日本の周辺国が装備する兵器のデータベース






性能緒元
重量2,400kg(T82T)、1,600kg(T82F)
全長3,270
全高1,960
武装T75型20亠ヾ慄ぁ2(200発×2)
砲口初速1020m/秒
射程有効射程2,000m、最大射程5,000m
最大発射速度2,000発/分
上下射角-15〜85度
左右射角全周
旋回速度120度/秒
俯仰速度60度/秒
照準器TS76光学照準器(T85T)、TS85光学照準器(T85F)

T85 20mm連装機関砲(台湾軍での呼称はT85型双聯20mm機砲)は、アメリカから供与されたM55 牽引式12.7mm4連装対空機関銃の後継としてT75 20mm機関砲を連装化したもの。T75型20mm機関砲は、アメリカ製Pontiac M39A3 20mmリボルバーカノンをベースにして聯勤205廠で開発された対空機関砲である。T85の開発は聯勤205廠で行われ、1993年に実用化されている。T85は部隊や要地の防空、島嶼部や沿岸部での対上陸部隊用装備として配備が実施された。

砲架の中央には防弾鋼板に覆われた砲手座席が設けられ、砲架の左右にT75 20mm機関砲を一門ずつ搭載している。機関砲には200発入りの弾倉が各1つずつ設置されている。砲架は全周旋回が可能であり、最大旋回速度は120度/秒。俯仰角は-10〜80度であり、俯仰角速度は60度/秒。目標の照準は操縦席上方にある光学照準器で行う。夜間や悪天候時の運用にあたっては、暗視装置を使用する。砲架の動作は電動式で、車外に置かれた発電機から供給される。使用可能な砲弾は焼夷榴弾(275g)、曳光焼夷榴弾(260g)、対装甲・対人両用榴弾(241g)、装弾筒付曳光徹甲弾(257g)、曳光徹甲弾(257g)の5種類。射撃モードは、単発、バースト射撃(50発/分)、連射(最大2000発/分)の3つから選択可能。

T85には牽引式のT型と固定設置式のF型の2つのバリエーションが存在する。陸軍で運用されるT型は、2輪砲架に架装され2.5tトラックやM998軽汎用車等で牽引される。射撃時には車輪を水平にして砲架を地面に接地させる。T型は部隊防空や対地攻撃に使用される。F型は空軍に所属し、空港や沿岸部等の要地防空に使用される。

T85は小口径のため射程こそ短い(有効射程2,000m)ものの、高い発射速度と命中精度を有しており、低空域を飛行する航空機や地上目標を火制するのに有効な装備であると見なされている。

【参考資料】
世界航空航天博覧 第141期、2006年8月「台軍高炮和炮弾結合系統」(李宝玉、陳勇/《世界航空航天博覧》雑誌社)
中華民国国防部公式Webページ
中国武器大全
陸軍後勤學術半年刊公式サイト

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