25日、26日、2夜連続の氷点を見ました。
見る前にキャストを見て、
えぇ〜〜！陽子役は石原さとみぃ〜？
なぬ〜？母親役は飯島直子なのぉ〜？
と、文句たらたら・・・不満に思ってました。
だって、石原さとみはどうも好きじゃないし、絶対に物足りないと思ったし、
母親役の飯島直子だって、意地悪な継母の役が出来るの？って。
それでもこの作品は好きだし、
原作を読んだのはもう4年ほど前だし、
所々は覚えてるけど、特に後半はさっぱり忘れちゃってて、
せっかくドラマになったんだから、
まぁ、
あまり期待せずに見ようかな？
と、見たわけです。
とことがなんと、期待以上の出来！
飯島直子サン、熱演してたわ！
「この人、こんなに演技の上手い人だったの？」って、見直した！
そして石原さとみも思ったよりも良い演技をしてホント良かった！
でも、本当は陽子の子供時代の森迫永依ちゃんの方が好きなんだけどね。
まぁ、そんな事はともかく、内容はホント良かった！
これって元祖ドロドロ？
・・・・あらすじ・・・
自分の娘が殺された時間に妻の夏枝（飯島直子）が 勤務医の村井靖夫（北村一輝夫）と不貞を働いていたと思いこむ夫の辻口啓造（仲村トオル） が、女の子を欲しがる妻の為にと犯人の娘を養女として迎えて妻に育てさせる。
夏枝は何も知らずに陽子（森迫永依・石原さとみ）を可愛がるが、ある日、夫の日記を見てしまい、陽子の出生の秘密を知ってしまう。
自分が知っている事は夫には内緒にして、その日から陽子への嫌がらせやいじめが始まる。
それでも陽子は健気に生きて、主席で高校を卒業する。
いつしか大人になった陽子は兄（手越祐也）の友達（窪塚俊介）と恋をして、陽子の両親に挨拶に行く。
が、夏江が大反対。
そしてその場で陽子の出生の秘密をみんなの前で暴いてしまう。
ショックを受けた陽子は自殺するが一命は取りとめる。
啓造の親友・高木裕介（陣内孝則）から陽子は佐石（娘・ルリ子を殺した犯人）の娘ではないと告白される。
そして実の両親が明かされる。
その親というのは、夫が出生している間に不貞を働き出来た子で、陽子はその母親を許す事が出来なかった。
・・・感想・・・
私には理解できない。
何がって、妻への嫉妬から自分の娘を殺した犯人の子供を養女に迎えるって事。
こんなこと考えられる？
絶対に思いつかないよね！
今の時代なら「即離婚！」なんだろうけど、この時代（昭和20年代〜30年代）では離婚なんてよっぽどの事が無い限り考えもしない事だったんだろうね。
それが不幸の始まりだったのよね。
そしてもうひとつ理解できないのが、陽子が佐石の娘だと知ったときの夏枝の行動。
啓造を攻めるのではなく、その怒りを陽子に向けてしまう事。
給食費を渡さなかったり、学芸会の服を準備しなかったり、高校の卒業式での答辞を白紙に摩り替えたり、はては陽子の恋人に色目を使ったり・・・
もうキリがないほど苛め抜いて、終いには出生の秘密をぶちまける。
これらは全て啓造と夏枝二人の問題であって、陽子自信には何の関係もないはずなのに！
ドラマを見ていてホント腹が立ってきてしまったわ。
原作の作者、三浦綾子さんはどうしてこんな憎悪劇が書けたんでしょう？
凡人の私には想像も出来ない世界だわ。
でも最後は良い終わり方だったな。
『陽子の心にも氷点があった』
タイトルの意味がやっとでわかった一言でした。
関連リンク
テレビ朝日
三浦綾子記念文学館
見る前にキャストを見て、
えぇ〜〜！陽子役は石原さとみぃ〜？
なぬ〜？母親役は飯島直子なのぉ〜？
と、文句たらたら・・・不満に思ってました。
だって、石原さとみはどうも好きじゃないし、絶対に物足りないと思ったし、
母親役の飯島直子だって、意地悪な継母の役が出来るの？って。
それでもこの作品は好きだし、
原作を読んだのはもう4年ほど前だし、
所々は覚えてるけど、特に後半はさっぱり忘れちゃってて、
せっかくドラマになったんだから、
まぁ、
あまり期待せずに見ようかな？
と、見たわけです。
とことがなんと、期待以上の出来！
飯島直子サン、熱演してたわ！
「この人、こんなに演技の上手い人だったの？」って、見直した！
そして石原さとみも思ったよりも良い演技をしてホント良かった！
でも、本当は陽子の子供時代の森迫永依ちゃんの方が好きなんだけどね。
まぁ、そんな事はともかく、内容はホント良かった！
これって元祖ドロドロ？
・・・・あらすじ・・・
自分の娘が殺された時間に妻の夏枝（飯島直子）が 勤務医の村井靖夫（北村一輝夫）と不貞を働いていたと思いこむ夫の辻口啓造（仲村トオル） が、女の子を欲しがる妻の為にと犯人の娘を養女として迎えて妻に育てさせる。
夏枝は何も知らずに陽子（森迫永依・石原さとみ）を可愛がるが、ある日、夫の日記を見てしまい、陽子の出生の秘密を知ってしまう。
自分が知っている事は夫には内緒にして、その日から陽子への嫌がらせやいじめが始まる。
それでも陽子は健気に生きて、主席で高校を卒業する。
いつしか大人になった陽子は兄（手越祐也）の友達（窪塚俊介）と恋をして、陽子の両親に挨拶に行く。
が、夏江が大反対。
そしてその場で陽子の出生の秘密をみんなの前で暴いてしまう。
ショックを受けた陽子は自殺するが一命は取りとめる。
啓造の親友・高木裕介（陣内孝則）から陽子は佐石（娘・ルリ子を殺した犯人）の娘ではないと告白される。
そして実の両親が明かされる。
その親というのは、夫が出生している間に不貞を働き出来た子で、陽子はその母親を許す事が出来なかった。
・・・感想・・・
私には理解できない。
何がって、妻への嫉妬から自分の娘を殺した犯人の子供を養女に迎えるって事。
こんなこと考えられる？
絶対に思いつかないよね！
今の時代なら「即離婚！」なんだろうけど、この時代（昭和20年代〜30年代）では離婚なんてよっぽどの事が無い限り考えもしない事だったんだろうね。
それが不幸の始まりだったのよね。
そしてもうひとつ理解できないのが、陽子が佐石の娘だと知ったときの夏枝の行動。
啓造を攻めるのではなく、その怒りを陽子に向けてしまう事。
給食費を渡さなかったり、学芸会の服を準備しなかったり、高校の卒業式での答辞を白紙に摩り替えたり、はては陽子の恋人に色目を使ったり・・・
もうキリがないほど苛め抜いて、終いには出生の秘密をぶちまける。
これらは全て啓造と夏枝二人の問題であって、陽子自信には何の関係もないはずなのに！
ドラマを見ていてホント腹が立ってきてしまったわ。
原作の作者、三浦綾子さんはどうしてこんな憎悪劇が書けたんでしょう？
凡人の私には想像も出来ない世界だわ。
でも最後は良い終わり方だったな。
『陽子の心にも氷点があった』
タイトルの意味がやっとでわかった一言でした。
関連リンク
テレビ朝日
三浦綾子記念文学館
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