高橋維新のページ

　2017年1月26日放映のアメトーークを見た。テーマは、「鉄道芸人」である。今週日曜日（2017年1月29日）も同じテーマをやるらしい。番宣では盛んに「連動企画」と喧伝されていたが、どこまで連動してくれるかは見物である。

　さて、今回放映分で、「鉄道芸人」としてひな壇に座っていたのは、中川家礼二以外はほとんど無名の存在と言って良かった。なぜこんな小粒の人選になったのかは疑問であったが、全員「鉄道芸人」というテーマに合わせてテンション高くマニアックにしゃべれていたので、そこはまず一安心である。

　ただ、筆者も鉄道には詳しくないので、鉄道芸人たちのマニアックな話はほとんど分からなかった。客席の反応も鈍かったように思う。番組は、そのような鉄道芸人の立ち回りを宮迫と隣のジュニアが冷やかにツッコんで笑いを取るという構成だった（台本通りの構成なのか、本番の流れとしてあのようになったのかは不明であるが）。鉄道芸人たちは宮迫から邪険にされても頑張ってテンションを維持していたので、そこは素直によくできていたと思う。

　ただまあ、笑いのパターンは基本的に上記のもの1種類しかなかったので、見ていて辛かったところはある。鉄道好きであればもっとおもしろい部分はあったのだと推察するが、鉄道好きだけにウケる番組が作りたいわけではなかろう。