最終更新:ID:hchQ/l+7Cg 2012年02月18日(土) 23:47:50履歴
日本のウェブサイトでも紹介している方がいますが、私もいろいろ調べたのでメモの意味も含めて書いておきます。
Dynamic Element Matchingの略です。
かのバーブラウンPCM1704などのマルチビットDACはR2Rを超きっちりつくって性能を出そうというDACです。
(例えばPCM1704とかはレーザートリミングとかしてるそうです。TIの「限界性能への挑戦と音質へのこだわり」おもしろい)
(そんなわけでマルチビットDACは高いしランク選別がある。そんで多値ΔΣが安くてうまいから廃れた)
対してPhilipsの(Signeticsか)DACであるTDA1540やTDA1541のDEM DACは
ひとつの電流源から、divider circuitで電流を1:1:1:1にわけて
そのうち二つを束ねて最上位bitとし、”1”を次のbit、”1”を次のdividerにながし、
次のdividerでも同様に4分割して・・・・で上位bitを構成していました。
この1:1:2の組み合わせを周期的にスイッチでかえてやれば、
ひとつひとつのエレメントに誤差があっても、観測している間の誤差はそれぞれの誤差の平均値になるためごまかせるという方法を用いたDACです。
(式を書くのが面倒だと思ったら余計面倒になりました)
これによりエレメントごとの誤差は前者のDACほど必要なくなります。
ただしスイッチを切り替えた際の変化を平滑するために外付けのCが必要になりました。
そのためdiyerは音に効くということでDEMのカップリングCに1個数百円のCを使ったりするんですね。
TIのなにかの記事にPCM1794なんかのDEMについて触れてる項で、切り替えの順番とか周波数も性能に効くって書いてあったようなきがします。
どのpdfかは忘れてしまいました
かのバーブラウンPCM1704などのマルチビットDACはR2Rを超きっちりつくって性能を出そうというDACです。
(例えばPCM1704とかはレーザートリミングとかしてるそうです。TIの「限界性能への挑戦と音質へのこだわり」おもしろい)
(そんなわけでマルチビットDACは高いしランク選別がある。そんで多値ΔΣが安くてうまいから廃れた)
対してPhilipsの(Signeticsか)DACであるTDA1540やTDA1541のDEM DACは
ひとつの電流源から、divider circuitで電流を1:1:1:1にわけて
そのうち二つを束ねて最上位bitとし、”1”を次のbit、”1”を次のdividerにながし、
次のdividerでも同様に4分割して・・・・で上位bitを構成していました。
この1:1:2の組み合わせを周期的にスイッチでかえてやれば、
ひとつひとつのエレメントに誤差があっても、観測している間の誤差はそれぞれの誤差の平均値になるためごまかせるという方法を用いたDACです。
(式を書くのが面倒だと思ったら余計面倒になりました)
これによりエレメントごとの誤差は前者のDACほど必要なくなります。
ただしスイッチを切り替えた際の変化を平滑するために外付けのCが必要になりました。
そのためdiyerは音に効くということでDEMのカップリングCに1個数百円のCを使ったりするんですね。
TIのなにかの記事にPCM1794なんかのDEMについて触れてる項で、切り替えの順番とか周波数も性能に効くって書いてあったようなきがします。
どのpdfかは忘れてしまいました
スイッチを切り替えるクロックの発振器はTDA1541(A)に内臓されていますが、なんとかしてスイッチを切り替えるクロックを上げてやれば性能が上がるんじゃないかというアマチュア眉唾テクニックです。
具体的にはTDA1541Aの16,17pinは通常Cをつけることになっていますが、ここにムリヤリbckを8分周くらいしたクロックとかをつっこみます。
接続にもいろいろ手法があるようですが下記が最近提案された方法のようです
具体的にはTDA1541Aの16,17pinは通常Cをつけることになっていますが、ここにムリヤリbckを8分周くらいしたクロックとかをつっこみます。
接続にもいろいろ手法があるようですが下記が最近提案された方法のようです
http://www.diyaudio.com/forums/showthread.php?s=&t...
Building the ultimate NOS DAC using TDA1541Aのスレッドより。
このスレッドはオランダのガレージメーカーhttp://www.ecdesigns.nl/の主であるecdesign氏が
自社で販売されているDACキットに使っているTweakをバンバン書き込んでいるスレッドです(?)
ecdesign氏はエライなあ
これを接続しないとオシレータは静電容量のために7MHzあたりでspurious oscillationsし正常に動作しないおそれがあります。
o<|はインバータ hc04とか
原文ではnorゲートをつかってます
この新たな方法により従来352.8kHzよりも高い周波数:2.8224 MHzでもDEMは正常に動作させることができるようになりました。
Building the ultimate NOS DAC using TDA1541Aのスレッドより。
このスレッドはオランダのガレージメーカーhttp://www.ecdesigns.nl/の主であるecdesign氏が
自社で販売されているDACキットに使っているTweakをバンバン書き込んでいるスレッドです(?)
ecdesign氏はエライなあ
17pin--R10k------ | | R2.2k | 16pin(-10k--o<|-->>dem clock || |R2.2k || 15pin------->>-15V16pin、17pinを-15Vに2.2kを介して接続するのは内部のオシレータを機能させなくするためで、
これを接続しないとオシレータは静電容量のために7MHzあたりでspurious oscillationsし正常に動作しないおそれがあります。
o<|はインバータ hc04とか
原文ではnorゲートをつかってます
この新たな方法により従来352.8kHzよりも高い周波数:2.8224 MHzでもDEMは正常に動作させることができるようになりました。
I2S attenuator
TDA1541Aへの入力を閾値ぎりぎりにすることでデジタル信号由来のノイズを減らそうという試み。
active dividerのデカップリングCの容量変更
TDA1540ではデータシートのアプリケーションでもそうなっているが、これらのデカップリングCは前述のとおりactive dividerの出力を平滑する目的だが、出力の電流値と周波数によってフィルタの容量が変わるのは明らかです。
あんまりいろいろ転載するのはよろしくない気がするので上であげたURLをみてね。
個人的な意見だが、ecdesign氏のデザインはNOSなのでヤダ
シフトレジスタでずらして8個パラることで出力はフィルタかけなくてもほーらこんなにきれいなんていっているが
結局8タップのアナログFIR?linear interpolation?だからーえーととにかく折り返し雑音は除去されてないでしょ
同スレッドでもそういうことを指摘されていたので。
Tweakをpass氏並に大公開はエライとおもう
TDA1541Aへの入力を閾値ぎりぎりにすることでデジタル信号由来のノイズを減らそうという試み。
active dividerのデカップリングCの容量変更
TDA1540ではデータシートのアプリケーションでもそうなっているが、これらのデカップリングCは前述のとおりactive dividerの出力を平滑する目的だが、出力の電流値と周波数によってフィルタの容量が変わるのは明らかです。
あんまりいろいろ転載するのはよろしくない気がするので上であげたURLをみてね。
個人的な意見だが、ecdesign氏のデザインはNOSなのでヤダ
シフトレジスタでずらして8個パラることで出力はフィルタかけなくてもほーらこんなにきれいなんていっているが
結局8タップのアナログFIR?linear interpolation?だからーえーととにかく折り返し雑音は除去されてないでしょ
同スレッドでもそういうことを指摘されていたので。
Tweakをpass氏並に大公開はエライとおもう
最新コメント