☆ターンテーブル 主桁
転車台の構造は、車両が乗る部分を主桁、回転するために掘り下げられた部分をピットといいます。このページでは主桁の制作を行います。
作るのは森林鉄道のターンテーブルで、OKRRに所属する機関車や単端式のレールカーなどを転向するためなので、転車できる車のサイズもそれほど大きなものではありません。最大で考えられるのがグース、25cmほどの長さです。これでもちょっと大きいのだけどグースぐらいは転車させたいです。もう一歩譲ればフォーニィなんだけど、今回は台枠に入るのでグースサイズにします。
前にも載せたプロトタイプ。Bokuto River BR.の関口さんがアメリカで撮ったものです。
この主桁は所謂下路式で、浅いピットで済むためモジュール向きの構造ですね。
主桁は長い枕木を太い角材で吊り下げ、さらに中央の柱からワイヤーで吊って主桁を支えています。吊り橋的な構造がとても簡易で、それでも古いメカニックな感じもあってとてもいい雰囲気に感じました。更に言えば、一本一本の枕木が太いボルトで梁に固定されているようで、買い溜めしてあるエバーグリーンのボルトナットが使えるところが気に入りました。このボルトナットがあるだけでもぐぐぐっとメカチックになりますからね。
枕木と梁だけではちょっと間抜けな感じですが、木造を主張してますね。確認のためにピットに据えてフォーニィを乗せてみました。
写真や模型の実物に当たって各部の寸法を出しています。手元にグースはないのだけど、大きめの車両としてバックマンのコンソリがあるので幅など参考にしてみました。また、グースは動画でも録っているのでそれからも大きさの感覚は掴めます。
中央の柱があるので主桁の幅以上に車両がはみ出す訳にはいきません。計ってみると、思っていた以上に幅が広いことが判りました。ざくっと50mm強、長さが26cmなのでアスペクト比^^;は1:5になります。ずんぐりした感じになりますが、それもまたいいでしょう。
枕木は4mmの角材を使いました。写真をみると中央の8本ばかりが長めになっているようなので、採用!変化があるのはいいことです。実際には中央部分は回転するための軸になっていることから、それを支えるために枕木も大きくなっているのだと思います。写真からは下部の構造はほとんど判らないので適当に梁を渡したり、中央部分に補強材を入れたりとそれらしくしてみました。
中央の柱を付け、梁にはボルトナットを埋め込みました。
梁のボルトはそのまま木を止めているのではなく、力を均等に働かせるように鉄板などが梁や枕木との間に入ります。模型ではあまり厚いとおもちゃっぽくなると思って薄いプラペーパーを貼りました。プラぺーパーは0.14mmのタイプ、生産中心になってしばらく経ちますが、再生産はしないようですね。生産中止前に買って大事に使っているものです…というか、あまり使わなくなったのだけどね^^;生産中止もやむなしか?。
主桁端部のアップ。仕上げの処理がいまいちですね^^;、枕木に敷いた板の端をテスト塗装してます。釘の頭に色を入れるとそれらしくなりますね。
主桁端部は5mm角材で作りました。当初、下にはピットに円形に敷かれたレールをなぞるようにNゲージ用の車輪をつけたのだけど、工作精度の低さ故、いま一つだったので、真鍮番で作ったシューに換えました。このほうが高さの調整も楽で、思ったよりも回り抵抗はないようなのでいいかな、と。。
シューは2つ、端部の左右に取りつけました。一つだとグラグラしてしまうのですね・・・最初はひとつだけだったのです^^;。
枕木にはステインを筆塗りしました。この後全体に塗装しますが、下塗りということですね。なかなかいい雰囲気じゃないかと思ってます。
続く
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転車台の構造は、車両が乗る部分を主桁、回転するために掘り下げられた部分をピットといいます。このページでは主桁の制作を行います。
作るのは森林鉄道のターンテーブルで、OKRRに所属する機関車や単端式のレールカーなどを転向するためなので、転車できる車のサイズもそれほど大きなものではありません。最大で考えられるのがグース、25cmほどの長さです。これでもちょっと大きいのだけどグースぐらいは転車させたいです。もう一歩譲ればフォーニィなんだけど、今回は台枠に入るのでグースサイズにします。
前にも載せたプロトタイプ。Bokuto River BR.の関口さんがアメリカで撮ったものです。
この主桁は所謂下路式で、浅いピットで済むためモジュール向きの構造ですね。
主桁は長い枕木を太い角材で吊り下げ、さらに中央の柱からワイヤーで吊って主桁を支えています。吊り橋的な構造がとても簡易で、それでも古いメカニックな感じもあってとてもいい雰囲気に感じました。更に言えば、一本一本の枕木が太いボルトで梁に固定されているようで、買い溜めしてあるエバーグリーンのボルトナットが使えるところが気に入りました。このボルトナットがあるだけでもぐぐぐっとメカチックになりますからね。
枕木と梁だけではちょっと間抜けな感じですが、木造を主張してますね。確認のためにピットに据えてフォーニィを乗せてみました。
写真や模型の実物に当たって各部の寸法を出しています。手元にグースはないのだけど、大きめの車両としてバックマンのコンソリがあるので幅など参考にしてみました。また、グースは動画でも録っているのでそれからも大きさの感覚は掴めます。
中央の柱があるので主桁の幅以上に車両がはみ出す訳にはいきません。計ってみると、思っていた以上に幅が広いことが判りました。ざくっと50mm強、長さが26cmなのでアスペクト比^^;は1:5になります。ずんぐりした感じになりますが、それもまたいいでしょう。
枕木は4mmの角材を使いました。写真をみると中央の8本ばかりが長めになっているようなので、採用!変化があるのはいいことです。実際には中央部分は回転するための軸になっていることから、それを支えるために枕木も大きくなっているのだと思います。写真からは下部の構造はほとんど判らないので適当に梁を渡したり、中央部分に補強材を入れたりとそれらしくしてみました。
中央の柱を付け、梁にはボルトナットを埋め込みました。
梁のボルトはそのまま木を止めているのではなく、力を均等に働かせるように鉄板などが梁や枕木との間に入ります。模型ではあまり厚いとおもちゃっぽくなると思って薄いプラペーパーを貼りました。プラぺーパーは0.14mmのタイプ、生産中心になってしばらく経ちますが、再生産はしないようですね。生産中止前に買って大事に使っているものです…というか、あまり使わなくなったのだけどね^^;生産中止もやむなしか?。
主桁端部のアップ。仕上げの処理がいまいちですね^^;、枕木に敷いた板の端をテスト塗装してます。釘の頭に色を入れるとそれらしくなりますね。
主桁端部は5mm角材で作りました。当初、下にはピットに円形に敷かれたレールをなぞるようにNゲージ用の車輪をつけたのだけど、工作精度の低さ故、いま一つだったので、真鍮番で作ったシューに換えました。このほうが高さの調整も楽で、思ったよりも回り抵抗はないようなのでいいかな、と。。
シューは2つ、端部の左右に取りつけました。一つだとグラグラしてしまうのですね・・・最初はひとつだけだったのです^^;。
枕木にはステインを筆塗りしました。この後全体に塗装しますが、下塗りということですね。なかなかいい雰囲気じゃないかと思ってます。
続く
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