・・・あらすじ・・・
「６人の処女の肉体から、星座に合わせた新しい人体を合成せよ」
一人の画家の衝撃的な遺書の発見から一カ月後、遺体の一部を切り取られた６人の若い女性の変死体が次々に発見される。
御手洗シリーズのデビュー作
・・・感想・・・
まずは手記から始まる。
これが淡々と長い。。。
なので最初はちっとも進まず。
そのうち手記の部分が終わって、やっと御手洗と石岡との掛け合い漫才？（笑）。
まぁ、その辺からなんとか物語に入る事が出来て。。。
それでも字は細かいし、内容は濃いし、で、ちっとも進まない。。。
でも、まぁ、2/3ほど読み進むとどっぷりと物語にのめり込んで一気に読み切ってしまいましたわ。
物語が進むと同時に私もそれなりにアレコレ推理はするんですよ。
でもだめねぇ！
いつも完敗！！
まぁ、だから推理小説は面白いのかも！
最後のドンデン返しは「やられたぁ！」って感じ！（笑）
25年も前の作品なのに、そんな事ちっとも感じない新鮮さがありました。
（ココに出てくるトリックが『金田一事件簿』に盗作されたとか、されないとか・・・という話しは結構有名らしい）
ただ、京都で御手洗と石岡は別行動してるけど、そんな時携帯があったら便利だったろうにな！
とは思いましたけどね。（別にどうでも良い事か。。。（苦笑））
御手洗シリーズを読むならココから！らしいです。
私は先に『異邦の騎士』を読んじゃったけど・・・
しっかりと読み応えがあるので、じっくりと腰を据えて読んでくださいな♪
（06.09.21〜06.10.03）
島田 荘司著
税込価格 ： \1,029 （本体 ： \980）
出版 ： 講談社
サイズ ： Ｂ６判 / 277ｐ
ISBN ： 4-06-130820-3
発行年月 ： 1981．12
利用対象 ： 一般
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