・・・あらすじ・・・
警察一家の要、人事を担当する二渡は、天下り先ポストに固執するＯＢ説得にあたるが…。
警察内の人事問題を真っ正面から扱いながら、警察一家の気配を巧みに描く。
警察小説の新たな地平を拓く、第５回松本清張賞受賞作。
・・・感想・・・
何も考えずに借りてきたら短編集でした。(^_^;)
なぜ、私が短編集が苦手かというと、なんか・・・高速道路で渋滞にはまった時に似てません？
やっと流れが良くなったかと思うとストップして、またちょっと走って、今度は順調？と思いきや、またストップ！
う〜ん、、、せっかく物語に入りこんだと思ったら終わっちゃうんだもん。
なんか物足りなさを感じるのよね。
で、この『陰の季節』は私の苦手とする短編集。
４話収録されてまして、４話とも舞台は同じあとある県警。
そこで起こる人間模様がサスペンス調で物語になっています。
まぁ、中身は面白かったですよ。
でもこれがそれぞれ長編ならもっと良かったのに！と、私は思うわけです。
（06.05.10〜05.18）
横山 秀夫著
税込価格 ： \1,500 （本体 ： \1,429）
出版 ： 文芸春秋
サイズ ： 四六判 / 227p
ISBN ： 4-16-318080-X
発行年月 ： 1998.10
利用対象 ： 一般
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