聖夜前日、妖星の館にて(5)


N「………え?」
会場にいたほぼ全員が何が起こったかわからないようであった。
"不吉"を直感的に連想するような音がしたと思ったら、巨大化していたバームクーヘンは元のサイズに戻り、大人しくなっていた。
会場にどよめきが広がるが、先ほどのパニックは収まっていた
ユダ「えー…少し予定外の事態があったが、今はもう大丈夫なようだな。仕切り直して、パーティーを開催する!!客人達よ、存分に楽しんでくれ!!」
世紀末を生きる漢の一声によりどよめきは静まり、同時にに歓喜の声が会場に響く
ユダ「時刻は7時頃か…予定より遅れてしまったがまあいいだろう。」
ファウスト「今のは何が起こったんでしょうか…?」
ユダ「フッ…気にするな。今はこの時を楽しもうではないか!」
ハルヒ「そうよ、終わったことなんてあとあと!それともせっかくのパーティーに水を差そうっての?」
七夜「そうだ、今さら考えても無粋というもの…違うか?」
N「…それもそうだな。よし、今はパーティーを楽しもう!」




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2007年12月25日(火) 14:43:51 Modified by ID:TFHvvxaB/w




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