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未解決案件

状況

以前、 辺りで、SMB による共有フォルダを WSL1 から参照する方法について、
sudo mount -t drvfs Z: /mnt/z
sudo mount -t drvfs //host/share /mnt/host%2Fshare
とか
/etc/fstab に
Z: /mnt/z drvfs defaults 0 0
//host/share /mnt/host%2Fshare drvfs defaults 0 0
みたいに設定しとけば /mnt/z や /mnt/host%2Fshare から参照できるみたいな話でうまく行ってた気がしたのだけど、
なぜかこの方法では一部の共有フォルダに繋げると
$ ls /mnt/z
ls: reading directory '/mnt/z': Invalid argument
みたいなエラーが出て上手く扱えないという症状が発生した。
ただし、存在するディレクトリに対しては
$ cd /tmp/z/work
みたいにすると何も言われずちゃんと chenge directory 出来てるっぽくって、存在しないディレクトリだと、
$ cd /mnt/z/work2
-bash: cd: /mnt/z/work2: No such file or directory
みたいに普通のエラーになる。

net USE の影響かなと思い、
net.exe USE '\\host\share' /DELETE
net.exe USE '\\host\share'
みたいにして
$ net.exe USE '\\host\share'
'host' のユーザー名を入力してください: foo
host のパスワードを入力してください:
コマンドは正常に終了しました。
のように認証を通し直しても依然として症状が改善しない。

原因

タイトルで既に出落ちしてるんだけど、
共通項をまとめると、
症状が出ている共有フォルダは SMBv1 と言うか Dialect 1.5 で繋がっているサーバーに限定されている状況なので、
少なくとも Windows 10 Pro 1909 64 bit で WSL1 から SMBv1 (Dialect 1.5) の共有フォルダを drvfs で mount 出来ないという状況が疑われる。

と言う事で、確定とは言い難いんだけど、
現時点では、どうも共有フォルダが SMBv1 で共有されているのが原因として最も怪しいという結論に至った。

以前の状況が確認出来ないのだが、実は で SMB の drvfs による mount が上手く行かなくなかってたのは、
ひょっとして SMBv2 以上なら上手く行く話だったのだろうか?
まぁ、それとは別に VirtualBox との干渉問題が解決出来なくなったので WSL1 に戻してるんだけど。

とりあえず、IO-DATA HDL-XR みたいに SMBv1 しか喋れない NAS が困りどころ。
場当たり的には実機か仮想環境の Linux で mount して、更にそれを samba の共有に出すくらいしか思い付かないのだが、
それでなくても微妙な共有フォルダのパーミッションが破綻しそうで嫌だなと。

参考になるページ等

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