・・・あらすじ・・・
夫婦と、息子ひとりの3人家族。
どこにでもある、新興住宅地の平穏で幸福な一家だった。
妻が妊娠したことで、新たなる喜びに一家は包まれる…はずだった。
しかし、ある朝、夫が巻き込まれた小さな事件が思いもよらぬ展開を見せ、彼らの運命を大きく狂わせていく―。
次第に追い詰められ、崩壊に向かう家族に、果して救いはあるのか?
現代の不安を鋭くえぐった心理サスペンス。
・・・感想・・・
乃南アサの作品は久しぶりに読みました。
乃南さんの心理サスペンスは本当に怖い。
今回の『死んでも忘れない』というタイトル、これもどんな事件が待ちうけてるのか？
ワクワクドキドキしながら読み進めて行きました。
が、正直言って、タイトル負けじゃない？って。(笑)
事の発端は、崇は満員電車で痴漢に間違えられる。
認めないと逮捕されると言う事で、示談金50万円を被害者に支払うことに。
この小さな事件が平穏に暮らしていた3人に波紋が広がる。
妻の絢子は近所からアレコレ噂を聞かされて、妊娠初期の大事な時期にストレスが溜まり結局妊娠中毒に。
息子の渉は、その噂がクラス中に広がりいじめの対象になってしまう。
タイトルからして、不謹慎ながらも「3人のうち誰かが自殺に追い込まれるのかな？」
「それとも一家心中？」
期待していたわけじゃぁないけど、『死んでも忘れない＝怨念』だと思うやんねぇ!
それって、いつ？って思いながら読み進めて・・・
あらら・・・そういうことだったのね！
って、想像を膨らましすぎた自分をちょっと反省。
まぁ、最後はめでたし！めでたし！！で終わるんだから、ま、いっかぁ！
でも一番怖いと思ったのは、崇が痴漢と間違えられる、絢子は近所の噂に振りまわされる、渉は同級生からいじめを受ける、という、どこにでも、誰にでも振りかかってきそうな災いがテーマになってるってことかしらね。
（07.01.23〜01.28）
乃南 アサ著
税込価格 ： \540 （本体 ： \514）
出版 ： 新潮社
サイズ ： 文庫 / 305ｐ
ISBN ： 4-10-142518-3
発行年月 ： 1999.2
利用対象 ： 一般
夫婦と、息子ひとりの3人家族。
どこにでもある、新興住宅地の平穏で幸福な一家だった。
妻が妊娠したことで、新たなる喜びに一家は包まれる…はずだった。
しかし、ある朝、夫が巻き込まれた小さな事件が思いもよらぬ展開を見せ、彼らの運命を大きく狂わせていく―。
次第に追い詰められ、崩壊に向かう家族に、果して救いはあるのか?
現代の不安を鋭くえぐった心理サスペンス。
・・・感想・・・
乃南アサの作品は久しぶりに読みました。
乃南さんの心理サスペンスは本当に怖い。
今回の『死んでも忘れない』というタイトル、これもどんな事件が待ちうけてるのか？
ワクワクドキドキしながら読み進めて行きました。
が、正直言って、タイトル負けじゃない？って。(笑)
事の発端は、崇は満員電車で痴漢に間違えられる。
認めないと逮捕されると言う事で、示談金50万円を被害者に支払うことに。
この小さな事件が平穏に暮らしていた3人に波紋が広がる。
妻の絢子は近所からアレコレ噂を聞かされて、妊娠初期の大事な時期にストレスが溜まり結局妊娠中毒に。
息子の渉は、その噂がクラス中に広がりいじめの対象になってしまう。
タイトルからして、不謹慎ながらも「3人のうち誰かが自殺に追い込まれるのかな？」
「それとも一家心中？」
期待していたわけじゃぁないけど、『死んでも忘れない＝怨念』だと思うやんねぇ!
それって、いつ？って思いながら読み進めて・・・
あらら・・・そういうことだったのね！
って、想像を膨らましすぎた自分をちょっと反省。
まぁ、最後はめでたし！めでたし！！で終わるんだから、ま、いっかぁ！
でも一番怖いと思ったのは、崇が痴漢と間違えられる、絢子は近所の噂に振りまわされる、渉は同級生からいじめを受ける、という、どこにでも、誰にでも振りかかってきそうな災いがテーマになってるってことかしらね。
（07.01.23〜01.28）
乃南 アサ著
税込価格 ： \540 （本体 ： \514）
出版 ： 新潮社
サイズ ： 文庫 / 305ｐ
ISBN ： 4-10-142518-3
発行年月 ： 1999.2
利用対象 ： 一般
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