にしていることがある。

   それは自分がショタ萌えと呼ばれていないかどうかと言うこと。

   良かった。呼ばれていない。新しい呼び名も付いた。素晴らしいことだ。

   メイド萌えのジャン。ジャンさんは、この呼び名を凄く気に入っている」 

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