ロボットにロボット法が作られるなら、万能細胞から生れた人間にはどんな法を用意すべきでしょうか? 人間とは? 人間はどう生きるべきか?

[定義]

倫理は、行動の「規範」としての「道徳観」や「善悪」の基準になる。
道徳は、社会生活の秩序を保つために一人一人が守るべき行為の基準。
規範は、その社会で従うことが求められる考え方や行動などの型です。
善悪は、(して)いい事と悪い事です。 ― 参考・新明解国語辞典 ―

「倫理」が善政の基本

・国家の「論理」の初めに「倫理・道徳・規範・善悪」が定義づけられる。
・「倫理・道徳・規範・善悪」が国家の論理の初めと言えるのは、何故か?
・「倫理」を国家の基本に据えなければ、たちまち国家は乱れるでしょう。
・結局、「倫理」を無視する君主は、謀反に気づかない愚か者と笑われる。
・国家を「平和裏」に国家足らしめているのは、即ち「倫理」なのです。
・倫理に疎い主権者は殺されたり・飢え死にしたり・非業の死を遂げる。
・倫理が揺らいでいる社会では犯罪が多発し、傷つけあい、憎しみあう。
・倫理に疎い政治家や民が増えるゆえに、「善悪」もないがしろにされる。
・「善悪」がないがしろにされる故に、政治家は頽廃して・汚職が増える。
・国家の基本に「倫理」を据えられない国家は乱れに乱れていくのです。

「道徳」を教えるなら

・道徳は「社会生活の秩序」を保つために一人一人が守るべき行為の基準。
・「社会生活の秩序を保つ」といってもそれは「良い社会」の場合です。
・生徒が「悪い社会」の色に染まってしまっては良き市民になりません。
・即ち、批判精神が欠けている人間に育てる教育を施してはなりません。
・先生も過つ人間であるという真実を生徒の目から隠してはなりません。
・それには、上からの「押しつけ道徳」ではダメだってことは明白です。
・上級者(先生)が示した答に下級者(生徒)が従うのは道徳教育ではない。
・だから、分科省や学校の先生の一方的な「押しつけ教育」は過ちです。
・生徒が自ずから体験し・反省し・意味を感じて身につける道徳が必要。
・生徒自身が必要を感じて「こんな社会にしよう」と思えるための教育。

「規範」を国家の基準に据えた場合

・規範は、社会生活の秩序を保つために一人一人が守るべき基準ですし、
・社会生活の秩序を決めているのが規則で、規則に従順ならば・規範的。
・上級職者に盲目的に従う人が規範的とされるのを良しとする社会です。
・結局、反抗的と目されるのを恐れて、善悪の判断まで上級者に任せる。
・上級職に指示されると何も考えずに、サリンを撒き、賄賂をばら撒く。
・善悪など考えず、何も考えない、言われるままに…そんな民が溢れる。
・先生は無気力、役人は無気力、社員は無気力、その国は無気力になる。
・悪徳週刊誌は何も取材せずに誹謗中傷記事を書いて、社会は乱れます。
・悪徳マスコミは、何も考えず、渡された原稿を読んで中傷して、嘲う。
・規範を丸暗記させるような教育政策を続けている国家・社会は乱れる。

「善悪」を国の基準に据えると

・定義に則って日本政府の文書は成りたっていると捉えていいでしょう。
・倫理・道徳・規範・善悪のうち「善悪」が基本的な考え方である事実。
・訳は、善悪が倫理・道徳・規範の真意の勝手な書き換えを阻止します。
・倫理・道徳・規範の真意の勝手な書き換えは国家の混乱を引き起こす。
・すなわち、善悪こそが国家・社会・国民統合の土台に据えられている。
・上級職者は下級職者を統治する都合のみを意識し考えたがるようです。
・これは他者を力ずくで押えたがる動物本能に支配されているからです。
・文化度の低い者には「善悪」が他者を縛めるのに便利な基準に思える。
・本来、善悪の役割りは倫理・道徳・規範を護ることであったはずです。
・倫理観を高め・深める社会の杖となり支えるのが善悪であるべきです。

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