当wikiは、高橋維新がこれまでに書いた/描いたものを格納する場です。

 ドリーム東西ネタ合戦の方は見てません。

 リンカーン復活SPの方は、改善があるかを確認するために見てみました。
 中身は「回転寿司大食い対決」と「東京探し物ラリー」の2本立てでした。

 「回転寿司大食い対決」は、その名の通り松本チームと浜田チームで寿司の大食い対決をするという企画でした。笑いどころはなかったわけではないですが、リンカーンの悪いところは消えていませんでした。この番組はあくまで笑いのコンテンツを提供するものであるため、大食い対決の勝敗それ自体には誰も興味がないはずです。「対決」という構図にしているのはその構図自体を笑いを生み出すギミックにするためであって、本当にどちらが強いかを決めるスポーツみたいなことをしたいわけではないでしょう。それなのに、「勝つのはどっちだ!?」みたいな勝敗それ自体を煽る演出が頻繁に入るのです。編集をした人が何が大事なのかを分かっていません。
 そもそも回転寿司の大食いという笑いのギミックそれ自体が古臭いです。せっかくリンカーンの復活スペシャルをやるのであればもっと斬新な企画をやって欲しいのですが、「大食い」というこすりにこすられたギミックで勝負した神経が分かりません。ダウンタウンを始めとして実力派の芸人が揃っているので、古臭い企画でも最低限の撮れ高は確保できるのでしょうが、こんな使い古された企画内容でカメラを回すことに恐怖はないのでしょうか。確かに斬新な企画はハズれることもあるので、斬新でありさえすればいいというもんでもないのですが、芸人を大勢集めて大食い対決をやったところで1人1人の芸人にフィーチャーできる時間はそれだけ薄まるわけで、大しておもしろい画がとれないのは容易に予想できるでしょう。実際にOAもそんな感じでした。男山根の出オチ以上のおもしろさはありませんでした。こんなんだから松本もやる気を出さないんですよ。

 もう一つの東京探し物ラリーの方は、笑いのコンテンツには全然なっていませんでしたが、エンターテインメントにはなっていました。あれを見ていておもしろく感じられるのがなぜだかは分かりませんが、ウリナリの類似企画や路線バスの乗り継ぎ企画みたいなおもしろさがありました。ただ、ダウンタウンを使うからには笑いを追求して欲しいです。

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