ぴんぽ〜ん。
「モンドーラくん、いるー?いるいるー?」
がちゃ。
「あ、ユウナさん。いらっしゃい」
「ソーちゃん。モンドーラくん、また任務なの?」
「はい。あの竜輝石を得てよりかなり便り…、頼りにされているようです」
「ふ〜〜〜〜〜ん?」
「どうぞ、ほどなく戻るはずです」

「ふぅ、やれやれ」
「あ、おっかえりぃ♪モンドーラくん」
「また来たのかよ」
「だって、全然ラボに来ないんだも〜ん」
「ふん。僕はとっても忙しいんだよ」
「あ、あっちこっちにお使いに行ってるんだよね。ね♪あたしもつれてってよ」
「ばっか。できるわけないだろ。この石の大いなる力は僕一人にしか及ばないんだから」
「ふぅん。意外と大したことないんだね☆」
「ば、ばかなこというなぁ。この石のおかげで僕はバルムンク12人衆に入れたんだぞ」
「だって、それじゃみんなで組めないんだも〜ん。ねえ、そんなの置いてさ、三人でどっか壊しに行こ♪いつもみたいにばっちりあたしが守ってあげるから」
「ふ、ふん。僕は一人でも大丈夫さ。お前よりこの石のほうが役に立つんだよ」
「ひっどぉぉぉぉぉぉい。その石を取りに誰がエリンディルに送ってあげたのかな☆もっと感謝してよ。ほらほら」
「だ、誰がするかっ」

「さあ、ドラン・ミサイル発射ぁ〜〜♪」
「おい、ミサイルってなんだよ。待て、下ろせっ」

「生命の呪符がなかったら、完全に死んでたんだぞ」
「え〜?だから呪符を渡したんだし。なにも問題なかったでしょ♪」
「…確かに、どこかの壁をぶち抜いて止まったあと復活してみたら、ターゲットの周りの連中がみんな瓦礫に埋まってて、すごい楽な仕事だったけどさ」
「そうそう。もう一人いたのもとってもお間抜けさんだったんだよね」
「最初からびびってて、おまけに敵の僕に握手までしてくるんだから、呆れたよ」
「モンドーラくん、呪符で復活したばかりだからすぐ倒せたのにね♪」
「誰のせいだよっ」
「まあまあ。だからさ、あたしやソーちゃんがいたほうが安心だよ」
「またそれか。だいたい今回戦うのは馬鹿なベルフトやリシャールなんかで、僕はそのどさくさにちょっと竜輝石を頂戴するだけさ。戦闘なんかありやしないよ」
「そ〜んなこと言って、この間もメルトランドで死にかけたんでしょ」
「そ、そのことは言うなっ。次はもう逃げたりしないさ。きっちり全員始末してやる」
「そ〜じゃなくてさ〜。今度も逃げてきてかまわないから。ね」



ちびっこ三白眼、生意気ボク口調、負けフラグ属性と萌え要素満載?のモンドーラくんです。
相手が、2巻までは不殺を通していた殺意陛下だったので実は生存している説を抱いていたのですけど、彼女ゲットとひきかえに完膚なきまでお亡くなりだったことになったようです。
ちなみに旅人の石の設定は、出現時のモンドーラくんが常に単独であることからの想像です。

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