記憶逆流
- 記憶逆流(めもりーばっく)
対象者の記憶の一部を過去に送信する魔法。記憶や人格を丸ごと送ることはできない。
半年分の遡行は柊賢二郎のプレート許容量をオーバーするという。また、使用時には花先音芽により周囲の魔力濃度を5倍まで高めている。それにより、二人は向こう二ヶ月魔法が使えない状況になるという。より具体的には、プレートの修復が必要になるようだ。
作品内時間半日程、話数にして四話の間、発動していた時間が最も長い魔法。
発動してからすぐは賢二郎(使用者)、音芽(協力者)、ルーシー(部外者)共に魔法の影響が見られない。
「魔法が解けた時に周りの認識が少し変わっているかもしれんという事だ(M:56)」「魔法解除と共に現在が変わ…(M:57)」という賢二郎の発言から、魔法の効果は魔法が解けたあとに発現する模様。
ルーシーに語られたところでは、この魔法で「過去の一事実が変わっても全体が大きく変わることはない」し、対象者が「別人になるわけではない」。但し、「形式(シチュエーション)や周りの認識は別のものになる」。
「時間と記憶に関する魔法はたやすいものではないのだ」
M:54で登場。
その他
この魔法は過去に干渉する魔法であり、いわゆるタイムパラドクスが問題になる。即ち、時間移行の動機となる事象イのために時間移行ロを行うが、そこで起こした事象ハによって事象イは起こらない。すると、事象イを動機とする事象ハ、時間移行ロは発生しない。従って事象イは消滅しない、という例のアレである。
もちろん、魔法だし、漫画だしで思考停止しても全く問題ない。考察することも含め、面白ければいいのだ。
M:57ででた解答は「書き変わったからこそ変わらぬ現在がある」というもの。
使用者
関連項目
2007年07月14日(土) 00:19:11 Modified by ID:jqDCTkzYBg