テーマ：家庭内のごみ減量の方法や市のごみ処理 出前講座 
◇日時 ：平成２２年１０月１６日（土）１３：３０〜１５：３０
◇場所 ：瑞穂市民センター 第２会議室
◇出席者
・瑞穂市環境水道部 石谷環境課長 広瀬環境課総括課長補佐
・まちづくりの会メンバー他２０名
◇場所 ：瑞穂市民センター 第２会議室
◇出席者
・瑞穂市環境水道部 石谷環境課長 広瀬環境課総括課長補佐
・まちづくりの会メンバー他２０名
■内容
１.会代表のあいさつ
２．石谷環境課長のあいさつ
・環境行政は各自治体で、その地域の特性に応じて行われている。瑞穂市も諸事情を踏まえ環境問題に取り組んでいるところであり、市民の御理解を賜りたい。
３．広瀬環境課総括課長補佐のお話
３−１ 瑞穂市のごみ処理の現状
・平成２１年度の塵芥（じんかい）処理費の内訳は、西濃環境整備組合の負担金（可燃ごみ処理）が３億３千万円、不燃ごみ処理・資源化・空き缶容器回収機の維持管理費が３億３千万円、一般廃棄物最終処分場などの維持管理費等が２千３百万円、その他も含め総額７億８千万円ほどかかっている。
・ごみの総排出量は、平成２０年度＝16,800ｔ/年、平成２１年度＝16,700ｔ/年である。
・可燃ごみは、西濃環境保全センターの溶融炉で焼却処理される。
不燃ごみ（旧穂積地区）の金属類は地区収集後そのまま資源化業者に、プラスチックや陶磁器・ガラス類は美来の森で分別・保管した後に資源化業者に搬出される。なお旧巣南地区では不燃物という分類は無く、金属・プラスチック類は資源ごみ、陶磁器・ガラス類は粗大ごみに分別される。
・資源化ごみの飲料ビンは地区収集され資源化業者に、ペットボトル・飲料缶（回収機）及び古紙・牛乳パックは美来の森や巣南集積場を経て資源化業者に搬出される。
巣南地区にはプラスチック製容器包装の分別があり、これは中間処理業者が圧縮処理を行った後、容器リサイクル法指定業者や資源化業者に搬出する。なお巣南地区では牛乳パックの庁舎回収も継続されている。
・粗大ごみは、美来の森もしくは巣南集積場に持ち込まれ、そこから資源化業者に搬出されるが、分別不可能ごみは民間の最終処分場に搬出される。巣南地区では持ち込まれた粗大ごみのうち、廃プラ・木くずは破砕処理され、その後西濃環境保全センターで焼却処分されている。
・蛍光管、ライターなどの有害ごみは、庁舎または美来の森・巣南集積場にて回収し、資源化業者に搬出する。
・ごみ行政に関しては、廃棄物減量等推進審議会において、以下の３点に論議を絞り審議された。
1粗大ごみ有料化など、ごみの排出抑制の検討。
2ごみの種類及び分別など、穂積地区と巣南地区の統一に向けた検討。
3リサイクルセンター計画など、ごみ処理施設の整備に関する検討。
・ごみの分別に関して、巣南地区には「不燃ごみ」の分類はなく、穂積地区を対象に「不燃ごみの収集について」の回覧を実施した。
・分別統一に向けリーフレットを配布し周知に努めている。
・粗大ごみの有料化を進める理由は、搬入台数増加による交通渋滞、他の自治体や業者からの持込増、将来的な搬入量と処理費の増大を考慮してのことである。分別収集の統一化については、費用対効果等を勘案し検討を行っている。
・リサイクルセンターとは、ごみの再選別・分離加工といった、リサイクル業者に搬出する前の中間処理を行う場といわれ、美来の森もリサイクルセンターとしての要素を持っている。
・ごみの総排出量は、平成２０年度＝16,800ｔ/年、平成２１年度＝16,700ｔ/年である。
・可燃ごみは、西濃環境保全センターの溶融炉で焼却処理される。
不燃ごみ（旧穂積地区）の金属類は地区収集後そのまま資源化業者に、プラスチックや陶磁器・ガラス類は美来の森で分別・保管した後に資源化業者に搬出される。なお旧巣南地区では不燃物という分類は無く、金属・プラスチック類は資源ごみ、陶磁器・ガラス類は粗大ごみに分別される。
・資源化ごみの飲料ビンは地区収集され資源化業者に、ペットボトル・飲料缶（回収機）及び古紙・牛乳パックは美来の森や巣南集積場を経て資源化業者に搬出される。
巣南地区にはプラスチック製容器包装の分別があり、これは中間処理業者が圧縮処理を行った後、容器リサイクル法指定業者や資源化業者に搬出する。なお巣南地区では牛乳パックの庁舎回収も継続されている。
・粗大ごみは、美来の森もしくは巣南集積場に持ち込まれ、そこから資源化業者に搬出されるが、分別不可能ごみは民間の最終処分場に搬出される。巣南地区では持ち込まれた粗大ごみのうち、廃プラ・木くずは破砕処理され、その後西濃環境保全センターで焼却処分されている。
・蛍光管、ライターなどの有害ごみは、庁舎または美来の森・巣南集積場にて回収し、資源化業者に搬出する。
・ごみ行政に関しては、廃棄物減量等推進審議会において、以下の３点に論議を絞り審議された。
1粗大ごみ有料化など、ごみの排出抑制の検討。
2ごみの種類及び分別など、穂積地区と巣南地区の統一に向けた検討。
3リサイクルセンター計画など、ごみ処理施設の整備に関する検討。
・ごみの分別に関して、巣南地区には「不燃ごみ」の分類はなく、穂積地区を対象に「不燃ごみの収集について」の回覧を実施した。
・分別統一に向けリーフレットを配布し周知に努めている。
・粗大ごみの有料化を進める理由は、搬入台数増加による交通渋滞、他の自治体や業者からの持込増、将来的な搬入量と処理費の増大を考慮してのことである。分別収集の統一化については、費用対効果等を勘案し検討を行っている。
・リサイクルセンターとは、ごみの再選別・分離加工といった、リサイクル業者に搬出する前の中間処理を行う場といわれ、美来の森もリサイクルセンターとしての要素を持っている。
３−２ 美来の森の現状
- 美来の森は、�“�来の森館 �▲好肇奪�ヤード �Ｃ羇崕萢�施設 �ぐ貳滅儡�物最終処理場 の４つの機能を持っている。
- 美来の森館ではフリーマーケットやフュージング体験教室などが開催されている。
- ストックヤードは、収集したごみを分別・保管する場所で、柿や庭木などの剪定木も搬入されている。
- 中間処理施設は、ごみの分解・仕分け・破砕等を行う場所であり、作業は施設管理公社に委託されている。
- 焼却炉は稼動を停止しており、今後取壊しが検討されている。
- 一般廃棄物最終処分場は、現在埋立てがされておらず廃止手続きを検討中である。
３−３ ごみの減量
- ごみ減量の取り組みとして、Ｒeduse（減らす）Reuse（再利用）Recycie（再資源化）の３Rがよく使われるが、最近はRefuse（ごみになる物の消費を減らす）も言われている。
- 瑞穂市はRefuseの一つとして、平成２１年６月１日より、市内６事業所８店舗でレジ袋有料化を行っている。
- 生ごみ処理器購入の補助金を実施しており、是非利用してもらいたい。
４．質疑応答
�〕�害ごみ（蛍光管・乾電池）に関する質疑・意見及び市の答弁
（市民の質疑・意見）
ａ 現在、旧穂積地区における蛍光管及び乾電池の集積場は、美来の森又は穂積庁舎となっているが、これは自治会等で協力体制が整っている地区はともかく、独居老人世帯では搬出が困難である上、蛍光管の取扱いには危険がともなう。
このような収集方法は有識者の方が決めたことと思われるが、市民に負担をかけることになった経緯を説明してほしい。
ｂ 蛍光管・乾電池は今までしっかり分別して出してきた経緯があり、巣南方式に拘らなくてもよかったのではないか。
審議会の有識者といっても、ごみ問題に精通していない方が出された収集方式ではないか。
ｃ 運転免許を返上する高齢者の方が増えていること、美来の森への車両が増えているこ
となどを考えると、元の回収方法に戻すべきではないか。
ｄ この問題は行政として検討すべき課題ではないか。
（市の回答）
巣南地区の収集方法に統一との審議が行われ、こういった経緯となったが、周知期間が短かったことは反省している。
また高齢者等に負担をかけていることも承知しているが、これからは市民協働でごみ問題に対処していただけるよう協力をお願いする。
ａ 現在、旧穂積地区における蛍光管及び乾電池の集積場は、美来の森又は穂積庁舎となっているが、これは自治会等で協力体制が整っている地区はともかく、独居老人世帯では搬出が困難である上、蛍光管の取扱いには危険がともなう。
このような収集方法は有識者の方が決めたことと思われるが、市民に負担をかけることになった経緯を説明してほしい。
ｂ 蛍光管・乾電池は今までしっかり分別して出してきた経緯があり、巣南方式に拘らなくてもよかったのではないか。
審議会の有識者といっても、ごみ問題に精通していない方が出された収集方式ではないか。
ｃ 運転免許を返上する高齢者の方が増えていること、美来の森への車両が増えているこ
となどを考えると、元の回収方法に戻すべきではないか。
ｄ この問題は行政として検討すべき課題ではないか。
（市の回答）
巣南地区の収集方法に統一との審議が行われ、こういった経緯となったが、周知期間が短かったことは反省している。
また高齢者等に負担をかけていることも承知しているが、これからは市民協働でごみ問題に対処していただけるよう協力をお願いする。
1塵芥処理費に関する質疑・意見等
（市民の質疑・意見）
ａ ごみ処理費７億８千万円（２１年度）の内訳を、有料のごみ袋の収入も含めて教えてほしい。歳出の内訳を把握することにより、ごみ減量の対処方法が見えてくるのではないか。
ｂ 瑞穂市は受益者負担となっているが、ごみ袋による収入額をお聞きしたい。
ごみ袋の販売手数料を引いた市の実収入はどの程度なのか。
ｃ 分別不可能ごみの年間搬出量及び搬出費用、それと資源ごみの収入を知りたい。
資源ごみをより細かく分別することにより収入も増えるということが明らかにされれば、市民の分別に対する意識も高揚するのではないか。
ｄ 審議会等の検討にて、不燃物の有料化が先ではなく、まず可燃物の処理費用削減が優先であるという意見は出なかったのか。
（市の回答）
細かい資料は用意していないが、可燃ごみ処理に関する負担金は３億３千万円であり、ごみ袋の実質収入は５千８百万円程度である。
また分別不可能ごみの昨年度処理費は、ライターなどが１２万７千円、不燃ガラが
２７５万２千円である。
資源ごみについて、空き缶・ペットボトルの２１年度売却益は８３０万円である。
なお缶処理機の費用は、５年リースで総額１億１千万円超、それに人件費等の経費が必要となる。
ａ ごみ処理費７億８千万円（２１年度）の内訳を、有料のごみ袋の収入も含めて教えてほしい。歳出の内訳を把握することにより、ごみ減量の対処方法が見えてくるのではないか。
ｂ 瑞穂市は受益者負担となっているが、ごみ袋による収入額をお聞きしたい。
ごみ袋の販売手数料を引いた市の実収入はどの程度なのか。
ｃ 分別不可能ごみの年間搬出量及び搬出費用、それと資源ごみの収入を知りたい。
資源ごみをより細かく分別することにより収入も増えるということが明らかにされれば、市民の分別に対する意識も高揚するのではないか。
ｄ 審議会等の検討にて、不燃物の有料化が先ではなく、まず可燃物の処理費用削減が優先であるという意見は出なかったのか。
（市の回答）
細かい資料は用意していないが、可燃ごみ処理に関する負担金は３億３千万円であり、ごみ袋の実質収入は５千８百万円程度である。
また分別不可能ごみの昨年度処理費は、ライターなどが１２万７千円、不燃ガラが
２７５万２千円である。
資源ごみについて、空き缶・ペットボトルの２１年度売却益は８３０万円である。
なお缶処理機の費用は、５年リースで総額１億１千万円超、それに人件費等の経費が必要となる。
2生ごみ処理に関する質疑・意見等
（市民の質疑・意見）
ａ 生ごみの水分を切る方法として、ダンボールコンポストが優れており、この処理でごみの減量化が促進されるのではないか。
ｂ 家屋の条件の違いはあるが、どの家庭でも対応できる生ごみ処理方法を検討してほしい。
ｃ アパートのベランダに置かれたダンボールコンポストにて、生ごみ処理を行う方法がテレビで紹介されていたが、こういったものを有効に使えないか。
（市の回答）
全国で研究されているが、臭気等の問題も含めさらに検討を行いたい。
ａ 生ごみの水分を切る方法として、ダンボールコンポストが優れており、この処理でごみの減量化が促進されるのではないか。
ｂ 家屋の条件の違いはあるが、どの家庭でも対応できる生ごみ処理方法を検討してほしい。
ｃ アパートのベランダに置かれたダンボールコンポストにて、生ごみ処理を行う方法がテレビで紹介されていたが、こういったものを有効に使えないか。
（市の回答）
全国で研究されているが、臭気等の問題も含めさらに検討を行いたい。
3行政に関する質疑・意見等
（市民の質疑・意見）
ａ 市は縦割り行政ではないのか。例えばＰＴＡ等による集団回収を充実させるなど、横の連携を密にすれば効率的なごみの減量化が行えるのではないか。
ｂ 資源ごみと不燃ごみの回収日を分けられないか。収集回数が増えればゴミステ−ションの規模の問題が解決される。
ｃ ダンボールコンポストによる処理は近隣自治体で実施されているし、個人的に啓蒙活動も行っている。行政としても積極的に活動してほしい。
ｄ 生ごみの水分問題はいろいろ工夫されていると思うが、市が主導して進めるのは一番効率的ではないのか。
ｅ 行政の対応の遅さ、古さが現在のごみ問題の状況を作り出している。
現状を打破するためには住民、特に自治会長が真剣に取り組まなければならないのではないか。
（市の回答）
現在、各課との連携を努力しているところであり、今後より良い行政に向けて頑張る所存である。
ａ 市は縦割り行政ではないのか。例えばＰＴＡ等による集団回収を充実させるなど、横の連携を密にすれば効率的なごみの減量化が行えるのではないか。
ｂ 資源ごみと不燃ごみの回収日を分けられないか。収集回数が増えればゴミステ−ションの規模の問題が解決される。
ｃ ダンボールコンポストによる処理は近隣自治体で実施されているし、個人的に啓蒙活動も行っている。行政としても積極的に活動してほしい。
ｄ 生ごみの水分問題はいろいろ工夫されていると思うが、市が主導して進めるのは一番効率的ではないのか。
ｅ 行政の対応の遅さ、古さが現在のごみ問題の状況を作り出している。
現状を打破するためには住民、特に自治会長が真剣に取り組まなければならないのではないか。
（市の回答）
現在、各課との連携を努力しているところであり、今後より良い行政に向けて頑張る所存である。
4その他の意見
（市民の質疑・意見）
ａ 家庭を預かる女性の、環境に対する意識改革が必要かと思う。
（市の回答）
ごみ問題に関し、アンケート調査では「関心が高い」との結果を得ている。今後も住民の協力をお願いしたい。
ａ 家庭を預かる女性の、環境に対する意識改革が必要かと思う。
（市の回答）
ごみ問題に関し、アンケート調査では「関心が高い」との結果を得ている。今後も住民の協力をお願いしたい。
■感想（アンケートより）
・ごみは目先だけでなく資源（限られた地球上）ということを考えた対策を思う。
・ごみの事は難しいですね。減らせると良いのですが便利な生活を送る為には、どうしても出してしまいます。便利から不便を楽しむ生活に少しずつ変える工夫が必要ですね。まずは知ることから、興味が出れば工夫してみようという気になりますし、不便でも楽しく（有意義）感じられるかも知れません。しかし、今日の問題を考えるには時間も少なく、互いの不満も全て解決出来ませんので、今後ゆっくり考えてみたいと思います。
・市職員の態度、レベルに疑問を感じる。予算、決算、収入、支出の説明を、しっかり資料付きでやって下さい。
（市より：今回のテーマ内容により、詳細な資料は用意してありませんでした。）
・沢山参加していただき、貴重な意見が出て良かった。
・住民にとって大変重要なテーマだと考えられます。万一ごみの回収が出来なくなるとどうなるの？ぞっとしますね。健全で安全な生活をする為には大切です。
・仕事の関係で子ども達に「ごみ処理」について説明しなければいけないため参加しました。勉強になりました。ありがとうございました。
・ごみの事は難しいですね。減らせると良いのですが便利な生活を送る為には、どうしても出してしまいます。便利から不便を楽しむ生活に少しずつ変える工夫が必要ですね。まずは知ることから、興味が出れば工夫してみようという気になりますし、不便でも楽しく（有意義）感じられるかも知れません。しかし、今日の問題を考えるには時間も少なく、互いの不満も全て解決出来ませんので、今後ゆっくり考えてみたいと思います。
・市職員の態度、レベルに疑問を感じる。予算、決算、収入、支出の説明を、しっかり資料付きでやって下さい。
（市より：今回のテーマ内容により、詳細な資料は用意してありませんでした。）
・沢山参加していただき、貴重な意見が出て良かった。
・住民にとって大変重要なテーマだと考えられます。万一ごみの回収が出来なくなるとどうなるの？ぞっとしますね。健全で安全な生活をする為には大切です。
・仕事の関係で子ども達に「ごみ処理」について説明しなければいけないため参加しました。勉強になりました。ありがとうございました。
■今後の学習会でのテーマの希望（アンケートより）
・「いのち」 「老い」とは。
・子どもの未来に残せる瑞穂市が何なのか考えられるようなテーマ。
・議会、税金（年金etcも含む）。
・みずほ・まちづくりの会の会員と職員の懇談会もよいと思います。
・来年度「税金について」。 使い道の優先の位置付け。
・今後益々良い方向に向かい、予算（費用）が少なく成る様各自が努力していく為にはどうするか？ベターなテーマを出して協議の上、一つ一つ解決する事を希望します。
・子どもの未来に残せる瑞穂市が何なのか考えられるようなテーマ。
・議会、税金（年金etcも含む）。
・みずほ・まちづくりの会の会員と職員の懇談会もよいと思います。
・来年度「税金について」。 使い道の優先の位置付け。
・今後益々良い方向に向かい、予算（費用）が少なく成る様各自が努力していく為にはどうするか？ベターなテーマを出して協議の上、一つ一つ解決する事を希望します。
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